メルマガ:toxandoriaの日記
タイトル:戦後初!“神宮遷御儀礼”への安倍“総理”参列は、伝統構造災たる・・・(2/n)  2015/11/03


戦後初!“神宮遷御儀礼”への安倍“総理”参列は、伝統構造災たる「このみ
いくさ/愛国自爆テロ戦争」(国家神道の崇高祭儀)とショック・ドクトリン「緊急事態」
で 『国民主権』制限の“神憑り『改憲』”を強行する決意の表明(2/n)

<注記>お手数ですが、画像は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20151030

1−3 「伊勢神宮式年遷宮の財政」と日本伝統「構造災」が共有する『国家神
道』の誘惑なる厄災

(雅な伊勢神宮の式年遷宮に絡まる“原発(准国家神道)マネー”の赤い糸)

神宮式年遷宮の財政問題に関連して興味深い現象が観察される。周知のとおり
2013年は、7世紀後半以降から、およそ1300年の長きにわたり20年毎に行われ
てきた<伊勢神宮・式年遷宮>の年であり、その総費用はca.550億円とされる
(出典:ブログ日本史ニュース、http://japanhistory.click/36001 )。

そのうち約220億円(40%)を財団「伊勢神宮式年遷宮奉賛会/対象:財界引
受けの企業・団体等」(2006/04/21財団設立/文部科学省・所管)が分担した
が、この財団設立の発起人には当時の勝俣恒久・電事連会長(東京電力社長/
3.11フクシマ原発苛酷事故の責任を負うべき人物!)らが名を連ねた。

そのうち250億円(45%)は寄付金収入(いわゆる、お賽銭/20年間分)扱い
となる遷宮奉賛金(対象:負担者は主に神宮参拝の個人・法人等)で賄われ、
残り80億円(約15%)が神社本庁他からの支援金。ただ、この支援金も20年間
の累計なので、1年ベースで見れば約4億円が神社本庁から毎年調達したと推
測される。


注目すべきは、先ず総費用の約4割を占める財界分担の寄付収入(対象:企業
・団体等)の大きさであり、次いでその「大口寄付」社(者)の中に「原発」
所有の電力会社、原発メーカー、およびその系列企業各社らが含まれており、
個々の関り程度に濃淡はあるとしても、いわゆる『原発マネー』が此処に大き
く浸透していると思われることだ。

従って、仮に非合理な原発を疑似国策宗教と見立てるならば、それはいわば現
代版“准国家神道マネー”といえる!苦w そして、何よりも注視すべきは、
今でも文部科学省(国)と原子村(電力各社、原発メーカー各社および関連企
業各社)が、事実上、ネクスト「神宮式年遷宮の財政」を多様な形で熱心に支
援していることだ。

無論、その手法が憲法上の「政教分離の原則」を犯している訳ではないが、こ
こからも日本伝統文化と天皇家の精神文化の支柱である「伊勢神宮」が「戦争
(潜在核武装たる原発)」と「9条・平和(主義)」の狭間で苛烈なせめぎ合
いの場に立たされていることが分かる。

因みに、「政教分離の原則」は“政治(政党)Vs宗教”ではなく“政府(及び
地方政府・公共空間・公共意識)Vs宗教”の分離である、という基本理解の欠
落が日本民主主義の致命的欠陥と思われる(当論点の委細はコチラ ⇒ http://u0u0.net/oQGN )。

ともかくも、おそらく「フクシマ3.11原発苛酷事故」以前には日本会議と共鳴
しつつ「原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論」を声高に掲げてきた神社
本庁(≒神道政治連盟国会議員懇談会(安倍晋三・会長))からの支援金には、
当然、電事連等の原発マネーが“濾過器”を通して混入してきたと推測される。

また、日本会議は約3万人の構成員と、max約800万人にも及ぶ一般の協賛加盟
団体会員等から成り立っているが、これは“神道政治連盟・家庭連合(旧統一
協会)・幸福の科学らカルト諸派の国政選挙における自民党・集票力”、
約1000〜1500万人とほぼ重なる。

(戦前の伊勢神宮は国家神道(絶対強固な財務基盤)と強い絆で結ばれていた
/その追憶から、“国家神道”中枢たる『神宮』復活の要求が今も執拗に続く)

終戦後、「神道指令」で国家神道を解体したGHQ(総司令部)は、それまで国
家神道の中枢であった伊勢神宮に対し宗教法人になるか、天皇家だけの私的
「大廟」となるかの選択を迫ったため神宮は前者(宗教法人)を選んだ。無論、
ここで天皇家との歴史・文化・伝統儀式的関係が絶たれた訳ではなく、天皇家
の「大廟」的な性格も引き継がれた。が、いずれにせよ神宮の「国家神道の中
枢としての役割」(日本政府から直接的に財政支援を受ける関係)は消滅した
のである。

ところが、神宮が宗教法人化した直後から現在に至るまで、神道・神社界の
「国家神道」復活派と神社本庁は、日本政府と国会議員に対しその復活の積極
的な働きかけを開始し、それを継続しつつ関連する諸活動を熱心に推進してき
た。このような流れから派生したのが、神道政治連盟(及び同国会議員懇談会)
と #日本会議 (及び同国会議員懇談会)らの組織である。

特に、これらの要求を受けた岸伸介・総理大臣(安倍晋三の祖父)の動きは活
発で、1958年・正月に松永東・文部大臣(第1次岸内閣)は「伊勢神宮は特別
扱いにせねばならぬ、神宮の八咫鏡(やたのかがみ/三種の神器の一つで、
『古事記』では八尺鏡(やたかがみ)とも。また『日本書紀』は別の名である
真経津鏡(まふつのかがみ)と記す)などに対し国家は財政的に保護手段を講
じるべきだ」と発言している(出典:ジョン・ブリーン『神都物語』―吉川弘
文館―)。

そして、このような<戦後「神道指令」から10年目頃の岸伸介の動き>こ
そが当記事の冒頭で述べた「伊勢神宮のもう一つの“靖国神社”化=直接的な
神宮への財政支援とバーターで全国民の玉砕が前提の『愛国自爆テロ戦争』
(国家神道の崇高祭儀)体制へ、再び、日本(1億総日本国民)を回帰させ
る!という安倍晋三・一派の強い決意の現れ」に繋がっているのである。

見方を変えれば、これは<安保闘争で無残に潰えた安倍晋三の祖父・岸伸介の
夢>であった「国家神道と真姿顕現(古来から在ると信じられてきた神州不滅
なる日本の国の真の在り方、そうあるべき国体の姿)の復活作戦ということ」
であり、更に言い換えれば「伊勢神宮のもう一つの“靖国神社”化/戦前がそ
うであったように、伊勢神宮を皇室と国家神道が共存する国策軍事祈願の大神
殿(改めて戦争神社の中枢)と位置付けること」である。しかし、この「伊勢
神宮を中軸に国家神道を復活させるという岸伸介の夢(『追憶のカルト/異常
“観念同時”』を仕掛ける野望)は、安保闘争の激化で潰えたのである。

その後、1960年代には池田勇人・首相が、神道・神社界とヤマト民族極右派か
ら「伊勢神宮の国有化」(国からの全面的財政支援の合法化)を再度迫られた
が、安保闘争で潰えた岸伸介(安倍晋三が崇めるカルト祖霊?w)の事例(国
民総意の大反発!)を念頭に、池田は頑としてこれには応じなかった(出典:
ジョン・ブリーン『神都物語』―吉川弘文館―)。

つまり、やはり全ては「国民の総意」(国の主権者たる国民が示す明確な意志)
に掛かっていることになる。このように神宮を巡る現代日本の政治・宗教史を
顧みれば、そこでは、「改憲」、「政教分離」等を始めとする憲法マターが実
は「一人ひとりの国民自身の意思」の問題であり(逆に見れば、解釈改憲によ
る神宮の国教中枢への復帰は国民主権と政教分離原則の放棄ということ!)、
それを他人ごとで済ますのは許されぬという厳しい現実(立憲主義の民主国家
・日本が崩壊するという恐るべき危機の真相)が示唆されている。

つまり、この直近日本の歴史は、そっくりそのまま現在の安倍政権の「安保法」
と国策「原発ゴリ押し」の核心に、つまり主要メディアと国民意思が曖昧であ
るのを良いことに安倍政権がクーデター同然の「国民主権と立憲主義を否定す
る政策」で次々と暴走していることに繋がるのである。

(その『国家神道』復活を要求する『異常“観念同時”の情念』(追憶のカル
ト)こそが日本伝統『構造災』の胎盤である!)

ところで、それは上で見たとおりであるが、過半超日本国民(多数派層)の
「政教分離等に関わる曖昧な心性と何でも他人事と見なす傾向」(国政選挙に
おける“常在5〜6割無党派層”の問題と重なる)という日本人に特有な心の
間隙を突く形で、 #日本会議 、神社本庁、神政連などが「国家神道」リヴァ
イバル戦略を着々と進めつつあることを我われは先ず明確に意識すべきだ。

「構造災」は、社会学者・松本三和夫氏が提示した概念(出典:著書『構造災
/科学技術社会に潜む危機―岩波新書―』)で、科学・技術・社会の間のイン
ターフェース(界面)での臨界作用(反応)がもたらす大災害のことだが、こ
こでは、科学技術・政治行政・経済・文化宗教・NHK等マスメディア・多数派
国民意識が複雑に共鳴し無責任化する界面が「過酷巨大災害」をもたらすこと
と定義しておく。そして、「臨機調事件」(委細後述)を隠蔽した太平洋戦争
と原発安全神話(原発マネーのバラマキ)が引き起こした「3.11フクシマ原発
苛酷事故」がその典型である。

まことに解せないことだが、今でも明治維新期から戦前・戦中にかけて<一般
国民がほぼ100%本当だと信じ込まされていた『紀元二千六百年』の歴史観、つ
まり神武天皇建国神話(BC660年2月11日←今も、建国記念日)>が公に否定
されていることについて不満を持つ向きが多く存在しており、その面々の代表
が #日本会議 、神政連らのメンバーとそのシンパ層である。

そのため、近年は、中韓との対立を背景として<憲法改正、教育改革、国軍創
設、徴兵制、天皇元首制、天賦人権論(基本的人権、国民主権)否定、国体論
・国体明徴論の復活、万世一系皇国史観復帰・・・、又それらと「国策原発」
必要論(神政連・神社本庁のウラニウム・アニミズム論のホンネ)を結び付け
て騙る安倍自民党、あるいは維新ら“トンデモ”保守派、つまりカルト偽装極
右派>へ、殆ど無意識に共感する空気が強まる一方であるかに見える。

しかも、かなりの無視できぬ勢いで<安倍総理の「戦争法(安保法)/日本軍
国主義化」と「原発取り戻し政策」の連動>に対する支持が増える傾向にあり、
今の日本は「第二次アベノミクス(GDP600兆円/1憶総活躍の時代!)」の御
託宣(靖国神社と伊勢神宮を明確に視野に入れた『国家神道』リヴァイバル要
求の高まりを活力源とする)も得たことで、愈々、本格的なアベノミクスなら
ぬバカノミクス(複合的な巨大破局型の構造災が引き起こされる可能性が際限
なく高まる)の時代を迎えつつある。

(安倍総理とそのお友達の閣僚らは統一家庭連合(旧統一協会)等のカルト諸
派とズブズブの癒着(国政選挙5〜6割常在棄権層の現実を睨んだ選挙票確保
が目的の)を深めるバカリ)

■今も日本に潜む「構造災」の淵源は「国家神道」を支える「明治維新型アナ
クロ・ミソロジー(神話論理/追憶のカルト=異常“観念同時”の病理)」で
ある。昔も今も、日本では政治も科学も経済もすべてが“カルト神憑り”であ
る(関連参照⇒第3次安倍改造政権支える宗教(神政連、日本会議、旧統一協
会、全日仏・・・)20151023週刊朝日、http://goo.gl/1ZNj8i  )。

・・・2015年8月、旧世界基督教神霊統一協会が文化庁(文部科学省/下村博文・前文科相)の認証で、正式に『世界平和統一家庭連合』(略称、『統一家庭連合』)へ名称変更した。

・・・この時の文科省トップ・下村博文氏は、12年12月以降の約2年半のあいだ、『統一家庭連合』系の世界日報社が発行する月刊誌「ビューポイント」のインタビュー記事に3回も登場している。

・・・萩生田官房副長官は3月にソウルで行われた統一協会系イベントで来賓
挨拶を、次期総理(安倍の後継指名で!)が噂される稲田朋美・政調会長は09
年に同協会と関係が深い世界平和連合の大会で講演を夫々行っている。また、
安倍首相も10年に統一教会系の世界総合戦略研究所の定期会合の講師を務めて
おり、衛藤首相補佐官も同研究所のため議員会館内で講演を行った。

■【第3次安倍改造内閣の概要:19人中16人(日本会議10+神政連6)
の占有で全閣僚の84%強が「日本会議」系、「超過激極右」閣僚が8人(対
全閣僚占有率42%/内2名は核武装論派)であるうえ、「第3次安倍改造内
閣」の目玉≪一億総活躍(火の玉玉砕?)担当大臣:加藤勝信氏≫が「スーパ
ー極右」という戦前回帰(歴史修正主義)の超然“軍国主義”内閣!】 ⇔ 
第3次安倍改造内閣 全容明らかに201501007NHKニュース/・・・愈々、日本
国民は<“火の玉”玉砕戦>を覚悟すべきか!?・・・以下、内容の詳細分析
[初入閣9人、再入閣1人、留任9人、女性閣僚3人]は省略・・・、https://goo.gl/0UUy3 

・・・

これら(↑■×2)の観点から見れば「臨機調事件」(『事実(歴史的)』の
無視と『失敗原因』の徹底隠蔽、検証と反省の不在)→太平洋戦争→(・・・
構造災の潜伏期(戦後復興、60年代・高度成長)→フクシマ311原発苛酷事故
→核ゴミ処理不能の儘での再稼働強行、事実上の棄憲クーデター(安保法ゴリ
推し)、偽装(下駄ばき)アベノミクスの座礁!?」は<起こるべくして起こ
る必然の「構造災」の流れ>と見るべきである。

特に、太平洋戦争の開戦直前に起こった「臨機調事件」における、<超然政
治(軍事)権力の暴走と隠蔽工作を当然視する不埒な『神憑りの権力意思(追
憶のカルト=異常“観念同時”の病理)/岸伸介⇒安倍晋三、#日本会議 ら
へ流れる悪徳の遺伝子』>は、ソックリそのまま『安倍内閣の強権政治』(戦
前の“追憶のカルト”国家主義の復活を謀る)に繋がることを意識すべきであ
る。

ところで、「臨機調事件」(臨時機関調査会事件)は、1938年8月に竣工予定
の最新鋭駆逐艦の主要タービン翼がテスト中に折損した深刻な事故、つまり
「艦政本部式タービン翼折損事故」のことである(出典:『神戸大学・学内研
究成果』、http://goo.gl/aiXmdi )。

この事故(前代未聞の大事件)は、太平洋戦争開戦が間近な1937年12月29日に
起こった。周知のとおり、軍国主義時代の軍事技術は最大限の人材、情報、資
材、予算が投入されるが、この場合は特に開戦直後の戦況の方向性を決める最
新鋭駆逐艦の建造であっただけに、そのプロジェクトの大きな特徴は「最重要
国策である故に予算が戦時国債を裏付けとする青天井」だったことにある。ま
さに、それは今の「原発」or「アベノミクス」推進の経緯・現況と酷似してい
る。

1938年4月1日の『国家総動員法・第二条』で、動員対象のトップに位置付け
られたのが軍艦で、その中でも最新鋭かつ高性能の機動力を求められるのが駆
逐艦であった。 今、第3次安倍改造内閣では、違憲クーデター「安保法」の下
で何やら得体が知れぬ「1億総(国民)活躍担当相」(加藤大臣/日本会議、
神政連らに所属する超過激民族派極右)が新設され、加藤大臣は<国家に奉仕
させるため『家族』を使え!(これは統一協会(名称変更で『統一家庭連合』)
のキャッチと共鳴!)>と宣言した(20151009リテラhttp://goo.gl/2bfZLr )。

ともかくも、先ず、この「国策故の青天井予算」という恐るべき現実が、あの
「福島3.11第一原発過酷事故」の背景となった「現代日本の国策原発における、
事実上の青天井予算」とピタリ重なることを注目すべきである。

従って、現下の安倍・自民党政権による『アべノミクス(国民の懐中と国富へ
の“お尻かじり虫”政策/苦w)』に伴う前代未聞の大金融緩和政策にも「フ
クシマを無視して国策原発を取り戻すための原発支援関連の青天井予算(事実
上の原発国債発行に基づく紙幣増刷政策を前提とする原発マネー取戻し戦略 
← 印刷された紙幣には用途別の色など付いていない!)」の裏シナリオが潜
むことを強く意識すべきである。

(第3次改造安倍内閣が新設した『1億総活躍担当相』(加藤勝信衆議院議員
/ヤマト民族カルト偽装極右派)で懸念される、新たな集団妄想ディザスター
型『構造災』の発生)

ところで、戦前の国際的緊張が高まる中での開戦に備える切り札で日本独自の
開発であることを自負していた「艦政本部式タービン」の事故は非常に深刻な
ものであった。それは、日本海軍で標準化されたタービン技術の事故は、それ
が欠陥技術であるかぎり他のどの艦船でも起こり得ることになるからで、事実、
同年12月29日から4日間の内に、同型艦の5隻で同様事故が連鎖的に発生した。
しかし、おざなりとも言える責任者の懲罰で決着がつけられ、現在に至るま
で、当事件の顛末について余り詳しくは知られていない。つまり、この致命的
事故(欠陥技術の存在)は、カルト神憑りの戦時体制の空気が蔓延する中で、
軍事政権の意思が握り潰したことになる。

技術上の問題の委細は省かざるを得ないが(上掲書を参照乞う)、この「歴史
から隠された大事故」が構造災害であることを特徴づけるのは、以下の三点で
ある。そして、これらが余りにもフクシマ(福島3.11第一原発過酷事故)の状
況と酷似していることに驚かされる。

●秘密主義・・・注目に値するのは、海軍史上で最悪とされる「第四艦艇事件」
(関連参照⇒http://urx.nu/3KrY )が帝国議会・議事録に遺されているのに、
当事件(艦政本部式タービン翼折損事故)は帝国議会へ報告された形跡がない
(松本三和夫氏が調べた限り、議事録に遺されていない/現在の安倍政権下に
おける<安保法「委員長発言は聴取不能」の議事録、与党判断で「可決」追記20151012東京新聞、https://goo.gl/vQDeec >、あるいは<憲法解釈変更の経
緯、公文書に残さず集団的自衛権検証が困難に/2015/09/2共同通信、https://goo.gl/ODRgmp >の異常事態とソックリ!)。

●想定に基づく対症療法の際限がない増殖(技術対応上の最大の欠陥)

●間違った先例の踏襲による、事故原因の温存と先送り・・・真の原因とされ
る事実の一応の確認は、対米開戦から1年半近く経過した1943年4月で、それ
は対米開戦の意思決定には間に合わなかった。

この「臨機調事件」に関わる問題はそれだけにとどまらない。終戦後の日本で
は、太平洋戦争の敗戦への反省から「平和文化の重視」と「科学技術振興によ
る新国家づくり(高度成長へつながる目標づくり)」が目指された。無論、こ
の目標そのものに間違いはない。

しかし、問題は<その目標づくりに資する経験として戦前ないしは戦中に形成
された、まことに信用ならぬ伝統『構造災』の原因となる異常プロセスが形を
変えて、戦後の『日本の科学技術と経済の発展過程』へソックリ引き継がれ
た>ことにある。しかも、このプロセスは、今や再び、ポスト・フクシマの安
倍・自民党政権のアべノミクスとアベノミクス・フェーズ2(1億国民総活躍
プラン)でソックリ復元(取り戻)されたかに見える。

具体的に言えば、それは「上位下達の国策(錦の御旗)を掲げる科学技術動員
のため設立された戦中期の「技術院」(1942.1.31−1945.9.4)に潜む構造災
の三要素を個々の政策目的に合わせて活かすためのノウハウ」、つまり「修正
・交渉・調整の過程で利害関係者の総意が優先され、当初の理念からかけ離れ
た骨抜き政策をデッチあげるため役立つ行政経験」が、戦後の「高度成長期」
以降から現在の安倍政権(アベノミクス)に至る日本の行政手法の中で“成熟”
してきたということだ。それは、悪玉菌による“腐乱熟成”に似ている。

つまり、戦前・戦中の構造災を潜ませたままの科学技術立国の手法が見事に現
在の「戦前を取り戻す意思の安倍・自民党政権」による<アべノミクス・戦争
法の強行と国策原発の取戻し政策>に引き継がれており(構造災のタネを益々
膨らます可能性を高めつつ)、その意味で今の日本は、「たとえフクシマの如
き過酷原発事故等の大災害に襲われたとしても、錦の御旗で総動員された1憶
総国民が構造災のタネを抱えたままの無謀な軍需型『科学技術立国』へ再び果
敢に挑戦し続ける」という玉砕戦争の入り口に立っていることになる。

(関連情報)

◆この<戦前そっくりの『アイロニー(現実逃避)政治』の出現は、安倍らの
異常個性(ヒトラー型)というよりも、むしろ日本人( #日本会議 的なもの
に共鳴する、少なくとも約半数の日本人)の深層に沁み込んでいるetwas(ス
ターリン型に近い万世一系現人神(神格)政治へのぞっこん願望、集団妄想/
“正統保守とカルト偽装極右の違いが判別不能”という煉獄への囚われ!)の
反映では?>と思われる。】 ⇔ 見事に、安倍 否 #日本会議に騙されま
した!w ⇒ 安倍内閣支持率、44.8%(+5.9)に急上昇w 不支持率は
41.2% 支持率が不支持を再度上回る 2015/10/08共同、
https://goo.gl/bVmK3e 

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