出会い系サイト利用の手引き(13)出会い系サイトのサクラ

ゴールデンウイークに入りました。

この時期、出会いサイトでメールしてくる人は結構暇している傾向が強い(= 出会いのアポ取りがしやすい)時期ではあります。いきなりのナンパメールは常 に受けが悪いですが、何回かメール交換して誘ってみるのもいいかもしれません 。

本題ですが、

出会い系サイトを利用する上で、サクラの存在が気になります。

これまでも何度かサクラの話題を紹介してきましたが、改めて書いてみたいと思 います。

なぜ出会い系サイトにサクラがいるのか?

サクラのいる出会い系サイトは課金システムが有料ポイント制のサイトに典型的 に存在しているようです。有料ポイント制とは、メール交換ごとに課金される従 量課金システムをとっています。

よって、サイト内でメール交換をより多くさせられれば、それだけサイトの収益 に結びつくわけです。

サクラではない本物の女性会員もいますが、女性会員に占める比率は大体10% 未満と思われます。また、メール交換数に占める比率から考えると本物の女性会 員のメールの割合はさらに少なくなります。サクラは基本的にたくさんの男性会 員にメールを送ります。一通一通それぞれの会員と丁寧に(巧妙に)メール交換 してくるので、サクラか本物の女性会員かの判別も容易ではありません。しかし 、サクラか否かの判別基準も大体ですが、以下のような条件が当てはまります。

◇サクラメールを識別する◇

会話が成り立たない場合

話がかみ合わない場合はサクラの可能性大。

ノリがいい

下ネタにノリがいい会員はサクラの場合が多い

男性の下心をくすぐるようなメール

ほぼ確実にサクラです。経験上からも、本物の女性は男の下心をくすぐるような メールはしてこない!

本物の女性会員の場合は、ビジネス(援助交際など)的にお金の交渉などが条件 になる傾向があります。

いきなり会うことに抵抗感がない

本物の女性会員は、援助交際目的でないかぎり、簡単にメール相手と会おうとは しません。女性は見知らぬ男性との出会いには基本的に慎重です。メール交換し て、「自分と相性がいいな」と思ったり、メール交換で相手の人柄などをチェッ クして「この人なら大丈夫かな」と感じられると、「会ってもいい」という意識 が芽生えてきます。相手に対する安心感を得させることが一番重要なポイントで す。
友達感覚でメール交換できる場合が一番出会い・アポ取りに結びつきま す。

◇サクラのいない出会い系サイトを利用する方がいい◇

サクラのいる出会い系サイトでも会えないことはないですが、効率が悪いです。
無料の出会い系サイトでも、有料ポイント制の出会い系サイトへ誘導するために サクラがいるサイトも多くあります。よって、無料サイトだからと言って、無条 件に利用するのもあまりおすすめができません。

◇無料サイトが無料で運営維持できる基準◇

無料で運営しても何の収益もないわけですから、何かしらの収益を生み出す事業 があるはずです。無料で運営できる基準は以下のいずれかの条件になります。

1.サイトに掲載されている広告収入で賄えるから

これは、サイト内にバナーやテキスト広告などが掲載されているか否かで判別も できます。(以下に紹介する出会い系サイトはサクラが存在しないので、「この メール、サクラかな?」などと余計なストレスを感じる必要がないと思います。 )

◇このケースに該当するものと思われる出会い系サイト◇

こ い た ん サイト内にあるバナーなどは広告です。有名サイト「恋する探偵」の出会い系サ イト。

スイートビーチ
サイト内にあるバナーなどは広告です。フリーアドレスでも登録できる。 性格診断テストもできます。やってみたら結構当たってました。

スイートビーチ ライト
サイト内にあるバナーなどは広告です。フリーアドレスでも登録できる。

出会い系.co.jp

2.出会い系サイト以外の事業での収益を出会い系サイトにつぎこんでいる

◇このケースに該当するものと思われる出会い系サイト◇

ご近所さんを探せ
出会い系というよりも「ミクシィ」で有名なSNSに近いご近所コミュニティー 。

バンコム・メル友ネット
情報仲介サービスでの収益で無料で運営されているものと思われます。結婚相手 探しの人向き。

3.サクラを使って他の有料制サイトに誘導しているから

無料サイトで運営が完結していたら赤字が膨らんでしまいます。 サクラを使って他の有料(ポイント制)サイトへ会員を誘導し、そこで収益を生 み出し、それが無料サイトの運営コストをカバーできていると思われます。

次回は、出会い系サイトの利用体験などを前号に引き続いて書きたいと思います 。

出会い系サイト利用の手引き