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タイトル:直近記事への(参考資料2)の追記です  2009/03/11


直近記事への(参考資料2)の追記です。

(参考資料2)


[情報操作の手法(旧ソ連共産党の手法)]http://wapedia.mobi/ja/%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%93%8D%E4%BD%9C#2.より


匿名の権威
「消息(信頼すべき)筋によれば…」等のフレーズで始まり、記事の内容に権威を与えることを目的とする。この「筋」の名前は決して明かされることは無い。


日常会話
暴力、殺人等、人々が否定的に受け取る情報をあたかも日常会話のように記述し、心理的習熟効果を発生させ、反応を麻痺させる。


ハンガー・ストライキ
本来は抗議手段であるが、現代のハンガー・ストライキはマスコミと密接に連携して行われる。


泥棒捕り
何らかの事件に対して批判・責任を問われる人物が、他者に先駆けて事件を批判し、国民の怒りを他方向に向けさせる。


撹乱
大量の誹謗中傷を流し、事件そのものに対する関心を低下させる。いわゆる情報ノイズ。


感情共鳴
デモや集会等における群集の扇動。群集を理性ではなく、感情レベルで反応させる。


感情整列
一定のシチュエーションを用意して、群集の感情を均一化させる。


ブーメラン効果
国家権力により弾圧・迫害されることで、「自由の闘士」というイメージを作り出し、官営マスコミの報道を逆用する。


ハレーション効果
政治家、芸能人等の著名人の横に並ぶことで自分の信用を高める。


一次効果
最初に発信された情報は、後発の情報よりも優先され、信用されやすいという原理に基づく。


プレゼンス効果
事件現場から発信される情報は、人々に現実のものと受け取られやすい。臨場感を演出するために、しばしば、やらせが行われる。


情報封鎖
軍事行動や刑事事件の際に情報の流通を制限又は停止させる(報道協定など)。情報支配と密接に関係しており、当局の一方的な情報が流される。中国・北朝鮮・ビルマ・イラクでは、国全体に情報封鎖がされている。またサウジアラビアは外国メディアの内政取材を一切許さない。


仲介者の利用
集団に対して情報操作を行うために、その集団のオピニオン・リーダーに狙いを定めて工作する。しばしば、オピニオン・リーダーは金品等で買収されることもある。


分類表
決まりきった単語、フレーズを使用することで、事件がどのようなものなのか分類してしまう。


コメント
人々を一定の方向に誘導するために、事件に対する解釈を付け加える。


事実確認
一面的な事実を提示して、世論を誘導する。


虚偽類似
世論操作に都合の良い「原因−結果」の因果関係を作り出す。


フィードバック
予め特定の結論が得られるような質問を作成しておき、一般の視聴者の回答を受けて、視聴者全体の意見に偽装する。テレビの電話投票やネット投票等。


側面迂回
主題とは無関係な記事の正確性を期して、記事全体の信憑性を高める。真実に紛れれば嘘の信憑性は高まる。


注意転換
スローガン等を駆使して、世論の注意を別の方向に向けさせる。


事件の目撃者
事件の目撃者を証言させ、感情共鳴を引き起こすことを目的とする。目撃者は、しばしば、プロの俳優であることがある。


歴史の書き換え
国家、民族全体に対する長期的な情報操作。現在、東アジア地域で盛んに行われている。


観点の偏り
紛争の報道において、どちらか一方の主張のみを取り上げ、他者の立場を無視する。いわゆるスピン。


反復
同じフレーズを反復して、人々の記憶に刻み込ませる。嘘も百回言えば真実となる(ヨーゼフ・ゲッベルスの言葉)。


すり替え
否定的な意味を有する言葉を受け入れ易い言葉に置き換える婉曲的手法。たとえば、テロリストはレジスタンスとなり、略奪行為は抗議デモと報道される。


半真実
虚偽の中に一面的な真実を織り交ぜ、記事全体を真実に見せかける。


コントラストの原理
心理的に対照的な刺激を受けると、人間の知覚や認識に対比効果が出る。


観測気球
世論の反応を見るため、試験的な報道を流す。


心理的ショック
感情共鳴のピークを利用する。生々しい戦災や事件現場の映像が利用される。


格付け
例えば、選挙の立候補者の能力や当選の可能性等の格付けを行い、世論を誘導する。


センセーショナリズム
緊急性を有する事件・事故の報道において、報道を一方的に飲み込ませる。

アクセントの転移
事実を改編することなく、強調点を転移して事実の意味を変えてしまう。


連想の創出
隠喩、比喩を駆使して、敵対者に否定的な印象を与える。


情報の波の創出
情報の一次波を起こし、不特定多数による大規模な二次波を発生させる。いわゆるブログの炎上。


問題の創出
記事のテーマを指向的に選別して、強調したい問題を提起する。


脅威の創出
敵対者(反対意見)の危険性を強調して、よりましな(当局に好都合な)選択肢を選ばせる。


社会的同意
社会全体が報道の中の意見に同意しているような印象を与える。逆の手法(社会全体がその意見に不同意)は、社会的不同意。


癒着提案
互いに無関係な情報から一定の意味のある文章を作り上げる。これらの情報は個別的には事実であるが、組み合わせの結果、読者に誤った印象を与える。


予告打撃
世論の否定的反応を引き起こす政策を採る際、情報を事前にリークし、決定採択時までに世論の関心を低下させる。


毒入りサンドウィッチ
序文と結論に否定的報道をおいて、肯定的な報道を挟み込み、肯定的な報道の意義を低下させる。逆の手法(肯定的報道で否定的報道を挟み込む)は、砂糖入りサンドウィッチと呼ばれる。

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