メルマガ:toxandoriaの日記
タイトル:[机上の妄想]「維摩経」の良循環と真逆の「靖国&原発ダブルス顕幽論カルト」、それは・・・(1/2)  2014/05/03


[机上の妄想]「維摩経」の良循環と真逆の「靖国&原発ダブルス顕幽論カル
ト」、それは「第3の矢=超格差拡大・原発推進・武器輸出・戦時体制強化」
なるアベ一派・反知性主義の賜物(1/2)

興福寺の風景(http://urx.nu/83JX より転載)
維摩居士坐像(定慶作)興福寺
レンブラント『夜警』1642
Rembrandt Harmenszoon van Rijn (1606-1669)「The Night Watch」 
1642 oil on canvas 363×437 cm Rijksmuseum 、 Amsterdam
<注記>これらレンブラント『夜警』関連の画像二枚については、[ 5 オルタ
ナティブの補助線となる可能性を秘めた「維摩経とレンブラント絵画」の共鳴]
の記述を参照乞う。

(エピローグ)嗚呼 春爛漫、靖国&原発カルト・ダブルス汚染国ニッポンの
風景アラ?カルト

■残すは徴兵制のみ!<靖国・原発カルト融合式原発&もんじゅ再稼働、原発
&武器輸出、常在戦時体制へ前のめり>バカ暴走が止まらない!⇒私的有識者
懇報告で記者会見し、集団的自衛権行使容認の閣議決定方針。王様が何でも決
める金正恩とどこが違うのか?@金子勝氏 NHK http://urx.nu/83Ff

■続・残すは徴兵制のみ!スーパーキング・アベ様の独走期に入った「靖国・
原発カルト」日本、歴史的に「王様の開戦権」独占それ自体が国家危機
(↓*)!アベ支持の多数派国民層はリアル戦争が見えていない!⇒集団的自
衛権、「政府方針」に/首相意向 内閣の了承経ず 502朝日
http://urx.nu/83Ky *マグナカルタの経緯と意義(ウイキより部分転載/こ
こでは内容省略)

■独裁権力の結論を全員で一斉唱和するだけの北朝鮮式<政治意志決定セレモ
ニー=最悪の悪魔の儀式!>とどこが違うのか?「給料の 上がりし春は 八
重桜」安倍晋三 と同じく国民はバカにされてるぞw⇒閣議の議事録―何のた
めの公開なのか 423朝日社説 http://urx.nu/7YsL ・・・以下、同社説記
事の転載(ここでは内容省略)・・・

■【矢張り、先ず目障りなクローズアップ現代(国谷キャスター)の強制終了
がアベ様の狙いか!?】番組ごとバランス取れ!は狂気の御沙汰wで、全番組
を安倍様の御意向に従わせる独裁政権型放送統制!矢張り、先ずクロ−ズアッ
プ現代の強制終了が狙いか?⇒籾位NHK会長「公平性は番組ごとに」政府見
解と相違 502朝日http://urx.nu/84rz <注記>画像は、http://urx.nu/84rE
より転載。

・・・以下、記事内容(502朝日)の転載・・・

NHKの籾井勝人会長は幹部を集めた4月30日の理事会で、放送法が定める
公平性の原則について「一つ一つの番組で、それぞれやるべきだ」という趣旨
の発言をしたことが複数の関係者への取材で分かった。放送全体を通して判断
すべきだとする従来の政府見解を踏み越えた現場への要求で、波紋が広がりそ
うだ。

理事会では番組内容を検証する考査報告があった。籾井会長は4月の消費増税
で不安を抱える高齢者を取り上げたニュース番組に対し、「(税率が)上がっ
て困ったというだけではニュースにならない」「買いだめは無意味だと伝える
べきだ」という趣旨の発言をした上で、低所得者への負担軽減策の議論も紹介
するよう求めた。部下の理事たちは、「努力しており、いろいろな観点を、様
々な機会をとらえて報道している」などと反論したが、籾井会長はあくまで同
じ番組内で違う意見を取り上げるべきだと主張し、理事会は紛糾した。

・・・

■国際秩序や法の支配尊重の一致など、表向き<当たり前の内容>を翼賛的か
つ大袈裟に報じる一方、「アベ式戦後否定の悪影響の拡大(↓*1)」や「ク
ローズアップ現代・終了への籾位・百田らの?画策」(↓*2)を報じないア
ベ様のNHKw⇒日独 ウクライナ情勢協力で一致051 NHKニュース http://urx.nu/83FO (以下、省略)

■超危険な安倍カルト・ダブルスのお告げ(聖音オウム/↓*1、*2/ここ
では説明を省略する、委細はURLをクリックして記事内容を参照乞う)!=長谷
川三千子NHK経営委員のパシフィスト「Pacifist/天下泰平主義or積極平和主義
(平和主義の看板で相手を先手殺戮&撲滅する?)」は、流れる現実時間を固
化イメージで理解するカルトそのもの!

・・・<注記>流れる現実時間を固化イメージで理解するカルトについて・・・
フランスの哲学者アンリ・ベルクソン(Henri-Louis Bergson /1859 - 1941)
によれば、変幻自在なあり方を見せつつ絶え間なく流れ続けるのが現実の因果
であり、それが時間の正体でもある。しかし、特にヒトの視角はものを固定し
ているように見る傾向がある(造形芸術についての誤解も此処から生まれる)
が、それは錯覚だ。しかし、そのこと自体を意識できるのも人間だからであり、
おそらく他の動植物はこのような錯覚を持つことは有り得ないだろう。そして、
人間の文化・宗教・美意識などは、その錯覚がもたらしたものだ。他方、ヒト
は論理(科学)を深化させることで自らの錯覚を冷静に凝視できる能力も手に
入れたと考えられる。そして、この錯覚と論理を仲介するものとして宗教・倫
理・平和という知恵も手に入れた。が、残念ながら、未だに多くの人々は、こ
の「宗教・倫理・平和主義=先進的な日本国憲法の意義」と「カルト」(錯覚
を絶対視する意味での異常な人間中心主義)の区別がつかない。だから、これ
こそが人類滅亡(というより地球滅亡)の危機といえるだろう。ひたすらアベ
ノミクスに浮かれる日本は、今まさに此の異様なカルト・リスクに飲み込まれ
る瀬戸際に立たされている!(以下、省略)
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=544934358957191&set=pb.100003218947947.-2207520000.1399096753.&
type=3&theater

■【結局、日本会議等基盤の霊能「核」自爆テロ国家、『靖国&原発融合カル
ト・ダブルス』のアベ錦旗を高く支持する多数派日本国民が高度カルト汚染で
重篤な茹でガエル状態!w】でも、アベ支持48%が支持しない29%を圧倒!
422朝日世調 ⇒ 今国会で憲法解釈変更「不要」68% http://urx.nu/83H2

■[画像1]と[画像2]の狭間の現実(リアリズム)が目に入らぬ国民が増えつ
つある日本の危機!⇒ 特攻 伝わらぬ実像/南九州『知覧特攻平和会館』は
若い隊員の遺影と遺書で埋まっている。映画『永遠の0』(NHK経営委員・百田
尚樹、作/安倍晋三&文部科学省、推薦)を観て来館した多くの若者らは「こ
れで国を守る使命を感じた!」と述べる。430朝日http://urx.nu/83FP

■“過ちの過去を悔い改める必要はない、むしろ完全にそれを取り戻すべき
だ!”と告げつつ“嘘安全神話&超市場原理式守銭奴経営、政権中枢カルト野
合策の推進”を謀るカルト一派による政権中枢の掌握で人権無視・災凶到来が
必至の異様な構図”は他人事に非ず、「安倍政権下で靖国目的の原発推進なる
カルト・ダブルス融合(↓*)」は韓国の旅客船沈没事故の背景(構図)に酷
似! ⇒ <韓国船沈没>船会社の背後に異端宗教団体、経営に関与し利益得
る?政界中枢へも浸透?―韓国メディアhttp://urx.nu/83FS・・・*[「靖国」
目的の「原発」だと安倍総理はカルト・ダブルス融合を正直に告白せよ!トン
デモ靖国&原発型国家主義はハルマゲドンを招く超ウクライナ国策リスク怪物
(A・ネグリ)、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20140401 

■<この低民度は国民全体の自画像!>なので覚醒からの再出発あるのみ!⇒
24%で勝利?(鹿児島補選)/衆院補欠選挙の結果は、当選・落選しか公表
されてないが実態は酷い!NEVADAブログhttp://urx.nu/80Gx

・・・投票率ca45%は、アベノミクス期待というよりも国政選で繰り返される
<6〜7割無関心層・選挙権放棄+寄生虫・公明効果>の現れ!カネの切れ目
と批判意識の覚醒がカギ!⇒<衆院鹿児島2区補選>安倍首相「政策に評価い
ただいた」427毎日http://urx.nu/83FQ

・・・【現行選挙制度の欠陥を補うには、投票率を上げるしかない!が、アベ
・カルト権力への迎合で此の点を敢えて無視し続ける主要マスメディアの犯罪
的怠慢!】「現行選挙制度の欠陥」が約6〜7割の反原発意思を封殺した結果が
 12/16衆院選「自公維圧勝」の実態である2012-12-17toxandoriaの日記、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121217

・・・

結論の先取りとなるが、以下の「4 二つの希望の在り処」で取り上げるウォ
ーラーステインのオルタナティブは、今や不穏な暗雲が漂うばかりとなった
(↓◆)日本の未来にとっても大いに明るさが期待できる方向性と考えられ
る。

◆【2060年の債務残高は現在比6倍の8159兆円、GDP比397%へ!】今日20140
428)、財務相諮問機関である財政制度等審議会が発表した試算!今後経済成
長2%継続し2020年基礎的財政収支黒字化(プライマリー・バランス)を達成
しても2060年債務残高現在の6倍の8159兆円でGDP比397%へ!日本の財政破綻
確実か!アベノミクス1の矢・金融と2の矢・財政出動もう限界!3の矢成長戦
略が喫緊の課題だが安倍政権は全く無策! あるのは<靖国・原発融合カルト
・ダブルスに基づく原発&もんじゅ再稼働、原発推進・輸出、加えて武器輸出
と常在戦時・戦闘体制強化への前のめり>バカり!@4559hangesyou  via web2014.04.28只のオッサンがリツイート428NHKニュース http://urx.nu/81ys

◆しかも、アベノミクス(靖国&原発カルトとブラック社会化(新自由主義盲
信↓*1、*2)の抱き合わせ経済の矛盾)は、その肝心の需要の種である
「信用」(内外の社会的信用基盤)を激破壊中! ⇒ アベノミクスの成長戦
略でカギを握るのは、供給サイドではなく需要サイドの活性化だが・・・/伊
藤元重ダイアモンドONLINE http://urx.nu/81qU 

*1 市場原理の浸透 ブラック化する、この国 作家・高橋源一郎:2014年
4月24日、朝日・論壇時評(ブログ黙翁目録 http://urx.nu/81rc )・・・
Cf.雑誌『現代思想』特集―ブラック化する教育(&教育環境)―

*2 あすを探る 濱野智史 政治家の妄言と「世界」喪失:2014年4月24日、
朝日・論壇時評・・・政治家、特に安倍首相とその側近たちの妄言が相次いで
いる。その多くが歴史認識問題や憲法解釈をめぐるものだが、筆者が特に気に
なったのは、「今月の3点」でも取り上げた、首相が観桜会で詠んだという次
の句である。『給料の 上がりし春は 八重桜』(以下、省略) 
http://urx.nu/81rJ

1 カルトの真逆に位置し、現実(リアル)を合理的に直視する 維摩経

<注記>維摩経と興福寺について

・・・創建が奈良時代とされる興福寺(奈良)は、天智天皇から藤原氏の姓を
賜った藤原鎌足の子である藤原不比等(659-720)が藤原氏の氏寺とした法相
宗(唯識集)の寺である。現代における法相宗の寺院は興福寺と薬師寺の二つ
のみである。興福寺の代表的な法会(ほうえ)として維摩絵がある。なお、法
相宗(維摩経ほか)は遣唐使の僧・玄硃らによって奈良時代に伝えれたものだ
が、仏教史的には中国の法相宗は宋〜元の時代に途絶えたとされている。

・・・

西暦紀元前後のころに、仏陀への熱烈な信仰心を中心としつつ自我の救いより
も広く衆生を救済しようとする新興の宗教運動が活発となっていた(厳密に言
えば、新興の宗教運動というより、自己救済の枠に閉じこもる傾向が強い部派
(小乗)仏教に対する、現実社会で生きる生身の衆生側の視点からの一種の宗
教改革であった!)。

そして、出家者(比丘)を中心とする小乗(部派)仏教に対し、これらの運動
は在家の信者たちを中心に展開され、彼らは自分たちの信仰のあり方をマハー
ヤナ(大乗/衆生のための大きな乗り物)と呼び、部派仏教の人々をヒーナヤ
ーナ(小乗)と呼んだ。

仏教史における大乗仏教(マハーヤナ)の初出は古い般若経典である「八千頌
般若(はっせんじゃはんにゃ)」とされるが、ここで注目すべきは大乗が「菩
薩乗」とも呼ばれており、ここで言う菩薩が「菩提(さとり)、存在するもの、
生命あるもの、衆生など」の意味でも使われていることだ。つまり、大乗仏教
(般若経典)での菩薩は自分で決意して布施をはじめとする六つの実践行(六
波羅蜜)を行う者を指していることだ。

従って、「維摩経」の主人公である維摩詰(維摩居士)も在家の信者ではある
が菩薩ということになる。そして、維摩詰は在家菩薩の代表とされていること
になる。なお、大乗仏教の最も基本的な考え方が「空(空観/くうがん)」と
「人間の平等観」であり、それが「般若経」と呼ばれる経典で説かれ、更にそ
こから派生的に「華厳経」「法華経」「阿弥陀経」「無量寿経」「維摩経」な
どの経典が作られた。そして、留意すべきは、維摩経の「空」の考え方が般若
経よりもより現実的で、生身の人間(人生)の機微からのアプローチを重視す
ることだ。

見逃すべきでないもう一つのポイントは(これは[エピローグ]でも触れること
になるが)、在家の長者(商業・交易に携わる有徳の富豪))である維摩詰の
活躍した時代が、およそ紀元前後頃のインド北部で実際に存在したヴァイシャ
―リー(パーリ語でヴェーサーリー)と呼ばれる共和政体の商業都市国家(貨
幣経済が発達し東西交易で栄えたグローバル商業都市/マガダ国の首都パータ
リプトラの繁栄と並び立っていた)であったということだ。

「維摩経」の考え方を集約すれば“しょせんは「我空法有(がくうほうう)」
(以下の“●空”を参照)のみで、人間の真我(アートマン)も含めた森羅万
象の永続的な形相(エイドス)は存在しないというのが現実であるので、我わ
れ人間は一瞬一瞬の出会い(「縁」で生じる個々の「法」の繋がり)を共有し
て、一期一会の今を真摯に生きることが肝要だ。そして、固有で伝統的な真の
文化を未来へ伝える努力を継続すべきだ。また、人間は本来的に平等な存在で
あるから、苦しみも、新たに創造される経済価値も、でき得る限り平等に分か
ち合いながら、広く社会と世界の良循環が実現するように努めるべきである。
つまり、有徳の長者らリーダーたちは、これら大乗の考え方を基礎とする人間
社会どおしの「信(信用)」(富める者は喜んで与える、貧しいものは努力し
て豊かになれる)をベースとする良循環社会(不平等と格差を前提とする、霊
感・壺売りカルト商法の如きネズミ講式『悪循環社会』ではなく)を築くよう
努めるべきだ。“ということになる。また、「維摩経」では、菩薩・天女らの
神通力を別とすれば、我われは一瞬一瞬の出会いを共有しつつ現実を生きるし
かないという仏法の摂理から、未来予知や予言の類はあり得ないマユツバだと
して否定する。

まさに、ここで集約した「維摩経」を貫く考え方が「人間愛に満ちた、そして
人間どおしの助け合いこそが肝要と見る現実合理主義であり、誰にでも遍く希
望を与え得るものである」ことに改めて驚かされる。つまり、これは、空高く
神の世界にまで舞い上がり、その自らの御友達仲間だけが嵌った異常な超観念
を、卑しく現実世界を這いずり回る下等な人間(実は、人間は卑しくも下等で
もなく、彼ら御友達仲間らが勝手にそう思っているだけにすぎない!)に対し
上から目線で下賜するというカルト支配の対極にある考え方である。

例えば、「維摩経」を貫く考え方に対するアンチ(狂信カルト)の代表とも言
えるのが現代日本に取り憑いたアベ一派流の「軍神靖国&原発ダブルス顕幽論
カルト」(=“戦前の靖国体制を復活・維持することが目的の原発”と位置付
ける、安倍総理一派によるカルト・ダブルス融合、『トンデモ靖国&原発型国
家主義/関連で下記▲を参照乞う』)である。

▲ブログ記事(2014-04-01・toxandoriaの日記)/「靖国」目的の「原発」だ
と安倍総理はカルト・ダブルス融合を正直に告白せよ!トンデモ靖国&原発型
国家主義はハルマゲドンを招く超ウクライナ国策リスク怪物(A・ネグリ)、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20140401 

・・・

つまり、無視すべきできないのは、安倍政権の中枢に巣食う偽装極右一派のカ
ルト(その核心に巣食うのはリアルな人間存在(人間性、人権)を根底から否
定する“平田(平田篤胤)国学(源流は、本居宣長・現人神天皇論の曲解)と
部派(小乗)仏教の神仏習合”から生まれたと見るべき『顕幽論』(↓▲1、
▲2)であると考えられる)に侵されつつある、現代日本の恐るべき現実であ
る。

▲1 安倍流・教育再生の狙いは「戦前型国定教科書/『現人神国体の一部』
を下賜する教室から戦争が始まる体制」の取り戻し/つまり、“密教(密教仏
教の意ではなく“作為でカルト・シンボル化させた現人神天皇の政治利用”の
こと)”ご用達の、戦争の道具化した国民を更に大量育成するため<国学(本
居宣長の誤・曲解)系神道『幽顕思想(顕幽論)』の子胤(子ダネ)を青少年
へ植え付ける>ということ http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20131105  

▲2 国学系神道の一流派『幽顕思想(顕幽論)』(平田国学(源流は、本居
宣長・現人神天皇論の曲解)と部派(小乗)仏教の神仏習合カルト)について

・・・「橋川文三(政治学者/三島由紀夫と共有する戦前体験を徹底的かつリ
アルに反省・分析し、三島由紀夫とは真逆に戦後に生きる意味を肯定した政治
思想家)によれば、日本の右翼テロリズムの根底には、間違いなく「国家神道
(本居宣長・現人神論曲解の国学系)」と「現人神天皇信仰」という二つの強
固な基盤が存在する。

・・・また、その「国家神道(本居宣長・現人神論曲解の国学系の)」とは、
平田国学における「幽顕思想」(顕幽論/カルト化した神仏習合の一形態)を
指しており、この考えによれば人間は死ぬと「幽事の世界」(霊魂共同体)に
帰属することになる。

・・・驚くべきことに死んで初めて人間は「人間」そのものになる(人権・主
権を持つことになる)という。つまり、本居宣長・現人神論曲解の流れをくむ
国学系の日本神道を基盤とする国家神道の基礎にあるのが顕幽論である。

・・・端的に言えば、現世の存在である人間(我われ一般の日本国民)に主権
(生存権ほか)はなく、それは霊界に従うロボット的存在だということだ。時
折、安倍晋三ら偽装極右派の輩(アベちゃんの御友達ら)が<不気味な靖国&
原発ダブルス・カルト狂信のゾンビ>か、あるいは<冷酷非情な原発推進マシ
ン>のように見えるのは、このためかも知れない!

・・・

従って、初期仏教成立期の“一種のカルト性を帯びた部派(小乗)仏教教団に
対する宗教改革”であったと見ることが可能な「維摩経」こそが、日本の明る
い未来を実現するための有効な「オルタナティブのための補助線」(オルタナ
ティブの可能性については、以下「4 二つの希望の在り処」のウオーラース
テインを参照乞う)となり得るのではないかと思われる。

ところで、一般に「政教分離」を考えるとき、発展史観(啓蒙思想いらいの
“人類の無限の発展への素朴な確信”から生まれた一種の楽観論)に慣れ切っ
た我々はそれが立憲議会民主制ないしは同共和制の専売特許のように考えるの
が普通である。しかし、よく考えれば専制君主国家であれ、立憲民主国家であ
れ、宗教(ここでは一種の癌化した宗教モドキと見るべきカルトも含める)と
政治の鬩ぎ合い(“宗教ないしはカルト”の政治利用)の問題は、おそらく人
間社会の黎明期から始まっており、現在も続いていると言えるだろう。

無論、現代の立憲議会民主制国家は授権規範の本旨から「憲法の政教分離条
項」が、政治の“宗教ないしはカルト”利用を厳しく規制している。しかし、
たとえそのような民主国家であっても、もし“過剰な形で宗教ないしはカルト
に深く染まった政治権力者(あるいは同集団/例えば、アベちゃんの御友達
ら)”が民主主義のルール(選挙制度)を掻い潜りいったん誕生してしまえば、
“宗教ないしはカルト”の政治利用はごく平然と当たり前のこととして実行さ
れることになる。

安倍晋三一派による<格差放置で原発・武器輸出・戦時体制構築へ前のめるバ
カりの「靖国&原発ダブルス・カルト」一色>で塗り尽くされつつある現在の
日本は、このような観点からすれば、紛れもない「政治のカルト宗教利用」国
家である。

・・・

なお、「維摩経」の基本となる考え方を以下に少し拾っておく。

●空(空観/くうがん)、我空法有(がくうほうう)

・・・永続的な「自性」(じしょう/人間の場合は真我(アートマン/最深層
の自我)と解釈されるが、森羅万象では形相(エイドス)と理解することも可
能)が存在しないことを「空」で表す。言い換えれば、形相も真我もこの現実
世界では仮の姿を現しているだけであり、実際には何も存在せず、諸行無常で
ある。これを小乗では「任時自性執生物解(にんじじしょうきしょうぶつげ)」
と称するが、大乗ではこれを「空/空観」とする。

・・・なお、アートマンや森羅万象の形相の永続的な存在を否定し、ただ個々
の「法」(自相(じしょう)を維持する仏の力)のみがあることを説明するの
が「我空法有」というコトバである。

・・・これは、おそらく自然科学的に考えれば究極的な還元論の否定であるが、
「最先端の量子力学(素粒子論)的知見/「無」から素粒子が出現している、
ただ普通の観測でこれらは見えない!?(http://urx.nu/847A )」とも重な
るものがあり興味深い(関連参照↓*)。

*東京大学大学院工学系研究科の古澤明教授らが「量子コンピュータ実現」に
向け大きな前進/超大規模量子もつれの作成に成功(古典的な情報伝達手段と
量子もつれ (Quantum entanglement) の効果を併用して離れた場所に「一定の
量子スピン状態(つまり、大量情報)」を瞬時に転送する通信技術が拓ける
か?)、2013年11月18日EETimes、http://urx.nu/83k0  2014-03-01
toxandoriaの日記、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20140301 (参考画像
1、2は、それぞれ http://urx.nu/845U 、http://urx.nu/846E より転載)

●人間についての徹底的平等観(格差、弱者虐待、性差別、不平等分配などの
否定)

・・・「観衆正品(かんしゅうしょうぼん)」第7章に出てくるエピソード。
舎利弗(しゃりふつ/釈迦の十大弟子の一人)が天女に対し“あなたは何故に
女性なのか?”と問う、天女は“女性という変わらぬ自性(じしょう/形相
(エイドス))は存在しない、人間の元は皆同じです”と答え、天女は神通力
で舎利弗を瞬時にして女性に変えてしまった。

●縁(えん)

・・・現実界における「特定の現象」の直接的原因は「因」で、その現象の条
件となるものが「縁」。我々が生を受けたこの世は、「因」⇒「縁」で成立す
る無数の因果(過去から未来へと流れ続ける多重・複合ネットワーク、ないし
は複雑かつ多次元の“もつれ”状態?)と、それらが更に多次元情報理論的、
確率論的、かつ偶発的「縁」にも影響を受けながら無数に繋がり合う世界であ
り、我われ一人ひとりは、宇宙規模も超ミクロ世界も含むという意味で、見か
け上の遠近とは関係なく、それぞれが現在の一瞬を広範に共有しつつ今を生き
ていることになる。そして、そのような状態の絶えざる生々流転こそが「無常」
ということである。

●観応力

・・・現実を、ミクロ世界からマクロな宇宙までを意識の中に取り込みつつ幅
広く、直接的に、その全てを心身のスケールで直感的にとらえること。この能
力を完璧に達成した菩薩が観世音菩薩。


●入不二法問(にゅうふにほうもん)

・・・絶対的な現実世界「直視」の考え方であり、互いに相反する二つのもの
が実は別々に存在するのではなく一つであるということを説く(詳しくは、
[5 オルタナティブの補助線となる可能性を秘めた「維摩経とレンブラント絵
画」の共鳴]で取り上げるので省略)。


●病(やまい)の意味とは?

・・・「維摩経」は病に伏した維摩詰を文殊菩薩ら多くの菩薩たちが病気見舞
いに訪ね、維摩との間で問答するという一種のドラマ仕立てで構成されている。
本来、自分自身が菩薩である維摩詰は病気にならない筈だが、自分より下位の
衆生のために病気となり『己の病を以て彼の病をあわれめ』の意を伝えようと
している。ここには表面的なノーマライゼーションなどの浅薄な意識を超える
深い意識が隠れている。つまり、自らが弱者や病身となってこそはじめて、他
の弱者・障害者らの心が本当に理解できるという意味で、表面的ではない「真
の苦しみの共有と分かち合い」という視点から平等を説く意図が隠れている。


●唯識

・・・人間の自意識は八種類の識によって成り立っているという考え方で、そ
れらは五種の感覚(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)、意識、および2層の無
意識(末那識(まなしき)、阿頼耶識(あらやしき))を指す。これら八種の
識は総体として、ある個人の広範な表象、認識行為を内含し凡ゆる意識・無意
識状態と相互に影響を与え合う。また、諸存在は無常であり時には生滅を繰り
返し最終的に過去に消える(我空法有)。この我空法有からすれば、人間を含
めた森羅万象は、自己⇔他者、善人⇔悪人などの区別とは異なり、全てが本源
的に繋がり合っており、それらは一体的なものの一部である。言い換えれば、
彼は善人だと思っても、それは他人事ではなく、彼は悪人だと思っても、それ
も他人事ではない、ということである。

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