メルマガ:toxandoriaの日記
タイトル:「日本会議」問題! 強弁『国体の本義』(昭12)で天皇を現人神へ再び祭り上げた・・・(4/4)  2014/08/03


[暴政]「日本会議」問題! 強弁『国体の本義』(昭12)で天皇を現人神へ再
び祭り上げた超然クーデタそっくり!ムリくり『集団的自衛権憲法解釈』閣議
 決定の安倍総理は美しい「このみいくさ」取戻しを謀る「追憶のカルト」
 (4/4)

 <注記>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20140801

4 安倍晋三首相の背後霊は、『平泉澄/聖戦玉砕カルト(このみいくさ)』
の狂想を引き継ぐ日本会議、創生日本、国家基本問題研究所ら“詐称”正統保
守こと「社会的悪性腫瘍」


(1)平泉澄の受け皿“日本会議、創生日本、国家基本問題研究所”ら“詐称”
保守団体(美しい追憶のカルトの正体を偽装する極右)の代理人たる安倍自民
党政権が、おぞましきカルト・サイコパス政治と化すのは必然!


「大日本帝国憲法の“政教分離の原則(信教の自由)”」は明治政府の強権的
な憲法解釈によって“国家神道”と矛盾しないとされたこと、および文部省
『国体の本義(昭和12)』による昭和天皇の現人神への格上げ(祭り上げ)こ
そが、今に至るまでの日本の全ての誤りの元凶であり、それを更にダメ押しし
たのが<開戦直後の神憑り戦争への補強デマゴーグ>、これ又“文部省”謹製
の『日本世界観と世界新秩序の建設(文部省)』(参照、↓*)であった。


<注記>*『日本世界観と世界新秩序の建設(文部省、昭和17)』

・・・明治末以降に冷静な古代史研究が進み、皇国史観の基礎となる神代と歴
史の間に境界線が引かれつつあることに危機感を持った時の超然軍事政権は、
これに反撃を加えるため『日本世界観と世界新秩序の建設(文部省、
昭和17)』を発表した。ここでもムリくりの屁理屈が展開されており、神代に
始まる「皇統一系万世不易」が国策理念として確定し、これが爾後の「このみ
いくさ(国民玉砕型“聖戦テロ戦争”)」の絶対不可侵の指針とされた。http://binder.gozaru.jp/292-nihonsekaikan.htm 


そして、終戦後におけるその最悪の終着点が<“平和憲法を破棄して、美しい
自爆テロ戦争(このみいくさ)ができる戦前の日本を取り戻すべし!”との驚
くべき平泉澄の主張>であり、その<狂信カルト>の囁きは、既述のとおり、
1954年(昭和32)6月30日に首相(吉田茂)官邸で行われた「自民党憲法調査
会第二分科会」において自民党国会議員らの心の奥深くに流し込まれたのであ
った。


なお、この<超然たる行政権が司法(司法概念と天皇の位置づけ)に優越する
という民主主義国家にあるまじき悪しき近代日本の伝統(慣行)=いわゆる
『閣議決定万能論』と『天皇(玉)の“密教型政治利用”』>という異様な考
え方は、直近の<安倍内閣でのムリくり憲法解釈変更による集団的自衛権行使
の閣議決定>に止まらず、今も殆ど至る所で当然視されている!(関連参照、
下記◆)そして、執拗に、その悪しき追憶のカルトの土壌を提供しつつ、国民
へ向けて洗脳の風を執拗に送り続けているのが、事実上、平泉澄と靖国顕幽論
の受け皿である“日本会議、創生日本、国家基本問題研究所”ら“詐称”正統
保守団体である。


◆「原発は安全」判決書いた最高裁判事が東芝に天下り 司法にも広がる原発
マネー汚染(行政権に隷従する司法(最高裁)の醜態!←toxandoria補足)三宅
勝久/mynewsjapan http://www.mynewsjapan.com/reports/1437 


◆2011-10-16toxandoriaの日記/国民主権(三権分立)を無視し核・放射能拡
散ゾンビ「国策原発」の保証人を務める“お白洲型” 日本司法官僚の犯罪(国
内編)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20111016 


・・・


かくして平泉澄こそが、安倍晋三・首相の“美しい(自爆テロ戦争ができる)
戦前の日本を取り戻す”なるアナクロ思想の淵源であることが明らかとなった。
が、更に驚くべきは、平泉澄の隠然たる影響力の受け皿として、日本会議、創
生日本、国家基本問題研究所ら“自称”正統保守団体が、<美しい玉砕自爆テ
ロ戦争のホンネ>をひた隠しつつ、安倍自民党政権を実現させるために重要な
役割(国政選挙での約1500〜2000万票の“固定票”と“金目”を集め、併行し
て一般国民への洗脳活動を推進する仕事)を継続的に果たしてきたことである。


(2)平泉澄と靖国『幽顕思想』の受け皿、「日本会議問題」関連の報道をタ
ブー視する主要メディア/そのアンチ「政教分離の原則」意識こそが「アベ靖
国&原発Wカルト」の悪性腫瘍を限りなく増殖させる


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■【せめてフランス並みの<縮原発方向>決定が先だろうに!/日本会議・靖
国神社らが構成する近代日本伝統の社会的悪性腫瘍(アンチ“政教分離の原則”
意識が病巣の核心)に取り込まれたため科学技術ならぬ<神憑る一方の日本の
原発>は、メディアが“日本会議”問題をタブー視する限り、もはや止めるこ
とも廃止することもできない!】再稼働、推進&“ウソ世界一安全原発”輸出
なんて言語道断!⇒【福島第1原発の現状】タンク増設、90万トン確保 綱
渡り続く汚染水対策 、汚染水対策は効果や実施時期が不透明な施策が多く実際
には綱渡りが続く 47N721共同 http://urx.nu/amK7


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恐るべきことに、その悪しき伝統(“平和憲法を破棄して、美しい自爆聖戦型
玉砕テロ戦争ができる戦前の日本を取り戻すべし!”との驚くべき平泉澄の皇
国史観、そして、それとは水源が異なる、もう一つの国民玉砕イデオローグで
ある顕幽論)は「保守」の名を騙る日本会議、神社本庁、神道政治連盟国会議
員懇談会(安倍晋三・会長/2014年7月7日現在、自民党を中心に289名の国会
議員(衆議院211名・参議院78名)が超党派で参加)、国家基本問題研究所(櫻
井よしこ理事長)、解脱会、国柱会、霊友会、モラロジー研究所、倫理研究所、
キリストの幕屋、仏所護念会、念法真教、オイスカ・インターナショナル、日
本を守る国民会議、創生「日本」、みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会、
日本の領土を守るため行動する議員連盟、日本の前途と歴史教育を考える議員
の会、真の人権擁護を考える懇談会、歴史事実普及協会、伝統と創造の会、美
しい日本をつくる会、日本協議会、日本青年協議会、全日本学生文化会議、国
民文化研究会、三五教などの宗教団体、宗教系財団法人等に、確実に引き継が
れている。


だから、これらの諸団体は決して一般国民の日常生活、つまり民主主義の根本
となる生き生きとした国民主権を守る意味での「正統保守」の名に値するもの
ではなく、その恐るべき正体は平泉澄の国体護持・真姿顕現(超法規的な“無”
の深淵に潜む“虚妄の美”に永遠に縋り付く“追憶のカルト”)、つまり本居
宣長についての誤解がもたらした「自爆玉砕テロリズム(このみいくさ)式の
散華(玉砕死)を国民へ強制する異様な思潮」を引き継ぐという意味で、まさ
に戦前・戦中そのままで“偽装極右”の立場を主張していることになる。


それは、「若者らが美しい愛国戦争ができる戦前の日本を取り戻す!」として
多数派国民層の洗脳に日々精進する安倍首相の動機が、あの「宮城事件(玉音
盤事件)」の背中を押したものと同じ種類の「聖戦テロリズム(岸信介・元首
相or長谷川三千子NHK経営委員風に言えば“このみいくさ”)の思潮」であるか
らだ。いわば、安倍首相は<「天壌無窮ノ神勅」を根拠に「神州不滅」を観念
的に、原理主義的に確信するという立場>であると同時に<“いざとなれば玉
(ぎょく/天皇)のすげ替も辞さぬ”と主張する、つまり“天皇の密教政治利
用を良し”とする「超然軍事権力夢想派(追憶のカルトたる偽装極右)>とい
う相矛盾した意思が共存する、一種のサイコパス狂気!であるということだ。


しかも、より恐ろしいのは、今やその安倍首相がNHKを始め主要在京メディア
(トップ構造)の殆どを支配下においているため、この余りにも由々しき“日
本会議”問題をNHKを始めとするメディアが一切報じようとしないことだ。だ
から殆どの無辜の国民層はこのような現実は知る由もなく、いわゆる<カヤの
外>状態に置かれている。それどころか、当記事のように“日本会議なる社会
的悪性腫瘍”の問題をマジで取り上げて書くような輩こそ非国民であり、ある
いは彼らこそ奇人・変人・サイコパスの類だとでも言われそうな空気が日本社
会には漂い始めている。(・w・)!


(3)「自民党改憲草案」が「基本的人権を削除」した理由?/それは、安倍
政権が代理人を務める靖国神社、日本会議らが受け継ぐ平田国学の「幽顕思想
(顕幽論)」には、そもそも基本的人権の思想がないから


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<注記>国学系神道の一流派、平田国学(平田篤胤)の『幽顕思想(顕幽論)』
について(出典:田中純一著『政治の美学/天皇制政治神学の教理問答』―東
大出版会―、ほか)


・・・『幽顕思想(顕幽論)』は、平田国学の中にある特異な考え方であるが、
その源流は本居宣長の現人神天皇論が曲解されたものと部派(小乗)仏教が神
仏習合的に融合したものである。


・・・「国家神道」の核心にはこの平田国学の『幽顕思想(顕幽論)』があり、
それによれば、現世で人権を持つことができない人間は死ぬと「幽事の世界」
(霊魂共同体)の位階構造に帰属して人権を得ることとなるが、その位階の頂
点が英霊である。この構図を比喩的に言えば<霊界⇔現世界(で人権の帳尻を
合わせる)バランスシート論>ということになる。


・・・いわば、現世の存在である人間(我われ一般の日本国民)に主権(基本
的人権など)はなく、それは霊界に従うロボット的存在だということだ。時折、
安倍晋三ら偽装極右派の輩(アベちゃんの御友達ら)が<不気味な靖国&原発
ダブルス・カルト狂信のゾンビ>か、あるいは<冷酷非情な戦争&原発推進マ
シン>のように見えるのは、このためかも知れない。


・・・端的に言ってしまえば、一昔前に小樽商大の学生寮で「四年生=神様、
三年生=殿上人、二年生=人間、一年生=奴隷」と呼ばれるしきたりがあった
とかだが、顕幽論とはマアそんな類のものだ。が、靖国「顕幽論」の恐ろしさ
は、その超然たる神(英霊)の領域たる霊(幽)界と人間の現実世界(顕界)
が同じ次元で直線的に繋がっていると信ずるカルトであることだ。


・・・


日本の右翼テロリストの死生観(万世一系の皇統に殉じて歓びつつ自主的に死
すべしとのグロテスクな倒錯という点で平泉澄の特異な皇国史観と共鳴する
)について探求した橋川文三の『テロリズム信仰の精神史』(1961)でも、平
田国学の「顕幽論(幽顕思想)」ではリアル世界の人間についての「基本的人
権の思想」がないと見ている。


つまり、我われ日本国民は生きている間には人権がなく、万世一系の皇統に殉
じ歓喜しつつ自主的に死ぬこと(聖戦玉砕テロリズム)により、英霊を頂点と
する、靖国神社が祭る祖霊の一員となることが許され、そこで初めて我々は独
立した主体として認められ人権を与えられることになるということだ(これが
『霊界⇔現世界バランスシート論』の神髄/関連参照、下記◆)。その意味で
言えば、日本国民は霊界(本居宣長が言う幽事/かみごと)の命に従って現世
(本居宣長が言う顕事/あらわしごと)を生きるロボットに過ぎないことにな
る。


◆2014-07-01toxandoriaの日記/フランス「原発依存大幅引下の決断etライシ
テ」とフクシマを無視し「美しい戦争と世界一安全な原発」を取り戻す安倍政
権の脳髄が「靖国&複合カルト」汚染なる倒錯型「超リスク」の深層 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20140701 


このような日本伝統の神学思想は、ある意味で日本伝統文化の負の側面(マイ
ナス面)であると見るべきだろう。なぜなら、それが一定の条件が揃った場合
のことだが、容易に人権の抹殺ということを引きおこし、そこでの責任や罪悪
感を一切感じさせることがない特異な心性(ハンナ・アーレントが言う“悪の
凡庸さ”そのもの!)をもたらす恐れがあるからだ。無論、橋川文三はそれが
直ちに政治的テロリズムに直結するとは見ておらず、具体例として幕末の社会
的矛盾の激化から生まれた排外主義(過激攘夷論)や太平洋戦争でのゼロ戦特
攻など様々な悲劇の歴史を例示している。


ここでは、これ以上の深入りは避けるが、ともかくも言えることは、安倍晋三
首相らがいう「美しい戦争」なるフレーズのグロテスクな印象の背景にあるの
が、この「靖国神社に潜む顕幽論(幽顕思想)」であるということは、もはや
論を待たないのではないか。あるいは、フクシマ3.11過酷原発事故や核廃棄物
処分場問題、核燃サイクル破綻などの現実的アポリアを殆ど無視して原発再稼
働あるいは原発輸出に突っ走るという冷酷無比な安倍政権の政治手法の背景で
も、この「顕幽論(幽顕思想)」の「現世における国民の人権を否定するとい
う特異な感性」が大きく作用しているようだ。


(関連情報)


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■【当動画のなかで姜尚中氏が言う“日欧の生命観の違い”とは人権を全否定
する<アベ一派の靖国・顕幽論カルト>のこと!】・・・「日本の原発が世界
最高水準である」は、フクシマ・アンダーコントロールと同じく安倍総理の大
ウソで日本は周回遅れだった!この安倍晋三の大ウソを欧州原発との比較で忌
憚なく暴く報道ステーション! ← テレ朝内“アベ様のお友達”こと“早河会
長”が古舘氏を“降板”で恫喝する原因はこのような同氏の公正な報道姿勢へ
の怒りか?w http://urx.nu/aAKo 

・・・・・・因みに、3.11フクシマ原発過酷事故が起こる直前まで、神社本庁
とその外郭である神政連、および神道政治連盟国会議員懇談会(安倍晋三会長)
が「ウラニウムも放射能も自然の一部であるので原発は自然に優しいエネルギ
ー政策であり、それは伝統神道の自然アニミズムとも調和する」という主旨の
屁理屈を盛んに喧伝していたことについて、一般国民は余り深刻に意識してい
ないようだ(ポスト3.11では、まるでそんなことはなかったかのようにHPなど
から掻き消えているがw)。しかし、この奇怪な発想(靖国・顕幽論と原発利
権の癒着に因る)こそが、現在、安倍総理大臣が主張する「世界一安全な日本
原発の設置基準」と「フクシマ・アンダーコントロール」なる悪質なウソの原
点である!

<注記>725報道ステーションの当動画『原発の”世界最高基準”。驚きの現実・・・日本は遅れていた』は必見ながら、当ブログに貼れないのでコチラを
クリックしてご覧ください! ⇒ http://urx.nu/aALh



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■調査報告 STAP細胞 不正の深層/20140727NHKスペシャル「調査報告 STAP
細胞 不正の深層」を紹介。(約49分)http://urx.nu/aALR

・・・「理研STAP細胞 不正」マターは、「フクシマ3.11無視のままで世界一
危険な日本製原発を世界一安全だと強弁して再稼働を謀る安倍政権の無責任
さ」との間で<戦前から尾を引きつつ現代の日本にも潜伏する構造的病理>を
共有する。それは、<政治と金目に魂を売り払って科学技術ならぬ錬金術と化
した、つまり“『国体の本義(昭12)』で“太平洋戦争”突入への不可避の引
き金を引いた戦前ソックリのスピリチュアル文科省(戦前は文部省)”が管轄
する日本の科学技術の靖国・顕幽論カルト化>という深刻な問題だ。

<注記>当動画も必見ながら、当ブログに貼れないのでコチラをクリックして
ご覧ください! ⇒ http://urx.nu/aAM9 


・・・


これまでの考察から安倍晋三首相ら、つまり日本会議等の偽装極右が好むグロ
テスクなフレーズ、「美しい戦争」の背景にあるのが<平泉澄の皇国史観と顕
幽論(幽顕思想)が融合した異常な観念>であることが理解できるはずだ。否、
それは単に「異常な観念」というよりも超法規的、超宗教的な“無”に過ぎぬ
“美の真姿”と“英霊”が君臨する霊界位階構造に永遠に這いつくばり、縋り
付く“追憶のカルト(まさにナルシズム的な倒錯美に恍惚とする超然アベ権力
のカルトor狂気!)”というべきである。


しかも、この“追憶のカルト”を共有する偽装極右一派は、主権がない霊界御
用達のロボットとして上から目線で見下しつつ国民一般を徹底的に利用し、搾
り取り、あるいは尻の毛一本まで抜き尽くそうとする悪意が潜んでいる。しか
も、その手法たるや、「現人神天皇と靖国英霊への信仰で調子よく煽られた無
辜の一般国民が自爆玉砕型の愛国テロリストへと変身した暁には、彼らが一個
の宗教的求道者、あるいは宗教的英雄として行動することを妨げない」とのた
まう(やんごとなき祝詞をあげる)徹底した悪辣さである。バカにするのもい
い加減にしろと!と言いたくなるではないか?エッ、それでも何も言いたくな
らないのが日本人の常識だって・・・ム、ム、ム〜 ʕʘ‿ʘʔ


いずれにせよ、このような「追憶のカルト」の渇望を持ち続けてきた“日本会
議、創生日本、国家基本問題研究所”ら“詐称”正統保守団体(実は、偽装極
右団体!)のエージェントたる安倍自民党政権が構想する「自民党改憲草案」
(参照、下記◆)が、その立憲主義の根本たる基本的人権はもとより、国民主
権、平和主義、政教分離原則などのことごとくを、事実上、全放棄するに等し
い驚愕すべき内容となっていることは当然のことだ納得できるはずだ。これぞ、
恐るべき超アナクロニズムである。しかし、やはり在京メディアが殆ど取り上
げないこともあってか、このことについても多数派層の日本国民はリアルに意
識していないようだ。


(関連情報)


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◆「自民党・憲法改正草案」が、これからの憲法改正の叩き台となる筈だが、
その異常さと非人権的本質<自民党・憲法改正草案の問題点/立憲主義否定、
平和主義放棄、基本的人権削除etc/超アナクロな明治憲法以前の「律令制国家
の取戻し」であり、伊藤博文(アジア初の立憲体制を作った)もビックリ!>を、
何故か大手マスメディアは殆ど本気で取り上げようとしない! ⇒ via web2014.02.22 20:08只のオッサンがリツイート

<補足>「自民党・憲法改正草案」の問題点はコチラ ⇒ http://urx.nu/6Y8z http://urx.nu/aftR 

    「自民党・憲法改正草案」(pdf)は、コチラ ⇒ http://urx.nu/afua


(4)“正統保守が不在”のため『原子力平和利用の欺瞞とアナクロ国家主義
が癒着する日本の異常さ』の事例


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■【日本国民は“玉砕”覚悟で美しくクリーンな?原発再稼働(推進・輸出)
を受け入れよ!との安倍様&原子村様&靖国様の御命令に従えということか?】

・・・これぞ、原子力平和利用の欺瞞とアナクロ国家主義が癒着する日本の異
常さの事例 !⇒次世代の党、来月1日設立、国民の手による新しい憲法、そし
て「脱原発依存」と「原発(原子力技術)の維持」の併記、725朝日http://urx.nu/arHQ

・・・この<周辺住民と多数派一般国民が恐るべき人権蹂躙と背徳政治に一切
怒らないという超常カルト現象?w>こそ、原子力平和利用の欺瞞とアナクロ
国家主義が癒着する日本の異常さの象徴!⇒川内原発5キロ圏内の住民にヨウ
素剤配布727NHK http://urx.nu/auiG via Twitter for Websites2014.07.28 
12:53

<注記>「次世代の党」は、安倍自民党のエッセンス(超復古的な日本アナク
ロニズム=皇国史観/聖戦玉砕(このみいくさ)原理主義を取り戻すことへの
渇望)を更に濃縮したような偽装極右政党


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【参考動画】■日本政府は、事実上の“もんじゅ”破綻を想定しつつ、今も水
面下で闇交渉が続く「モンゴル核廃棄物処分場」を当てにして<原発再稼働・
新設・輸出>を推進するという非人道的で悪質な原発推進政策(*)を謀って
いる!⇒2014525NHKスペシャル/モンゴルで密かに進められていた「核のゴミ
の国際処分場」計画http://www.at-douga.com/?p=11667

<注記>当動画も重要ながら、Daily-Motionなので当記事に貼れません。ので
URLをクリックして、是非ご覧ください。(所要時間:約49分)


当番組の中で指摘される「グリーンパラドクス」(一国の縮・脱原発が企業移
転(国内企業の海外への逃避!)を介して隣接国等での原発増加を促す現象、
つまり一国の縮・脱原発が地球トータルの核廃棄物を増やすというジレンマ!
但し、表面的な電気料比較ではなく、核廃棄物処分場・廃炉等バックエンド費
用を全て公正に公開する原則となれば別の議論となり得る!)と「国際核処分
場のパラドクス」(EU“北海”海底核廃棄物処分場、モンゴル“闇”核廃棄物
処分場など“核処分場構想(プラン)への期待”だけで未導入国等で原発の利
用・導入が増加する現象)は、リーマン・ショックにも似た超市場原理主義怪
獣と化した資本主義(人類の飽くなき欲望の受け皿としての)の限界を見せつ
ける。


しかも、これは今や旧来のウヨ、サヨ(右派、左派)なるイデオロギー対立的
発想の次元だけでは歯が立たない問題となっている。それは、例えば、未だに
共産主義を掲げる中国・ベトナムなどでも“市場経済”を介する以外に拡大す
る一方の人間の欲望の受け皿となり得るものが存在しないのは明らかだからで
ある。また、限界効用の増加についても経済理論上では資本主義と共産主義が
合わせ鏡の如き両面的描像であることは証明されており、問題は配分問題(付
加価値分配/資本⇔労働間の所得弾性値の奪い合いをどう調整するか?)に絞
られている。


従って、この番組で取り上げているように、経済が人間の果てなき欲望の具体
的姿の反照であるとするならば、今や有限な地球の自然環境の中で人類が自ら
の絶滅を回避するには、国際的な同意・協力意思の共有によってグリーンパラ
ドクスへの具体的歯止めをかけるか、革命的技術革新(核種半減期短縮等の原
子力制御技術、ないしは革命的エネルギー効率改善による自然エネルギー利用
など)の一刻も早い実現に挑戦するしかないことになる。


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このためには、ひょっとすると、もはや間に合わないかも知れぬが、どこま
でも<「保守」(というより、日本では保守と追憶のカルトが錯誤と無知で同
一視されている!)と「革新」のイデオロギー対立>に拘るアナクロ・ナショ
ナリズム側からの謀略的洗脳を断ち切る(マインドコントロールを解く)決断
を急ぐべきである。例えば、委細は省くが、生物界(凡ゆる生命を支える地球
の全生態系)に内在する「協力と罰の生物学」をヒントに「公共財ゲームにお
ける罰と人間の自由意思(自由原理)の調和」のような概念を構想しつつ、新
たな経済学ないしは経営システムを設計する必要があるのかも知れない(参照
:大槻 久著『協力と罰の生物学/仲良きことには理由がある!―岩波―』)。


また、安倍首相が、密かに 内心に描く“国際&国内原子村と共有するモンゴル“闇”核処分場計画に関わる下心”を懐奥深くに仕舞い込みつつ原発輸出トッ
プセールスに駆け回る背景には、国際原子村とIAEAが肩を押す核燃サイクル問
題についての妖しげな暗黙の闇のシナリオ、つまり「原発の海外向けセールス
(輸出)では安全保障(軍事協力)も視野に入れつつ、設備・保守・核廃棄物
処分場確保(核ゴミの引き取り)までのトータル・パッケージ化が必要という
趣旨の謀略」が存在する、と見るべきだ!


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この「トータル・パッケージ原発輸出」戦略(グランドスキーム/なんと、こ
れは2011311フクシマの無視が大前提である、とされる!)に関わる“証拠”
の痕跡は、『20120930日本原子力学会『核燃料サイクルの日本型性能保証シス
テム・研究専門委員会中間報告書』/出典:『モンゴル研究No.28/モンゴル
核問題研究会』20130731発行、http://urx.nu/arTD )』に書いてあるので、
その詳細はこちらを参照願いたい。


ともかくも、このグランドスキーム下の既定路線(戦略)]に悪乗りした安倍
自民党政権が、「軍国主義・軍需経済化路線/集団的自衛権、武器三原則緩和
&武器輸出促進、対軍需ODA解禁」の具体策として<原発再稼働・新設・輸出>
政策の旗を強引に押し立てて、目下、「海外向け原発トップ・セールス活動」
を暴走中(今度は、法人税減税の約束(アメ)をチラつかされ、より一層アベ
様の腰巾着化した“原発&軍需産業系財界人・約70名”を引き連れて南米を
迷走?中)であるのは噴飯ものである。


(エピローグ)対岸の火事ではない!そこでの責任や罪悪感を一切感じなくな
るまで暴走する過激シオニストによる“ガザの悲劇”と“安倍の美しい戦争”
が共有するのは『悪の凡庸さ』(ハンナ・アーレント)


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アウシュビッツを経験した同じユダヤ人であるハンナ・アーレント(関連参照、
下記▲)は、ナチス側に協力した一部シオニストらの中に自らもジェノサイド
に手を染めざるを得なくなる危険な意識構造を見据えており、それを『悪の凡
庸さ』と名付けた(そのためにアーレントは多数派のユダヤ人から激しく糾弾
された)。それに対し、未だに少数ながらも「文化シオニズム派」は正統保守
に喩えることができそうだ。


▲2013-12-02toxandoriaの日記/無関心(悪の凡庸さ)がデモとテロを同一視す
る国家犯罪をもたらす、その暗すぎるファシズム(死の政治学)の種子は我わ
れの日常に遍在する、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20131202 


ともかくも、それはある意味で日本の「伝統文化と神話論理」の負の側面(マ
イナス面)であると見るべき“このみいくさ”(安倍式“美しい戦争”による
国民の生命と安全保障の確保/追憶のカルト、反知性主義的な思考停止の典
型!)なるものは、過激シオニズムのそれと、その危険な意識構造をかなり大
きく共有しているようだ。


しかも、それはイスラム原理主義のみならず表面的にはそれを疾うに克服した
かに見えるキリスト教や仏教の中にさえもあり得る危険でカルト的意識(動物
的ともいえる一種の原始観念)の領域である。つまり、それは我われ自身の日
常にも潜む“レア(rare)で、猟奇的で、危険な意識”とも言えるものなので、
我われは未来永劫にその過酷な現実の存在を直視しつつ、決してそのことにつ
いて考えるのを止めるべきではないだろう。さもなければ、思いがけず≪ガザ
の悲劇≫が日本を含む東アジアにいつ出現してもおかしくはない。そこで、矢
張り重要なのはジャーナリズムの役割ということになる。


(ジャーナリズム復活の兆候か?反知性主義が増殖させる社会的悪性腫瘍を抉
る“Web(SNS)等利用のデータジャーナリズム中心の『調査報道』、そして地
方メディアへの更なる期待)

残念ながら、今の日本ではNHKを始めとする在京メディア(新聞、TV)の殆
ど(特に、そのトップ層)が深刻な「アベ・カルト汚染=アベ様の私物化」状
態であることは周知のとおりだ。しかも、酷くアベ様化してしまった主要メデ
ィアの報道は隔靴掻痒という状態で、現場がいくら頑張っても限界が見えつつ
あるが、既述の「2014525NHKスペシャル/(隠れた主題!)モンゴルで密かに
進められていた『核のゴミの国際処分場』計画」などは秀逸な内容であった。

しかし、欧米で見られる「Web(SNS)等利用、データジャーナリズム中心の
「調査報道」」の動向は、これから大いに注目すべきであり、特に“政治権力
に抑圧されがちな既存メディアにはマネが出来ない調査報道”の画期的な手段
として期待が高まりつつある。日本での本格化が期待されるところだが、以下
◆に海外事例の一部を採録しておく。

◆既存メディア・司法も抱込んだ「安倍一派を支える社会的悪性腫瘍」、つま
り「日本会議ら“詐称”保守」を核とする<靖国&原発Wカルト化>問題等を
摘発し得る希望が見える!⇒ Web(SNS)等利用、データジャーナリズム中心
の「調査報道」に挑む/独版プロパブリカCORRECT!V 721BLOGOS http://urx.nu/amXr 
・・・(関連補足情報)アメリカで“増殖”中、新興ネット・メディアによる
新たな調査報道の形 NHK・BS1国際報道 
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2014/04/0409.html 
・・・(関連補足情報)ネット時代のデータジャーナリズム(調査報道関連)–20140308朝日WEBRONZA  http://urx.nu/amX7 

・・・

また、今でも日本の「地方メディア」は在京主要メディアと比べれば、まだま
だ相対的に健全であるのは広く知られているとおりだ。そして、このような傾
向が、実は明治期においても観察されることをつぶさに調査した本が出版され
ている。

それは、金山泰志著『明治期日本における民衆の中国観―教科書・雑誌・地方
新聞・講談・演劇に注目して―』―芙蓉書房―である。それによると、矢張り、
政府による国民への嘘(明治憲法における政教分離原則のムリくり解釈による
国家神道の国民への押付け)の広報と歩調を合わせた「日本の植民地帝国主義」
が既に明治期から始まっていたことを背景として、明治期においても在京の主
要新聞は殆どが政府の御用メディアと化していた。

しかし、同書(非常に丹念に明治期の教科書・雑誌・地方新聞・講談・演劇の
一次資料調査が行われた労作!!)によれば、明治期の「地方新聞」は殆どが
健全であり、中立な姿勢を維持していた。例えば、テーマである民衆の中国観
についてみると、「日本文化のルーツとしての中国文化」への高い評価と「日
戦争以降の中国側からのリアクション」について批判すべき部分とを平等に取
り扱っており、概ね中立・公正であるということである。

また、興味深いのは、教科書・雑誌・講談・演劇(これは地方に限らず全国レ
ベルを対象として調査している)についても、地方新聞と同じ意味での健全性
が観察されるということだ。つまり、中央権力に近いメディアほど御用化(ア
ベ様化)するのは今と全く同じだということなる。言い換えれば、このように
健全なメディアの空気に触れることができさえすれば、昔も今も一般国民はそ
れほど無知蒙昧、つまりウロ・キョロ状態ではなく、他方、中央権力に近い在
京メディアほど権力腐敗と同期して汚染され易いということになるようだ。こ
れは今も全く同じ構図である。

加えて、講談・演劇など(今風に言えば文学、演劇、映画、TVドラマ、お笑
い、音楽などの凡ゆるサブカルチャー)およびネット空間(特に、“新たな調
査報道”の可能性!)、ミニコミ紙(誌)あるいは様々なリアル世界でのサー
クル・諸団体活動などの役割と意義についても改めて再認識すべきかも知れな
い。その意味では、日本でも、まだまだオヴァ―トン効果(関連参照⇒ 
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121217 )への希望はあると見るべき
だろう。

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