メルマガ:★雑学★人の体は化学工場
タイトル:★雑学★人の体は化学工場  2008/02/07


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 ┃★┃雑┃学┃★┃人┃の┃体┃は┃化┃学┃工┃場┃
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第4号です。

発行者より
メルマガの発行者の丸山といいます。毎週木曜日予定で発行
していこうと思います。
読みにくいところもあるとは思いますが、読んでもらえたらうれ
しいです。 



皆さんは、当たり前のように朝起きて寝るまでの間、普通に
生活していると思いますが、私たちの体を科学という角度から
見たとき、とても不思議で面白いものが見えてきます。

また、雑学として人にさりげなく話をすると物知りと思われる
かもしれません。試してみてください。

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    《どうして風邪を引くとリンパ腺がはれるの?》   


風邪を引いてのどが痛くなると、あごの下のリンパ腺がはれ
ることがあります。

これはどうしてなのでしょう。

リンパ腺は、医学的にはリンパ節というのだそうです。
腺というのは、乳腺とか唾液腺とか、体液を分泌している
器官のことをいうのですが、リンパ節は何も分泌していない
ので、腺とは呼ばないようです。

リンパ節は、リンパ官のところどころがふくらんで蜂の巣の
ようになったものです。ここでは、白血球が多量につくられ
貯蔵されています。

体外から風邪の菌が侵入してきてのどにつくと、血管から
白血球が出てきて菌を食い殺します。死んだ菌はウミになり、
タンとして体外に排出されますが、生き残った菌はリンパ管
に入り、リンパ節にまで進出します。

そこで、待ち受けていた白血球と菌とのし烈な戦いが始まり
ます。菌の抵抗が手ごわいと、リンパ節はフル回転でどんど
ん白血球を増産します。

それでリンパ節がはれて、外から触ってもわかるほどのグリ
グリしたかたまりになるのです。

リンパ管に入ってくるのは病原菌だけでなく、腫瘍細胞もあり
ます。リンパ節で抑え切れなかった腫瘍細胞は、リンパ管を
流れて他の臓器に達し繁殖します。

これが“がん”の転移です。

風邪でもなく、どこも炎症を起こしてもいないのにリンパ節が
はれたときには、用心して病院に行ったほうがいいです。




  《ABOの血液型、日本では4種類だけど、
              ヨーロッパでは6種類》


ABO型の血液分類による性格判断、未だにその人気は
衰えていないようです。

新聞の求人広告に「B型の柔軟な性格の人求む」などと
書かれてあった、あ然とさせられることもあります。

血液と性格の遺伝子は連動していませんので、血液型だけ
で決まるということはないはずですが、妙に当たっているよう
な感じがするからでしょうか。

ABO型の血液分類は、日本ではA・B・O・ABの4種類です
が、ヨーロッパでは6種類に分かれます。

えっ、他に何型があるのとビックリするかもしれませんが、
A型がA1型とA2型の2種類に分かれます。

したがって、AB型もA1B型ですが、ヨーロッパでは、4対1で
A2型の人が圧倒的に多い。

じゃあ、血液型占いのほうも6種類に分かれるのかと思うで
しょう、残念でした、血液型占いがあるのは“日本”だけなの
です。


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発行者:丸 山
連絡先:break_345@yahoo.co.jp
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