メルマガ:toxandoriaの日記
タイトル:[情報の非対称性]金目放射性「カルト寄生体X」、・・・(4/6)  2014/11/09


■[情報の非対称性]金目放射性「カルト寄生体X」、安倍政権のメディア・プ
ロパ国民洗脳『社会的集団オルガズム』で陶酔する国民はその除染のため正当
歴史観と正統保守意識の共有が急務(希望のトポス編)(3/6)

<注記1>お手数ですが、当記事の画像は下記URLより入ってご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20141105

2 日本伝統の「慰霊ヒューマニズム」を破壊した靖国神社/安倍内閣と呼応し
て“戦前を取戻しつつある平田国学『顕幽論』一派の暗躍(“国家神道”取戻
しの画策)

(日本伝統の「慰霊ヒューマニズム」(宮崎駿『千と千尋の神隠し(2001)』
のカオナシが象徴する!)を破壊した靖国神社)

日本伝統神道のアニミズム観念では基本的に人を神として祀ることはなかった
が(仲哀天皇・神功皇后を祭神とする香椎宮(福岡)、あるいは中世期以降の
吉田神道(豊臣秀吉“豊国神社”、徳川家康“東照宮”などの例外あり)、古
代社会で仏教・儒教・陰陽道などと結びつくとともに、平安中期頃から政争の
激化や疫病などと関わり疫神を鎮める御霊会(ごりょうえ)が行われるように
なり、特定の人間の怨霊の祟りを鎮めるため、その怨霊を祭神として祀る信仰
も広がった。その代表例が菅原道真を祀る天満宮である。

他方、日本では、古来からそのたびに夥しい数の無残な死者をだす戦争では、
その祟りを恐れて敵か味方かの別なく供養されるのが常であった。例えば、南
北朝動乱では足利尊氏が、『元弘の乱(1331)』以来の敵味方戦没者の供養の
ため、全国各地に安国寺・利生塔(http://urx.nu/d8Ql )を建立した。そし
て戦国期や豊臣秀吉の『朝鮮の役』でも敵味方供養の碑が各地に建てられた。

敵と味方をともに祭祀する行為は、祟りを恐れるという動機から発するもので
あると同時に、日本人の心に人間の生命を尊び、他者の死を哀惜するという、
ゆたかなヒューマニズム精神を育んできた。このように死んだら敵も味方もな
いという人間観は、権力者によって一方的に戦場へ追い立てられ、なんの怨念
もない敵を殺さなければならない民衆(兵士・戦士たち)の生活感に根差す健
康な自然の感覚であった。また、それは「国民主権ナショナリズム(関連参照
⇒ http://urx.nu/dDM4 )」への遠く遥かな予感でもあった。

しかし、幕末〜維新期の異常な内外の緊張状態(列強諸国が牙を剥いた植民地
主義と過激尊皇攘夷思想の対決、日本国内における覇権闘争など)のなかで生
まれた東京「招魂社」(後の靖国神社)の思想は、怨霊信仰という広大で奥深
い民衆史的な基盤を一部の背景としつつ、日本人の宗教的伝統観念はもとより
アニミズム古神道の伝統とも異質で超異常な観念(いわば一種の猟奇的な変質
者の感覚)を拡張することとなり、それは明治維新直後の神道国教化(事実上
の政教一致)の方針で明治期〜戦中まで日本政治の中枢(軍制(靖国神社)、
国家神道(神祇官→教部省→神祇院))に固定化された。

このため、幕末の戦争で、尊王攘夷派だけが国事受難者として弔祭され、例え
ば「会津戦争」での会津藩戦死者の如く、いったん朝敵と見なされた者たちの
死は一顧だにされなかった。それだけでなく、各地の「招魂社」の<招魂の思
想>は、神道の伝統と異質で、きわめて特異な霊魂観を持っており、それが
<平田学派=“変質者的なイデオローグ神道”>と呼ばれる所以である。

靖国神社の前身である東京招魂社(および各地招魂社)の根本精神は「霊能師
(霊媒)よるスピリチュアル(霊体/エクトプラズム)降臨への篤い狂信」で
あり、これに頼るようでは到底「政教分離」に基づく現代民主主義国家の健全
な精神(中庸な政治意識)に支えられた政治権力とはいい難い。

しかし、「安倍“霊感&複合カルト”内閣」の中でも特にスピリチュアル嗜好
が強いとされる下村博文・文科相(神道系カルト、ワールドメイト/既出【参
考画像2】)の下で進行中の「道徳教育」充実(教育改革の一貫)の検討プロ
セスで、戦前と同じく「軍」組織に組み込まれた「スピリチュアル降臨(靖国
顕幽論)の信仰を基礎とする美しい国家への愛国心」が「新教育勅語(仮称)」
復活の形で闖入する懸念が高まっている(その究極目的は全国民に対する“こ
のみいくさ”戦死(散華)の勧め!/関連参照、下記▼3)。

▼3 安倍政権は、「改憲」で日本国憲法から「基本的人権」(国民主権)を
削除し、国家主権を幼少時から周知徹底するため、道徳教育の強化(教科化)
で「戦前型愛国心」強制の意図を滲ませる。しかし。多数派国民層は未だにそ
の超リスク(というよりも安倍政権の“変質者”的異常性)を殆ど自覚せず、
欧米メディアを別とすれば、国内マスメディアは此の核心部分へのストレート
な言及を避けている。

・・・Cf.⇒国民に道徳を押し付けるが自分たちは平気で国民に嘘をつき騙し
ているのが安倍政権。だから道徳教育が必要なのは自分たちでないか!【道徳
を「特別の教科」に 中教審が答申】1021NHK @souun_udokuvia Twit20141021
只のオッサンがリツイート http://urx.nu/drlb

・・・

靖国神社と同じく軍制・軍組織の一部であった戦前「道徳教育」の根幹には、
事実上の“政教一致(現人神天皇)”国体論の下で、平田篤胤と六人部是香
(むとべ・よしか)らの顕幽論(“幽界⇔顕界”人権バランスシート論/『顕
界での人権否定を戦死(このみいくさ)等で死んだあとの霊界における“人
(霊?)権”賦与(英霊等)で帳尻を合わせる』という奇怪な考え方)が支配
していた(靖国神社には今もその偽ミソロジー(偽神話論理)が“鎮座している”!)。

しかし、国家主義(国家主権ナショナリズム)や戦前型天皇制の問題を十把一
絡げで批判してきた故の弊害と同じく、戦前の「道徳教育」を殆ど感情論で一
括りに否定してきたため、現代にこそ活かすべき正統保守的な価値観(日本伝
統文化の在り処)が見えにくくなり、その代わり安倍様のお友達一派、日本会
議、創生「日本」、国家基本問題研究所、ネオナチ、神道政治連盟国会議員懇
談会、神社本庁、維新&次世代の党など、いわゆる偽装極右(カルトの正体と
人間存在の根源的暴力性への共感を隠蔽する擬装極右派)が<正統保守の仮
面>を被り日本政治の主役を演じる不可解な構図となっている。

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従って、靖国「顕幽論」ではなく「正統保守的な価値観」(国民主権)に立脚
する道徳・倫理教育が重要なのは当たり前であることから(ただ、その場合で
も“教育勅語”式の強制的“教科化”はやるべきでない!)、その意味で戦前
の「道徳教育」を十分客観的に把握し、その結果を多角的に反省し、かつ評価
すべきは冷静に評価するために役立つ資料として『日本道徳教育論争史/全三
期・全15巻』(添付画像)は重要である。http://urx.nu/dfOy

ところで、幕末〜明治維新〜太平洋戦争期において神道学界(神道ヒエラルキ
ー)の中枢を占拠したのは、国造り神話由来で冥界(あの世での精神統治)を
分担してきた出雲系神道(大国主命)に代わり神道界を席巻した、平田篤胤に
始まる「平田学(平田国学)派系統の神官・神道学者」たちである。他方、顕
界(現実の人間世界)のための神話論理を分担してきたのが、つまり天皇統治
の精神基盤となってきたのが日本古来のアニミズム神道を継承する伊勢神道
(天照大神)だ。

と、いうよりも、本居宣長の曲解(関連参照、下記▼4)と同意で、平田篤胤
の“変質者的な”部分を国民支配のため作為で利用したのが、「招魂社」創建
に関わった大村益次郎(長州出身の兵学者、太政官制で軍を統括しつつ兵部省
の初代・大輔(次官)を務め、事実上の日本陸軍の創始者とされる)の仕事を
引き継ぎ、国家神道(平田学派)および軍部(靖国神社)と深く交尾(つる)
んできた日本の実効権力者層である。

▼4 2013-05-07toxandoriaの日記/日本会議&神政連の『伝統神道と本居宣
長』曲解が安倍自民の主権制限「改憲」と戦前型「国民モルモット化」なる暴
政の元凶 http://urx.nu/drlj

ともかくも、このような訳で靖国神社(招魂社由来)の特異な人間観、霊魂観
は、日本人が、1500〜2000年超とも思しき長きにわたる歴史とともに、その内
で着実に育んできた「ヒューマニズム精神とアニミズム的自然観の融合=日本
的正統保守(国民主権ナショナリズム)の基層部分」を破壊したばかりでなく、
近代天皇制下で約100年超にわたり、もっぱら日本国民の人間性を貧相化するこ
とに専念してきたことになる。

また、それだけでなく、「普遍的ヒューマニズムを敵視」する靖国の変質者的
で異常な観念は、多(or他)民族、他国民との間の人間についての共感の育成
を阻害するという意味で、まさに渦中の『イスラム国』同然の恐るべき役割
(自爆テロリスト量産の役割)を果たしてきたことになる。

(現代の“神道界”における平田学派の勢いの取戻し/“戦前を取戻しつつあ
る平田国学『顕幽論』一派の暗躍、“国家神道”取戻しの画策)

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ところで、太平洋戦争の敗戦でGHQにパージされた平田学派の流れを汲む勢
力が1970年代になると勢いを取り戻し、特に1990年代以降には神社本庁内で異
常増殖しており、今や彼らが、現在の<日本政府=極右化(安倍政権による平
田篤胤流の“美しい国”の取戻し戦略)>のエネルギー源である。しかも、奇
妙なことに、この平田派増殖の傾向はメディア・プロパガンダで原発賛成の世
論が再び増加し始めた頃と同期する。平田学派の恐ろしさは、まさにその科学
技術の現場(フクシマ3.11過酷原発事故そのもの、原子力平和利用が看板の原
発推進、潜在核武装関連技術、先端軍事技術開発など)をゴッソリ回収し、貪
欲にそれを飲み込んでしまう<猟奇的で変質者的な狂信>にある(画像は、
『論戦遠く結論は「棄権」 原発事故後初の福島知事選 1027河北新報、http://urx.nu/dq7i 』より)。

・・・

つまり、神社本庁が、神道政治連盟・同国会議員懇談会・靖国神社・日本会議
らと歩調を合わせつつ、日本の滅亡可能性を高める「原発推進政策」(潜在核
武装でもある原子力平和利用)を自らの権力中枢基盤として利用するため、そ
の巨大リスクと国民の多大な犠牲を十分承知のうえで“ウラニウム・放射能ア
ニミズム”論なる非人間的で奇怪なㇸ理屈(偽神話論理、偽ミソロジー)を掲
げるのは、まさにその<カルト変質者的狂信>の現れ以外の何物でもない!と
いうことになる(関連参照、下記▼5、▼6)。

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▼5【安倍内閣を牛耳る神社本庁の正体/第1弾】安倍内閣の閣僚19人中で
16人が、改憲による「大日本帝国(明治)憲法(政教一致、国家神道)」の
取戻し(厳密に言えば名ばかり“政教分離”で、国家神道を超然宗教と見なす
“へ理屈”祭政一致国家の取戻し←その意味で、神社本庁はイスラム国と酷似
の狂信)を謀る、「神社本庁」外郭の神政連国会議員懇談会(安倍晋三・会
長)のメンバー⇒2014.10.18リテラ/在特会より危険!? 安倍を支配する極右
団体・神社本庁の本質 http://urx.nu/dfPO

・・・ 「在特会・統一神霊協(教)会」フリークの山谷えりこ国家公安委員
長、および有村治子女性担当相、稲田朋美政調会長らは事実上この神社本庁の
希望の星!「原発推進」も実は神社本庁の“ウラン・放射能アニミズム論”に
従ってるだけ?!

・・・彼ら、彼女らは戦前その儘の“現人神”天皇の復活を切望する“狂信”
集団のエリート・メンバー/それは神社本庁、日本会議らの支持者層、約1500
〜2000万人(推定/自民党固定集票層に重なる)の岩盤に根を張る!

・・・当然、一応は別格(単立宗教法人)の靖国神社(旧別格官幣社・勅祭社
/戦前は軍組織の一部で国家神道の中枢)とも連携!しかも彼らは今上天皇
(平和憲法支持派)ならぬ安倍晋三首相を“現人神”と崇める狂信徒!

▼6 【安倍内閣を牛耳る神社本庁の正体/第2弾】神社本庁が安倍晋三の地元
で鎮守の森を「原発」に売り飛ばし!反対する宮司を追放していた!2014.10.
19リテラhttp://urx.nu/drlr

・・・

今や安倍政権は、靖国顕幽論の“変質者的、テロリズム的”霊魂観に加えて、
「統一神霊協(教)会」なる更に一層奇怪な“半島系日韓複合カルト”、更に
はネオナチ、在特会らカルト諸派の汚物で自らの“下半身と脳髄の両極端”を
汚染している。しかも、その複合カルトで重度汚染した安倍政権が、310万人
超(うち軍属が約230万人)の日本国民(戦没者)と内外における夥しい数の
戦争関連犠牲者(死傷者総数、数千万人オーダー)をもたらした直近の戦争と
歴史経験の直視を避けつつ「正統保守(正しい歴史観に基づく国民主権ナショ
ナリズム)」ならぬ「擬装極右化」の度合いを深めつつあることはまことに恐
ろしいことだ。

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