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     ☆たかがミステイク、されどミステイク Vol20〜22☆
=============== 秘境へ ===============

 先月、長野と静岡の県境をほっつき歩いて来ました。
 有名な木曽の側ではなく、天竜峡の南ですが天竜ダムが控えているせいか、
あまり観光地化されてなく、シンプルな山・川・林にくつろげました。
 休憩がてら、飯田線の無人駅に寄ったらノートがおかれてあって、何気な
く開いたら、
  今日は誰ちゃんちにおでかけ〜。超うれし〜☆
  子供に連れられて、やって来ました。こんな風景がまだ残っていたなんて
  ミクシィで飯田線がすごいと知ってやって来ました。期待以上でした。
 etc、いろんな人が思い思いに書き込んでました。

 もしやと思って、他の無人駅にも寄ったら、
  今日は、目標6駅制覇です
  電車が来なくて2時間駅にいたけれど、気持ちよかった。
  付近の山道が手書きで描かれてあって、ここは危ない、ここはいい眺め
だよと他の人が追加で記入していたり。
 見知らぬ人同士が書きこんでいるノートって、最近見かけることがなかっ
たので懐かしかったです。

 近くを車で通りがかることがあったら、降りて駅へお散歩して見て下さい。
 車道なんてありません。足腰をしっかりきたえられます。

  車も近づけないこんな所に、どうして駅を作ったのだろう、
  こんなに険しい山の中腹に、どうして家を建てたのだろう
 鶯のけたたましい鳴き声を聞きながら、素朴な人生の疑問にひたれます。

 
斜め
 出来上がった現像を受け取ると、そわそわと近所のカフェに入って、
 プリントの袋を開きます。
  ・・・ダメだ。
  またクズばっかり。
  お前一体、どれだけ撮れば人並みになれるんだ。。。
 声には出しませんが、表情には思いっきり現れます。
 いい年して、恥ずかしいです。
 
 数日後、また気になって晩酌しながら家で眺めます。
 すると、そんなひどかったものから、ミステイクへと昇天?していく
ものが現れます。

 これも、そんなものの1つです。
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 1)2)は、ただの失敗どまり。
 ミステイクとしてのオーラが、かけているんです。

 3)の、 
  私、世の中を斜めからしか見られませんといいたげな傾き。
  カラスのような電線。
  これぞミステイクっと、壷にはまりました(^^)。

 うまく言えないのですが。
 

倦怠期予防
 こんな野郎に(=私)、文句一つ言わずついてくれて、
 ありがとうなと、長野の宿泊先で無性に撮りたくなりました。

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 右上の白と赤のリング、タオルでもかけていたのかと思ったら、
 ただの現像液もれでした。

 おかげで、アクセントがつきました。

 愛着のある身の周りのものの方が、ミステイクの生まれる確率は
きっと高いです。

 服もいいけれど、配偶者がいる方は相手をランダムにびしばし撮り
ましょう。
 首尾よくミステイクが生まれたら、
  君の美しさが、こんなカメラでは再現できなかったね。当たり前か。
  現像液もれのせいで、せっかくのきれいなうなじが、台無しだね。
  まるで、あなたの背中に背後霊がいるみたい。私の力で取り除いて
  あげたい。etc、
 ミステイクをうまく使うと、倦怠期予防の起爆剤?にきっとなります。
 もう、ノーベル平和賞ものです。


出口へ
 もう、あれこれコメントしません。
 ただ見て、感じとって下さい。
 この酔狂なメルマガを、ここまで読んでいただけるだけの豊かな感受性
の方々なら、きっとつかめます。

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 私がくたばったら、恐らく消えるであろう写真達。
 それまで、一緒に生きよう。

 皆さんとその写真・画像だって、同じことなのですよ。
 そんな写真たちを、そして写真への思いを、世間に出さない手はないで
すよ。
 恥を欠かない人生なんて、味気ないですよー。

 だんだん、オカルト宗教っぽくなって来ました(^^)。
 では〜。


どら くろわ@永遠の素人写真家

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