メルマガ:1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』
タイトル:【一日一冊】★★★☆☆「為替がわかれば世界がわかる」  2007/02/09


一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります!
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┃1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』29,991部 まぐまぐID:0000094236
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本日は、★★★☆☆「為替がわかれば世界がわかる」です。

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┃目┃■今日の名言:ゆとり教育は国家百年の計を危うくする愚策
┃ ┃■書評   :為替は予測できない
┃ ┃■編集後記 :
┃次┃        発行者:読書普及研究所 本のソムリエ
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■今日の名言
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 ・2002年4月から、文部科学省は、ゆとり教育と称して
  初等中等教育を完全週休二日制にしてしまいました。
  これは国家百年の計を危うくする愚策としか言いようが
  ありません。(p203)


▼引用は、この本からです。
「為替がわかれば世界がわかる」榊原 英資、文藝春秋(2002/12)¥500
【私の評価】★★★☆☆
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4167679396/mag06-22/ref=nosim/


●本書が出版されたのが2002年12月。
 2002年から始まった( ゆとり教育 )の危うさを
 指摘しているところは、さすがです。


●最近、よくテレビで当時( ゆとり教育 )を推進した官僚が
 話をしていますが、確かに話はうまいし、説得力がある。

 しかし、いくら口がうまくても
 その政策が現実と乖離していれば、
 現実は、( 結果 )という事実を突きつけるのです。


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■書評
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「為替がわかれば世界がわかる」榊原 英資、文藝春秋(2002/12)¥500
【私の評価】★★★☆☆
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4167679396/mag06-22/ref=nosim/


■著者紹介・・・榊原 英資(さかきばら えいすけ)

 1941年生まれ。東京大学、同大学院卒業後、大蔵省に入省。
 ミシガン大学で経済学博士号取得。97〜99年財務官を務める。
 現在、慶應義塾大学教授。



●「ミスター円」と呼ばれた著者が、為替市場での経験を通して、
 自分の思いを語る一冊です。


●為替という世界を表現すれば、
 ( 予測 )ができないということです。

 予測ができないにしろ、その時、その時で
 市場は動いていくわけですから、
 その市場参加者の動きを予想することが勝負となります。

 ・大切なことは、何が「正しい」のかを当てることではなく、
  市場参加者の多くがどう判断し、どう行動するかを当てる
  ことなのです。(p140)


●国際的に認知される著者から見ると、
 日本の仕組みには不満のあるところも多いようです。
 その点を一番書きたかった言いたかったのかもしれません。

 ・日本では「記者クラブ加盟各社に公平に」という談合ルールが
  できていて、総理大臣が戦略的にメディアを選んで登場する
  ことすら、不可能な仕組みになっているのです。
  日本のマスメディア業界は、・・・もっとも規制が強く、
  カルテル的体質が強い業界の一つです。(p74)


●最近、FXやらデイトレードなどを煽る人が多いようですが、
 世の中に確実に儲かるものはないという事実がある以上、
 何か危ういものを感じるのは私だけでしょうか。

 ・名財務長官といわれたロバート・ルービンが「世の中に確かなもの
  など決して存在せず、すべての現象は確率論的なものである」
  という哲学を持っている(p214)


●為替を魚にして、「ミスター円」と呼ばれた高級官僚の
 世の中の見方が垣間見れる一冊でした。★3つとします。



■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・情報ほど価値の高いものはないなずなのに、多くの日本人は
  情報を水と同じようにみんなタダだと思っているふしがあります。
  為替の世界は、五分間で何百億円も設けるということが可能な世界です。
  ・・・市場では情報をいかに多く掴んでいたのかと尊敬のまなざしで
  見られるのです。(p53)


 ・不良債権処理ビジネスは、本来なら、日本の銀行や証券会社
  がやるべきことなのです。ところが彼らは自分でリスクを
  取ろうとしません。・・・外資だけを「ハゲタカ・ファンド」
  と悪玉扱いするのはフェアな議論とは言えません。(p91)


 ・面白いのは、アメリカの政府関係者は、電話で話すときと
  対面して一対一で話すときでは、話し方にかなり落差がある
  ことです。・・・彼らは盗聴を恐れていたのです。(p165)


 ・私の場合、書店に山と並ぶ新刊書の中から、どういう方法で
  読みたい本を選んでいるか。まず、「この人は本物だ」
  「この人が書くものは信頼できる」という筆者を各ジャンルに
  見つけておき、その人からたどって読む本の幅を広げていく
  方法を取っています。(p173)



▼引用は、この本からです。
「為替がわかれば世界がわかる」榊原 英資、文藝春秋(2002/12)¥500
【私の評価】★★★☆☆
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4167679396/mag06-22/ref=nosim/


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<私の評価基準>
 ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかもしれません)
 ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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※注意書き※
 よいことを書いている人が、よい人とは限らないのが世の常です。
 本メルマガが紹介するのは「 本の内容 」であって、書籍の著者及び
 その活動を推薦するものではないことにご注意ください。




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■編集後記      
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今日はコーチングを受ける日です♪




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<前日、蒔いた成功の種     
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1.ラジオ体操をする○          11.妻の散歩○
2.一日を反省する×            12.朝【成功の巻物】※を読む○
3.呼吸鍛錬をする○            13.相手の目を見て催眠術をかける○
4.提案書を1ページ書く×      14.手紙を書く×
5.データをバックアップする×  15.食事をよく噛む ○
6.英語を勉強する5分×        16.腹筋・背筋・腕立伏せ20回2セット○
7.相手の名前を呼ぶ×          17.腹から声を出す○
8.メールに即返答する○        18.23階まで歩く○
9.顔に手をやらない×          19.歩くとき「ありがとう」と唱え続ける○
10.腰骨を立てる○             20. 以上の項目を断固として実行する

ご縁のあった人1330人(目標1万)

※今日の【成功の巻物】は、
 第二巻『今日この日を、私は、心からの愛をもって迎える』です。
【成功の巻物】は⇒ http://www.jmca.net/books/syounin/a/31/ 





『まぐまぐメルマガ大賞2006』 ビジネス・キャリア部門 第1位
melma!『メルマガ オブ ザ イヤー2006』アート&カルチャー部門 第1位
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舞に限らず、芸事や仕事でも続けることが力になると思います。
たとえ五分、十分であっても、それを毎日何十年と続けていく、
その集大成が芸の力です。

「祇園の教訓」岩崎 峰子
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   ☆☆最後までお目通しいただき、ありがとうございました!☆☆








私が感涙した【読者の声】です・・・
(『まぐまぐメルマガ大賞2006』推薦文から)


"★★★★★の本は必ず買うようにしています。
大変参考になります。
"

なんとなく目を通している自分がいるから。


"筆者の書評が的確であり、編集後記に筆者の人柄が
表れていると思います。"


読んでいて、為になります


自分の書籍購入の大きな指標となっています

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