メルマガ:歴史上人物意外史
タイトル:歴史上人物意外史 Vol.4  2005/10/14


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          歴史上人物意外史     Vol.4

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 ●秋本番ですね。
  
  つるべ落としの秋の夕暮れとか…私個人としてはこれから冬に向かう
  この季節はなんとなく淋しさを感じてあまり好きではありませんが、
  収穫の時期ということで、柿や栗など秋の味覚は豊穣さを感じます。

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 ■明智光秀冤罪説≪その1≫

  三日天下といえば明智光秀のクーデターに代表される言葉ですが、信長
  の天下取りの野望に止めを刺した明智光秀には、謀反、主殺しの動機が
  まったくといってないため、諸説紛々としています。

  私が明智光秀に興味を持ったのは、今は亡き友人が明智光秀冤罪説を
  主張して研究をし始めたからです。

  友人は仕事で各地を回っている時にたまたま古文書を読んだことがきっ
  かけで、明智光秀に行き当たり、いろいろ資料を読み漁るうちに謀反の
  原因らしきものがほとんどないことに気づいたと言っています。

  彼は歴史の専門家でも学究の徒でもないただの市井の人に過ぎないので
  自説を発表する場もなく、私を誘い込んでライフワークとして取り組み
  たいと協力を頼まれました。

  私と彼との出会いは、お互いにSFファン同士であったことで、所属し
  ていたSFファンクラブに私が彼を引き込んだことから始まりました。

  SFのタイムマシンによる実況中継という想定でワープロで打って出そ
  うかなどと計画していたのですが、残念ながらその約束も果たせぬまま
  友人は他界してしまいました。

  彼の死後数年してからテレビで歴史の瞬間をタイムマシンで立ち会うと
  いう想定の単発シリーズが放映され、私は見ていませんが本能寺の変も
  当然ドラマ化されています。

  友人が健在ならどんな思いで見ただろうかと思ったものです。

  それと、ある時友人が車の運転中にラジオを聴いていたら、タレントの
  上岡龍太郎が明智光秀は無罪だとしゃべっていたよと話しました。

  上岡龍太郎って凄いことを言うなと驚いていたのですが、そのネタ本を
  本屋の書棚で私が偶然見つけ、早速友人に知らせました。

  友人は複雑な思いで、俺だけじゃなかったんだなぁ、すでに先達がいた
  のかと感慨をもらしていました。

  その本というのは八切止夫という作家の「信長殺しは光秀ではない」と
  いうものでした。

  そんなわけで、今後は友人のオリジナル説と独自の八切史観と呼ばれる
  異端の歴史研究作家八切止夫説を交えて、明智光秀だけでなく織田信長、
  豊臣秀吉、徳川家康などにも触れて行きたいと思います。

  友人が偶然発見したものですが、名古屋市南区に丹八山と呼ばれる小山
  があり、そこは地名にもなっているようですが、てっぺんには立派な
  石碑が建っています。
  
  そのいわれは織田信長に身の危険が迫った時、知らせを聞いた明智光秀
  が駆けつけて信長の窮地を救ったという旨の内容が彫られています。

  友人も最初は凄い内容に驚いたものの、土地の人に聞いた話では、この
  土地の地主が易占をを業としている人で、趣味が高じて石碑まで建てて
  しまったということでした。

  この話を聞いていたSF仲間の一人が名古屋市内の何とかという公園に
  も似たようなのがあるよと言っていましたが、いまだに確認には至って
  いません。
  
  ということで、今回は予告編みたいなものになってしまいましたが、続
  きは次号ということでお許しください(ペコリ)

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 ●あとがき

  私がメルマガ発行を思い立ったそもそもの動機は、本能寺の変を起こした
  明智光秀の冤罪説でした。

  今は亡き友人と自著を大量に寄贈してもらった作家・故八切止夫氏のため
  にも何か書いてみたいと自分勝手な思いだけで、メルマガを出してしまい
  ました。

  少しでもお楽しみいただければ望外の幸せです。次号にご期待ください。
  
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       ☆マガジン名:歴史上人物意外史          
       ☆発行者:纐纈智恵郎 kouketsu@yahoo.co.jp

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