メルマガ:toxandoriaの日記
タイトル:政治的ネクロフィリア安倍内閣のオフィーリア・コンプレックス(4/6)  2016/05/04


■政治的ネクロフィリア安倍内閣のオフィーリア・コンプレックス/バシュラ
ール・エトノス、「水のイマージュ」による批判(4/6)

<注>お手数ですが当記事の画像は下記URLでご覧ください。なお、スパム
対策の関係で、URLが✖→○(下記)へ変わっています。
○http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20160504 
✖ http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20160501 

3 ヤヌス神が象徴する、(a)形式的想像力と(b)物質環境的想像力、の
双方に潜む「善と悪」(あるいは生と死)のファクター/我われが凝視すべき
政治的リアリズムの核心

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・・・そもそも政党の深層に潜む「善と悪」(あるいは生と死(権力暴走/フ
ァスケスから遁走し人間そのものを、つまり“個体生命の政治的管理”を意思
する意味での生政治化、フーコーが言うバイオポリテクス化すること)への誘
惑)の戦いのダイナミズムとは?/“刹那主義と万事先送り主義”で暴走する
「政治と政党」の精神(政治意識)は、些かでも「中立的」批判(憲法の授権
規範に基づく)の手を緩めると「悪」が「善」を凌駕する<汚れた水のイメー
ジ(or死のイメージ)>で満ちてくる、と心得るべきだ!(画像は、フランク
フルト・アム・マインのレーマー広場(“ローマ人の広場”の意味/ニコライ
教会前)にある「正義の女神の泉」(Justitia)の中央に立つリブラ像/ロー
マ神話の出入口(扉)の神)的な機能があるヤヌス神の画像はウイキより)・・・

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<注>ファスケス(fasces)

・・・共和制ローマの統一シンボルである「束ねた杖」(fasces/執政官の権
威の象徴)の中心にあるのが鋭い刃を持つ「むき出しの斧」(=武力弾圧が目
的の武器/凡ゆる権力の正体/刃を囲んで縛る複数の杖は執政官に規範を授権
する元老院の象徴)であることに、我われはよく注目すべきである。民主主義
国家といえども、この権力の正体は変わらない(画像はhttp://goo.gl/b4zeDbより)。

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●【安倍首相&籾井会長によるNHK等メディアの完全支配で疾うに日本は凶暴独
裁国と化した!しかも今や自民党は総カルト狂人?!】かつてTBS-NEWS23の岸井
成格氏(元毎日新聞・主筆)が籾井氏から受けた、民主主義国では到底考えられ
ない酷い言論弾圧を告白、加えて自民党幹部が岸井氏に対し“視聴率など何時で
も操作できるぞ”と恫喝!20160418リテラhttps://twitter.com/hanachancause/status/721956098106728448 

(日本における「政党」と『任侠ヤクザ集団』の歴史的な根深い関わり/概観)

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●今の民進党の優柔不断さは大震災(1923)直前頃の立憲政友会(1900〜)の
中途半端な態度が爾後の軍部主導・超然内閣の流れ(加藤友三郎〜)を決めた
という歴史のデジャブを感じさせ不気味!Cf. https://goo.gl/wtz3Yf 
20160412只のオッサンRT to @bottom0202 憲法改悪、戦争法推進の現政権を
倒すためには野党共闘が必要だ。野党共闘ができないなら、民進党はただの政
党助成金目当ての政党だと判断させて頂く。国民の幸福を第一義に考えて身を
捨てる覚悟を見せよ! https://twitter.com/hanachancause/status/719649710399598593 

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●【震災の「改憲」利用!】震災時の「原発」対策をサボり首相現地視察パフ
ォーマンス!で美しく舞い上がるバカリの遣り口は国民の命を政治管理する冷
血バイオポリテクス!20160423只のオッサンTw  ➡ 自民党による“震災の
政治利用”の本音を憲法学者・小林節が暴露!0422リテラhttps://twitter.com/hanachancause/status/723627622760992768

・・・

ミシェル・フーコー(Michel Foucault/1926 – 1984/バイオポリテクス化
(生政治化=国家権力が国民の生命を政治・経済の効率化ツールとして冷酷に
管理する政治)を志向する“権力の狂気”の歴史を追及したフランスの哲学者)
の指摘によれば、そもそも政治権力には「国民の生命を十分に涵養し日常生活
を繁栄させるため純生産的機能を支援する役割(付加価値の創造と分配を支援
する殖産興業国家、福祉国家)」と、「国民の生命をひたすら資本利益の増加
と既得権益層のための日銭稼ぎツールと見なす搾取システム(弱肉強食とトリ
クル・ダウンを当然視する新自由主義の格差誘導型の暴走権力が典型)の促進」
という二律背反でヤヌス神的な意思がある。

しかも、そのヤヌス神の二つの顔の何れへ傾斜するかは「時の政治権力者の確
固たる理念の有無」に左右される。 #日本会議 の傀儡として、ひたすら国家
神道(靖国顕幽論/真正“偽エトノス”)の復帰に血道を上げる安倍政権が此
の点を全く欠落させているのが最大の問題だ。しかも殆どの怯え切ったメディ
アが安倍政権へ同調し厳しい批判を自粛しているため、その恐るべき現実(戦
前〜戦中期と同じく“偽エトノス(国家神道・靖国)”で日本がスッポリと覆
われつつある事実)に多数派国民層は無知であることが日本最大の危機である。

ここで視点を変えると、近代国家の完成へ向かう明治維新後の日本の動きのな
かで見逃せないのが「自由民権運動」である。教科書的な説明によれば「自由
民権運動」は、藩閥政治に対抗するため士族が中心となり開始された近代日本
の民主化運動で、1874年の「民撰議院設立建白書」が口火となり起こったが、
これは1889年に「大同団結運動」が分裂することで消滅し、やがて自由党、立
憲改進党などの諸「政党」が成立する時代に入った。

しかし、近年はその「政党」成立の過程で「任侠ヤクザ集団」がかなり大きな
役割を担っていたことが明らかとなっており、「民権博徒的政治結社」の貢献
が無視できなくなっている(http://ur0.work/tkOd)。つまり、この辺りの事
情から窺えるのは、「政党」と「任侠ヤクザ集団」の根本には、今でも歴然た
る類縁性のリアリズム(現実=絶えざる善と悪の混交ということ)があり、言
い換えれば、敢えて観念的・倫理的な価値観を棚上げすれば、「悪と善の両フ
ァクターの混在と相克」という「政党」に関わる厳しい現実が、我われの目前
に今も存在することを、先ず日本国民は直視するべきだということになる。

因みに、政党が議会で多数の議席を得るため政治資金を必要とするのは戦前の
日本でも、今でも全く変わらない。このため、日本初の本格的政党内閣と言わ
れた原内閣(1918(大正7)‐1921(大正10)/第一次世界大戦後の戦後恐慌
期に重なる)も金権腐敗政治の罠に嵌り、そのことが多数派国民層の政治に対
する幻滅感を拡大し、結果的に<薩長閥中心の超然権力化➡日本ファシズム
(軍事国家主義)完成>の流れに繋がったことを我われは凝視すべきだ(出典
:林 茂著『日本ファシズムの政治過程』−みすず書房−)。

(アメリカにおける政党・政治とギャングの関わりについて)

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無論、これは日本だけのことではなく、おそらくイタリアにおけるマフィアと
の関わりなど、欧米諸国の政党史でも同様の事象は観察されているはずだが、
ここでは米国のケースについて少し触れておく。アメリカ大陸では、独立以前
の植民地時代から“追いはぎ”や“馬泥棒”が跋扈しており、彼らはbandit、highway-robberなどと名づけられていたが、これと全く起源の異なる言葉がギ
ャング(gang≒goings/何かやってくれる人たち)で、この言葉は19世紀初頭
ごろから現れている。

その当時、このギャングという言葉は<ほぼ字義どおり大きな支配権力に抗っ
て“庶民のため何かをやってくれるヤクザな政治家一味、またはその仲間た
ち”>という意味で使われていた(この辺りはイタリアのマフィアにも似てい
る)。その意味で、目下のところ米国共和党の大統領候補の指名争いで異常に
フィーバーするトランプ現象は、この「goingsギャング時代のアメリカ」への
先祖返り、と見ることも可能であるようだ。

南北戦争(Civil War/1861-65)が終わり19世紀末頃のアメリカは国家体制と
政治的秩序が完成へ向かう時代で、それは大陸東部(岸)から西部(岸)へ向
かうフロンティア開拓が積極的に進められた時代であった。また、そのフロン
ティア促進のため「ホームステッド法」(Homestead Act/1862)が制定される
が、これは5年間の定住・開拓の実績を残した者に土地の所有権を認めるとい
う内容であった。

やがて、大陸横断鉄道の完成(1869)でアメリカ大陸の東西は繋がるが、この
線路沿いに出没したギャングたちは東部エスタブリッシュメント層(銀行資本
家を中心とする新しいアメリカの支配階級)に敵対する南部支配層側からの抵
抗の意味もあったようだ。20世紀初頭にフロンティアが消滅すると、アメリカ
のギャング集団はシカゴ・ニューヨークらの大都市を地盤とするようになる。

既に述べたとおりギャングという言葉は、そもそも“善と悪(あるいは生と死、
聖と俗)の境界に跨りつつ、弱い立場の庶民のため何かをやってくれる“悪徳”
(ゴロツキ・ヤクザ的な)政治家一派、またはその仲間たち”という意味で使
われていたが、アメリカでも近年の研究により、「政党」とギャングの間には
隠然たる関わりのあることが次第に明らかにされつつある。また過去において
都市部のギャングが市政に大きく関わった事例も発掘されている。

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どうやら、アメリカでは「政党」とギャングの間で選挙投票や政治資金源の絡
みでかなりのもたれ合い関係が生まれ易い何か特別の事情があったようだ。特
に大都市部では民主党系「市政」とギャング(日本で言えば任侠ヤクザ集団的
感覚の一派?)の結びつきが目立つ。これらついては更なる実証的な事実解明
が待たれる。又アメリカでは宗教対立の要素が加わり事態を一層複雑化し混迷
を深めたという歴史がある(参照⇒映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』―
マーティン・スコセッシ監督、https://goo.gl/uJ72Om/Trumpの画像はhttp://goo.gl/cVFYYQより)。

ともかくも、授権規範性と平和主義に基づく日本国憲法を邪道な「改憲」の圧
力から守り、日本の「立憲民主主義」を更に深化させるためにも、このような
観点から、そもそもの「政党」と「議会制民主主義」のあり方について、その
根底から凝視することが重要である。また、「メディアの権力批判とその意義」
についても、この観点から見直すべきである。

逃げの姿勢に徹する自公政権の魂胆が実に見えみえの「議員定数削減」問題は
ひたすら先送りされている、<安倍首相のフクシマ(汚染水)・アンダーコン
トロール>の大嘘が相変わらず堂々まかり通っている、大量の破廉恥行為を続々
と曝け出す安倍チルドレンの悪行が放置されている(関連参照/↓◆)、果て
は主要メディアに対する安倍政権の公然たる報道規制(高市総務相のTV停波発
言など)が行われている・・・等々、それでも多くの人々はこれらに無関心を
装うかに見える。それにしても、これら不可解な政治的現実は何故に放置され
ているのか?

◆もはやカルト狂人をも遥かに突き抜けてワル・ガキ的<アベ・クロバズーカ
守銭奴集団>へ先祖返りした安倍ちゃん御友達内閣に相応しい“越後屋お主も
悪よのう!”風の悪代官ソックリさん政治家の典型!w20160429只のオッサン
RT to @産経ニュース:熊本県で震度7の「本震」があった16日にテレビ電
話で“差し入れ”を要求したことが発覚し、20日に現地対策本部長を事実上
“解任”されたバカリの松本副大臣の政党支部、妻に事務所費約2千万円 事
務所は妻購入のマンションで「税金還流」と識者指摘https://twitter.com/hanachancause/status/725841205376901120

◆【検察本気か甘利逮捕】今ごろ強制捜査の疑念 東京地検と安倍政権はグル
なのか 不眠症という便利な病気で国会トンズラ中の破廉恥漢は今後、「捜査
中」を理由に一切、頰かむりのつもりだろう 怪しい閣僚がみな無罪放免の不
条理20160411日刊ゲンダイ
https://twitter.com/hanachancause/status/719418120352366593

・・・

それは、<日本国民の殆どが「政治と政党の奥に潜む“善と悪(生と死、聖と
俗)の闘争(たとえ民主国家であろうとも、その永遠の相克は必然であり、そ
れは絶対に避け得ないものである)という歴史的事実と政治のリアリズム、つ
まり国家の主権者たる日本国民が自らの命を懸けざるを得ない目前の政治が、
実は“善と悪”が入り混じる過酷な「汚染水」で満ちているのだという現実に
ついて殆ど無知or無関心であることに因るのではないか?

言い換えれば、自らの中立的な批判力の向上努力によって「ヴァシュラール的、
又はコンディヤック的な中庸」(≒政治学者・中島岳志氏の正統保守論、https://goo.gl/l4vTkz)」を持続させることが如何に重要であり、かつそれ
が如何に大変な日常の努力を必要とするものであるかという、正統なエトノス
環境としての「水」に関わる多面的で豊かなイマージュ(想像力)が欠如して
いるためではないかと思われる。

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