2010年9月3日第32号(通巻第231号)
【photo by Yao Yuan】

9/3(金) アントワープ王立美術館コレクション展(〜10/20)オペラシティアートギャラリー

9/4(土) OTODAMA’10 〜音楽魂〜泉大津フェニックス 

9/5(日) 日本一の芋煮会フェスティバル 山形市馬見ヶ崎河川敷

9/6(月) 聖なる参詣の道 世界遺産熊野古道伊勢路・東紀州観光PR展(〜9/10) ふるさと情報プラザ

9/7(火) ミュージック&リズムスTOKYOKIDS 2010(〜9/26) 高尾の森わくわくビレッジ他

9/8(水) あいち国際女性映画際 2010(〜9/12) ウィルあいち ウィルホール

9/9(木) 浅井忠・フォンタネージとバルビゾン派(〜10/11) 千葉県立美術館

8/27(金)ソフトバンク「841N」「かんたん携帯 843SH」発売

8/28(土)アウディ、Jazz × J-POPのスペシャルイベントを開催

8/29(日)北川景子「パラダイス・キス」撮影で故郷・神戸コレクションに“凱旋”

8/30(月)最後にサプライズも!アイドル4組が渋谷で夏フェス

8/31(火) 映画スター、渡辺謙とダース・ベイダーが夢の共演! - NTTドコモ新CM

9/1(水)ピンク・レディー「解散やめ!」30年ぶりに活動再開

→中国人が富士山で恋人にプロポーズしたというニュースをネットで読みました。ロマンチックですね! 富士山について、簡単に紹介していただけませんか?私は本の表紙でその雄大な姿を見たことがあるだけなので。【北京 呉論

←富士山についての素晴らしいサイトをいくつかご紹介しましょう。1.ウィキペディアの中国語ページ2.絶景くんの富士山中継3.富士山ナビ(日、英)

→ありがとうございます!金曜日に本(三等賞 中嶌重富著「起業適齢期」)を受け取りました。みなさんの情報はスピーディです!素晴らしい写真、素晴らしい情報、そして素晴らしい人々。アイラブユー、アラヤ!【ニューヨーク yoyo】(原文:Thank you guys so much! I received the book on this Friday, you guys are fast! Great pics, great info, and great people, Alaya!Love you~!)

←プレゼントがお手元に届いて嬉しいです!yoyoさんは、日本語の本を読むのが大変ではありませんか?実は、素晴らしいニュースがあります。この本の中国語翻訳が完成したので、中国でも出版されることになるでしょう。もしお望みならば、こちらを改めてお送りすることもできます。

ALAYA

クオーツウオッチの40年

セイコーウオッチ株式会社は、国際見本市バーゼルワールド2010で、クオーツウオッチ誕生40周年を記念した腕時計を発表した。希望小売価格は52万5000円で、10月8日から販売を開始する。クオーツウオッチの過去、現在、未来を象徴するこの数量限定モデルの腕時計は、全世界にわずか200本で、日本国内で販売されるのは20本である。

クオーツウオッチの原理は、通電すると安定した高振動が発生する水晶の原理を応用し、ICで速度を調整して、モーターで針を動かすというものである。1969年12月にセイコーは世界初のクオーツウオッチ「セイコー クオーツ アストロン」を発売した。価格は45万円で、当時としては非常に高価なもので、普通の自動車一台分の価格に相当した。69年版の「セイコー アストロン」は、世界初のクオーツウオッチで、一般の機械時計に比べて精度は数十倍も高く、一日の誤差はわずか0.2秒だった。クオーツウオッチの登場に伴って腕時計の精度は格段に向上し、私たちはいつでも正確な時間を知ることができるようになった。現在世界の腕時計生産数は8億6500万本と推計されるが、そのうち98%がクオーツ式である。

今回数量限定で売り出される「セイコー クオーツ アストロン2010」のデザインは、69年版の「セイコー クオーツ アストロン35SQ」をベースに現代風の新しいアレンジを加えたものである。各部分に水晶を象徴する特別の意匠を見ることができる。ダイヤルには40個の水晶マークがあり、背景には水晶の結晶である六角形が型打ちしてある。通常はラインや円形になっている分目盛も六角形になっている。竜頭に刻印されたセイコーの「S」マークの周囲も六角形のデザインだ。セイコーエプソン社が開発に参画した、5方向の数値制御の切削という最先端加工技術によって、このような未来感のあるデザインが実現した。セイコー独自のチタン合金製のケースは、裏蓋が本体を包む特殊構造を採用し、リング部分や側面は黒い光沢の鏡面加工処理をした後、硬質コーティングを施し、通常のブライトチタンに比べ硬さを2倍以上に高めた。テストとエージング後選別を経た水晶振動子が年差10秒の正確さを実現している。秒針は制止時に発生する僅かな振動による誤差を効果的に抑えている。新旧二つのアストロンを比較すれば、セイコーのエンジニアの腕時計に対するこだわりと愛を深く感じるに違いない。 (ff執筆)

写真提供:セイコーウオッチ株式会社広報宣伝部

クオーツウオッチ誕生40周年を記念し、<セイコー クオーツ アストロン 2010>を限定発売
 http://www.seiko-watch.co.jp/whatsnew/pressrelease/20100825/

自動車関連の新情報

●エアバッグ式車体の電気自動車
開発費約1200万円と1年の年月を費やして、広島大学のベンチャー企業などが参加する「広島EV技術研究会」が開発した電気自動車が、8月28日に広島市南区で発表された。空気を入れた袋状の車体で作られた自動車は、世界でも初めてである。長さ3メートル、幅1.4メートルの電気自動車にはタイヤが三つあり、最高時速は約50キロで、大人が3人乗車できる。一回の充電で約30キロ走ることが可能だ。車体の前後に塩化ビニールとテント生地を使用し、重さは軽自動車の半分程度の約350キロである。空気の入った塩化ビニールの袋は、事故発生時に衝撃を和らげ、強くぶつかると空気が排出されて衝撃を吸収する。表面のテント生地は、季節や好みによってデザインを換えられ、カーライフをさらに楽しいものにすることができる。

●公用車への広告を募集
奈良県御所市では、公用車の車体に広告を掲載するスポンサーを募集した。これは、財政危機を脱し、財政再建を行うための収入確保の一環として考え出された苦肉の策である。こうした広告はすでに広報、ごみ袋、封筒、コミュニティバスなどに掲載されている。車体広告の第一期は10月から1年間で、更新することもできる。右側と左側のドアの広告費が1万5000円、車体後部は2万円で、市外の企業でもスポンサーになれる。申し込みは8月31日で締め切られた。車体広告は、県内から大阪市へ走る広告塔として、大きな宣伝効果が期待できる。

●日本一周、下田PRの旅
下田市をPRするために、市内の吉佐美に住む47歳の作家、岡崎大五さんと、妻で水彩画家のいけみかなこさんが、9月1日から65日間の日本一周の旅に出発した。下田市はこの企画を応援するために、二人を市の観光大使に任命し、彼らが訪問先で配布するパンフレットや観光PR用の名刺各300枚を託した。二人は、愛知、和歌山を訪れ、四国を経て九州に渡る。本州に戻った後は、日本海側を北上して北海道まで行き、11月3日に下田市に戻る予定だ。この旅は沖縄を除く45の都道府県を走破し、陸地の走行距離だけで8600キロにのぼる。彼らのこの旅によって、下田の素晴らしさが日本全国各地に伝えられ、地方間の交流が生まれると同時に、都市の活性化も促進されるに違いない。(南風執筆)

新車、中古車の総合情報サイト http://www.carview.co.jp/

「棚自慢」でコレクション管理

フィギュア、カード、書籍、CDなどのコレクターにとって、既に持っているものを二度買いしてしまうことほどがっかりすることはない。それが価格の高いものであった場合は、落胆の度合いも高くなる。インターネットサービスの企画、開発を行うトライリーン社では、自分の持っているコレクションを携帯電話から整理したり閲覧したりできる管理サービス「棚自慢」の運用を開始した。このサービスは、二度買いを頻繁にしているコレクターにとって、非常に実用的で便利な機能である。

「棚自慢」は、自分のコレクションを簡単かつ効率的に管理できるモバイルネットワークサービスである。CD、DVD、書籍、漫画、ゲームなどをレンタルしたり購入したりするとき、重複して借りたり買ったりするのを防止するために最も重要なのは、今までに借りたものや現在手元にあるものを把握することである。外出時にも携帯電話で自分の所有するものを簡単に検索できることが二度買いを防止する最もよい対策であるという考えから、この「棚自慢」は開発された。「棚自慢」の最大の特徴は、登録したアイテムを紹介するレビュー機能を重視している既存のサービスに比べて、登録作業や重複しているかどうかを調べる操作が簡便になっていることである。また、このサービスはコンピュータと連動しており、家にあるコンピュータで細かく整理して登録したアイテムを外出時に携帯電話で検索でき、簡単で便利な使用方法がコレクターのコレクションチェックをますます快適にしている。

登録したアイテムは、商品名やバーコードで迅速に検索できる。検索して出てこないオリジナルアイテムも登録でき、一般に流通していない珍しいアイテムを登録した自慢の棚を作ることも可能だ。アイテムのリストは、公開にも非公開にも設定でき、他のユーザーにコレクションを公開するかどうかを自分で決定できる。また、パソコンでのアイテムの表示方法は、「リスト」「画像付きリスト」(貼り付ける写真はネットから検索した写真でも、自分で撮影したものでもよい)、「棚」(棚のタイプは常に新しいものが作られ、家に本物のコレクション棚があるような感覚が味わえる)の3種類がある。このサービスは無料である。いつでも自分のコレクションを確認でき、他のコレクターと互いにアイテムを見せ合ったり、二度買いを防止したりできるこのサービスは、コレクターたちの大きな支持を受けるに違いない。(樋田桂一提供)

(C) 2010 Trilene Co.,Ltd.

棚自慢 http://www.tanajiman.jp/

東京フォトコンテスト

海外からの観光客向け宿泊施設を東京都内で運営する有限会社サクラホテルと、外国人専門賃貸を運営する株式会社サクラハウスが、外国人向けのユニークなフォトコンテストを開催した。

「東京フォトコンテスト」と名づけられたこのコンテストの特徴は、全世界で5億人以上のユーザーが利用する世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」上で開催されたことにある。Facebookの「サクラホテル」及び「サクラハウス」のファンページは、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、韓国語の5ヶ国語バージョンがあり、登録者数は、世界各国合計1万6000人にのぼる。東京フォトコンテストは6月〜7月の2ヶ月間、このファンページ上で開催され、参加者たちはそれぞれ東京または日本で撮影したお気に入りの写真をアップロードしていった。そして投稿された約300点の作品を、約3000名の登録者たちが「いいね(like)」ボタンをクリックする形で投票していった。

コンテストの参加者は20代〜30代が中心で、桜や寺社など日本の伝統美を感じさせる作品や、渋谷や新宿など都心の現代的な風景の作品が目立った。優勝したのはインドネシアのHanychiさんの「Shibazakura」という作品。一面に広がる目の覚めるような鮮やかなピンクと、透き通った青い空のコントラストがとても印象的で、158クリックを獲得した。2位はフランスのFranckさんの「Kyoto」で、どこまでも続くような赤い鳥居が幻想的である。

投稿された全作品は、8月20日〜23日までの4日間、デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿に展示され、多くの人々が訪れていた。また、Facebook上では現在でも観ることができる。近日中には第2回目も開催予定なので、是非今からたくさんの写真を撮りためておいてほしい。その他サクラホテル及びサクラハウスは、カフェなども経営し、随時国際的なイベントを企画しているので、是非公式サイトでチェックしてみてほしい。(林愛香執筆)

写真提供:サクラハウス広報部

サクラハウス公式サイト http://www.sakura-house.com/(11ヶ国語)
  東京ホテル(サクラグループ)公式サイト http://www.tokyo-hotel.jp/(6ヶ国語)
  デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿公式サイト http://www.designfestagallery.com/index.html(日・英・中・韓)

懐かしい昭和の街を散歩して、映画の看板に温かいノスタルジーを味わう…

友達も恋人も昔からの長い付き合いがいいと言いますが、私は古い街やレトロなものが大好きです。骨董品はなかなか買えませんが、鑑賞するのはとても楽しいです。それで日本に行くたびに、機会さえあれば古い街やレトロなテーマパークを見に行きます。日本全国各地にあるノスタルジックな商店街や博物館のほとんどを訪ねましたが、中でも最も印象深かったものとして、昭和時代の黄昏の街を再現した新横浜の「ラーメン博物館」と、東京の青梅駅は外せません。

そして青梅駅は、本当に特別な場所です。ホームも構内もレトロな雰囲気で、まるでタイムマシンに乗って昭和時代にやってきたような錯覚に陥ります。ホームにある本来ならごく普通のはずの駅名表示板も、ラーメンの店も、列車を待ちながら座る椅子も、何もかも木で作られ、しかもわざと年代を感じさせるものになっているのが実に面白いです。階段を下りると、駅構内の通路の両側には、昔の映画の看板がたくさん掛けられています。壁に貼られた店の広告も、わざとノスタルジックなデザインになっています。こんなに昭和の風情ある駅は初めて見ました。駅を出ると、街のあちこちに大きな映画の看板が見られます。そう、青梅は「映画看板の街」として有名なのです。コンピュータグラフィックスが発達した現代にあって、こんな手描きの映画看板を見かけるのは、普通だったらありえません。これらの看板は、どれも映画看板職人の久保坂さんの手になるものです。青梅の街の商店にも映画の看板が掛けられ、古い建物と古い看板がとてもマッチしています。

「青梅」という名前の通り、ここは梅の花が有名な土地でもあり、毎年2月から3月にかけての開花期には、梅を愛する人々がたくさん訪れます。最後にみなさんに、青梅のもう一つの名物をお教えしましょう。それは、サクサクとおいしい青梅せんべいです。写真を撮り終わって満足して駅に戻る時、歩きながら、たった今買ったばかりのせんべいをかじったら、香ばしくてパリパリした感じが子供のころ食べたおやつの味にそっくりで、懐かしくなってしまいました。近代的な東京の街にも惹かれますが、こうした素朴で温かいレトロな街にはもっと引きつけられてしまう私です。そうそう、日本の庶民の食べ物に関する商品を展示した「昭和レトロ商品博物館」と、漫画の巨匠、赤塚不二夫を記念した「赤塚不二夫会館」にも是非寄ってくださいね。(哈日杏子執筆)

Photo by 哈日杏子

青梅市観光協会 http://www.omekanko.gr.jp/
  哈日杏子のブログ http://harikyoko.wordpress.com/ (中、日)

観光客もてなしの極意

夏に入って、日本全国を二つの大きな話題がかけめぐっている。一つは戦後最高気温の連続的更新、もう一つは日本を訪れる中国人観光客の激増に対する驚喜と困惑である。特に後者については、新聞、雑誌やテレビ、あるいはネット放送など、どのメディアでも、中国人観光客の味わう豪華な食事や、彼らが大量にショッピングをする場面などが目を引いている。先週末の、あるテレビ局の報道には驚いた。富士山五合目は、中国人観光客にほとんど「占領」されているのだ。毎日数十台の観光バスが押し寄せ、多いときは100台にも上るという。

富士山の名前に惹かれて、遠くからはるばるやってくる中国の人々は、山麓に半時間ほどしか滞在できないし、ちょうど視界が悪い曇天にぶつかってしまう可能性もあるが、それでもみんなとても嬉しそうである。土産物店のにぎわいは年末のデパートより賑やかで、神社の賽銭箱には毛沢東の肖像画が印刷された紙幣がたくさん投げ込まれ、登山記念のスタンプがノートやガイドブックや、さらにはポケットティッシュにまで押されている。最も分かりやすい例は現地のトイレだろう。通常は毎月6万円ほどの水道料金が、突然20万円を超えてしまったのである!

日本列島の大小の店舗には、中国語で「銀聯カードが使えます」「中国人の店員が対応します」などの表示が張り出され、大小の不満と騒動が、中国人観光客の訪れる場所に広がり始めている。例えば、使ったトイレットペーパーを便器に流さないでゴミ箱に捨ててしまうとか、許可を得ないで勝手に個人の庭を撮影してしまうとか、店の商品の包装を勝手に開けてしまうなどである。文化的背景や生活環境が異なるために起こるこれらの細かな間違いが、偏見を生み出す元となり、一部の過激な言論を誘発する。

洋式の水洗トイレがまだ中小の都市の家庭には普及しておらず、しかも中国のトイレの便器はつまりやすいという問題があり、一部の空港やホテルなどでは、使用済みのトイレットペーパーを便器に捨てることを禁止せざるを得なくなっている。多くの中国の商店では、お客さんが自由に手に取って見ることができるサンプルがあって、商品は購入が決まってから棚の中から取り出すようになっている。また、素晴らしい場面に出会ったら、思わずカメラで美しい思い出を残そうという気持ちになる。中国人観光客の実際の状況から見れば、すべては理にかなっているように思われる。

20〜30年前、大量の日本人が欧米各国に押し寄せた海外旅行ブームの頃も、外国の文化とぶつかって様々な誤解や曲解があったのではないだろうか? もちろん、トラブルが起こったら、お互いに誠意をもって相手の立場に立って説明すれば、多くは円満に解決するだろう。事実、日本人の清潔な環境、素晴らしいサービス、礼儀正しい接客態度などに接して、帰国後の中国人観光客はそれをいろいろな形で見習おうとしている。こうして知らず知らずのうちに与えられた影響は、文句を言い合うことよりもずっと意義のあることではないだろうか。(姚遠執筆)

 PHOTO BY YAO YUAN

Visit Japan Year 2010  http://www.vjy2010.jp/eng/ (英、中、韓)

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