メルマガ:1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』
タイトル:【一日一冊】★★★★☆「そう考えると楽ですね−松下幸之助との日々」  2007/03/15


一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります!
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┃1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』31,782部 まぐまぐID:0000094236
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本日は、★★★★☆「そう考えると楽ですね−松下幸之助との日々」です。

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┃目┃■今日の名言:しかしな、君やったらやってくれると思うていたんや。
┃ ┃■書評   :自分の姿勢を正してくれる良書
┃ ┃■編集後記 :3色ボールペン
┃次┃        発行者:読書普及研究所 本のソムリエ
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■まずはここから■

『CD 松下幸之助 経営百話』
松下幸之助が実践から学び考え抜いた“経営者としての心構え”について、
社内外の講演に基づき抜粋・編集した『松下幸之助 経営百話』。
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■今日の名言
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 ・その時の怒りの形相は、普段の社主からは想像できないほどの
  すさまじさがあった。やがて激しい叱責の言葉が一段落して、
  「もうええわ。しかしな、君やったらやってくれると思うていたんや。
  いや、今でも思うているんや」と言い置いて、すっと帰っていった。
  (p80)


▼引用は、この本からです。
「そう考えると楽ですね−松下幸之助との日々」岩井 虔、PHP研究所
(2006/04)¥1,260【私の評価】★★★★☆
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4569652301/mag06-22/ref=nosim/


●これは有名なエピソードですが・・・

 二股ソケットや自転車ランプで創業の基礎を作った
 松下が、企画課長の前で自転車ランプを見つけました。

 そして、企画課長は、
 「今でも、これを使わせてもらっています」
 と答えます。


●松下は自分が開発した自転車ランプのスイッチが全く
 改善されていないのを知ると突然、激怒しました。

 「君はなにもしていないのか」、
 「給料を返せ」と社員の前でひどく叱ったのです。


●しかし、その後に、
 「君やったらやってくれると思うていたんや」と
 言葉をかけていたとは初めて知りました。

 松下の企画課長への期待とその激烈さ、
 そして、その期待の大きさをうまく社員に伝えたからこそ、
 世界の松下電器ができたのだと納得しました。


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■書評
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「そう考えると楽ですね−松下幸之助との日々」岩井 虔、PHP研究所
(2006/04)¥1,260【私の評価】★★★★☆
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4569652301/mag06-22/ref=nosim/


■著者紹介・・・岩井 虔(いわい けん)

 1936年生まれ。1958年松下電器入社。
 1961年PHP研究所へ出向し、研究、編集、国際、研修部門を担当。
 1992年専務取締役・研修局長を経て、1997年顧問、現在、参与。


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●松下幸之助はどのような人であったかというと、
 本当は気が弱く、神経質な人間であったと思います。

 しかし、そのような人間がどうして経営の神さまと呼ばれ、
 松下電器という巨大国際企業を作り上げることができたかといえば、

 松下電器という企業の使命に対する「思い」であり、
 そして、社主である自分の「信念」であったのではないでしょうか。


●従業員と話をするときも、
 従業員を知ろうとする、従業員から何かを得ようとする。

 細やかで神経質である性格を、
 うまく転換していたように感じます。

 ・「君、家族は何人や?ご両親は顕在か」・・・
  「そうか、そうか。君はなんでこの松下に入ってくれたんや?」
  「君、松下で何をやりたいと思ってるんや?今の仕事楽しいか。
  これからの夢あるんか・・・(p16)


●ときおり部下が失神するほど
 叱責することがあります。

 しかし、気が弱い松下をそのようにさせていたのは、
 社主としての自分の立場、その人を育てたいという
 激烈な思いだったようです。

 これは社員を思う気持ちというよりも、
 自分の子どもを思う気持ちに近いものでしょう。

 ・部下指導は真心をもって行うべきものにして、単なる御機嫌とり
  政策の如き浅薄あるべからず、宜しく言うべきは言い、糾すべきは
  糾し、真の向上のために鞭打つの誠意をもって行うべし
  「社員指導及び各自の心得」(p61)


●そして、松下自身、「経営」つまり組織をあるべき
 方向に導いていくことに面白みを感じており、
 常に経営のあり方というものを考えていたようです。

 ・「じゃあ君は、一家の主人やな」「はい、そうです」
  「主人といえば、家庭の経営者やな。経営者なら、夢を語り、
  方針を示さないかんと思うんやが、君は奥さんやお子さんに、
  “五年後の岩井家、十年後の岩井家をこうしよう”ということを
  ちゃんと言うて、協力を求めているんやろうな」(p70)


●松下幸之助関係の本を読んでいるといつも姿勢が良くなります。
 腰が立ち、胸を張っている自分がいます。

 自分の姿勢を正してくれる良書として
 ★4つとしました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・塾生の一人が質問をしました
  「なんでリーダーと掃除が関係あるんですか」
  その質問に対し、松下は、
  「自分の身をきれいにできない者が、なぜ社会をきれいにできるのか」
  と答えたそうです。(p21)


 ・松下幸之助自身、晩年の幹部研修会などで、
  「部下の良さ、偉さがわかるか」
  「出ばなをくじくな」
  「拝む心を持て」などと、繰り返し指導していました。(p48)


 ・できるだけ質問を受けることにしていたんや・・・
  「そんな時、パッと手を挙げる従業員の名前を覚えておく」
  「覚えてどうなさるんですか」
  「昇格や」
  「えっ・・・(p85)


 ・「君、100のうち三つできたらどう思う?」・・・
  私は、「・・・100のうち三つしか成功しないのであれば、
  やめたほうがいいと思います。」・・・
  「わしは、違うなあ。100のうち三つできたら、
  勇気がでてくるんや」(p157)


▼引用は、この本からです。
「そう考えると楽ですね−松下幸之助との日々」岩井 虔、PHP研究所
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 ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
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 「よいことを書いている人が、よい人とは限らない」のが世の常です。
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■編集後記      
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駅前のデパートで見かけた3色ボールペン。
http://tinyurl.com/2qk422

書いてみると、確かに書き味は良い。
しかし、安いものなら500円から買えるのである。

こうして悩むのもやはり貧乏性かも・・・。




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<前日、蒔いた成功の種     
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1.ラジオ体操をする○          11.妻の散歩×
2.一日を反省する×            12.朝【成功の巻物】※を読む○
3.呼吸鍛錬をする○            13.相手の目を見て催眠術をかける○
4.提案書を1ページ書く×      14.手紙を書く×
5.データをバックアップする○  15.食事をよく噛む ○
6.英語を勉強する5分×        16.腹筋・背筋・腕立伏せ20回2セット○
7.相手の名前を呼ぶ○          17.腹から声を出す○
8.メールに即返答する○        18.23階まで歩く○
9.顔に手をやらない×          19.歩くとき「ありがとう」と唱え続ける○
10.腰骨を立てる○             20. 以上の項目を断固として実行する
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ご縁のあった人1330人(目標1万)
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※今日の【成功の巻物】は、⇒ http://www.jmca.net/books/syounin/a/31/
 第三巻『私は、成功するまで頑張りつづける』です。




『まぐまぐメルマガ大賞2006』 ビジネス・キャリア部門 第1位
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決して証明出来ない事柄であるが、僕個人としては、
思っているだけではなく、書くことで現実性が飛躍的にアップする
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