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タイトル:石川ファミリーアンサンブル通信553  2010/01/13


昨日は東京でもみぞれが降るほどの寒さ。今日は天気が回復しそうです。なんとなく生暖かい感じです。
皆さんはお正月の箱根駅伝を観たでしょうか?
またまた、東洋大の怪童、柏原君がやりましたね。すごいというほかないでしょう。
ところが、新聞ではウソか本当かわかりませんが、やっかみの声も。
せっかくの長いレースで抜きつ抜かれつの展開が最後の山登りだけで決まってしまうのはどうもというのです。
ですから、最後の区間を短くしようとか、優勝できない早稲田がそんなことを言っているとか。
全くナンセンスなご意見ですね。どうして柏原君に対抗できる逸材を探そうとしないのか。
なぜ、そんなスーパーマンをわざわざおとしめようとするのか。日本人の最も悪いところです。出るくいを打とうとする。
箱根駅伝では、よく15人抜きだとか宣伝してますよね。でも考えてみれば、もちろんその15人抜きをやった走者はすごいですが、それまでの走者は何をしていたの?
15人抜ける走者をどうしてすべての場所に配置できないのか?人材がないからでしょう。そこに敗因があるんです。
柏原君だって、ビリでたすきをわたされ、首位と20分くらい差があったらどうにもなりませんよ。
そりゃ15人くらい抜けるでしょうけど。東洋大の勝因は柏原君にたすきを渡すまでを実にうまく戦ったことです。駅伝は全員の力があってこそです。
それは柏原君だってよくわかっていることでしょう。苦しい中、なんとか、自分に良い位置でたすきを渡してくれた同僚に感謝しているでしょう。
だから、彼も頑張れた。駅伝をやっている人はそう思うでしょう。まさにチームプレーだと。
でも、外野はそれじゃつまらないようですね。こういう考え方は、田舎者(失礼)と言われている早稲田の言いそうな気もしますが、新聞だけの情報なのでこれ以上言及しません。
かつて、強い時代の巨人は、スミ-カトリ-サンチェという必勝のリリーフ陣が居て、相手チームは7回まで巨人にリードを許していたら、あきらめていたものです。
ですが、それなら野球は7回で終わりにしようなんて発想は誰も考えなかった。そんなことより、巨人に負けないリリーフ陣を他球団は構築しました。
他大学が考えることは2つ、それは、柏原君に匹敵する山登り走者を発掘するか、柏原君にたすきが渡る前にうーんと差をつけることでしょう。
そうでなきゃ、スポーツでお互いを高めあうという理想がかなえられませんよね。
最も、走っている選手はそんなこと考えている人はいませんよ、彼らはみな、箱根駅伝で大学やOBたちの歴史を背負って、誇りを持って走っているんです。
自分のたすきが次に渡らなければすべてが無になるというものすごいプレッシャーです。それが駅伝の魅力ですよね。
そういうひたむきな選手を見れるから箱根駅伝は面白いんです。外野がつまらないといって選手の姿を見ようとしないのは困ったものです。
ところで、話は変りますが、4月のチャリコンの日程が決まりました。4/25(日)16時からです。またよろしくお願いします。
曲目等決まりましたらお知らせしますが、その前に2月のチャリコンを考えないといけないですね(笑)

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IFE通信No.553 10/1/13発行(平日発行)
発行者:石川 聡
石川音楽工房(PC版)
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email:s-ishikawa@music.email.ne.jp

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