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タイトル:チェリーピンク・アベGDPの日本はAIロボ『人間の壁』経済に備え“社会の茎”・・・(3/6)  2019/03/06


■チェリーピンク・アベGDPの日本はAIロボ『人間の壁』経済に備え“社会の茎”、「新マクロ経済/Ex.BI型“社会的共通資本”」金融への展相が必須!(3/6)

<注記>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。
https://toxandoria.hatenadiary.jp/entry/2019/03/05/153938


2  「三つ目のワニ口(AIロボ型Great Decoupling)」へ戦前回帰(バックストップと真逆の構造災の取戻し!)で対処する「アベ政権の倒錯」

・・・Back to the era of World War II!/チェリー・ピンク病(チェリー・ピッキング)なる色香の誘惑に身も心も蕩(とろ)けて、戦前の「大日本帝国」こと「ピンク・フェイクデータ帝国」(”伝統”構造災)の罠に嵌ったアベノミクス!それは、「倒錯!“追憶のカルト”経済政策」ということ。・・・

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<注>“三つ目のワニ口(AIロボ型Great Decoupling)、バックストップ”について

・・・「三つ目のワニ口」は、[1−(2)]で触れた<準汎用AIロボ型の技術イノベーション経済に因る巨大格差の発生>、いわば「AIロボ型Great Decoupling」を意味する。

・・・バックストップは、Brexit交渉でEUが提案した「北アイルランドの歴史を過去へ戻さぬようにする」という原則(バックストップは北アイルランドにだけ適用される)。具体的には、仮にこれでBrexitとなれば「関税や規制上の国境は、アイルランド島とグレートブリテン島を分けるアイルランド海に引かれる」ことになる。https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-46562679

  (安倍晋三・首相のもう一つの正体は“妄想型ウソ吐き&隠蔽工作の常習者”であること!)

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https://twitter.com/shinkaikaba/status/1102057588131151872

一見では現実主義者、つまりリアリスト集団か?に見えるかも知れぬ安倍政権(安倍晋三の御仲間一派)だが、その正体は「日本会議との一体感を強く共有する“アナクロ妄想(追憶のカルト)”患者」ら、よりハッキリ言えば「アサッテの人」らの野合的な集まり、つまり、あのオウム真理教にすら匹敵すると見なしても過言ではない重症の<妄想世界を空高く飛び続けつつ「アサッテの広場」を徘徊or跋扈する異常な集団>である(関連参照/プロローグ‐0:日本の目前に迫る危機の真相)。

つまり、彼らの殆どは「人間の壁」(デュナミス経済化)の内側にある異次元“空想(妄想)世界”(この場合、それは準汎用AIロボがもたらす「デュナミス潜在生産性」(リアルな人間社会の日常から切断された、只の可能性としての高度生産性/AIロボ型Great Decoupling)の話ではなく、そもそも大昔からヒトに付き物である妄想or幻影・異次元ワールドの意味での『人間の壁』のことだ。

そこで、<オレは神様ダ〜!オレが国家ダ〜!オレは森羅万象ダ〜!>なる意味不明な言葉を折につけ吐きながら万能感・&法悦感に包まれて永遠に幸せ〜!と遊び呆けるという意味で、安倍晋三のお仲間らの多くは厳しいリアル世界との対峙を軽蔑しており、啓蒙思想で育まれた国民主権などはトコトン毛嫌いし、その存在を全否定する狂人・準狂人?のような、別に言えば「異次元抽象世界に生息するゾンビ・アバター」の如き、実に卦体(けたい)な存在である。

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https://twitter.com/shinkaikaba/status/1098423847403962368

 

   (元祖チェリー・ピンク病!/克服すべき日本型(JPN)“構造災”のリスク) 

  ・・・今や、そのチェリー・ピンク(ピッキング)病こと戦前型『構造災』に飲み込まれ、それにガッチリと取り憑かれ、そこで組み敷かれるままに甘んじている?日本国民!・・・

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・・・明治維新にその基礎が確立し、太平洋戦争で暴走したフェイク偽装『JPN伝統構造災』で、更に“只管、お仲間だけの繁栄を謀る”ため総国民の洗脳を謀るアナクロ安倍政権!・・・

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・・・関連参照↓▲・・・

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▲【“晩秋”の南都に漂う身体化された心(唯識的エナクティヴィズム)の風景】幼生期(古墳〜奈良時代)列島の住人は現代と異なり「自分と違う存在を見ようとせぬ人々」ではなかった!https://toxandoria.hatenadiary.jp/entry/2018/12/17/044810

 

  (殆どの国民が無関心であるのを好機と見て、日本会議と安倍政権が必至で復権を謀る日本型『構造災』の伝統とは何か?)

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http://daihonnei.wpblog.jp/rinkichou-incident

・・・それは、『臨機調事件』を端緒として“戦前〜戦後(高度成長期)〜現代(3.11フクシマ第一原発過酷事故〜“核燃サイクル&原発輸出”の総崩れでデッドロック化した原発政策(現況))”へと、連綿と引き継がれてきた『日本型テクノストラクチュアの欠陥』のことである。

 <注>テクノストラクチュア(technostructure)は、J.K.ガルブレイスが『新しい産業国家』 The New Industrial State (1967) で用いた言葉で、国家経営または大企業経営の実際上の意志決定に参加する実力者の一群(政・官・財・学)を指す。

 f:id:toxandoria:20190225063110j:plainそして、一般に日本型の「構造災」といえば、それは<太平洋戦争の開戦間際に起こった『臨機調事件』を端緒として“戦前〜戦後(高度成長期)〜現代(国策原発→3.11フクシマ第一原発過酷事故)”へと引き継がれた『日本型テクノストラクチュアの欠陥』>を指すが、この問題は、松本三和夫氏(東大教授/科学技術社会学)が著書『構造災、科学技術社会に潜む危機(2012)』(岩波書店)で初めて取り上げている。以下は、同書の要点を参照しつつ私見を加え、重要と思しき点を纏めたものである。

・・・

 「3.11フクシマ第一原発過酷事故」の引き金は千年に一度とされる大地震であるが、日本伝統の構造災という観点から見れば、原子炉の本源的脆弱性が根底に潜むと言う意味で、この悲惨な過酷事故には、矢張り、それは起こるべくして起こったと見なすべき前史がある。

 それが、「臨機調事件」(臨時機関調査会事件)と呼ばれる、1938年8月に竣工予定の最新鋭駆逐艦の主要タービン翼折損事故であり、具体的には「艦政本部式タービン翼折損事故」と呼ばれている。この前代未聞の大事故は、太平洋戦争開戦が間近な1937年12月29日に起こった。

 軍国主義時代の軍事技術は最大限の人材、情報、資材、予算が投入されるが何よりも当時の戦いで、特に開戦直後の戦況の方向性を決める最新鋭駆逐艦の建造であっただけに、その特徴は「最重要国策である故に予算が戦時国債を裏付けとする青天井」であった点にある。そしてコレも今の安倍政権の強権的な方針にソックリ引き継がれている!

 1938年4月1日・制定『国家総動員法・第二条/(昭和13年法律第55号)』で、動員対象のトップに位置付けられたのは軍艦で、その中でも最新鋭かつ高性能の機動力を求められるのが駆逐艦であった。そして、ともかくも国際的緊張が高まる中での開戦に備える切り札でもあり、かつ日本の独創的開発であると自負してきただけに、艦政本部式タービン事故は開戦直前の日本にとって非常に深刻なものとなった。

 それは、この時に日本海軍で標準化されたタービン技術の事故は、他のどの艦船でも起こり得ることになるからであり、事実、同年12月29日から4日間の内に、同型艦の5隻で同様の事故が連鎖的に発生した。しかし、おざなりとも言える責任者の懲罰だけで決着がつけられ、現在に至るまで、当事件の顛末についての詳しい調査は殆ど行われてこなかった。

 つまり、この「開戦直前の時であったことを理由に隠蔽された大事故」が紛れもなく日本型の伝統「構造災」の典型であることは、以下の三つの事実●が明快に裏付けている。しかも、これらの点が余りにもフクシマ(3.11フクシマ第一原発過酷事故)の問題点、あるいは渦中のフェイク・アベノミクス(GDPら統計データの嵩上げ操作など)、あるいは“核燃サイクル&原発輸出”の総崩れでデッドロック化した原発政策の現況とソックリである!

●秘密主義・・・注目に値するのは、海軍史上で最悪とされる別の「第四艦艇事件」(関連参照⇒ http://urx.nu/3KrY )が帝国議会・議事録に遺されているのに、当事件だけは帝国議会へ報告された形跡が一切ない(松本三和夫氏が調べた限り、議事録に遺されていない/削除か?)。

●想定に基づく対症療法の増殖(これが技術対応上の最大の欠陥)

●間違った先例の踏襲による、事故原因の隠蔽と先送り・・・政権関係者の内側で、真の原因とされる事実が一応確認されたのは、対米開戦から1年半近くが経過した1943年4月であった。

 この「臨機調事件」に関わる深刻な問題はそれだけにとどまらない。終戦後の日本では、敗戦への反省から「平和文化の重視」と「科学技術振興による新国家づくり(高度成長へつながる目標づくり)」が目指されることになった。この目標そのものに間違いはない。

 問題は、<その“余りにも邪悪”な目標づくりに資する重要な経験>として<戦前ないしは戦中に形成された実に信用ならぬ、欠陥テクノストラクチュア(つまり、ネポティズムによるお仲間集団)が主導する日本型“構造災”のプロセス>が形を変えて、戦後から現代へ繋がる過程へソックリ引き継がれてきた、という点にある。

 恐るべきことに、この悪しき伝統『構造災』のプロセスが、今や再び、ポスト・3.11フクシマのアベ自民党政権によって、バカばかしくも“実に見事!”に、今では何ら悪びれることもなく、堂々と、自信たっぷりに実行されつつあることだ。しかも、主要メディアは殆ど真っ向からの批判の言葉を失ったかに見えており、危機感の自覚がない?多数派の国民層は、今や安倍政権の為すがままに身を任せているかにさえ見える。

 

 (JPN伝統『構造再災』の核心、そして教訓とすべきこと)

 ところで、この“構造災”史の概観で先ず分かったのは、技術段階での構造災の三要素、「秘密主義、想定に基づく対症療法の増殖、間違った先例の踏襲に因る事故原因の隠蔽」が戦前・戦中期において既に存在したことである。しかも、更にそれを<より重篤なシステム構造災>へ濃縮する政・官・学・財(民)の戦前・戦中期の“官民”馴れ合い(より正確には“恫喝⇔忖度”)方式までもが、そっくり<戦後日本の政治・経済発展プロセス>へ引き継がれてきたというのが事実である。

 そして、その根本原因として考えられるのは、「上位下達の国策を掲げる科学技術総動員の目的で設立された技術院(1942.1.31−1945.9.4/1942(昭和17)年1月31日に勅令41号をもって設置された科学技術行政機関)の内側に「構造災の三要素」が潜んでいたということである。否、<敢えて、それは仕込まれていた>と言うべきであるだろう。

 そのため、国策<隠蔽>の至上命令に資するための悪知恵として「修正・交渉・調整の過程で、本来の目とするところが利害関係者の総意で当初の理念から程よくかけ離れた地平で骨抜きにされるような精妙な偽装政策の仕掛けが施され、結局は、万般について都合よく仕込むために有効な政官学財民に跨る運用経験」が、戦後の「高度成長期」〜現在の安倍晋三・政権に至る日本の行政プロセスで熟成されてきた!ということである。

そして、特に問題視すべきは<安倍政権が、作為でこの由々しき構造災の伝統を露骨かつ過剰に悪用している>ことであり、今や政治の論理の則を遥かに超えているので、それは盗人ないしは凶悪犯罪者の異常論理と見るべきであろう。

 ともかくも、我われが目撃しつつあるのは、輝かしき『日本テクノストラクチュア』の伝統と呼ぶには余りにもお寒い限りの代物であり、「勝者たる最高権力者が右すれば右へ、左すれば左へと、いとも容易くなびく、科学技術ならぬ“忖度”方式の日本伝統の悪魔的な錬金術」とでも呼ぶべき、おぞましく魔術化した「科学技術のあり方に関わる異様な伝統」の光景である。

 そこには科学的な真理や人道上の倫理などを尊重する精神は微塵も存在しない。3.11後にフクシマから遥かに遠いドイツ(原発推進派であったメルケル首相の大転換!)が脱原発に踏み切り、過酷な原発事故の当事国である肝心の日本が脱原発どころか日本製“欠陥「原発」”の積極「輸出」へ安倍首相のトップセールス掛りで取り組み、それらが悉く失敗したのは直近のこ
 とである。しかも、核燃サイクルも全く見通しが立たず、未来へ向けた研究に取り組むとの上滑りの言葉だけでお茶を濁しつつ、現実的には日本の原子力政策(アベノミクスの推進力と位置付けていた!)は完全に総崩れでデッドロック状態である(広島型原爆6000発分のプルトニウム(約47トン)だけが溜め込まれている!/関連参照↓★)。これを、JPN伝統『構造再災』
 の極み!と呼ばずして何と言えばよいのか!?

 ★原子力産業に人材が集まらない…このままでは廃炉も困難に20190209日刊工業新聞、https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190209-0

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