メルマガ:【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実
タイトル:【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実  第2号  2006/09/24


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==幕末・維新がわかるメルマガNo.1==  第2号

  【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実


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〜〜第2章〜〜 新選組の組織

  京の志士たちを戦慄させた新選組の戒律は、実に厳しいものであった。

  この隊の運営や機構を実際に作り上げたのは土方歳三だった。


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恐怖の戒律・「局中法度」
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新選組と言えば、幕末の京都で倒幕派の志士を斬りまくった
非情の集団というイメージですが、
彼らが非情だったのは何も外部に対してだけではありません。

もともとが浪士あがりや田舎の剣客といった、
一癖も二癖もある連中の集まりだったために、
これを束ね組織化するためには厳しい規律が必要でした。
この組織作りを手がけたのが土方歳三です。

新選組といえば局長の近藤勇の名がまず浮かびますが、
実際の隊の運営や機構を作り上げたのは副長の土方歳三だったのです。

新選組が結成されて間もなく、隊規である「局中法度」が制定されますが、
これを草案したのは土方であるというのが一般的な見方です。

その内容は、

一、士道に背くまじき事
一、 局を脱するを許さず
一、勝手に金策いたすべからず
一、勝手に訴訟取扱うべからず
一、私の闘争を許さず

というもので、「右条々に相背き候者切腹申し付くべく候也」と続きます。

一読しただけでは、さほど厳しい条項ではないように思えます。
しかし、この条文にはいくつかの細目があり、
例えば敵に出会ったにもかかわらず逃げた場合は切腹、
敵と戦って相手を仕留めることができなかった場合も切腹というものでした。

内容の厳しさもさることながら土方の徹底しているところは、
実際に多くの隊士をこの法のもとに断罪し切腹させ、
あるいは処刑していったところにあります。

おそらく土方は、新選組を最強の警察組織に育て上げようと
考えていたのでしょう。


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すぐにわかる!==新選組の主要メンバー==
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局長・近藤勇

副長・土方歳三

一番隊組長……沖田総司
二番隊組長……永倉新八
三番隊組長……斉藤一
四番隊組長……松原忠志
五番隊組長……武田観柳斎
六番隊組長……井上源三郎
七番隊組長……谷三十郎
八番隊組長……藤堂平助
九番隊組長……鈴木三樹三郎
十番隊組長……原田左之助

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【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実

佐竹 hijikatasinsen@yahoo.co.jp

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