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タイトル:てっちゃんの株式教室  2007/11/15


  2007.11.15 いつも青春!てっちゃんの株式教室

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一昨日、一番暗いときが一番儲かると書きましたけどね・・。
なかなか人と逆の行動をするのは勇気がいります。
外資系は11日間連続の売り越しなんですが、ほとんど売買均衡してきました。
買い越しに転ずるのは時間の問題かもしれません。
明日あたりは週末ですから、売り物がちかもしれない。

今朝はニューヨーク安にもかかわらず、珍しく東証はプラスからはじまりました。
当初から解説しているように、そろそろヘッジファンド関連、決算対策売りが
国内も一巡しはじめている証しなのかもしれません。
3年2ヶ月ぶりの「8日連続安」という超異常現象のあとですからねえ、
このままおとなしく回復するとは限らない。
用心しながら市況を観察したいものです。
でもね「週足陽線・下ヒゲたくり足」だよ。これは反転シグナル。

今回のサブプライムローン暴落の8月「第一弾」が3000円暴落、
そして今回の「第二弾」暴落が17500円から15000円までの
「2500円幅」で仮に終了したとすると、
大地震の余震も時間の経過とともに徐々に小さくなっていくわけですから
「3000円下落」の後は「2500円下落」と考えると、
けっきょくのところとても理論的、規則的?な波動を描いているんだなと
理解できるわけですね。これから順当なら、12月にかけて株価上昇なんですが。

いまだからアウトラインが見えてくるわけでして、誰も17500円と
15000円の幅で相場が動くなんてことはわかりませんでした。
悲しいことにアメリカはじめ海外にふりまわされて、気がついてみれば
なるほどそういうことだったのかということになる。
米国の金融機関からはこれ以上の悪材料は出尽くし?の気配があるんですが、
まだヘッジファンドから何か出てくるかもしれない。

明るい展望を見てはいるんですが、新年早々に何がおきるか誰にもわかりません。
「第三弾」の暴落が「2000円幅下落?」で起きる?なんていうことは
おきてほしくないんですが、でもおきないともいえないのが悩ましいですね。
でも、「かもしれない」と考えることができるところに一般投資家に
一歩先んじてチャンスをものにできる可能性があるわけです。
株、相場をやる以上、いつも「考える人」でいなくてはなりません。

下落時は先物は売り建てすればいいんですけどねえ・・、
年明けは円高のサイクル時期なのかも・・、
こういう予測は当たってほしくないですねえ。
これは私の勝手なシミュレーションですよ。12月は高い。

当面の狙いは内需関連、それも新興株、ミクシーとか楽天とかが象徴ですよね。
何度も言うようにこの流れは半年、1年、継続する可能性が強い。
外国人の持っている株は避けたほうが利口でしょう。
小型株は外人さんはあまり買わないからね、安心かも。

アメリカは経済減速でも中国の小売り売上高指数は先月も18%上昇ですし、
インド、ロシア、ブラジルも含めて、今後もこのペースが落ちる気配はありません。
今の株価は来春の状況を映してるわけだから、そうこうしているうちに
「米国経済回復」を株式市場がハヤスのもそんなに先のことではないはずです。

日本の金融会社、銀行、サブプライムで巨額の損失を出したと報道されてます。
でもアメリカからみたら、微々たる規模ですよ。
それと今日は防衛省のスキャンダルで相場が引けにかけて少し売られました。
行政不況との声もありますが、国内住宅着工件数の激減がアキレス腱になるかも。
明日のニューヨークは多少、下落するかも。

日経平均15396.30 −103.26 日経225先物15390−140

オックス10430+1000ストップ高、千年の杜46+1、新日鉄676、
新生銀行356+16、上海証50連65900+1400、
りそな199000+3000、住金507+13、川重367+10、
ダイア建設44+2、いすゞ530+11、サイバーエージェント75600+1900、
日本駐車場開発5570+60、三洋電181+9、富山化学667+3、
中央電工1345+34、太平工637+30、ドワンゴ391000+21000
新日石921+35、JT652000+1000、日本電工934−2

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