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タイトル:[原理主義の罠]<妄想>世界同時株安と円高ドル安の観察  2007/03/07


[原理主義の罠]<妄想>世界同時株安と円高ドル安の観察
2007.3.7

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<注1>お手数ですが、上の画像は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070307

<注2>この記事はまったくの<個人的妄想>であり、論理整合性と事実関係は一切無視している。また、上の「チャート図」は当記事の内容とは無関係である。


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「六カ国協議」を進展させることになった「北朝鮮とアメリカの手打ち」のための予備会談がドイツで極秘に行われていたことの背景を分析(深読み?)する某ブログ記事によると・・・世界(アメリカを含めた)を支配する巨大マネーの陰には「奥の院」(在ドイツのユダヤ系黒幕ならぬ赤幕?←赤い盾(紋章)=Rothschild)が居り、この「奥の院」からすればブッシュも小間使い程度の存在だそうである。


この見方からすれば、今の世界同時株安のウラでも、この「奥の院」が糸を引いているのだろうか?状況証拠からすると、この「奥の院」とはロスチャイルドのことらしいのだが・・・


・・・・・以下は、ロスチャイルド家についての妄想的薀蓄・・・・・


1743 年にユダヤ人の金細工師・アムシェル・モーゼス・バウアー(Amschel Moses Bauer)がフランクフルト・アム・マインに両替店(後に、それは銀行へ発展)を開いた時、その店の入り口には「ローマ帝国の双頭の鷲を描いた赤い楯」の看板が掲げられていた。なお、この「ローマ帝国の双頭の鷲を描いた赤い楯」の紋章自体はロシアの軍服の襟章となり、ロスチャイルド家の紋章は獅子と一角獣が王冠を支えるものとなっており、その中央部に小さな赤い紋章と双頭の鷲などが描かれている。


ともかくも、その店は「赤い楯の店」(the Red Shield firm)としてヨーロッパ中に知られるようになる。このRed Shield (独語:ロートシルト=Rothschild/英語:ロスチャイルド=Rothchild)がロスチャイルドの名の起こりであり、このアムシェル・モーゼス・バウアーの息子としてフランクフルトに生まれたのがロスチャイルド家(財閥)の始祖とされる銀行家、マイアー・アムシェル・ロートシルト(Mayer Amschel Rothschild /1744-1812)である。


<参考資料>

http://www.lcf-rothschild.com/en/groupe/rothschild/concordia.asp
http://www.redicecreations.com/specialreports/2005/08aug/redshield.html
http://www.spiritus-temporis.com/mayer-amschel-rothschild/


ところで、日本経済新聞(3月6日)によると、5日の東京株式市場で「デッドクロス」(チャート分析で、短・中期線が長期線を上から下に突き抜けるパターン)が観測され、相場の調整局面が長引くシグナルとなっており、これは昨年の11月2日以来で約4ヶ月ぶりのことだそうである。これは売り時のシグナルであるとともに、その先に下値を探る頃合でもあるということのようだが?(しかし、こんな急落で、今売ったら大損ではないか? 株を持っていないし、その方面には無関心なので、この辺のリアルな感覚はまったく解らないが・・・)


一方、関連記事では証券会社や機関投資家による「裁定取引」(日経平均先物と現物価格の差に着目して益出しする売買=割高な先物を売り、割安な現物残を増やす)が行われているとされており、外国為替でも似たような “益出し売買”が行われているらしい。当然ながら、世界中でヘッジファンドなどによる“巨額の空売り益出し”も行われたであろう。


同じく、関連記事によると今回の世界同時株安の契機なったと疑われる「円キャリー取引」の総額は推計で40兆円程度ではないかとされる。投機に関する知識がなく、その方面については関心もないため、これら一連のことが何を現実に意味するのかサッパリ解らないが、何やら妖しげな雰囲気を感じる。(この辺りは<妄想>のし過ぎか?)


それは、約40兆円規模の「円キャリー取引」 と世界中を巡る巨額な投機マネー(妄想的かつ乱暴に推計すると、少なくとも1000〜1500兆円を遥かに超える?)の規模を比較・考量すると、ナニか恐ろしくシックリしない感じが残るからである。


また、同日付・日本経済新聞の別記事では「グローバリズムの進展によって懐が深くなった世界経済」、「家計の預金偏重是正策=リスク資産を増やしポートフォリオ分散の必要性」などの記事が踊っている。皮肉なことに、このタイミングでのこれらの記事は、個人投資家に対する「空売りの勧め」に見えてくる。それとも、日本政府の“成長戦略”に対する応援歌のつもりか?


一方、今回の世界同時株安ではデイトレーダ(個人投資家)等の一部には売りに走ったり、円の買い戻しに走ったりで激しく翻弄される動きが見られ、個人マネーが大量に流入していた投資信託でも、株で運用する投資商品を中心とする解約とともに、逆の割安感から新規購入する動きの双方が交錯したと報じられている。


ところで、今(3月7日、AM5:00〜NHKラジオ・ニュース)は“投資家の不安感が緩和され、ドルと株に買い戻しの動きが出てきた”と報じており、これはこれで結構なコトであろう。しかし、結局のところ「今回の世界同時株安」で最も得した(儲けた)のは誰なのだろうか?つまり、世に言う「株価の調整局面」とは「巨額の益出し」のことか?と、すれば、誰がこの「巨額の益出し」のシナリオを書いたのか?


ここで、再び「世界の奥の院」のことが思い出される。それでは「奥の院・日本支店」あるいはそのエージェントも存在するのか? 更に、次のような「架空・新刊本」の目次が脳裏を過(よ)ぎった。


◆<新刊・妄想本>『世界の巨大マネーを動かす黒幕とは?』

第1章  世界と日本の悪徳政治家たちの黒い財テク錬金術

第2章  悪徳機関投資家とヘッジファンドを告発する

第3章 世界の「奥の院」の勧誘・騙しの手口

第4章  なぜ世界の『奥の院』と『奥の院・日本支店』は存在し続けるのか

第5章 米国国務省&GHQ秘密資料

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