メルマガ:toxandoriaの日記
タイトル:安倍政権が強める天皇批判と対宮内庁圧力、その歴史修正の欲動を根絶する糸口は、・・・(3/3)  2016/01/11


■[日本のアキレス腱]安倍政権が強める天皇批判と対宮内庁圧力、その歴史
修正の欲動を根絶する糸口は、「国家神道」派極右(政治的ガンor文化的相貌
失認症/変質者の愛国エロス)と「正統保守」を峻別する「未了の相克」へ持
続的に挑戦する意思の共有(3/3)2016-01-09toxandoriaの日記
・・・お手数ですが、画像は下記URLから入って、ご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20160109

3 おめでたくも!?2016『初詣』は、安倍内閣指令の「戒厳令(緊急事態条
項)」付『改憲』“必達祈願”の強制となった

・・・つまり、それは「“安倍晋三・櫻井よしこ・稲田朋美”ら政治的変質者
が欲動する“愛国のエロス”」の善男善女への強制から始まった!・・・

(“戒厳令(緊急事態条項)”付『改憲』と『総日本国民ヤマト民族極右』化
が、つまり<政治的変質者の愛国エロス>が全国の神社で一斉に国民へ強制さ
れる超異常な『2016初詣』の風景、アラカルト)

■同感!上賀茂神社(京都)、北海道神宮(札幌)、大宮八幡宮 (杉並区)な
どにも同じポスターが貼ってあったとか?ですが、同じことは全国各地でもあ
るのでしょう。何の意味もない“世界の中心で美しく輝こう!”の虚勢(安倍
首相、#日本会議 、神社本庁らによる密教型天皇政治利用の意思!/換言す
れば密教怨念呪詛式テロリズムの情念)ではなく、今こそ冷静に自画像を見据
えたうえで日本文化の誇りとは何かを考えるべき時ですね。20160106只のオッ
サン@hanachancauseがリツイート to 20160106止まない雨は・・・有る。も
うずっと ☂@him_beere(こんばんは。・・・最悪です!/当画像は、2016初詣
で賑わう上賀茂神社に貼ってあった“改憲”賛成の署名を誘うポスター@irukatodouro)http://ur0.link/qfyi
・・・Cf. 日本における現在の異常アベ・アナクロ事態の元凶は正統保守を騙
る偏狭ヤマト民族主義「偽装極右」・安倍一派( #日本会議 ら)が非寛容な
「国家神道」(大日本帝国の国教として整備された国策カルト/神道は超然宗
教にして一般宗教に非ずとの屁理屈で、それは明治憲法の政教分離に抵触しな
いとされた!)と靖国顕幽論(これもカルト、というより平田篤胤が酔狂で創
ったトンデモ霊界論!w)による日本支配を取り戻すための奇貨居くべしとし
て中国の台頭を狡猾に利用した点にある。http://urx.blue/qeje

■「国を滅亡寸前に追い込んだ時代への反省がないまま、戦前の国家神道への
回帰を目指している:山崎 雅弘氏/天皇と近代日本」/東京都神社庁のサイ
トを見ると、昨年11月14日に採択したという「憲法改正運動を推進する宣言」
のページが新設されている。2016/1/6ブログ晴耕雨読、
http://urx3.nu/qiOQ (以下、部分転載)

「この秋(とき)にあたり、神社界では積年の課題である、現憲法の制定時に
失われた日本国としての普遍的な意志と、建国以来守り受け継いで来た伝統精
神を憲法に取り戻し『誇りある日本をめざして』との信念のもと、憲法改正の
運動に取り組むこととなった。東京都神社総代会としても、国の根幹である憲
法に、正しい国民精神が涵養される麗しい日本の国柄が、活かされることを強
く希望するものである」「よって本日、東京都神社関係者大会にあたり、東京
都神社総代会は東京都神社庁と共に、憲法改正の本運動推進に取り組むことを
総意として採択し、茲に宣言するものである」(東京都神社庁)

・・・神社の統轄組織が公然と「現行憲法の破棄」という政治活動でシフトア
ップしている。東京都神社庁が「憲法改正運動を推進する宣言」で書く「現憲
法の制定時に失われた日本国としての普遍的な意志」という決めつけは、戦後
の日本の歩みと繁栄を全否定するものだが、自国を滅亡寸前に追い込んだ国家
神道時代への反省は微塵も見られない。

・・・東京都神社庁の言う「建国以来守り受け継いで来た伝統精神」や「正し
い国民精神が涵養される麗しい日本の国柄」などの概念は、どれも『国体の本
義』などで示された戦前の国体思想の焼き直しでしかない。国を滅亡寸前に追
い込んだ時代への反省がないまま、戦前の国家神道への回帰を彼らは目指して
いる。

・・・神社本庁や東京都神社庁など、戦前戦中の国家神道時代の「栄華」を今
も忘れられない宗教的政治勢力は、組織名に「庁」と付けることで、あたかも
公的機関のような特権的地位を受け手に印象づけているが、国家神道の暴走が
国を実質的に滅ぼしかけ、大勢の自国民と他国民を死なせたという歴史は無視
する。

・・・日本が70年前の夏に悲惨な敗北を喫し、国の主権を外国に奪われ、天皇
の存続も危機に晒された歴史は、戦前戦中の国家神道が教えた「建国以来守り
受け継いで来た伝統精神」や「正しい国民精神が涵養される麗しい日本の国柄」
などの概念がすべて錯覚に過ぎず、亡国の思考だったことを後世に教えている。・・・途中、略・・・

・・・神社本庁や東京都神社庁は、70年前の夏に喫した悲惨な敗戦における自
分たち(神社界)の責任には一切目を向けず、逆に「占領軍の不当な干渉で被
害を被った被害者」という立場で議論をスタートさせる。大勢の自国民の死に
関わる責任をとらず、組織の利益を追求するために現行憲法の破棄を訴えてい
る。

・・・日本バプテスト連盟が、2015年12月26日に発表した、首相による伊勢神
宮の「政治利用」に反対する声明。同連盟は、戦時中にプロテスタント諸派が
政治圧力に屈して戦争肯定の思想運動に加担した「負の歴史」ときちんと向き
合い、反省している。

■<神社の政治的活動は許されるのか!> 初詣(大宮八幡宮(杉並))が悪
夢に変わった日〜神社の真の姿〜 /「九条を守ろう。憲法を守ろう」という
と、政治的だからと問題にされる。「憲法改正を推進します」と言って神社の
境内の中で署名のお願いをすることは政治的問題ではないのかね、アベさん!?
お正月の参拝に数多くの人々が訪れる神社がそのような政治的活動をしてもい
いものなのか?このような行為は許されることなのかどうか、わたしはすべて
の人に問いたい。20160103ブログ/みんな楽しくHappy♡がいい♪http://ur0.link/qfyb

(エピローグ) #日本会議 、神社本庁、安倍晋三ら<政治的変質者の愛国
エロス>へのアンチテーゼ/国民主権に基づく新たな“未了の相克”の時代へ
の展望/寛容の眼差しで日本の伝統文化(歴史に根差す日本国民のアイデンテ
ィティ)を深く理解することと、日本人の心が世界へ真に開かれて世界の平和
に貢献するのは同じことである

(正統保守が基本とすべき視点/日本の心の原点を伺わせる神道書『神令』に
よれば、「天皇制」草創期(およそ“大化改新”以前)の伝統神道は天皇に対
し民衆を平等に見なす「徳治政治」を求めていた)

■神道・宗教学者、小山悳子(とくこ)氏によれば、神道書『神令』の成立期
は、およそ“大化改新”以前(中国由来の儒教の受容が本格化するより前の時
代)と考えられる。ので、そこには弥生期〜古墳時代ころの伝統神道の再古の
思考が潜むと思われる!/“日本文化&伝統神道”古層の再発見に繋がるか?
又、これは安倍政権、 #日本会議 、神社本庁らが謀る『関東軍式、満州国統
治の経営理念(国家神道方式)』復活工作へのアンチテーゼとなり得る!(固
有の本格的な国風(日本)文化が成立するのは、おおよそ摂関政治開始期頃か
ら/関連参照 ⇒当記事2−2)
・・・<日本神道史における「神」、國常立尊(虚無の元神ヨリ萌牙シタもの)
の概念の展開には、現代宇宙論と神道の創生観の接点が窺われる!>、小山悳
子氏【元 、気(無・虚無・非空間)ヨリ 萌牙シ(もえきばし=兆し)モノ】、
ビレンケン理論等の宇宙論(http://ur0.link/qfzq )、量子物理学、先端発
生生物学らの深部共鳴が暗示すること?(出典:小山悳子『日本人の求めた元
神』―日本図書センター―)http://ur0.link/qfzn 
・・・寛容かつ謙虚な「正統保守」的価値、およびその意義の再発見/日本古
来の神道およびに日本の伝統文化は、東西の宗教・文化(一神教VS汎神論)対
立解消の可能性をすら秘めている! (出典:同上)

(注)國常立尊(くにのとこたちのかみ)
・・・日本神話に登場する天地開闢の時に出現した神であり、『日本書紀』に
おいては初めての神とされる。『古事記』では国之常立神、『日本書紀』では
国常立尊と表記されている。別名、国底立尊(くにのそこたちのみこと)とも
呼ばれる。

・・・

上掲書の著者、小山悳子氏によれば、かつて自由民権運動の視野に入っていた
と見なすべき<一つの可能性としての「天皇の原理」>との関わりで想起され
るのが、本居宣長と同時代の伊勢神宮の神道学者(神職)、出口延佳(1615〜
1690)の『天皇・人民平等論』(現代のコトバで言えば、象徴天皇制に近い考
え方!いわば良い意味での天皇の顕教式利用)である。

近年は本居宣長の天皇現人神論が神の代理人たるローマ教皇からヒントを得た
可能性も指摘されているが、伊勢神宮(渡会神道)の神道学者・出口延佳
(1615‐1690/江戸初期の神道家、外宮権禰宜)は、宣長と全く正反対に<神
の前での平等な恩寵というキリスト教思想>から大きな影響を受けたと見なさ
れており、それまでの神道学者より更に前へ一歩進んだ新しい考え方を構想し
ていた。

なんと、出口延佳は日本古来の伝統神道を正しく伝える者としての誇りと使命
感から、一般的理解とは真逆の『“天皇=民衆”平等論』を説いていたのであ
る。つまり、そこでは<純粋精神・多元文化主義としての皇国史観>が現代で
も通用する正統保守たる<象徴天皇制の下で「国民主権共和(デモクラシー
型)ナショナリズム」へ深化する可能性>が芽生えていたのである(関連、
参照. ⇒http://urx.nu/atS9 )。

また、この見方は「情念統制理念と論理構成理念」の問題
(http://ur0.link/qfzm )とも関わっており、それは未来への一筋の光(本
格的に正統保守的な政治観念へ発展し、それを多くの人々が共有し得るように
なる希望)を我々に垣間見せてくれることになるだろう。 

同じく、同氏は「ある意味で神の領域にまで立ち入ったともいえる先端遺伝子
学(発生生物学、DNA研究)の分野で、地球上の全ての人間は同じ仲間、同
じ民族と結論されたのであるから、もし過去の閉ざされた情報の中で選民思想
やヤマト民族(派)の如き純血民族思想が生まれたのであれば、伝統神道にお
いても、その部分は取り去って考えるべきである。そうすることでこそ新しい
神道の優れた本質(東西を繋ぐ新たな寛容の可能性)を見出してゆくことがで
きる」と、述べている。つまり、このような視点こそが正統な歴史認識の基本
なのである。

かつて、マックス・ウェーバーは「東西の救済信仰の基本的な相違(東洋の汎
神論的感性を受け入れることへのキリスト教・イスラム教・ユダヤ教側からの
拒絶)の原因が、主にこれら一神教側の「人間を含めた被造物」が「聖なる世
界のもの」より絶対的に劣るという「聖別」観の中にあることを指摘した(出
典:マックス・ウェーバー『宗教・社会論集』―河出書房新社―)。しかし、
小山悳子氏によれば、特に「無から宇宙が生まれたり消えたりしているという
ビレンケンの現代宇宙論や先端量子力学における『トンネル効果/http://urx.mobi/qfR0 』」などの知見によって、この「聖別」観念と東洋の
アニミズム宗教との間に横たわる矛盾は解消されつつある。

(注)量子論でいう「無」とは?
・・・それは、時間と空間があって物質がない状態ではない。そこでは、時間
も空間も物質もない状態から物質と反物質が生まれたり、消えてりしている。http://ur0.link/qfzq

・・・

然るに、安倍内閣に連なる #日本会議 のメンバー、あるいは神社本庁らに所
属する「改憲」派(“変質者の愛国”エロス派)や「原発推進」派(原発アニ
ミズム論派)の人々は、驚くべきことに「戦前型の靖国顕幽論」、あるいは
「万世一系皇国史観」を未だに後生大事に篤く信仰している。だから、それを
前提にアベノミクス・原発推進など凡ゆる政策(事実上の国策)が進められて
いることを考えれば、その劣悪なアナクロニズム(時代錯誤)が日本国民へ与
える被害の大きさと深刻さは紛れもなく犯罪的である。そして、すでに戦前期
において、このことを「変質者のエロス」の暴走だと喝破していたのが和辻哲
三(既出)である。


この小山悳子『日本人の求めた元神』によれば、本居宣長・平田篤胤らの偏狭
な日本思想(宣長の場合は、宣長が偏狭であったというより、後世の国学者・
神道学者らが曲解したというべきである)、あるいは戦前・文部省謹製の『国
体の本義(昭和12)』と『日本世界観と世界新秩序の建設(文部省、昭和
17)』、あるいは“生長の家”過激派の異常イデオローグなどは、そもそも寛
容であった伝統神道(平安中期以前の古層日本文化)の考え方を『関東軍式、
満州国統治の経営理念(国家神道方式)』にとって都合が良くなるように脚色
したものである(委細、関連参照 ⇒http://urx.mobi/qg4k )。

しかも、同じく『日本人の求めた元神』によれば、上掲の神道書『神令』の中
で、天皇(無論、その時代には未だ天皇の呼称は使われておらず、天皇に相当
するコトバとして天孫、聖朝などが当てられている)は非常に厳しく「徳治政
治」の実行を求められていた。例えば、“たとえ天孫であっても神の道に背く
ならば、その者は位を失い下僕となる。そして、末代の末の末まで神は天孫を
懲らしめるであろう”という表現で、天皇に対して「徳治政治」の厳格な遂行
を求めている。

(構想の死角=意外なアーキタイプの共有、つまり“似た者どおし”というこ
と? 日中韓(安倍・習・朴)における国家主義(幻想の民族主義ナショナリズ
ム)政権なる「矛盾撞着」の根源にあるもの)

・・・現代韓国の多文化政策(極右・朴政権による自己矛盾的な!w←補足、toxandoria)の推進が、テロ時代における日・中・韓のリアリズム政治が、韓
国ナショナリズム内実の変化をもたらすのか、は今の段階ではわからない。し
かし、こうした政策推進の背景にあるヒトの流れ(政治・経済・文化のグロー
バリズム傾向の促進)はとめようがなく、それに伴う社会の変化に政治が対応
しようとしているのは事実である。少なくとも、韓国(あるいは中国、そして
日本)を個々に「単一民族ナショナリズム」というイメージで捉えていると
(民族派極右・安倍政権の背後霊である #日本会議 のごとくw←補足、同
上)、現実の変化(真の‟変化のリアリズム”)を見落としてしまうことは間
違いないであろう。>・・・『韓国ナショナリズムの行方:単一民族国家から
多文化主義へ?/磯崎典世(学習院大学教授)』、http://goo.gl/S3lssY よ
り部分転載・・・・


◆「巫俗」(朝鮮民族のシャーマニズム、ムーダン)と「宮内省に鎮座してき
た(現在は宮内庁内?)園韓神(そのから神社)および平野神社(祭神←おそ
らく百済・聖明王)」との関わり?/仏教を日本へ伝えた百済・聖明王(聖明王
は武寧王の子/聖徳太子・伝記、上宮聖徳法王帝説によれば欽明天皇(or宣化天皇?)の538年に仏教が聖明王の指示で公伝したとされる)がこれらの祭神はど
のような神か?これは、おそらく天皇家の精神基盤(日本文化の古層/伊勢神
宮・創建の背景にも関係する?)が百済・新羅系のハイブリッドである(しか
も、当の宗家では疾うに失われた半島系古代文化の貴重な遺産が殆どそのまま
日本に遺されていることを意味する)ことを象徴している?また、天皇(家)
ご自身と宮内庁は“歴史”から此のことを正しく理解しているはずだが、問題
は文科省と安倍政権を押し立て歴史修正主義で凝り固まる #日本会議 、神社
本庁らの民族派極右の存在である!/そこでは秦氏と桓武天皇の深い関わりが
カギと見える、いわば秦氏は新羅・百済両渡来系の人々を信仰対象の神も含め
て融和的に統率し、桓武のための黒子役に徹した可がある!/近年、韓国の国
家主義的価値観とも連動し、巫俗こそが朝鮮固有の宗教であるという思想が生
まれており、朴政権の‟自己矛盾的な民族多元主義“政策にもかかわらず、表
舞台で近年しばしば取り上げられるようになっている。・・・参照文献、大和
岩雄著『秦氏の研究』(大和書房)ほか・・・(巫俗ほかの画像はウイキより)

(注) 秦氏は、中国・秦の‟始皇帝“麾下の遺民(技術者集団)が朝鮮半島
(高句麗、新羅、百済、加羅)経由で列島へ渡って来たもので、おそらく5世
紀頃から日本各地に定住した前渡り渡来系の一族(一説では17〜20万人におよ
び、当時の日本列島人口の5%弱を占めたともされる)。大和王権および奈良
時代から日本文化へ大きな影響を与えた(例えば、明法(律令)学の研究と講
義、申楽(能・狂言のルーツ/観阿弥・世阿弥=秦一族)、宮中神楽・雅楽等
(東儀家=秦一族)の創作、松尾大社・伏見稲荷等各地での神社造営、広隆寺
等各地での寺院建立(秦河勝は聖徳太子のアドバイザー役?)、あるいは冶金
・工芸技術を活かした東大寺・廬舎那仏の建立、etc)と考えられるが、特に、
機内の秦氏は長岡京遷都と平安京遷都に深く関わり(山背(京都)の秦河勝の
子孫が財政面から桓武天皇を支援したとされる)、中央政治の表舞台への登場
は戦略上から巧みに避けつつも、特に奈良時代から宮中との関わりが深く、結
束が固い殖産興業の民として日本文化のルーツを重層的に構築したとされる。

◆奈良時代の天皇は、天皇自身はその血統が百済系(厳密には百済系の血が濃
い?)であるものの、「壬申の乱」以降には次第に覇権を握るようになった新
羅系(つまり、当時における日本中枢の政治勢力が藤原(旧中臣)氏)の影響
下に天皇家が置かれることとなったため、繋ぎ役という特殊な事情で即位した
元明(女帝)・光仁(白壁王:62歳で即位した桓武の父/天智天皇の第7皇子・
施基親王(志貴皇子)の第6子で白壁王と称し、その夫人・高野新傘(≪注≫
高野新傘は皇后ではなく夫人、光仁の皇后は井上内親王/夫人は律令制におけ
る天皇の后妃の身位及び称号で皇后夫人・妃に次ぐ地位にあり定員は3名/なお、
このような律令法制の研究・講義に渡来系氏族の秦氏がもっぱら当たっていた
とされることも興味深い!)は百済・武寧王の子孫とされる。また、平安京遷
都によって奈良から京都に遷座した平野神社と高野新傘は縁が深く、平城京時
代に田村後宮にあった今木大神は高野新笠と山部親王(光仁の子である桓武は
光仁即位の前は山部親王と称された)が祭祀していたことが判明している。な
お、今木神の今木は今来のことで新しく渡ってきた渡来人を意味する。)の二
名以外は、全て(七名)が天武系(新羅系の影響下にある天皇)という、きわ
めて特異な構図が観察されることになる。・・・『2015-01-07toxandoriaの日
記/サザン『P&H』(サブカル)が“DIS”る安部「軍事国家主義」に潜む病巣
は、『正当歴史認識と生の具体性(未生/国民主権の核心)への眼差しの決定
的な欠落』http://goo.gl/t7BkGG より部分転載・・・

(関連情報)

★韓国の民族主義・ナショナリズムの特徴とその問題点/ブログなりぃ社会学、http://www.geocities.jp/nari_globe/nari_soc/korean.html
★韓国の民族主義(ウイキ)、https://goo.gl/H9TGHF


(世界平和に貢献するのは安倍政権、#日本会議 らが掲げる“政治的変質者
の愛国エロス”と“積極平和主義”(Peace through War)ならず、それは日本
文化についての深い理解、つまり新たな自己同一性の“未了の相克”へ持続的
に対峙する果敢な勇気!)

◆日本文化の古層への入り口とも考えられる神社であるが、一説では関西〜九
州〜中国〜山陰〜関東辺りにある神社(全国の数では約8.8万社以上とされる、http://urx2.nu/qi84 )の少なくとも6〜7割以上は渡来(半島)系であるら
しく、#日本会議 、神社本庁らヤマト民族派極右が、それを国粋・民族国家主
義信仰の拠点視するのは滑稽であるバカリでなく日本文化の認識としても浅薄
である!東アジア漢字文化圏(2015-09-01・toxandoriaの日記、http://goo.gl/m1IJtw )という広域的な文化・宗教現象と理解すべし!
((注)北海道神宮、明治神宮、樫原神宮などは国家神道の官国幣社として明
治〜大正期に創建された) to戸谷真理子@irukatodouro(なんだこれ( ; ゜Д゜)。。"@Lily_victoria: 富士山と桜の花をバックに、黒い着物姿の櫻井よ
しこ( #日本会議 別動隊リーダー)が、改憲を訴え。元最高裁の三好達( #日
本会議 名誉会長)もですがね。…京都の上賀茂神社、改憲推進ポスター、署名
コーナー ")20160104只のオッサン@hanachancauseがリツイート
・・・Cf.1新羅の仏教公認(527)は、高句麗と百済に比べると約1世紀半遅
れている(下記Cf.2)。そして、日本列島への朝鮮半島文化の影響は北九州・
山陰を辿る新羅ルート経由が早くから盛んであったと思われ、しかも長く続い
た。従って、日本の神社のルーツの多くが新羅系であるのは当然とも考えられ
る。
・・・Cf.2 なお、朝鮮の古代三国における仏教受容の歴史を概観すると、先
ず最も北にあり中国に近い高句麗へ372年、小獣林王の時代に前秦から伝えら
れ、375年には肖門寺・伊弗蘭寺などが建立された。百済では、これより若干
遅れて384年に枕流王が東晋から高僧の摩羅難陀を招来し、392年に阿莘王(阿
華王)が仏教を信仰せよとの命を国内に布告した。が、百済国内に本格的に仏
教が普及するのはそれより1世紀ほど遅れた6世紀初頭である。残る新羅は上記
2国よりもさらに遅れ、527年に高句麗から伝えられたとされる(当パラグラフ
はウイキより部分転載)。

・・・

ところで、八色の姓(やくさのかばね)とは、天武天皇が684年(天武13)に
新たに制定した「真人(まひと)、朝臣(あそみ・あそん)、宿禰(すくね)
、忌寸(いみき)、道師(みちのし)、臣(おみ)、連(むらじ)、稲置(い
なぎ)」の八つの姓の制度のことである。

また、姓は古来の貴族に与えられた姓であり、尊卑を表す階級的称号とされて
いる。そして、この中で最高位の「真人」は継体天皇の近親とそれ以降の天皇
・皇子の子孫に与えられており皇別(天皇が大王であった古代から存在した王
の血統の意味)とされ、「朝臣」以下はそれ以外とされてきた。つまり、「真
人」だけが万世一系の皇統に連なると考えられる訳だ。

然るに、かねてから継体(26代天皇)には百済系の血筋が混じるのでは?と指
摘されていたが、近年の研究によって、これが新羅系である可能性が高くなっ
ている(近江の高島町にある、新羅系・白髭神社関連の息長氏(おきながうじ)
との所縁で)。さらに、皇統を遡及し仲哀(14代天皇)まで遡及すると、三韓
征伐を指揮した逸話で知られる仲哀の皇后・神功も新羅系の息長宿禰王の娘で
ある。

しかも、そもそも八色の姓の第三位である禰王(すくね)には渡来系王孫の意
味があるともされる。逆に、継体から皇統を下ると継体の子とされる欽明(29
代天皇)の時に仏教公伝(538、百済・聖明王より/536〜539=宣化期、の説
もある)があり、東アジア圏全体の当時の政治状況の中で百済との関係が深ま
り、例えば舒明(34代天皇)の王宮は百済宮と称している。

そこで、疑問となるのが継体→欽明期における新羅系→百済系の血統チェンジ
をどう説明できるか?である。しかも、継体→欽明期に跨る「継体・欽明朝の
内乱」が未だにブラックボックス状態なので欽明が果たして継体の子であるか
?の疑問は解けないままである。が、問題はそこだけに限らない。


因みに、仁徳(16代天皇)系の武烈(25代天皇)に子がなかったので武烈没後
「応神5世孫」を称する継体(26代天皇/既述のとおり息長氏の所縁で新羅系
?/現在の近江・高島市出身で、母は越(同じく福井県三国町)の振姫)が507
年に河内の樟葉宮(くずはみや/枚方市樟葉)で即位した。その後、継体は今
の京都府内で遷都を繰り返し、最終的に敵対勢力(おそらく河内の)を排して、
大和の磐余(いわれ/現在の奈良県磯城郡)の玉穂宮に落ち着く。考徳(36代
天皇)が河内で難波宮を営むのは、それからら約120年後である(出典:吉村
武彦『蘇我氏の古代』―岩波書店―)。

ともかくも、このように渡来系(新羅?)王朝の歴史・文化と所縁が深い河内
飛鳥(現在の大阪府の中心部〜西域一帯/日本文化の基層である渡来系文化の
坩堝)辺りで、下(◆)のような #日本会議 の影響力と「育鵬社教科書」の
採用が共鳴し、かつ急拡大しているのは非常に残念なことである。その背後に
は、「これら地域住民の混濁した深層意識(歴史に関わる記憶喪失・近親憎悪
・錯乱から生起しハイブリッド燃料と化した異様な感情)」が漂う。

◆日本青年会議所大阪ブロック協議会長( #日本会議 の機動部隊)を務めた
衆議院議員の遠藤敬。こいつに至っては今も日本教育再生機講大阪会長のまま
だ。育鵬社教科書の執筆者&応援団、推進団体の大阪責任者だ。勿論、文部科
学委員。国会質疑もこんなもんだ!↓20151027@akabishi2 
http://ur0.pw/oSzP 
*【動画/国会】遠藤敬(維新の党)【衆議院 文部科学委員会】平成26年10月
17日 https://www.youtube.com/watch?v=UW0BN_wBwog 
・・・・・・Cf.「 新しい歴史教科書を作る会」の理事&日本会議広島理事の
井上寶護は「国柱会」だったのか!里見日本文化研究所研究員だしガチだ@早
川タダノリ https://goo.gl/P9pdbO 
<注>「国柱会」(田中智学)の特徴は国体論(万世一系の祖、天照大神の子
孫たる天皇中心政体/篤胤『顕幽論』、宣長『皇国史観』、水戸学ら)と仏法
(日蓮主義)の“狂信的”結合による独善的テロ(愛国戦争)思想!愈々、小
中校での危険な洗脳教育が始まる!

おそらく、安倍政権は、チャッカ・マン大阪維新を使って、作為でその歴史修
正主義の燃料源(地雷原/実は日本のアイデンティティーに関わる悲しむべき
誤解に基づく)へ火付けをしようとしている訳だ。つまり、第二次世界大戦に
おける日本軍(満州における関東軍ら)の行動の正当化をホンネとする、安倍
政権の「文化破壊」的な蛮行政治である!

ところで、更に皇統を下り桓武(50代天皇/生母は光仁天皇・夫人の高野新傘
/新傘の父方である和氏は百済武寧王の子孫を称する渡来系氏族)の治世期を
挟む時代を大きく概観すると、おおよそ690年前後の天武・持統期〜桓武天皇
の頃(平安京遷都(794)の前後期/桓武には数多の古代韓流・愛妾らの存在
もあるw)、つまり平安初期以前の日本の朝廷では、時折、古代朝鮮 (高句
麗・百済・新羅)語や古代中国語が飛び交った?と考えられる。

また、新羅系・白髭神社の例のごとく新羅系の神社と重なる古代文化(おそら
く出雲系)の勢力圏は、出雲・若狭一帯から琵琶湖の沿岸を南下し大和へ入っ
ており(その典型が大神神社(三輪山信仰)/おそらく河内飛鳥文化(日本文
化の基層である瀬戸内海ルート渡来系文化の坩堝)とが合流し、激しく相克し
た地域)、もう一つの流れは北陸・信濃から遠く武蔵(関東)まで入ったこと
が窺われる。そのため、これらの地域には新羅系の神社(そもそも社殿を重視
しない、山体・磐座を信仰することから始まった)が多いとされる。

ともかくも、いま我われが強く求められているのは、安倍政権、#日本会議 
らが掲げる“政治的変質者の愛国エロス”と欺瞞に満ちた“積極平和主義”
(Peace through War)へかまけたり、その言いなりに身を任せたりすること
ではなく、日々の生活感に根差しつつも“日本のシニフィアン”(signifiant
/日本文化が意味するものとは何か?いわば、自己の意味を問い続ける自分探
し)を歴史と未来へ繋ぐ視座の二点から絶えず見据えて、それを些かは変容さ
せながらも、絶えず自己同定しようとする厳しい努力への飽くなき挑戦、つま
り「未了の相克」ということである!

ところで、安倍内閣、#日本会議 、神社本庁らが仕掛け日本が罹患してしま
った“変質者の愛国エロス”のガン細胞”は、比喩的に言えば「腫瘍マーカー
が“中→悪化”のフェーズへやや急傾斜しつつある程度/分かり易く5段階評
価に読み替えれば4へ遷移しつつある段階」と表現できるかもしれない。

しかし、この“変質者の愛国エロス・癌”が厄介なのは、その腫瘍マーカーが
未だ軽度を示すフェーズから、通過儀礼と神社文化(日本文化の古層と繋がる)
などを介し、殆ど無意識の内に我われの体内に広く深く忍び込んで(転移して)
いるという現実があることだ。従って、この文化的なガン(癌)に外科手術は
無効であり(これを外科的に摘出すると“マゾ的自傷行為”同然化する恐れが
あるので)、もっぱら愛国エロスの毒性を緩和する免疫療法に頼らざるを得な
い。

だからこそ、ここで述べたように我われ日本国民の一人ひとりが過去(歴史)
と未来(未生)の両ベクトル(方向性)へ目を配りつつ、主体的かつ自覚的に
「日本のシニフィアン”(signifiant)」探しの地道な作業に努力する必要が
あるのだ。安倍晋三・一派ら“変質者の愛国エロス癌”を激烈に批判し、ある
いは面罵し、または痛烈に揶揄するだけでは却って彼らの仲間や超呑気な何で
も支持層を太らせてしまう可能性すらあり得るので、この点が厄介と考え、サ
ブカルチャーや文化批判的な要素も考慮しつつ十分慎重に対処する必要がある。

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。