メルマガ:よりハッピーになる微笑み空間をつくりましょう♪♪
タイトル:よりハッピーになる微笑み空間をつくりましょう♪♪  2006/07/23


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    *よりハッピーになる微笑む空間をつくりましょう!!*
         
      ・-・-・ 既存の構造を守る変化 1・-・-・

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いつも、ご購読頂きまして、ありがとうございます。
お元気ですか。(*^o^*) 

そよ風に吹かれながら自転車に乗っていると、
キャベツ畑や屋敷林が多く残る近隣で、
広徳寺の鐘が六時を告げるまで、
級友たちとのびのびと遊んでいた
小学校時代が思い出されます。♪♪(^o^)♪♪
この武蔵野の原風景に欠かせない屋敷林ですが、
屋敷林のある土地が相続税として物納されるとき、
財務省国税局の更地主義のため、
一切、伐採してしまうのは、
既存の構造を全く破壊してしまうことですね。
その景観の素晴らしさや緑の効果以上に、
緑に守られているという感覚は、
私たちのDNAに組み込まれているのです。
落ち葉で詰まる雨樋の改良が、
全体を守って前進する変化であり、
豊かな実りをもたらす堆肥の基となる
落ち葉を宝物と感じられる生活を
取り戻すことが、既存の構造、全体を守る変化なのです。

前回では、生きている構造、
全体性を創造するプロセスは、
常に、既存の構造を壊すことなく、
守りながら変化が継続していくと、
生きているプロセスのキー・ポイントについて触れました。
今回は、例を挙げながら、
進めたいと思います。♪♪(^o^)♪♪
初めの例は、最もシンプルですが抽象的です。
後の方は、実際の建物の例です。
(The Nature of Order 2のp.52〜58 
http://www.natureoforder.com/)

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<既にある構造を守っていく>
前回、すべての自然界のプロセスは、
「滑らか」であるとみることができましたね。
それは、そのプロセス自体が、
別のプロセスの一部として働いているから、
既にある構造を守って、
滑らかに変化しているように見えるのです。(^_-)-☆
生きている全体の、入り組んだ美しい構造が、
全体の構造を保存しながらの変化の繰り返しの結果として、
自然に、骨折ることなしに、発生するのです。ハッピー!!
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さて、瞼を閉じて、ちょっと想い描いてみてください。♪♪(^o^)♪♪
ひとつの円、D1があったとします。
次に、そのD1の円の中央に適度に目立つ
小さな円が加えられます。
そのD1の変化後がD2とします。
(http://www.smilingspace.com/mail%20magazine%20No21%2022.html
上記より、どうぞ、図をご覧になってください。)

しかし、この新しく加えられるもの、適度に小さな円は、
D1の円にとって、全く関係ないものではなく、
無作為に追加されてはいません。(*^o^*) 
それは、元々そこにあったもの、D1から生じます。
従って、D2の黒い小さい円は、
前から在る円において、すでに暗示されている位置に占めます。
もし望むならば、D1の中央に注意すると、
D1の構造により起こされた、暈輪、または潜在的な可能性、
空の円のセンターに、
見えるような、見えないような「かすかなもの」が、
見出せます。
この「かすかなもの」は、強化または適正化を求めます。
そして、もしこの「かすかなもの」が在る中央に、
無意識に、しかし集中して、描いていたならば、
円が、最も自然に出現するものの1つです。
D1の中央で私がかすかな「かすかなもの」と呼ぶものは、
単なる直観ではありません。(*^o^*) 

それは、幾何学的に、単純な円において、
それはシンメトリーという観点により、
円の中にある別の、上であれば下の、
右であれば左の円によって、
円の中央のゾーンは存在するのです。(^_-)-☆
例えば、もし、円D1の中で、
全てがD1の円周に接する円を描くならば、
それらすべては、重なり、
または、この点に特別な特徴を与えながら、
この点が生成されるのです。
この特徴は、重なっているシンメトリーや
その周りからなる中心性によって引き起こされる、
極めて正確な現象なのです。(^_-)-☆
私達は、「かすかなもの」として、
それを直感できてハッピー!!

さて、〈D2の中の〉「かすかなもの」、
小さな円を黒くするならば、
初めは弱く、
目立たなかった既存のセンターを強めることになります。
このセンターを強めることによって、
センターのシステム内に新しいバランスを作り出し、
実に、円盤一面に、
センターの修正されたシステムを引き起こします。
相対的にセンターの力が変わったので、全体は変わります。
そのセンターは、ほんの僅か変わります。
しかしながら、この僅かな変化は、
すべての構成の全体を変えて、
私たちが行った強調、つまりセンターを強めたことによって、
以前よりも、
より高度に識別される新しい構造が生成されるのです。
これが、「構造保存変化」です。(^_-)-☆

さらに、DIからD2までの構造保存変化について、
観察をつづけましょう。♪♪(^o^)♪♪

(A) この構造保存変化はユニークではありません。
他の既に在った潜在的なセンターが、
選択され強められることができたのです。
しかし、限りない選択肢の中から選ばれたのではないのです。
別に既にある構造を強めることのない
数千の無作為な行為がある一方で、
既にある構造を強める行為は相対的に僅かなのです。(^_-)-☆
(民主的な手続きに基づいて、
何かの合意形成を見出す時の希望となりますね。)

(B) 新しい構造D2は前に在った空っぽの円D1より、
より多くの命を持っています。(^_-)-☆
顕著により多くではなく、気づく程度に僅かにです。

(C) D2には、全体、D1の全体を掴み、
それを強めることによって到達します。
言い換えれば、それは、ばらばらの構造の部分ではなく、
全体としての構造から起きるのです。(^_-)-☆
そして、それは、全体を強化し、
その全体を飾るプロセスから起きます。

(D) 最も基本の変化においてさえ、
新しい全体として、D2として出現する中で、
今年の後半で取り上げる予定ですが、
幾何学的性質、15の特性のいくつかが、
より強く、既に表れ始めているのです。
中央の小さな方の円盤は「コントラスト」を持ち、
それは「良い形」であり、
そのサイズゆえに、その周囲の空いている空間の輪が
その「境界」としての形を持っている等などです。
従って、強化と平行して、
全体の生きている構造は、
より強いセンターの出現と、
新しいセンターの命を増加させる
幾何学的特質の出現の両方によって
増大しています。♪♪(^o^)♪♪
もし、より小さく黒い円盤を選んだならば、
それほど境界が強くならなかったし、
対比も弱く、形の良さも顕著にならなかったのです。
つまり、特定の形が、存在する構造を保存し、
強化するという効果を最大化するために、
選ばれたのです。(^_-)-☆
それでこそD1の構造を失うことなく、
D1の構造から離れてしまうことなく、
D2にできる限り多くの新しい命を
与えることができるのです。♪♪(^o^)♪♪

(E) 注目に値することは、
完全に新しい何かが加わったのではないことです。
新しさは、存在するものの強化によって作り出されました。(^_-)-☆
従って、生きているプロセスは保守的で
(それは、以前に現存した構造を尊重します)、
革新的です。
(以前から在った D1のより古い構造の内に見得ていたものではない、
新しい構造を作成します)。(^_-)-☆

どうぞ、続けて、一連の変化を、ご覧になってください。
http://www.smilingspace.com/mail%20magazine%20No21%2022.html
 D2からD3まで、D3からD4まで、
D4からD5まで、D5からD6まで および
D6からD7まで、どのように変化していくか観ることができ、
同じ方法で変化していく解かり、
それから、おのおのそれらの変化していく中で、
AからEまでの五つのポイントのすべての働きが、
これらのうちのそれぞれに起こっているのです。

この一連の変化の最後、D7は、
これらの構造保存変化によって、
平易な円から到達し、斬新な形態となっているのです。
前進する動的なシステムにより、
自然であるけれども新しい形態が、
それらの文脈から継続的に現れてくるのです。

これらのAからEまでの5ポイントで、
最も重要で、最も著しいポイントは(E)です。(^_-)-☆
私達は、どのようにして、ひとつの メカニカルなプロセスが、
よく定義された変化のルールに従って、
存在する構造を大事にしながら、
それ自体から、
以前には見たことのない全く新しい構造を作り出すのです。ハッピー!!

従って、形態学的な斬新さ、生物学的新案や発明、
芸術的創造、建築上の創造等などすべて、
相対的に簡単なプロセスの生産物として
理解できるかもしれません。
この可能性は既に表れている、「かすかなもの」、
見えているまたは見えつつある構造、
既にある構造の中でアクティブであるものから、起こるのです。
相対的に、メカニカルな手続きであるにもかかわらず、
すべての段階で新しい可能性や新しい組み合わせを誕生させていく、
この生きている構造を生むプロセスなのです。
肝心要は、このメカニカルなプロセスが、
全体に敏感で、影響されて、
全体の構造によって誘導されるということです。(^_-)-☆

それは自然現象での形態学的な出現の秘密です。
またそれが、芸術的なすべての秘密、
および建設的な、人を鼓舞する創造的行為なのです。
やがて、構造を保存していく変化として、
わたしたちは、たとえば、どうしてミルクの滴のはね返しが、
それが落下した際、ひとつの強い生きているセンターを形作るのか、
そして、なぜ、どのようにして、
自然界の他の現象で、それらの形に成っているのか、
生きているセンターがぎっしりと詰まって、
全体性の繰り返される展開の結果としてシンプルに、
そうした形に成るのかが、見えてくるでしょう。♪♪(^o^)♪♪
それの一連として、その重なり合いとして、
貴方の家、貴方のまちをつくるとき、
貴方は、皆と一緒に、
「よりハッピーになる微笑み空間」を創造することが出来るのです。
ハッピー!!

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別の簡単な、既存の構造を守ったケースと壊したケースの比較から、
理解を深めましょう。
瞼を閉じてみてください。(*^o^*) 
1枚の紙に描かれた1つの四角形のスケッチがあります。
Aグループは、その四角形の構造を保存する変化です。
Bグループは、その四角形の構造を破壊する変化です。

もし、私が四角形にある構造を守り、引継ぎ、
あるいは拡張する方法で変化させるように頼んだら、
あなたは、多分、初めの列の(A)のように描かれるでしょう。
もし、反対に、私が、あなたに、四角形に存在する構造を破壊するか、
損うか、または否定するように変化させるように頼んだら、
2番目の列の(B)のうちの1つのようなものを描くでしょう。

両方のケースにおいて、あなたの直観が、
大雑把ですが何をすべきか、働くのです。(^_-)-☆
直観的に、私達は、保存する構造、
または、破壊する構造という概念を理解しているのです。(^_-)-☆
これは、もちろん、私たちがなんらかの形で、
直観的に存在している構造を把握しているということを意味しています。 
既にある構造というのは、全体性です。
更に、私達は、構造を保存するかまたは拡張する変化と、
および構造を破壊するかまたは否定する変化の
直観的概念をも持っているに違いないのです。
私達には、本来、
調和と不調和を直感する能力が備わっているといえます。(^_-)-☆
私達、人間は、自然ですので、自然界の一部であるのですから。
自然界を通して見られる、それが新しい構造を導入するような時の、
全体の構造を絶えず保存する継続的なスムーズな展開と同様に、
自分たちの内側に導かれて、
自然に正しい選択が、生きる方向の選択が行えるはずなのです。(^_-)-☆

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1点と四角のここには構造保存変化のいくつかの例があります。
 (http://www.smilingspace.com/mail%20magazine%20No21%2022.html
上記より、どうぞ、図をご覧になってください。)
上の列は、1点を加えて良くなった四角形の変化です。
下の列は、1点を加えて悪くなった四角形の変化です。
中間の点を持つ四角形の例ですが、
たとえ新しい方向にむけて、
それらが新しい構造と開きを採り入れても、
最初の列での変化は、ドットによって四角形の全体を保存し、
強化します。
2番目の列での変化は新しい構造も採り入れるけれども、
それらは、それを点によって四角形の構造に反するやり方です。
その構造は弱められるか、または破壊されます。

全ては、移ろい、生きているというそのこと自体が、
常に、何らかの形態に変化をさせていくのですが、
簡単であっても複雑であってもですが、
私達は、要素を追加していく、置き換えるその変化が、
構造を保存し、強化するタイプなのか、
構造を破壊し、弱めるタイプなのか、私達は、区別できるのです。
それが、私達にとって、
生きている構造、全体の創造への
キーとなる構造保存変化なのです。(^_-)-☆

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<実際の建築物の例>
もう20年近く前のプロジェクトですが、
本駒込のEビルディングの二つのプランをご覧ください。♪♪(^o^)♪♪
http://www.smilingspace.com/mail%20magazine%20No21%2022.html
上記より、どうぞ、図面と写真をご覧になってください。)
上の図の計画1は、
最初の可能な配置計画 は既存の構造保存せず、
建物の配置により形成された外部空間はひどい形で、
および二つの道路の構造を無視したもので、
南からの日当たりも犠牲にしたものです。
この計画は1970〜1980年代の典型的なデザイン特性に従った、
当時、普及していた従来のものでした
単体の建物としてのみ扱い、大雑把な土地の有効利用と施行のし易さ、
つまり経済的効率と単一的な機能、見た目の綺麗さのみ狙った、
その当時の専門家の間では、普通の選択でした。
しかし、実際、図を見ても明らかで、
外のスペースは、デットスペースだらけです。
そのデッドスペースに、植栽を施したり、タイルを敷き詰めたり、
設備スペースの置き場にしたりして、
何とか生かそうという努力は見られましたが、
空間の形、骨格からくるデッドスペースは、やはりデッドスペースです。
そのデッドスペースと接する窓辺は、いつもカーテンで閉じられて、
内外の関係が乏しく、そうした窓のある内側、
部屋も生きては来ないのです。
これは、現在までも続いており、
事業者が一気に儲かる総合設計制度を用いての
大型マンションの事業者が、公開空地を近隣に提供しても、
それが地域に貢献できないのは、
元々それが、
形態的にデッドスペースであるケースがほとんどだからです。
真に、残念!!

一方、下の図の、計画2は、
実現したほうですが、
元々ある土地の形、道路や、周囲の建物との調和を図り、
建物によって生み出される空間、
道や中庭など外部空間の形態を熟慮したケースです。
実際、敷地の元々ある構造を生かしていくと、
結果として調和のある、内と外とがひとつの全体、
生きている構造が生まれるのです。(^_-)-☆
建物と道路の間の残された外部スペースではないのです。
♪♪(^o^)♪♪

これは、建て主であるE氏には、すぐに理解できたことでしたが、
プラン1、
初めの建築計画をした専門家であった日本事務所の所長、H.N.は、
そのバークレーの本部、事務所の主宰者から送られてきたプラン2を見て、
プロのものではないと言って、一笑に伏したのです。
彼は日本にいて、バークレーの主宰者、教授の生徒でしたので、
連絡を取りながら、指導を受けていました。
現場で、メイン・ボリューム、メイン・エントランス、
オープンスペース、
すべてがポジティブスペースという4ポイントを授かって、
計画を始めたのです。
それが、プラン1で、H.N.の計画が、
その当時、彼のいうところのプロとしての計画であったのです。
私は、現場を上記の4点を意識しながら一緒に観た後、
当時の直接の上司であるH.N.からフリーハンドの図面を渡されて、
指示される通りに、
そのボリュームに適当な機能を持った住戸が何戸入るか考慮しながら、
プレゼンテーションに携わっていました。

最初の計画が、現場で計画したにもかかわらず、
敷地の上にマニュアル化された建物ボリュームが乗るだけの建築計画で、
かなり生きている構造とはかけ離れた計画でしたので、
教授のいるバークレーの本部へ、
周囲の建物の形もわかる200分の1の近隣模型を送り、
本部でも計画が進められて、プラン2が生まれたのでした。(*^o^*) 

当初、H.S.氏は現場を直に観て、教授から指導を受けていても、
生きている構造を見出せず、その価値すら認識していなかったのです。
その為、建て主には、自分の計画案だけを提示し、
バークレー本部の計画案のプレゼンテーションの準備もしていましたが、
H.N.の指示により、それを2ヶ月近くも建て主には伏せておき、
自分の案を建設する方向に進めていました。バークレーには、
このプロジェクトは実現には到らなかったと
伝えることにしようとしていました。

そのH.N.の方針を同僚のT.S.から聞かされたとき、
有機的構造、時を超えた質を持つ建物をと、
建て主に紹介していた立場の私は、
それでは、その建物がここに建つ意味が全く弱くなり、
施主様にとっても、私たちに依頼する意味が無くなると思いました。
最悪なのは、
私たち事務所の主宰者のいるバークレー本部に虚偽行為をするという事態で、
そのように、私達の主張や方針を崩す日本事務所であるならば、
存在理由すら無くなると、
社会的にも二重構造ということで害悪となると思ったのです。

「それでは、このプロジェクトは無かったことにしましょう。
建て主のE氏には、申し訳ないと、その事態をきちんと伝えます」
と私は、当時、担当していた学園の大講堂内装工事の終了後、
H.N.から離れる為に、
日本事務所を辞める決断をして、応答しました
その瞬間、H.N.の顔は硬直し、青ざめた表情となりましたが、
徳性のあるT.S.の支持や協力もあり、
ケース2を建て主のE夫妻にプローポーザルし、
建て主によりケース2を選択され、
実現への道を進めることができたのです。ハッピー!!

形や空間の場合のみではなく、
「・・・・・であることにしよう」というのは、
既にある真実、存在している構造から離れてしまい、
それでは、問題を解決して、価値ある世界、
生きている構造を生み出すことは出来ないのです。
こうした、博士取得に関わる彼の事務所運営の仕方や、
他から笑われない建築家としての
「自分の作品」にしたかった彼の心理状況は、
「よりハッピーになれる微笑み空間」を生む阻害要因となりました。(^_-)-☆

その後、私は、そのチーフには疎んじられましたが、
バークレー本部の主宰者とも、
節目節目でコンタクトを取り、
既存の構造を守った変化であるケース2の建物が
完成するに到ったのです。
更に、ずっと後で、
日本での真実と、
H.N.がバークレーで主張していたことが殆ど反対で、
その二重構造を知ってぞっとしましたが、
その建物が、段々に目に見えて建ち上がり、
H.N.もその生きている構造を体感していくにつれて、
その価値を見出し、
バークレー本部の主宰者と副主宰者と
自分の作品と主張するに到ったのです。
彼のそうした二重構造をつくる傾向は
このケースのみではないのでした。
二重構造を正そうものなら、逆に、こちらの身が危ぶまれるほど、
嘘の塗り重ねが繰り返されてしまうのでした。
ふ〜む、ファンタジー系の小説家の才能がおありだったのですね・・・・。
H.N.は、私達の事務所の主宰者である、
自分の生徒としても彼に責任を持つ、
バークレーの教授の指導もあり、
研究成果としてまとめ、PhD.を取得し、
現在では、母国の大学教授となっています。
ともかく、その生きている構造を生み出す、
既存の構造を生かしながら
展開していくプロセスから生まれた計画と、
専門家により普及している典型的な建築計画の違いが、
この建物の二つの計画の例により明らかです。
美や調和を感じるセンス豊かな、プロではない建て主、E氏は、
直ぐに、バークレー本部で進められたケース2を実現すべきと
感じることができたのです。(*^o^*) 
一方、既存の構造を生かしながら展開していくということを、
頭で理解していても、専門家として、
それが普及している典型的な建物と異なると、
拒否反応を示し、
既存の構造を守る変化のプロセスから生まれてきている構造を、
論外に感じてしまったのです。
専門家にとっては、その実現の困難さが理解できる故に、
本当の価値を生み出すことが出来ず、
一方、施主は、真の投資価値、美の価値、
本当の価値を深く認識できる人でしたので、
多くの専門家、不動産業者、建設業者からケース2の困難さを聞かせれ、
それが工期や工事金額に反映されても、
ケース2の価値を何とか信じ続けることが出来たのです。
じ〜んと、涙。

専門家だから、正しい解を導けるわけでもなく、
一般の人だと、間違えるということではないのです。
そうした枠は、関係ないのです。(^_-)-☆
専門家でも、このプロジェクトに関わった構造家のように、
生きている構造の価値を認識し、
実現に忍耐と情熱をかけた例もあります。
近隣説明会で、一般の人である多くの人々は、
その模型を見て、その近隣をより生き生きさせる構造を、
直ぐに察知して、その建設を支持しました。
しかし、建物とは関係ないのですが、
建て主へ古くからの個人的怨恨を持つ人からは、
反対されたのでした。

実際、敷地は変則的六角形で、
二辺は隣地に接していましたが、
他は、二つの道路が合流する、
直角にところはひとつの角のみでした。
その形を、既にある構造を守ったので、
かなり複雑となった壁式鉄筋コンクリート造の構造解析も、
有限要素法、コンピューターがあってこそ出来て、
建築確認申請も受け付けられたのです。♪♪(^o^)♪♪
構造家の生きている構造への深い理解と、新技術が、
正しい結果を実現することを支えたのです。♪♪(^o^)♪♪
そして、施工者にとっては、
かなり面倒な建物であるにもかかわらず、
日に日に見えてくる、生きている構造と呼応して、
時間はかかりましたが実現することが出来たのです。♪♪(^o^)♪♪

雨露や地震があっても、補強しつつ、修復しつつ、愛情をかけながら、
中世から在り続けている建物の、
コンピューターによる構造解析も出来るようになり、
その裏づけを元に、生きている構造が、適正な社会的手続きも通り、
実現できるようになっているのです。ハッピー!! 

こうして、新しい技術に頼る一方で、
そのスペースにぴったりあった木製建具や、
左官など手仕事による生きている質は、
既存の技術を守りながら、本質を見失うことなく、
時代の要請に応えて改良していった
伝統的な職人技によるものでもあります。
そうして、建設に関わる者の、呼吸が感じられる質は、
生きている構造と呼応して自然に湧いてくる、
ものをつくる情熱によるものなのです。♪♪(^o^)♪♪

今回は、かなり長くなってしまいましたが、
辛抱強く読んで頂き、ありがとうございました。(*^o^*) 

次回は、具体的に、
貴方の部屋に、家に、まちに、どのようにして働きかければいいか、
お話できれば、ハッピー!!
どうぞ、次回をお楽しみに〜(∩o∩)ノ
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