メルマガ:人の体は化学工場★雑学★
タイトル:人の体は化学工場★雑学★  2008/02/14


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 ┃★┃雑┃学┃★┃人┃の┃体┃は┃化┃学┃工┃場┃
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第5号です。

発行者より
メルマガの発行者の丸山といいます。
毎週木曜日予定で発行していきます。
ご購読ありがとうございます。 
今後も引き続き購読おねがいします。

さて、今回のお題【麻薬と覚せい剤】についてですが、あくまで
も化学という目から見ての話ですので、けっして、試されること
のないよう、ご注意ください!!!

皆さんは、当たり前のように朝起きて寝るまでの間、普通に
生活していると思いますが、私たちの体を科学という角度から
見たとき、とても不思議で面白いものが見えてきます。

また、雑学として人にさりげなく話をすると物知りと思われる
かもしれません。試してみてください。

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 《脳は麻薬物質をつくって、痛みやストレスを和らげる》   



たいていの人は、私は麻薬なんかに縁がないと思っているで
しょうが、実はそんなことはないのです。だれでも、体の中
でつくっているものなのですから。

強く痛みやストレスを受けると、脳や脳下垂体からエンケファ
リンやエンドルフィンといった、麻薬と同じ作用をもつ物質が
できます。

そういえば歯が痛いときなど、初めは我慢できないほどでも、
だんだん痛みが和らぐようなボーットした感じがしてくること
があります。
そいうときには、こういった麻薬物質が脳から出ているのです。

分娩中には、血液中のエンドルフィンの濃度は通常時の2倍
〜3倍と増していき、ついには6倍くらいになるそうです。
生みの苦しみも脳内麻薬物質で和らげられます。

何かと話題の臨死体験で、気持ちのいい夢を見ているようだ
ったと語る人がいますが、それは脳内麻薬物質のせいでは
ないかと考えられているのです。

脳内麻薬物質は、痛みのときばかりでなく強いストレスや激しい
運動時にも分泌されます。

そういえば、マラソンしているとき初めは苦しくても、一定の
距離をすぎたあたりからいい気持ちになってくるというランニン
グ・ハイ現象。あれは、脳内が麻薬物質でみたされるせいだ
といわれています。




     《麻薬や覚せい剤でどんな快感を感じるの?》



麻薬や覚せい剤も、人を廃人にするまで捕らえて放さない恐
ろしい薬ですが、そこまで溺れるほどの快感って、いったい
どんなものでしょう。

人間の脳には、快楽中枢というか、どの部分を刺激しても快
感を生み出しA10神経というものがあります。A10神経は、
ドーパミンという神経伝達物質を分泌しますが、覚せい剤の
化学的組成は、このドーパミンに非常によく似ているのです。

つまりA10神経は、覚せい剤をドーパミンと間違えて反応し
てしまうのです。A10神経には、麻薬のモルヒネに対しても
反応する受容体があります。覚せい剤も麻薬も、A10神経に
作用して快感を得ているのです。

A10神経は、脳の中に大きく広がっています。脳の中央部
から出て食欲や性欲を司る視床下部を通り、喜怒哀楽の感情
を司る大脳辺縁系を経て、創造性を発揮する前頭葉へと達し
ています。

つまり、A10神経全体を刺激すると、食欲・性欲・感情・
創造性すべての面で幸福を感じるという、素晴らしい快感を
得られるというわけです。

それゆえ麻薬や覚せい剤は、一度その虜になってしまうと我
が身を滅ぼしまで耽溺(タンデキ)してしまうという世にも
恐ろしい薬と化すのです。



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発行者:丸 山
連絡先:break_345@yahoo.co.jp
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