メルマガ:解決!マンショントラブル駆け込み寺
タイトル:解決!マンショントラブル駆け込み寺 349号  2011/06/13


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======解決!マンショントラブル駆け込み寺==========

−−−−−−−−−−−−−−−−−第349号(2011年6月13日号)
−−−−−−−−−−−−−−−−−毎週土曜日配信(創刊2004年8月)
−−−−無料相談受付中 http://plaza.rakuten.co.jp/berumonndo/13000
−−−−ご相談者様の声 http://plaza.rakuten.co.jp/berumonndo/13001
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こんにちは。 ベルモンドJFKです。

「解決!マンショントラブル駆け込み寺」をご覧くださって
ありがとうございます。

マンション管理のご相談事例をご紹介しながら、管理全般を改善する
ヒントをご提供しています。
皆様に活用して頂ければ嬉しく、さいわいに思います。

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●覚えていますか?(バックナンバーより)

委員会立ち上げの良い方法はあるのか?

詳細はこちら。
http://plaza.rakuten.co.jp/berumonndo/diary/201003310000/
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  ●ご相談
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理事長です。

理事会での決定事項や判断理由等を議事録や広報誌で知らせています。
すると、何人かの区分所有者からクレームや不満の投書が届きます。
理事たちが、一生懸命に考えた結論なので、とてもがっかりします。

何か、改善や工夫の余地はあるのでしょうか?

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  ●回答とアドバイス
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理事長のお仕事、お疲れ様です。
また、せっかくのご苦労を理解してもらえないのは、つらいところです。

さて、同様のお悩みは、多くの管理組合で抱えているものです。
まずは、その原因を一緒に考えてみましょう。

管理組合には多くの人が住んでいます。
彼らは、育った環境、(ご両親や学校の先生など)周囲の大人の考え方、
年代、性別、家族構成など、とても多くの異なる点を持っています。

したがって、理事全員が賛成した内容や方法に、一部の区分所有者が
不満を持ったり、反対したりすることがあるのは、自然なことなのです。
ですから、そのことをあまり気にし過ぎたり、がっかりしたりする必要は
ないのです。

その一方、できることなら、そのような状況を避けたいという気持ちも
理解できます。

具体的なご提案としては、

選択肢を用意する。
いつでも意見を歓迎し、できれば、一緒に検討する等、協力してほしい、
と理事会が思っていることを強くアピールする。
理事会はより全区分所有者の希望が叶えようとしている、と明記する。

などが考えられます。

管理の基本は、
みんなのことを みんなで考え みんなで決めて みんなで実行する
です。

理事会だけで、最善の結果を出し続けることは実務上不可能です。
ドンドン協力を呼びかけ、参加を促し、より多くのアイデアや意見を
取り入れながら、より良い結論を導き出そう、と心がけることが、
この課題をクリアすることにつながるはずです。

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●マンション管理適正化法へのコメント
http://plaza.rakuten.co.jp/berumonndo/2005
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【編集後記】

理事長や理事会のプレッシャーの原因のひとつは、自分たちの判断が
管理全般に影響することにあります。

複数の選択肢を用意し、協力を呼びかけ、みんなで決めることを続けて
いれば、この悩みを取り除くことが可能になります。

当初は、少し手間が増え、面倒に感じるでしょうが、続けるうちに
協力者や理解者が増え、プレッシャーや対立のリスクが減り、
この方法のメリット感じられるようになるはずです。

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●区分所有法へのコメント
http://plaza.rakuten.co.jp/berumonndo/2008
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【ひとり言】

福島の原発事故に関する「事故調査・検証委員会」の委員長に
畑村洋太郎先生が就任しました。
先生は、調査にあたっては罰則や強制力は行使しない方針を明らかにし
「あなたも協力してください、という言い方が嘘をついたときに
罰するよりはるかに強い力を持つのではないか」と言います。

1年以上前から、畑村先生の著書を集中的に読んできました。
畑村先生は、多くの著書の中で
「責任追及よりも再発防止と原因究明を優先すべき」
だと書かれています。

畑村先生の確立した「失敗学」の根幹をなす考え方です。
そして、六本木ヒルズの回転ドア事故の調査の時、その考え方が大きな
成果を上げています。

きっと、今回の調査も大きな成果を期待しています。

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●標準管理規約へのコメント
http://plaza.rakuten.co.jp/berumonndo/5001
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何らかの損害を被られても一切の責任は負えません。

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☆今回も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。☆

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発行者−−−− マンション管理士 ベルモンドJFK
発行周期−−− 毎週月曜日&時々増刊号
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