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タイトル:時が経っても忘れない。  2007/06/20


何気なく「ヤツ」の名前を検索した。

ひどい振られ方をして、その後私は苦しんで苦しんで苦しんで。
別れの理由がわからず、自分を責め続けた。すっとずっと。
やっと自分を許すことができたのは3年以上経ってからだ。

結婚適齢期にヤツとつきあい、
結婚の話しも出て、しあわせを感じ、
これからの二人の人生を思い描いていたのは9年も前。

思い出すのも忌々しい。(・・・と思えるようになったのもこの数年。)
でも昨夜何気なくネットの検索画面で「ヤツ」を入力してみた。
そうしたら出てきた、出てきた。写真入りで。

は〜、
仕事でそこそこ実績あげて活躍してるんだ。


許せん。
私は思ったね。
悔しい。
何が何でも許せん、こいつだけは。
いや、正確にはこいつらだけは。

過去に自分に苦しみを与えた人を恨むべきではない、という。
どんなに辛い出来事でも、それがあったから今の自分がある。
だから感謝するぐらいの気持ちで
もうそんな人達のことは忘れて、今の自分の生活を大切にすれば良いのだ、
という。

ちょいとした人に相談しても
本を読んでも、このようなことが書いてある。

なるほど、それはわかるつもり。
こういう文を目にする度に納得しようとしてきた。


が。
私には無理だね。少なくとも今は。
もちろん悪いのはあいつらだけじゃないだろう。
別れは双方に原因があるんだから、私にだってよくないところがあったんだ。
相性も良くなかったんだ。今にして思えば。

しかし、
あいつらだけは。
しあわせなんて願えない。
むしろ不幸や不運を望むね。

検索なんてしなければこんな恨めしい気持ちが彷彿とすることは
なかっただろう。

もう一人の自分は言う。
そんなこと忘れて今をたいせつにすればいいのよ。

そりゃそうだ。わかってる、ごもっとも。


しかし、やはり不幸になりやがれ!って思う。

人間の心は時間が経てば癒されるというが、
果たして私の心にこの件に関しての平穏が訪れるのか?

はなはだ疑問だ。

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