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タイトル:[暴政]<寄生>住血吸虫が取り付いた美しい日本【改訂増補版】  2007/06/09


[暴政]<寄生>住血吸虫が取り付いた美しい日本【改訂増補版】
2007.6.9


<注1>当内容は別板でUP済みですが、内容を補筆したので【改訂増補版】として再UPしておきます。


<注2>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070609

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ゴヤ『自らの子どもを喰らうサテュルヌス』
[f:id:toxandoria:20070609155156j:image]Saturn Devouring One of His Chidren. c. 1820-23. Oil on canvas、 146 x 83 cm. Museo del Prado  Madrid、 Spain


Attention! クリックしてみてください。MIDIでバック・ミュージックが聴けます。
               ↓
  http://maru.mods.jp/midi3/midi/c-etc2ha/rv424_c.mid
         ・・・繰り返すときはRealPlayerのスタートボタンを再クリックしてください。


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『・・・今の日本が掲げる“美しい国の美意識”、つまり「価値観外交を推進する議員の会」が掲げるような美意識は、敢えて喩えるならば「厚化粧か美容整形美人」のようなものでしょう。泥酔したヨッパライではあるまいし、こんなものに全世界が、全地球が感動するはずはありません。徒党を組んだ一派の人々の自己満足に過ぎない「暴政・悪政の標本のような化石的アナクロニズム」、別に言うなら<寄生虫の如き世襲政治家らとカルト集団・暴力集団から生えてきた怪異な毒キノコのような美意識>が世界中から受け入れられる訳がありません。<吸血エイリアンが取り付いた美しい地球>など、ただただオゾマシイばかりです。』


●これは、[2007-06-04付toxandoriaの日記/美しい国の恥ずかしすぎる恥さらし、 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070604]からの部分引用です。しかし、これから僅かの日数しか経たぬうちに、このような見方ですら“ひどく甘すぎたのではないか”と思われる、おぞましくもワヤクチャな出来事が次々と明らかになりつつあります。例えば・・・


【5/28、現役閣僚(松岡農水大臣)の自殺】


 → 自殺(対策?)マニュアルの閣議決定(自殺総合対策大綱)、http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070608AT1G0800908062007.html


=「自殺率、2016年までに20%以上削減を目指す」


・・・売上目標の設定じゃあるまいし、<20%以上の自殺率削減>の目標にどのような有意性があると言うのか? このように“美し過ぎる発想”には根本的な何かが欠けているか、あるいは病的な倒錯の臭いがする。


・・・敢えて言うならば、そこには“安倍総理の外交ブレーン・岡崎久彦氏の主張「20世紀は世界が何千・何百万人を殺戮した人権侵害が当たり前の時代だったので日本の慰安婦問題などチッポケでくだらぬ問題だ!」という異様な考え”に通じる<冷酷な人間観>が滲み出ている。


・・・つまり、そこには“少人数の殺人は、多人数の殺人より罪が軽く合理的だ”という<倒錯的プラグマティズムの価値観>が存在するようだ。“美しい国”と“美しい星”の病理学的な根本はこの点に尽きるのではないか?


【5000万件に及ぶ年金記録の消滅】


 → 6/6、更に「1400万件の該当者不明分」が露呈、http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007060601000620.html


【6/6、自衛隊が市民団体を調査=「内部文書」公表、共産指摘−イラク派遣反対運動など】、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000104-jij-pol


 → 6/7、防衛次官らの発言=“情報保全隊の任務として、問題視する指摘に対しては「必要な情報収集だ。違法性は一切ない”(堂々たる開き直りか?)、http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007060601029


【5/29、コムスンの老人介護の“陰惨な食い物化”が露呈、
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070530AT1G2903N29052007.html】


 → ?、“美しい国の命(オオクニヌシ・ノ・ミコト)”が実は渦中のコムスンの広告塔だった? APA問題にも懲りずに、どこまで詐欺師軍団のお先棒を担いで善良な多くの国民を誑かして被害を負わせれば気が済むのか? 本当に正気なのか? 、 http://www.comsn.co.jp/comsnpress/tsushin/ct-10/p-n10-6-11.html


●このような<ワヤクチャ>は、これからも次々と露呈することでしょう。しかし、後から気がついたのでは遅いのです。それは大騒ぎになって、しかも問題が深刻化して大騒ぎになればなるほど<メディア一般の売上げ増とテレビの視聴率アップ>に貢献するだけです。我われ一般の日本国民は、何故このような<美し過ぎる悪循環>に日本社会がスッポリ嵌ったかを根本から見つめる習慣を取り戻す必要があります。


●さもなければ、“美しい国”の背後に潜む<エイリアンか寄生虫の如き世襲政治家らとカルト集団・暴力集団から生えてきた毒キノコのように怪異な美意識>は増殖するばかりで、その悪徳の胎盤部分へ供給される栄養補給システム(高給国会議員と高給中央官僚の<世襲と渡り>装置が生み出す巨額のウラガネ・ウラ政治資金・ウラ献金)が根絶やしにされぬ限り、“新たなワヤクチャ寄生虫(=美しく厚化粧した日本住血吸虫)”が繰り返し執拗にサバイバルし、次々にピョンピョン飛び出してきて、今後とも、日本の国益と国民の権利を脅かし続けることになるでしょう。


●特に重要なのは、小泉政権〜安倍政権の流れのなかで<小泉クーデタ劇場が「三権分立の原則」を無視して蒔き散らした『無数の子ダネ』の中に「外見的立憲君主制」が仕込まれていた、そして、今やその『小泉クーデタ劇場の外見的立憲君主制の子ダネ』が、妖しく美しい<厚化粧の安倍劇場の子宮>に着床した>ことを『すぐそこにある日本の危機』としてリアルに直視することです。しかしながら、この段に至っても、未だに“このワヤクチャな一連の出来事を他人事(ひとごと)として呑気に看過する人々”が多いようで、内閣支持率調査の下降線は30%止まりとなっています。


●<小泉クーデタ劇場が「三権分立の原則」を無視して蒔き散らした『無数の子ダネ』の中に「外見的立憲君主制」が仕込まれていた、そして、今やその『小泉クーデタ劇場の外見的立憲君主制の子ダネ』が、妖しく美しい<厚化粧の安倍劇場の子宮>に着床した>ことを跡付ける参考のために、関連記事(このようなワヤクチャへの流れを予想した)のヘッドラインの一部を下に貼っておきます。

・・・・・内容が同じなので、以下は省略・・・・・

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