メルマガ:これが子どもの心理〜知ってましたか?
タイトル:これが子どもの心理〜知ってましたか? 第3号  2006/07/24


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 ★メールマガジン メイラックス★

   これが子どもの心理〜知ってましたか?
                          第3号

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子育てで苦労し、現在も格闘中の二児のパパです。

ママと幾度となく家族会議をやり、人に相談し、
そして数々の本を読み、サークルに参加しているうちに、
なんとなく分かってきました。

   “子供の心理”分かって探るとナットクできます!

そんなノウハウをメルマガでお届けします。

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発行人です。

子どもの心理で最も知りたいことの一つが、
今回のテーマかもしれません。

これを知るだけでも、これからの対処の仕方が変わります。


■何べん言っても分からないのはなぜ?

 子どもを持つどの家庭でもあるシーンです。

 お母さんは、ご機嫌ななめです。

 さっきから、くどくどとM子ちゃんにお説教をしています。

 「わかったの?」

 「うん」

 「ほんと?」

 「うん」

 M子ちゃんの顔つきを見て、
 お母さんは分かっていないことを見抜いてます。

 ほんとうに分かったような表情が見られないからです。

 ほんとに分かったかどうかやらせてみると、
 わかっていないのです。

 お母さんの考えは、何度もくどくど念を押すことによって、
 子どもに分からせる、徹底させるという理論です。

 くどいのはそのためです。

 何度も言えば心にしみこむとお母さんは期待しているのです。

 少し言ったくらいでは言うとおりにしないからです。

 「あんなに言っておいたのに」

 というこぼし文句からもうかがえます。

 あれだけたびたび言い聞かせれば分かるはずと思いたいのです。


〜子どもの心理〜


 幼い子どもの心の働きは、80パーセントが感情です。

 つまり、理性や理論の働きは後ろに引っ込んで、
 感情が主役を演じているということです。

 お母さんのくどいお説教が始まった時、子どもの心は、

 「またはじまった、くどいなあ」

 というい感情が前に立ちはだかります。

 お母さんが不機嫌なとき、お母さんの感情は直接に伝わります。

 子どもにとって気になるのは、お母さんの感情の方で、
 言われている理屈は後ろの方で影が薄くなります。

 そこで、「分かったの?」と言われれば、 「うん」と答えます。

 でも、その「うん」は、理屈の方に対してというよりも、
 お母さんの感情に対するものです。

 いやな気分から逃れたい一心なのです。

 あるいは、お父さんの感情的な言い方が怖いから、
 「分かった」と返事をしておくだけです。

 感情だけが伝わり、理屈や親の思いなどは、当然分かってません。

 言われた中味はすぐ忘れてしまいます。


 感情的なお説教の無駄な理由がお分かりかと思います。

 これでもか、これでもかと念を押しているのは、
 実は子どもの耳に固く栓を詰めているのと同じということです。

 子どもは感情が先行する生き物です。


★─── 編集後記 ───────────────────★

 子どもが困ったことをしでかした時、
 自ら「困る体験」をさせる方法があるようです。

 「こうすれば、こうなる」という自然の法則、因果関係です。

 つまり、自然の法則を子ども自身に体験させて分からせる
 という方法です。

 たとえば、お母さんの催促攻めで、
 なんとか幼稚園や学校に遅れずに行っている子どもに、

 「今日からは自分で考えて自分でするのよ」

 と言って、子どもにまかせるのです。

 すると、ぐずぐずしていたから学校に遅れたという因果関係を
 子どもが悟ることによって、遅刻しない子に成長するのです。


 食事の時、遊んでばかりで少しも食べない場合もそうです。

 食べさせようと注意しても無駄なだけです。

 遊んでいて、食べなければどういう結果になるかを知らます。

 一定の時間になったら片付けてしまい、
 お腹が空いても絶対におやつや食べ物を与えないのです。

 そうすれば、子どもは自然の結果を身をもって学びます。

 うるさいお説教より効果的ということです。

 このやり方は、子どもに責任を持たせるやり方で、
 意地悪するのとは違います。


 我が家も、少しかわいそうかなと思いながらも、実践してます。

 感情的になって説教するのとは違って効果はあります。

 それまで妻や私の感情的な言葉に対して返事していただけ、
 というのが身をもって分かりましたね。

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メルマガ名:「これが子どもの心理〜知ってましたか?」

メイラックスを使って発行してます。
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発行人:kenji Kudoh

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