メルマガ:勝ち抜く薬剤師になるための「きっかけ」
タイトル:薬剤師の「勉強」  2007/11/17


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  勝ち残る薬剤師のための「きっかけ」
   

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 このメルマガはステップアップしたい薬剤師の方に、勉強や考える「きっかけ」を提供するものです。
 読むだけでなく考え、実践して一歩先に行く薬剤師について考えてみませんか?

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 今週のきっかけ
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 【第1回】 薬剤師の「勉強」
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 僕は以前、ある企業で薬剤師向けの社内研修で講師をしていました。
 その話を他の方にすると、大抵

「どうやって勉強したらいいですか?」
「何からやればいいですか?」
「お勧めの本は?」

と言った類の質問を頂きます。

実はこれ、かなり困るのです。

僕もそういう時は

「添付文書を読んでみてはいかがですか?」
「治療薬マニュアルや今日の治療薬はまとまっていますよ」

と言う回答をしています。
そうすると大体の方は

「わかりました、やってみます!」

と言ってくれるのですが
1週間位して再度お会いすると8〜9割の方は

「読みきれません」
「あきらめました」

と言うお話をいただきます。

薬の数も、疾患の数も数え切れないほどあるのに・・
仕事に追われているのに・・
無理もない話しですよね。
結局、その後

「どうしたらいいでしょう?」

に戻るわけです。

「毎日忙しくて、とてもじゃないが勉強する時間を取れない・・」

でも、勉強しなきゃ、という気持ちはある。
どうしたら良いのでしょうか?

これは違う業界の話ですが、こんな話があります。


ある有名レストランで同期に新人で入った二人がいました。
二人はお客様が食べ終わった食器類を下げる仕事をするように言われました。

Aさんは仕事が速く、てきぱきと食器類を片付けていました。
Bさんは仕事が遅く、ゆっくりと仕事をしていました。

2年後、Aさんはホールでウエイターをしきるリーダーの仕事をしていました。
Bさんは・・・

なんと、レストランで使う食器を選定したり
テーブルコーディネートを任されたりといった
マネージャになっていたのです。

なぜ仕事が遅いとされていたBさんがその仕事を任されるようになったかと言うと、

実はBさん、食器を下げながらその食器の質感や重さ、どういった料理を盛り付けるのか・・などなど
そういったことをしっかりと体得していたのです。

この話、薬剤師に置き換えたらどうでしょう?

こんな勉強の方法はいかがですか?実践してみて下さい。






 

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