メルマガ:toxandoriaの日記
タイトル:参院選は安倍を何でも決めるヒトラー化する儀式/改憲と原発でナチス風・・・(2/2)  2013/07/08


■[民主主義の危機]参院選は安倍を何でも決めるヒトラー化する儀式/改憲と
原発でナチス風を吹かす自民党に潜む超リスク、カール・シュミットの誤解
(2/2)

<注記>お手数ですが、当記事の画像は下記URLで御覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130708

2 安倍政権の中枢に潜み、「カール・シュミット理解に関わる根本的な大誤
謬のリスク」を承知のうえで、戦前レジームの取戻し戦略を指揮する輩の正体
/それは「日本会議」「同・日本会議国会議員懇談会」「神道政治連盟国会議
員懇談会」らを中心とする似非極右一派

多数派の国民層が騙されているとはいえ、今の日本が「ごく直近に経験したば
かりのフクシマ3.11とリーマンショックの大惨禍をすっかり“気前よく”(?)
忘れ去り、アベノミクス(原発一極活用型“軍需経済”に基づく生存圏拡大戦
略)なるナチス的空気に満ちた、安倍内閣の「戦前型アナクロ社会化政策」を
高く支持していることは驚きである。

この有様は<フクシマで開いた奇禍の門(レジリエンス復活のチャンス)>を
気前よく捨て去る蛮行(愚行)に嵌ったことに等しく、その奇禍の門を閉ざし
た誤りが、いずれ参院選後に自ずと明らかになることを予言する向きもあるよ
うだが、それでは余りにも遅すぎではないのか?そして、これでは、我々が歴
史から何も一切学ばなかったことになってしまう。

しかし、今の日本社会の空気を見渡す限り、残念なことではあるが、再び同じ
愚行を繰り返す方向へ流されて行くのかも知れない。とても嫌なことだが、そ
んな予感が的中しそうな気がする・・・。


ところで、このような動向の陰で指揮棒を振るのは、やはり約800万人の加盟
団体会員を誇る「日本会議」であり、その中枢は表向きの党派を越えた、「日
本会議国会議員懇談会」(平沼赳夫会長)にたむろする麻生太郎、安倍晋三、
平沼赳夫、高市早苗、下村博文、衛藤晟一、松原仁、山谷えり子、有村治子、
稲田朋美などの国会議員・約260名(現行)であるが、今回の7月参院選の大
勝利で、その数は優に300名を遥かに越えることになると思われる。

おそらく、作為でカール・シュミットを曲解した軍事オタク・アカデミズムの
一部が、この悪しき動向を後押ししていることが考えられる。

つまり、<勘違いでカール・シュミットの熱烈なファン化している自民党>と
いう、ある意味で真に驚くべきほど幼稚化or退嬰化してしまった日本の政治現
象の最先端で指揮棒を振るのは、『カール・シュミット入門講義』-作品社-の
著者・仲正昌樹氏が笑い飛ばす御用学者の一群が確かに存在するということだ。
しかも、彼らは、おそらく大きな勘違いでというよりも、軍事オタク化した故
の作為で指揮棒を振っているのではないかと考えられる。

そして、おそらくその第一段階の成果物が、憲法96条の見直し先行で<戦前
型の欽定憲法(天皇大権復活、国民主権削除、表現の自由削除、平和主義削除
etc)への回帰>を目指す「自民党・日本国憲法改正草案」(参照⇒ http://urx.nu/4sqm )ということになる訳だ。

(関連情報)

金子勝 @masaru_kaneko自民党憲法草案の21条は「前項の規定(表現の自由)
にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動(安倍政権の
意向に反する批判等の活動←只野親父、補足)を行い、並びにそれを目的とし
て結社をすることは、認められない」とある。多くの人は、<これが参議院選
挙の選択である>ことを知らない。
http://urx.nu/4sqm  via web2013.07.06 03:33只のオッサン(脱原発への急
転向者)さん他、387人がリツイート

金子勝 @masaru_kaneko自民党は5日夜、報道内容が公平さを欠いているとの
理由によるTBSへの取材拒否について、西野智彦報道局長名の文書が石破茂
幹事長宛てに提出されたことを受けて(TBSが安倍政権の不都合な事実を報道
してゴメンなさいと謝罪したので←只野親父、補足)解除したと発表。これは
<自民党の憲法21条(表現の自由規定)改憲の予行演習>です。http://urx.nu/4sqo bvia web2013.07.06 03:3只のオッサン(脱原発への急転
向者)さん他、460人が

・・・

しかも、それこそ安倍晋三が取戻しを謀る「戦前型レジーム」の本命(中枢部
分)であり、その先で待つのは、これも超アナクロな「ナチスを真似た原発一
極型軍需経済大国を目指す大政翼賛国民会議」のような組織づくりになると思
われる。

その結果、当然のこととして、これから本格的に復活すると思われるのが<国
策原発とネオ原発安全神話、『原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論』を
其処へ組み込む工作>ということになり、再び、それを後押しするのが主要マ
スメディアという構図になることが考えられる。

なぜ、これほどまで主要マスメディアと多数派国民層は、<皇室の精神基盤た
る伊勢神道の自然アニミズム・ミソロジー(神話論理)を信奉する正統保守な
らぬ偽装極右(神道政治連盟国会議員懇談会(安倍晋三・会長)が主張する
『原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論』なる似非カルト神道を信奉する、
殆どゴロツキ同然の輩)>にすぎない安倍晋三一派にアッサリ押し切られてし
まうのだろうか?

一つ考えられるのは、日本国の借金残高(国債発行額)が今年度末で約1千兆
円に迫る、そして社会保障費が年当たりで約1兆円ずつ増えるという現実に怯
えるあまり、「フクシマの未収束状態」あるいは「大地震による原発過酷事故
の再来」などへの恐怖はあるものの、背に腹は代えられぬとばかり、安倍自民
党の日本強靭化(アベノミクス)なるイカサマ口上に乗せられてしまった可能
性があることだ。

しかし、そんなにも簡単に安倍式のオレオレ詐欺もどき政治に乗せられて良い
のか、もう一度だけでも冷静になり、立ち止まって考えた方が良いのではない
か?例えば、社会保障費が年当たり約1兆円ずつ増えるというが、一方で野放
図な特別会計は相変わらずノンチェックで、おそらく年当たり数兆円規模の無
駄遣いが垂れ流されている。

また、一部の専門家による「所得・法人税等「欠減税収」の改革こそが急務」
という指摘もあり、驚くなかれ、現行税制の範囲での「徴税構造欠陥によるエ
ロージョン(欠減税収)摘出による徴税効率の改善」だけで20〜35兆円(per
年)の税収増が可能だという資産もあるのだ(関連参照 ⇒ http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20120714 )。

(注記)エロージョン(徴税の欠減構造/erosion)

・・・租税学の用語で、応能負担原則を無視する所得税・法人税等の逃げ税
(あるべき応能負担についての徴税構造上の侵食的欠減、一応合法ながらも恣
意的措置等によるあるべき税収についての負の侵食)部分のこと。日本では数
兆円〜数十兆円の大規模エロージョンが想定され、高々でmax数千億円の申告
漏れや、同じくmax数百億円の違法脱税、アングラ経済型の逃げ税とは規模が
異なる。つまり、日本の徴税構造には重篤な「徴税の欠減構造」が存在してお
り、その皺寄せは伝統的に貧困・中間層以下へ押し付けられてきた。この意味
で、日本は未だに民主主義国家の名に値しないといえる。実効権力のパペット
に徹する日本政府と主要記者クラブメディアは、この徴税システムの欠陥構造
を完璧に無視している。

・・・

そもそも現在の国策原発の維持でどれだけの無駄遣いが発生しているのか一般
国民が理解し得る形で正しい情報が公開されているのか?予想されるフクシマ
の廃炉費用だけで、少なくとの10兆円は超えるとの試算もあるようだし、また
殆ど成功する見込みがない「もんじゅ」は、今のように運転をしていない状態
でも、その維持費が年当たりでmin.200億円もかかるとされる。

また、以下(第3章)で紹介するとおり、例えば「安倍総理の原発トップセー
ルス」を受けた直後に、安倍総理らの期待と真逆の<ポーランド政府がドイツ
脱原発に匹敵するとさえいえる絶妙な原発政策判断を下したこと/トゥスク首
相が“10年以上原発の導入先送り”を決断した>という『ポーランド政府の
ように冷静な立場』があるし(←ドイツは、このポーランドの決定を歓迎した
との情報も伝わってきている)、同じく下で紹介するように“主に市場原理で
原発が淘汰されつつある”という「原発大国・米国の現実」もある。

おそらく、この二つの<原発を巡る新たなトレンド>は、日本政府の「フクシ
マの現実を無視した強引な原発推進政策」に対するアンチ・テーゼ効果をボデ
ィー・ブローのように利かせてくるはずだ。周知のとおり、ポーランドは社会
主義から自由市場主義へ転じて(1989年に社会主義を放棄)約20年を超えたと
ころであるが、EUで随一の経済成長率を持続しており、絶えず理想の着地点を
求めつつアカデミズム絡みで自由市場経済と良い意味で格闘している。

考えてみれば、日本は「60年超の長期政権を維持してきた自民党にだけ都合の
良い国造りに勤しんだ“名ばかり自由”資本主義国であり、その実態は一種の
“明治維新期の伝統を自負する君側の奸らの末裔ら(自・他称含めての意味だが・・・w)が支配する御都合主義型の偽装看板を掲げた、親族・同族・仲間
内支配型のクローニー型ゴロツキ支配国家社会主義”であり続けてきた」とい
えるだろう。

ただ、この“偽装極右の輩”の現実的なパワーは侮れない。それは、現に「日
本会議」「同・日本会議国会議員懇談会」「神道政治連盟国会議員懇談会」ら
を中核とする、この種の輩の日本における投票権人口(約1億人)に占める勢
力(合計組織票)は少なくとも凡そ1500〜2000万人超と推定され、国政選挙で
投票率が50%以下に下がると、その存在が自民党にとって断然有利に働くとい
う構図が定着しており、彼らは自民党が国政選挙を独占する機動部隊の役割を
担っているからだ。

ともかくも、このようにして“明治維新期の伝統を自負する君側の奸らの末裔
ら(自・他称含めての意味だが・・・w)によって巧妙に仕組まれた「御都合
主義型のクローニー型ゴロツキ支配国家社会主義」を差配してきた勢力が、今
度は、安倍政権を担ぐことによって、国策原発一極経済型の国家社会主義と99
%派を奴隷労働化するためのブラック市場原理主義国家」という、これまた真
に御都合主義的でハチャメチャな偽装自由民主主義国家づくり」“を目指すと
いう訳だ。

(関連情報)

【逃げるな安倍首相!日本をブラック自民党で<本物の黒が似合う粋なブラッ
ク国家にするもり>なら、イカサマ・ブラック企業対策を削除すべきではないゾ!!】
 ⇒ 自民が参院選公約「ブラック企業対策」こっそり削除?ワタミがあては
まっちゃうからかw http://gendai.net/articles/view/syakai/143293 日刊
ゲンダイ ・・・以下、記事内容の転載(省略)・・・。

3 “7月参院選では、マア自民だろ!”のアンチ・テーゼと見るべき「希望
の光景」、アラカルト

【柏崎刈羽原発:新潟知事、新基準を否定、再稼働は困難に:毎日6.29/泉田
新潟県知事による規制委・新規制基準(安倍政権のフクシマ無視&原発推進政
策)批判の柱となる論点は非常に重要】・・・柏崎刈羽原発:新潟知事、新基
準を否定 再稼働は困難に 毎日新聞 2013年06月29日 <注記>画像は、http://urx.nu/4sx8 より転載。
 ⇔ 泉田裕彦知事が原子力規制委員会の新規制基準(言い換えれば、安倍政
権によるフクシマ無視同然の原発推進政策そのもの)の批判の柱として挙げた、
下記(1)〜(4)の論点は非常に重要である。 
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=401846553265973&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1

(1)「福島第1原発事故の検証・総括なしに、設備面などに特化したハード
の基準を作っても安全は確保できない。従って、新規制基準は、残念ながら国
民の信頼を得られない。

(2)規制委についても「地方自治行政のことを分かっている人間が一人も入
っていない」と指摘、緊急時の住民の避難計画などに関し規制委が県の意見を
聞かなかったことを問題視し、こんなデタラメなやり方は初めて」と厳しく批
判。

(3)7月8日に施行される新規制基準についても「(原発立地自治体の)県
の意見に耳を傾けずに作られた。外部に説明するつもりのない基準など評価に
値しない。

(4)万が一過酷事故が起きた際、現行法では、事態の悪化を防ごうにも放射
線量の高い事故現場へ作業員を出せないことが課題である。

・・・つまり、いま安倍・自民党政権が早急に取り組むべきことは、「フクシ
マの無視」による闇雲の原発再稼働、見通しが一切立たぬままでのプルサーマ
ル&核燃サイクル稼働、および原発輸出トップセールスなどではなく、例えば
欧米に根付く“大地のノモス(カール・シュミット)”型の法観念に基づく、
日本列島の生態学的・地政学的「レジリエンス(resilience/内生的復元・再
生・復活の力」を早急に確立するための諸法制(法律)の整備(例えば、原発
事故子ども・被災者支援法に基づく基本方針の速やかな策定、発送電分離改革
を含む電気事業法「改正」の成立、脱原発法、原発廃炉方法の確立と原発廃炉
法の整備)などを急ぐことである。
Cf. ↓
・・・泉田裕彦 @IzumidaHirohiko 廣瀬・東京電力社長と会談を持ちました。
安全確保を目的に締結した協定を東電は守る気があるのか、安全より利益を優
先する体質は改まっていないのではないか、疑念を払うことができませんでし
た。http://urx.nu/4smp   via web2013.07.05 20:07 只のオッサン(脱原
発への急転向者)さん他、1564人がリツイート

【忘備録兼ノート/理論物理学者ジェフリー・ウエスト「スケーリング法則」
の視点から/アベノミクス(原発一極経済による“JAPAN is BACK or JAPAN
 is BLACK?www”戦略)批判】
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=402330346550927&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1
【参考動画】Talks/ジェフリー・ウェスト:都市および組織の意外な数学的
法則↓
http://www.ted.com/talks/lang/ja/geoffrey_west_the_surprising_math_of_
cities_and_corporations.html

●英国出身の理論物理学者ジェフリー・ウエスト(Geoffrey West、http://urx.nu/4pBa )は生物ネットワーク構造を記述する精緻な数学モデル
を工夫して、成熟期に達した生物が必ず成長をやめる迄のプロセスを示す非線
形規則(スケーリング法則/因みに、生物は体が大きいほど生きるスピードは
遅くなり長命である)を発見した。

●また、同じスケーリング法則が都市や経済の成長にも当てはまることも発見
したが(ただ、都市や経済では規模が大きいほど凡ゆる活動が速くなる)、問
題は都市や経済のスケールは生物のように自動的に成長をやめることがなく、
一定の臨界点を越えると外形的スケールは成長しつつも質的に崩壊する運命の
プロセスへ入る、と警告している。

●つまり、都市や経済がその宿命のプロセスを乗り切るためには、その成長中
のイノベーションの波から、遥かな水平線で新たにうねりを上げ始めたもっと
異質で大きな成長曲線の波へ移行するよう、自らサーフボードを切り返す必要
がある。(出典:アンドリュー・ゾッリー『レジリエンス復活力』-ダイヤモン
ド社-)

●因みに、このジェフリー・ウエストのスケーリング法則(非線形規則)は、
奇しくも【柏崎刈羽原発/泉田新潟知事、新基準を否定、再稼働は困難に:毎
日6.29/泉田新潟県知事による規制委・新規制基準(安倍政権のフクシマ無視
&原発推進政策)批判の柱となる論点は非常に重要.(4/5)、
http://urx.nu/4pAn 】で取り上げた、<今の日本で必要なのは、“大地のノ
モス(カール・シュミット)”型の法観念に基づく発想の転換である>という
ことに重なる。

●いわば<日本列島の生態学的・地政学的「レジリエンス(resilience/内生
的復元・再生・復活の力」を早急に確立するという発想の転換/具体的に言え
ば、脱原発を前提とするエネルギー資源多様化、発送電分離、スマートグリッ
ド、マイクログリッド(分散型電力システム)導入等への転換>こそが、日本
の近未来のために必須の適応手段(遥かな水平線で新たにうねりを上げ始めた
もっと異質で大きな成長曲線の波へ移行するよう、自らサーフボードを切り返
すこと)である、ということになる。

●従って、<【忘備録兼ノート】安倍の顔色を伺いつつ規制委・田中委員長と
つるんで、国民と新潟県・泉田知事を恫喝し始めたぞ!⇒(再稼働できなけれ
ば)再値上げは「選択肢」と原子力損害賠償支援機構・川端和治運営委員長、http://urx.nu/4pAZ >の如き、いまや形り振りなど構わなくなった、アホノ
ミクスに浮かれるばかりの善良な過半超の国民層の足元を見た、その余りにも
露骨な原子村連中の<まるで夜盗のごとき恫喝による逆襲>は決して許される
べきことではない!!

・・・

【<原発再稼働なければ日本経済はダメになる>という<安倍政権の大嘘>が、
米国の原発事情(関連情報)から崩れつつある!!/「発送電分離が行われて
いるアメリカ」では電力の卸売が完全に自由化され、シェールガスの商業化で
天然ガス価格が下落し競争に敗け始めたうえ、「原発の廃炉コストも急上昇」
しており、原発利用のメリットが急失速している!】ブログ、現場レポート:
山口豊/tv-asahi報道ステーションhttp://urx.nu/4pkh <注記>画像『米・
中西部のキウォーニー原発の位置図』は、http://urx.nu/4pll より転載。

・・・センリノオヤマ@niitakayama4202 2013年6月27日テレビ朝日の「報道ス
テーション」はショッキング!米「キウォーニー原発」が赤字で廃炉と決まり運
転を停止している光景!街の60%は職を失う!電力自由化の嵐でシェールガス
に負けたのだ。他にも原発廃炉の計画が増加。米国では原発は採算が採れなく
なったのだ!(次へ) via web2013.06.30 12:48只のオッサン(脱原発への急
転向者)さんがリツイート

・・・センリノオヤマ @niitakayama4202次の画面:インディアナポリスにあ
る電力の取引市場「マイソー」の光景!ここには秒単位で電力に関する全ての
データが入ってくるという。アメリカは日本と違い、電力の卸売が自由化され
ているためさまざまな発電会社が参入し、電気を売買。巨大な取引場光景に圧
倒される。廃炉原発の処理は?(次へ) via web

 2013.06.30 12:57只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート

・・・センリノオヤマ @niitakayama4202ユタ州「クライブ廃棄場」には全米か
らの原発廃棄物が埋められている。この広大な原発墓場の光景!ここは雨が少
なく乾燥しているため、放射性廃棄物の廃棄には適しているという。こうした
放射性廃棄物の処分場は全米に6ヶ所しかない。土地の狭い我が国ではどうす
るのか心配!(3ページ目終り) via web

2013.06.30 13:08只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート

・・・浅井久仁臣 @asaikuniomi今放送中の「報道ステーション」で、米国の
原発事情を特集している。米国では今、電力自由化でコストパフォーマンスの
悪い原発の廃炉が相次いでいるという。日本の電力会社は「原発は安い」と宣
伝するが、米国では「原発は金がかかる」。原発大国で始まった廃炉ラッシュ
が日本にどう影響する? via web2013.06.27 23:04只のオッサン(脱原発への
急転向者)さん他、98人がリツイート

・・・以下、<ブログ、現場レポート:山口豊/tv-asahi報道ステーションhttp://urx.nu/4pkh >より転載・・・

■アメリカ原発特集第2弾、廃炉と電力自由化 2013年06月27日

世界最多の104基の原発を抱えるアメリカ。その安全基準について先週お伝
えしましたが、今日はその特集の第2弾です。実は今、アメリカで原発の廃炉
が相次いでいます。今回は、なぜアメリカの原発で廃炉が続いているのか、そ
の原因を探りました。

中西部のキウォーニー原発では、原発最後の日の運転停止の瞬間に立ち会いま
した。原発を所有していた発電会社の上級副社長は「原発の操業を続けるほど
赤字になる。自由化された電力市場で競争に負け、 廃炉に繋がった」と話し
ていました。

相次ぐ廃炉の背景には、日本とは違う電力市場の仕組みがあったのです。 私
たちは、ディーリングルームのような巨大スクリーンに囲まれたMISO
(マイソー)と呼ばれるアメリカ中西部の電力市場も取材しました。

発送電分離が行われているアメリカでは、電力の卸売が完全に自由化され、様
々な発電会社が電気を競って売っています。原発での発電は以前、天然ガスよ
り安かったのですが、シェールガスの商業化で天然ガス価格が下落し、競争に
ついていけなくなったのです。

それだけではありません。アメリカでは、原発の廃炉のコストも急上昇して
います。今回は、原発の廃炉の現場も取材し、そのコスト上昇の背景にも迫
りました。アメリカの原発の現状からは、日本の原発の行く末にもつながるも
のがみえてきます。今日も番組後半でスタジオにお邪魔します。今夜(6/30)
も報道ステーションをぜひご覧ください。

・・・

ポーランドのトゥスク首相は<2024年迄の原発運転プラン>を<2024年以降の
運転プラン>へ10年以上の先送りにすることを6/19決定した(安倍総理が
トゥスク首相と会談し日本の原子力関連技術を導入するよう働きかけた直後の
タイミングで!/下記◆1)、背景には世論の反対(下記◆2)などがある
(世論の反対のほか、ポーランドには特殊事情があり(下記◆3)、その動向
はV4内での他国への影響力が大きい/日本国民は、このように中東欧諸国な
ど(インド・トルコ・ブラジル等も然り)がフクシマを懸念しつつ足踏みする
原発問題について、今回の都議選の結果で更に勢いづく安倍自民党の<フクシ
マ無視のやりたい放題、原発輸出>を傍観していて良いのか?!今や、日本国
民自身の<倫理観と良識>が、つまり<自らの民主主義と経済を正しい方向へ
発展させようとする日本国民自身の意思と気迫の有無>が、全世界の眼の中で
試される状況となっているぞ!! ⇒ 安倍首相 東欧4カ国(V4)と会談 原
発協力で共同声明6/16、http://urx.nu/4lSu

◆1 ポーランド原発運転開始遅れも(2024以降へ先送り決定)NHK 
http://nhk.jp/N4856UGI

◆2 ポーランドでの「原発新設に関わる世論調査(2012年11月).」では、
<反対51%、賛成35%>、TBS報道特集

◆3<Jap.式メディア総掛かりポピュリズム>悪用の「安倍バカノミクス原発
トップセールス」アホ戦略と真逆の<仏(アレバ)、日(日立GE、三菱重)
が変化スル鴨神社?>を織込んだ、<ドイツ脱原発に匹敵する絶妙なポーラン
ド、トゥスク首相の“10年以上先送り”判断!>⇒ ポーランド原発運転開
始遅れも(2024以降へ先送り決定)http://urx.nu/4lU4 

・・・ 元々が<再生エネルギー本格導入によるロシアの影響力排除(これは
伝統的に“欧州の心臓”と目されるポーランドの歴史的課題!)への中継ぎ>
として構想された経緯があるポーランドの<原発導入>の<長期先送り決定>
を、安倍総理のトップセールス直後にトゥスク首相が判断した意義は非常に大
きく、日本の安倍“晋三”政権が採っている“美しい国”の幻想で国民を騙す
ポピュリズム政策の対極にある非常に高度な政治判断であると考えるべきだ。
従って、今後、中東欧はもとよりフランスおよび北欧諸国などへ及ぶその影響
は決して小さなものではないと考えられる。)Source:by 只野 親父 
(ノート) on 2013年6月22日 11:14、http://urx.nu/4lhz

【山口県祝島で農園を営む氏本長一さんのお話/多様性を否定しモノカルチャ
ー化を推進する「原発一極経済とTPP」は同じ、大切なのは選挙で6連敗し
ても建設を阻止できているということ、それは「法律では、漁協ではなく一人
ひとりの漁民自身に補償金が渡らなければ工事はできないことになっている」
からだ!】http://urx.nu/4sxt

・・・原発推進&グローバリズムへ一直線の「国土強靭化(安倍晋三らが好む
戦前型の穴クロ・レジーム取戻しのための国民総狂人化戦略?)」ではなく新
たな未来の姿に目を向けるべきだ!日本全体が発想の転換を求められているの
で、有限な生態系と日本列島の生態学的・地政学的「レジリエンス
(resilience/内生的復元・再生・復活の力」を視野に入れつつ目先の効率優
先(市場原理主義&株主最優先型資本主義)からの脱却を!/一定の臨界点を
越えた国家経済システムがその「崩壊へ向かう宿命のプロセス」を乗り切るた
めには、その成長中のイノベーションの波から、遥かな水平線で新たにうねり
を上げ始めた、もっと異質で大きな可能性が拓ける成長曲線の波へ移行するよ
う、自らが乗るサーフボードを切り返す必要があるのだが、アベノミクスは
“異次元金融”という単なるコトバ遊びに過ぎないのに、それを恰も“この意
味でのサーフボード切り返し”であると偽って国民を徹底的に騙している!!
( ← ・・・以降の(関連情報)は、只野親父が補足)Cf. 
http://urx.nu/4sxm <注記>添付画像『上関原発を建てさせない祝島島民の
会 ホームページ』は、http://urx.nu/4rFm より転載。

・・・以下、『週刊MDS バックナンバー』2012年04月27日発行 1229号 http://urx.nu/4rEs より全文転載・・・

今号も引き続き、3月10〜11日に郡山市で開催された「原発いらない地球
(いのち)のつどい」の報告をお届けする。今回は、山口県祝島で農園を営む
氏本長一さんのお話である。

祝島のある山口県上関町には30年近く前から原発建設計画がある。原発建設予
定地は祝島の集落から約3・5kmの位置にあり、完成すれば農水産物の放射能
汚染など、生活への悪影響は必至である。そこで地元の住民たちが反対運動を
続け、建設を止め続けている。氏本さんは闘いを紹介するとともに、必要以上
に電力に頼らない生活を実践してきたみずからの体験を踏まえて、ライフスタ
イルを変える必要性を訴えた。その要旨を紹介する。

原発とTPPは同じ

祝島でも、埋め立てに反対して先頭で闘ったのは女性だった。体を縛り付け、
「埋め立てるなら自分たちも一緒に埋めろ」と抵抗を続けた。中国電力から上
関漁協に漁業補償金3千万円が振り込まれたが、漁民たちは受け取らなかった。

法律では、漁協ではなく漁民自身に補償金が渡らなければ工事はできないこと
になっており、漁民たち一人一人が補償金を受け取らなかったら工事に入れな
い。そのようなやり方で、ギリギリのところで工事を阻止してきた。

選挙では、町長選も町議選も反対派は6連敗している。福島の事故で少しは反
対票が上積みされるかと思ったが、全く票数が変わらなかった。祝島住民のほ
とんどは原発反対だが、島外の町民に賛成派が多く、ずっと前から賛成票・反
対票は固定している。大切なのは、選挙で6連敗しても建設を阻止できている
ということだ。

原発を推進した歴代の政府は、一方で「得意なものだけを大量に作る農業」を
推進してきたが、大切なのは多角経営。狭い畜舎に大量の家畜を押し込め、運
動量を減らすやり方で「食味の良い肉」を作る畜産を続けた結果起きたのが、
2010年の口蹄疫(こうていえき・家畜伝染病)だった。エネルギーを大量
に消費する農業、効率的農業の先にはTPP(環太平洋経済連携協定)への参
加が待っている。原発とTPPは、どちらも経団連が望んでいるものだ。

新たな社会の姿

コミュニティをきちんと維持していけるかも問われている。阪神大震災の時、
救助率が高かった集落に共通していたのは、地域のつながりがきちんと継続、
維持されていることだった。

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