メルマガ:知っておけば病気を撃退!「健康の雑学」大事典
タイトル:知っておけば病気を撃退!「健康の雑学」大事典 その1  2006/12/23


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     知っておけば病気を撃退!「健康の雑学」大事典

*:;;;:**:;;;:**:;;;:* その1  風邪って何? *:;;;:**:;;;:**:;;;:*

寒い季節が大嫌いな、コウジです。

結婚してから気がつきました。
子どもは、よく突然病気になりますよね。
何度も夜中の救急診療に行きました。

子どもの異常に気がつくのはもちろん大体はママです。
男親は車の運転くらいしか役には立ちません。

ただ、「家庭の医学」を読んだり、
インターネットで症状について検索することは、本当に増えました。
インターネットはありがたいですね。

僕は結構几帳面な方で、読んだり検索したりしたことは、
わりとメモにして残しています。
それを元に、メルマガを書くことにしました。

こんなの、インターネットで検索すればすぐにわかるから、
メルマガで読むほどのことでもないよ〜〜〜と言う方、
そう思わせないように、いろいろな雑学や
ワンポイントアドバイスも取り入れていこうと思っています。

まずは、最初の何号かでもいいので、購読してみて下さい。
ソンはさせませんよ(笑)

創刊号の話題は、今の季節にみなさんが知りたい
この病気です!


*:;;;:* 目 次 *:;;;:*

1、風邪とは何か?  
2、風邪の症状  
3、鼻のむずむず感  
4、 発熱はどうして起こるの?  
5、熱が出ると体がだるくなるのはなぜ?  
6、風邪に何度もかかる理由  
7、急激に気温が変化する時は風邪をひきやすい  
8、風邪という言葉の由来

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次号予告  風邪の予防方法

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1、風邪とは何か?
  
風邪とは、細菌やウイルスが呼吸器系(鼻、のど、気管)などに侵入して感染し、
急性の炎症を伴う病気を総称したもので、正確には風邪症候群といいます。

風邪薬ですが、ウイルスそのものを撃退するというよりも、
風邪による症状をやわらげるということで利用されています。

かぜを治すのはあくまで身体に備わっている免疫力です。
風邪をひいたときは体力の回復に努め、免疫力を高めるようにすることが大事です。 


2、風邪の症状
  
ひとくちに風邪と言いますが出てくる症状も様々です。
風邪の症状は呼吸器のどの部分に炎症を起こしているかでわけることができます。

○鼻の粘膜
 
鼻の粘膜部分の炎症の場合は、くしゃみ、鼻水などの症状が出ます。
粘膜についたウイルスを外に流し出すために鼻水がたくさんでるというわけです。

○のどの粘膜
 
のどの粘膜部分に炎症が出る場合は、せきやたん、のどの痛みなどの症状が出ます。
たんは粘膜についてるウイルスを外に出すためにでます。
せきも同じで外にウイルスを吐き出すためにします。

○下気道部分
 
のどのした、下気道部分(気管、気管支、肺)に炎症が起こると、
声がれ、呼吸困難などの症状が出ます。

○気管、気管支
 
気管や気管支に炎症が起こると、せきとたんがでます。

○全身反応
 
血液を通して全身に回ったウイルスはそのつど白血球と衝突して撃退されていきます。
白血球の活動が活発になると発熱、全身の倦怠感などがでてきます。


3、鼻のむずむず感
  
 鼻がむずむずするのは、鼻の奥、のどへの曲がり角の部分にある鼻咽腔(びいんくう)が、
ウイルスや細菌の侵入に反応したときに感じるものです。

ウイルスの侵入を完治すると体の免疫力をつかさどるところに信号が伝わり、
直ちに全身のリンパ節からウイルスを破壊する働きがあるリンパ球が大量に放出されます。
鼻のむずむずはウイルスの侵入の合図というわけです。
その後身体は、ウイルスに戦うべく準備をするというわけです。 


4、発熱はどうして起こるの?
  
人間の体温は脳の視床下部というところでコントロールされています。
位置としては目の後の方にあります。
風邪をひくと視床下部が働き体温を上昇させます。

ではなぜ体温を上昇させるのかというと、
ウイルスの働きはおおむね37度前後がもっとも活発です。
体温が上昇するごとにウイルスの活動も抑制されていき、
40度近くになると活動を停止するあるいは死滅してしまいます。
ですからウイルスを退治するために体温を上げようとするわけです。

体温上昇までの流れですが、まず最初に血液中のウイルスを白血球が発見します。
白血球はそのことを周りの細胞に知らせます。
今度は周りの細胞が視床下部までウイルス発見の信号を送ることで
視床下部が体温の上昇に走るというわけです。

ただし40〜42度と高温になりすぎると人間のたんぱく質も死んでしまうので、
高温になりすぎないよう、頭を冷やすなどして気をつける必要があります。 


5、熱が出ると体がだるくなるのはなぜ?
  
発熱時、身体のなかでは、ウイルスとの戦いが行われています。
今あるエネルギーを最大限に活用してウイルス退治にあたりたいわけで、
他のこと(動いてまわる、頭をつかう、はなす)にエネルギーを割きたくないわけです。

ふらふらする、だるくなるという信号をだすことで無駄なエネルギーを
使わせないようにして、ウイルス退治に集中させようとしているわけです。 


6、風邪に何度もかかる理由
  
1度風邪をひくと、体の中に免疫ができるので2度とかからないはずなのですが、
実際は何度も風邪をひいてしまうものです。

理由は簡単で、風邪のもとであるウイルスや細菌にはいくつもの種類があるからです。
免疫ができても別のウイルスに感染してしまったら意味がないということです。 


7、急激に気温が変化するときは風邪を引きやすい
  
季節の変わり目など温度の変化が激しいときには体温調節をつかさどる
自律神経の働きが追いつかなくなって狂ってしまうことがあります。
そうなると免疫力も低下してしまうので風邪をひきやすくなります。

秋から冬にかけての気温の変化では、ウイルスは低温、低湿度で
活動を活発化させる特徴もあいまって、さらに風邪にかかりやすくなるので注意が必要です。 


8、風邪という言葉の由来
  
風邪とは本来漢方の言葉です。

風によってもたらされた邪悪なもの、それによって生じる症状ということで、
風邪という名前がつきました。  


次号は、もう少し風邪にこだわって、予防策について
書いてみたいと思います。

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知っておけば病気を撃退!「健康の雑学」大事典
   コウジ sakoji325@yahoo.co.jp(問い合わせOK)

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