メルマガ:【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実
タイトル:【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実  第6号  2006/10/21


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==幕末・維新がわかるメルマガNo.1==  第6号

  【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実


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〜〜第6章〜〜 夭折した孤独の天才剣士・沖田総司


子どもが留学したいと言った時、費用がなくて断念させました。

親として、本当に不甲斐ない思いでいっぱいでした。

どうしても諦めきれず、何とか方法はないかと
インタ−ネットを検索しているときに、このHPに出会いました。
http://z.la/op6iy

それから1年後、1年遅くなりましたが子どもを留学させることができ、
次男は私立の医学部に進学させてやれました!

親として、最高に幸せです。

このHPに出会ったことに、本当に感謝しています。


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天然理心流の遣い手
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陸奥白河藩士の子として、天保13年(1842年)、
江戸の藩邸で生まれた沖田総司は、12歳のとき、
白河藩の指南番を打ち負かしたという伝説があるほどの
天才的な剣士だった。

19歳のころには、すでに免許皆伝を許され、
試衛館の塾頭になっていた。

天然理心流には独特の「突き」がある。
他の流儀とことなり、刃を上とか下ではなく、
外側に刀身を寝かせて突く。
こうすれば、もし正確に突きが入らなくても、
相手のどこかは斬れるという、
いかにも実戦本位の刀法であった。
しかも、突きは一回ではない。
一度ヤッと突くと、手ごたえのいかんにかかわらず、
刀を引いて間髪いれぬ素早さでもう一度突き、
さらにもう一度くり返す。
つまり三度の突きを合わせて、一本となる。

沖田の突きは「や、や、やッ!」という掛け声と
足拍子が同時に聞こえ、三度の突きが
一瞬時にしか見えない速さだったという。

まだ無名の近藤一門が、幕府の浪士組に加わって
京へ上る途中のことだが、芹沢鳴の横暴が目にあまり、
とうとう井上源三郎(のち新選組六番隊長)と芹沢が
刀を抜き合わす騒ぎがあった。
芹沢をこわがって誰も止めに入ろうとしなかったが、
このとき21歳だった沖田が落ちていた木の小枝で、
両者の刀を押さえるようにして、二人の間へ割って入った。
その気迫と間合いの鋭さに、思わず芹沢が、
「若僧、だれに習った」と言いつつ、刀を引いた。
「天然理心流、近藤勇先生です」と沖田が言ったので、
それまで平隊士扱いだった近藤は、
六番隊伍長に格上げされたという。

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悲恋と宿病、無念の薄命
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近藤体制下の新選組で、斬込み隊長ともいうべき
一番組隊長となった沖田は、池田屋襲撃のとき、
浪士一人を斬ったあと、突然、喀血して倒れてしまった。
当時、不治の病といわれていた肺結核だった。

それでも沖田は、尊攘浪士の摘発や
「局中法度」違反の隊士の粛正などの激務をこなし、
寸暇をさいて半井仲庵という京の町医者へ治療に通っていた。

俗説とちがい、美男子でもなかった沖田には、
童貞説もあるほど女性には淡白だった。
ところが、これは新選組に屯所として屋敷の一部を貸していた
壬生の八木為三郎の思い出話によるものだが、
その沖田が、医者の一人娘に惚れてしまったのである。
相思相愛でかなり真剣だとみた近藤局長は、
明日にも死が待ってい自分たちの身の上を説き、
堅気の娘を泣かせるような目にあわせてはいけない、
とむりやり沖田に諦めさせた。

後日、沖田は近藤の甥で娘婿となる宮川勇五郎などに、
この娘のことを涙まじりでよく話していたというが、
沖田の病状は悪くなる一方であった。
沖田は鳥羽・伏見の決戦にも参加できず、
帰東後は負傷していた近藤らと共に、幕府の御典医だった
神田和泉橋の松本良順の医学所に収容された。

だが、新政府軍の江戸進攻が近いとわかり、
ひそかに沖田は千駄ヶ谷の植木屋の納屋に移った。
ここで沖田は三か月ほど独り淋しく療養をつづけたが、
慶応4年(1868)5月末、次姉のきんにみとられて死去。
享年27歳だった。


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【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実
佐竹 hijikatasinsen@yahoo.co.jp

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