メルマガ:toxandoriaの日記
タイトル:盲点「RAS/江戸プロトモダニティー」は安倍晋三ら偽装極右派の天敵(1/3)  2017/06/07


[希望のトポス]盲点「RAS/江戸プロトモダニティー」は安倍晋三ら偽装極
右派の天敵/仏教と国家神道の“量子的もつれ”、「神仏習合史」に真相が隠
されている(1/3)

(注)お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20170518 

(Cover Images/江戸期における都会的シック(粋)&トビウオ(水平に身を
置く人々)が跳ねたワンショット、ほか/池上英子の所論による)

<注0>(1)盲点に相当するRAS作用の委細は↓(3−3)を参照。(2)安倍晋三
・日本会議・神社本庁ら「尊皇テロ愛国妄想(偽装極右)派」らはクオラム
センス(民主感覚)欠損病の囚人!/その意味は、例えば『尊皇テロ愛国妄
想 !悪の政治編集に嵌った安倍政権のジレンマ/共謀罪は暴走権力側が標的
遺伝子(比喩的に見れば一般国民の内心)を作為で改変し<事前の復讐>を
果たす「倒錯した一種のゲノム(内心)編集法制(自国民向け先制攻撃ツー
ル)」であり、国力劣化を招くだけでテロ対策には無効の愚策!』に発現して
いる!http://ur0.link/Dy3A

<注1>『美と礼節の絆』(NTT)の著者、池上英子のプロフィールはコチラ

⇒EIKO IKEGAMI (PhD、Harvard Univ.) is Professor of Sociology at The New School for Social Research. http://ur0.link/DiiL

雲谷等顔「花見鷹狩図屏風」(桃山時代の風流/江戸期『風流』のルーツ)
f:id:toxandoria:20170518033402p:image:w650

・・・雲谷等顔は戦国時代末期〜江戸初期にかけ活躍した画家で幕末まで続く
雲谷派の祖。桜の季節になると中世の日本人は花笠をつけ笛・太鼓で“やすら
いはなや”と囃し花の下で踊る慣わしがあった。それは「やすらい花」と呼ば
れ、今も多くの神社などに残照が遺る(出典:『美と礼節の絆』)。これが
「風流」群舞の美であり、現代の安倍晋三・式『オレ様の美しいニッポンの花
見』とは余りにも異なる麗しい姿だ。/当画像は http://urx2.nu/DlPQ より)

―江戸の都会的シック(粋)―

歌川豊国『文読む女』
f:id:toxandoria:20170518035233j:image:w350

               喜多川歌麿『婦女人相十品 文読む女』

               f:id:toxandoria:20170518035234j:image:w350

…左は、ロサンゼルス.カウンティ美術館所蔵、Joe & Etsuko Price
Collection(池上英子『美と礼節の絆』が表紙で採用)http://pricecollection.blogspot.jp/

…右は、日本切手の図案として採用された喜多川歌麿の作品。
http://ur0.pw/DhO4


―ワンショット、江戸期のトビウオ(自覚して水平に身を置く人々)が跳ねた瞬間―


千住酒合戦(千住酒合戦図高田與清『擁斎漫筆』よりhttp://urx2.nu/DlQb)

f:id:toxandoria:20170518035832j:image:w450

・・・これは文化12年(1815/高田屋嘉平が国後島でロシア軍船に拿捕された
年)に、江戸のはずれ千住で催された酒飲競技会を描いた絵である。この企画
の意図は単純なもので酒飲みの技量を競い只酒を大量に振舞うこと。主催者は
「鯉隠居」を自称する現地の俳人(宿屋店主)で、参加者は身分の別を問われ
ず、例えば酒井抱一、谷文晁ら文人ら、あるいは俳人、画家、町人、武士、農
民、女性らも参加していた。これは当時の江戸に身分差を越えた経済・社会と
文化・教養・趣味の両ネットワークが交差する「水平空間」が存在したことを
意味する(出典:池上英子『美と礼節の絆』)。

(プロローグ)現行「象徴天皇制」(日本国憲法/歴史を真正面から見据える
正統保守)の愛国の心(広義のエトノス郷土愛)では何が不都合なのか?

f:id:toxandoria:20170518062703p:image:w300

・・・神社本庁、日本会議、安倍晋三らは非民主主義的な「戦前的価値観」
(排外的“クオラムセンシング欠落病”/戦前型“尊皇愛国テロリズム・イデ
オローグ”)の取り戻しのため明治憲法型への<改憲>を執拗に画策するが、
現行「象徴天皇制」(日本国憲法/正統保守)で何が不十分なのか?・・・

・・・(追記)これ↑は6年前の写真だが、神社本庁の肝入りで約6万枚も全
国神社で掲示するようにと配られた「日本人でよかった!」ポスターのモデル
(左端の画像)が、実は中国人の女性だった、との落ちがついた!w いっそ
のこと「アジア人でよかった!」とするべきだったのでは?w

<関連資料/↓▲1、2>

▲1 430NHKスペシャル『憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた』(日本
国憲法はGHQの押し付け、を真っ向

否定するNHKの検証番組)が、いま静かな話題!20170502リテラ http://ur0.link/DiiK

▲2 憲法70年/この歴史への自負を失うまい20170502朝日新聞・社説http://ur0.link/DiiI

・・・安倍晋三と自民党の選挙スローガン「日本を取り戻す」は、戦後日本70
年(象徴天皇制の憲法、国民主権、人権尊重、平和主義)を全否定する特異な
グロテスク穴クロ歴史観に基く危険な意思。森友の「教育勅語」スキャンダル
が何よりの証拠。

<補足>その安倍晋三・神社本庁・日本会議・靖国神社らが囚われている、異
常な意思の病理は『江戸プロトモダニティー』欠損病!『江戸プロトモダニテ
ィー』とは、江戸幕府パターナリズムの支配下にはあったものの“近代〜現代
にも繋がる日本オリジナル民主主義の原型と見なすことができる、古来の伝統
日本文化を高く評価しつつ身分差を超えて水平的・内生的・自律的に自ら積極
的にその奥義を究めようとする、市場経済ネットワークを伴う一種の知的プラ
グマティズム活動が江戸期の民衆社会を中心に存在したこと”を意味する(出
典/↓▲3、4)。


▲3 池上英子著『美と礼節の絆/日本における国際文化の政治的起源』
(NTT出版、2005)

▲4 ピーター・ノスコ他編、池上英子他著『江戸のなかの日本、日本のなか
の江戸』(柏書房、2016)

<注2>定足数感知(クオラムセンシング)とは?

R.デサール&S.L.パーキンズ著『マイクロバイオームの世界』(紀伊國屋書店
/2015原著)によると、近年のマイクロバイオーム研究で多くの細菌がクオラ
ムセンシング(定足数感知/quorum sensing)のシステムを進化させてきた。
クオラムセンシングは、ある一部の細菌が「正体が知れぬ相手に対し仮の名づ
け(ネーミング)を行い、その見立てに応じ自らのシグナル伝達要素(分子)、
又は自由誘導因子(オートインデューサー/同種菌が生産するシグナル物質)
などの分泌(フェロモン様の物質であるクオルモンらの産生)を調整するシス
テムのこと。

我われヒトの体内エトノス空間と外界である自然エトノス環境との仕切りに
も、これまで考えられてきたほど明確で強靭な壁が築かれている訳ではないこ
とが分かってきた。むしろ自己アイデンティティーの保全は強靭・強固な壁よ
りも<強かなしなやかさ>で保全されていることになる(エトノスの定義は
コチラ⇒http://urx2.nu/DlSk)。

1 安倍総理が目指す戦前への回帰なる「尊皇テロ愛国妄想」は、“北”同様
の「アジア型クローニー利権政治」/その異常病理が齎す深刻な“国民の内心
のネジレ”への対論

1−1 正統保守と偽装極右(安倍首相らが信奉する国家神道&尊皇テロ愛国
妄想権力)の混同が多数派層の内心のネジレを増幅し、不要な『改憲』へ日本
を連れ込みつつある!

<関連情報/↓▲5>

▲5 首相「9条に自衛隊明記」 改憲2020年施行目標に/「戦い続ける覚
悟」「絶好の時」 首相メッセージに賛否

20170503朝日、http://ur0.link/DiiG  http://ur0.link/DiiH 

・・・喫緊の課題、それは日本のアキレス腱、「国家神道」(≒日本会議、神
社本庁)マターを超克すること!そして、『国家神道』患者集団、安倍政権へ
のベスト対抗策は正統保守の意義をあらゆる機会に掲げ直し、それを国民一般
(多数派層)が共有すること。・・・

・・・安倍様バンザイ!若者のダントツ支持拡大は“無知&不勉強”による
「国家神道」派アベ極右と正統保守の同一視が主因! ⇒ 日経2.24〜26世調
で「2021.9マデ安倍首相で行く!」賛成63%が反対28%に大差!18〜39歳の若
者層の支持がダントツに大きい!36日経 20170308只のオッサン(脱原発への
急転向者) @shinkaikaba http://ur0.pw/Cj28

そのためには戦前を一括りの悪徳(又は誤謬)と見立て、一本調子でバッサリ
と「国家神道」(皇国史観の核心エセ・イデオローグ)を糾弾し批判する傾向
が強かった戦後の歴史学の視座を転換することが先ず肝要。いまこそ真正(正
統)保守の意義(民主主義Stage2の入口となり得ること)を再認識し、それ
を国民一般と共有できるようにするのが『国家神道』患者集団(日本会議 一
派)、稀代の一強政権と見なされている安倍政権へのベスト対抗策。

つまり、戦後歴史学の視座というある意味で解像度が著しく劣化したオペラグ
ラス映像の中で以下に示す「二点」の差異を軽視してきたため、我々は特に
「(2)の意義(正統保守)の重要性」を見落してしまったのでは?と思われ
る。

(1)皇統一系と純粋大和民族を頑なまでの基本原理とする誤謬の皇国史観ナ
ショナリズム

・・・片山杜秀・島薗 進/共著「近代天皇論」(集英社新書)によれば、近
代国家づくりの精神的エネルギーとして維新政府が担ぎ出した古代律令制にお
ける祭政一致のためのミソロジー(神話論理)では、「神としての天皇と臣民
ナショナリズム」が表裏一体化であった。また、3章(▲15)で触れるが、古
代天皇制は徳治主義から「象徴天皇⇔人民/平等論」の観念であったとする、
異論もある!つまり、皇国史観ナショナリズムの元とされる主流古代史の殆ど
が捏造であった可能性が高い!

(2)同じ皇国史観(国体論)の中に潜んでいた純日本型の「冷静な正統保守
思想」創出の可能性(伊勢神宮を軍国主義の象徴ではなく、天皇家と伝統日本
文化が共有する精神性の象徴と見立てる、象徴天皇制の下での国民主権デモク
ラシー国家、または国民主権ナショナリズム国家論も存在していた((1)の
異論と関連する!)

f:id:toxandoria:20170518050103p:image:w400 しかも、そのことが悪循環的
な意味で災いの元となり、今の日本では<正統保守(国民主権を最重視する正
統保守的な“ものの考え方”)と偽装極右(安倍政権の背後霊となっている日
本会議らの靖国顕幽論にかぶれた国民主権否定派の妄想(似非)イデオロギー)
>の区別が一筋縄ではつけ難い袋小路に嵌っている。渦中の『森友学園=安倍
晋三記念小学校』スキャンダル、あるいはそれに続き露呈しつつある大疑獄?
『アッキード2こと今治・加計学園アベ・ルート』スキャンダル(http://ur0.pw/Cj2k )などが、この悪循環的な政治文化、悪しき日本型
「構造災」の伝統の上で起こっていることは言うまでもない。

1−2 “尊皇テロ愛国妄想権力”の天敵は、常に「中間ゾーン」(水平空間)
を求める大衆が只の夜盗と化した暴走権力(此処では安倍政権!)に対峙し
「飛礫」を投げつける行動

・・・安倍晋三・日本会議らが実現を謀る戦前型「偽装極右」(尊皇テロ愛国
妄想派、偽装極右権力)の政治は正統保守に非ず、それは邪悪な欲望に占拠さ
れた夜盗・ゴロツキ集団らの妄想に過ぎない!・・・

池上英子『美と礼節の絆』によると、徳川幕府(徳川政府/大公儀(おおこう
ぎ)と称した)や幕藩体制下の各大名たちの政治組織体は、そもそも幕府自身
の行政機構も各藩政府も、それぞれ徳川将軍または各大名領主たちの「家政」
の延長に過ぎなかった。しかも、その幕府の大公儀の権威は戦国時代以降の野
心的戦争(私的エゴ闘争)の結果として誕生していたため、それぞれの公的性
格(それら権力の正当性と正統性)はそもそも疑わしいものであった。

そのため、徳川幕府が「古来の歴史を背景とする皇室(朝廷)と京都の貴族文
化が持つ象徴的・美的パブリック圏/日本文化の核心たる“美と礼節”の領域」
を大公儀のバックボーンとして利用せざるを得なかった。これこそ、日本の歴
史・文化の本流と見るべき日本の「権力と美学」の<保守>に関わる絶対に避
け得ない事情であった。

それ故、日本の正統保守を定義する場合に避けて通れないのが此の意味での
「皇室・朝廷文化」にルーツを持つ「美的パブリック圏」(日本の文化と学芸
の領域における皇室(朝廷)・貴族文化の公的権威を象徴する「有職」に関わ
る知識・教養・知恵の共有空間)の問題である。

なお、その「皇室・朝廷文化」の更なる高祖と見なすべき渡来系の政治文化
(渡来系の民族・文化と共存する、ある意味で寛容と平和主義が伝統文化の胎
盤であったと見るべき国風文化(広義の日本朝廷文化)が生まれる、その直前
頃までの流れ)についての委細は、(下↓▲6)を参照して頂きたい。因みに、
全くのゼロ・デフォルトから世界に冠たる日本の国風文化が生まれたとするの
も同類の妄想である。 

▲6 奈良時代以前の日本(平城京までの“百済風日本”)は『日本(平安京以
降の“伝統国風文化の日本”)』ではなかった!/(そもそも重層的な『東ア
ジア文化受容の歴史』が『寛容で世界に誇るべき日本伝統文化』の源流であっ
た)2015-01-07・toxandoriaの日記、 http://ur0.link/DiiF


従って、<教育勅語と軍人勅諭が天皇の意識を離れて国民を戦争道具視する軍
部の手玉に取られた>彼(か)の<幕末〜明治維新〜戦前>期の日本を謳歌し
た、そして現代の安倍・自民党政権に取り憑いた日本会議・神社本庁ら「偽装
極右派」(尊皇テロ愛国妄想派、偽装極右権力を信奉する一派)のエセ・イデ
オローグは、断じて正統保守と見なすことなど出来ず、それは夜盗・ゴロツキ
集団ら邪悪な欲望に占拠された輩の妄想に過ぎないことになる(偽装極右に関
わる委細は下↓▲7を参照)。

▲7 天皇の意思を離れ「教育勅語→軍人勅諭」のプロセスを踏んだ「敗戦の歴
史」へ粛々と回帰する、日本国民主演ノホホンお笑劇場!2017/04/10・
ever-note http://ur0.link/DiiE


・・・中間ゾーン、「水平空間」(平等空間)を求める大衆が「飛礫」を投げ
つける行動とは?・・・


水平空間とは「身分差を超えた見知らぬ人同士の緩やかな繋がり/
strangership、Bonds of Civility:Cambridge University Press」(池上英
子、http://ur0.link/DiiU )のことである。そして、およそ武士の台頭が始
まる古代後期(平安末期)〜鎌倉期以降の武士階級による垂直構造の成立だけ
では政治的ヒエラルキー、いわば社会の制度的分節化が実現し、やがて国家形
成が実現することには至らなかったと考えられる。

その意味で、無論これは日本だけのことではないが、武士・商人・金融業者・
手工業者・学者・文人・知識人・芸術家・農民らの身分の違いを超えた緩やか
な繋がりが存在し、それが絶えざる拡がりのダイナミズムを帯び続けるという
社会現象の出現は、国家形成が制度的に実現し、国家が成立するための必須要
件であったとも言える。

言い換えれば、身分階級(階層)や地方政府・官僚組織・軍事機構らの整備と
は別次元でのstrangershipが拡散し拡大する傾向は、国家の形成と存続にとっ
ての必須条件であり、それは封建制度下の社会でも、現代の民主主義社会でも
同じことだと言える。そして、それこそが国家と社会における大衆(多数派、
ポピュリズム層)の分担的役割の真の意味でもある。

従って、統治制度の種別の如何(それが王制か?民主制か?などの差異)を問
わず、たとえそれがどのような国家体制であるとしても国王や為政者(国家権
力、統治政府)が絶対に無視できないのが大衆・ポピュリズム層の存在であり、
又、その国王・為政者・権力者らが最も恐れるのが此の一般大衆(多数派層)
から心底の怒りや怨嗟を伴う強い反撃(真っ向からの強い批判)を蒙り、一斉
に遠慮なく批判(飛礫)浴びせられることだ。

そこで、我々は、日本の戦国期における強大な武装権力者であった織田信長、
豊臣秀吉・徳川家康らの武将たちが、戦場で投げつけられる「飛礫」で深刻に
悩まされたとされていること、また彼らプロの武将・武人たちが、軍団同士で
激しく戦いを交わす各戦場においてすら、時によっては、一般大衆から大量に
飛来する「飛礫」(ひれき/石つぶて)で悩まされていたという事実があった
ことも想起しなければならない。

網野義彦(1928 – 2004/歴史学者)によれば(出典:関西学院大学リポジト
リ(repository)/古層と飛礫: 丸山思想史と網野史学の一接点に関する覚書
き、冨田 宏治http://urx.mobi/Dj3D )、「飛礫」は10世紀末から文献に出
てくるが、鎌倉時代の強訴では、しばしば激しく飛礫が打たれて(投げられ
て)おり、その行動のルーツは古代朝鮮で行われていた「石戦」にあるよう
だ。例えば、朝鮮に出兵した秀吉の大軍団は、半島の民衆が仕掛る激しい「石
戦」の抵抗に悩まされた。また、武田信玄が公式に「石投げ隊」を組織してお
り、明治期の百姓一揆でも「石うち」による打ち壊しが横行した。

ともかくも、<安倍政権とそれに連座する一派、つまりその既得権益構造を篤
く支持する日本会議、神社本庁、靖国神社ら、およびそれに只管同調するバカ
リの中枢官僚機構と財・労・学・司法・メディア界>らの一角を横断的に占拠
しつつ異常繁殖して、今や面妖な一強の怪物と化した、安倍自民党なる現代日
本の「悪徳poo権力構造」が最も恐れるのは何かを冷静に凝視することが肝心
である。その意味では、この厳しい中立的批判の初動因となるべき、ジャーナ
リズムの(江戸期などでは出版業者らの活動が担ったの責任は時代の別を問わ
ず重いということになる。


つまり、「水平空間」(知的プラグマティズムに因り、精神的自由を絶えず求
め続ける身分差を超えた見知らぬ人同士の緩やかな繋がり/strangership)を
自覚する多数派ポピュリズム層(現代の民主主義国家ではアナーキズムよりも
基本的に正統保守的価値観にシンパシーを持つ多数派(ごく普通)の人々)が、
<非常に異様化するまで仲間内で凝り固まったあげく日本伝統の雅で粋な“風
流”の空気をすら理解できぬまで無粋化した病的・独裁的な権力構造、安倍晋
三・一派なる権力集団>に向かって心底からの怒りで自覚的に対峙することが
先ず肝要である。

そして、そこで激しく「飛礫」を投げつける行動(現代で言えば、激しいデモ
攻勢を仕掛けたり、選挙の投票で圧倒的意思を表すなど、そのような意味での
実力行使)こそが、“尊皇テロ愛国妄想権力”下で今や異常な利権の伏魔殿と
化した中央権力構造ヒエラルキーに対する決定的脅威となる現実があることに
ついては、今も昔も変わりはないことになる。

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。