2009年8月14日第30号(通巻第182号)・FOR LADY ・
【photo by Yao Yuan】
WALL CLOCK / COLOR
WATCH

8/12(Wed) - 8/14(Fri)
篠井祐喜 「MUKYUJIN-夢求人-」 その他のジャンル・詩

8/12(Wed) - 8/14(Fri)
Romantic Creative Collection 「Serendipity」 ファッション・イラスト・雑貨・写真

8/14(Fri) - 8/16(Sun)
タナカテン 「PEARL」 ファッション・雑貨

8/14(Fri) - 8/16(Sun)Emu Yoshino 「Terrace-Daydream In The Terrace-」写真

→私は、新垣結衣は「森ガール」的な性格だと思います。ところで、「宮崎あおい」がなぜ「宮崎藍」と訳されていたのでしょう?(前号の「森ガール」の関連記事を読んで)【金澤 Aqua

←ネットアルバムを拝見しますと、Aquaさんも「森ガール」ですね。「森ガール」について詳しいのも当然ですね。うっかりして「宮崎葵」を「宮崎藍」と書いてしまいました。申し訳ありません。(彼女の名前は平仮名の「あおい」ですが、中国語メディアでは「葵」が使用されています。)バックナンバーはすでに修正しましたが、ここでみなさまにお詫びを申しあげます。

→私が一番行きたいのは日本です!でもお金がないと行けません。もし日本に行ったら、きっとたくさん買い物したい気持ちを抑えられないでしょうから……。【上海 YUKI醤

←YUKI醤さん、ぜひ東京にショッピングにいらしてください!ご心配については、「日本の物価は本当に高いのか?」という「生活時報」の文章をお読みになるといいでしょう。

ALAYA

骨筋メイクで美しく

代官山の小さなオリジナル化粧品店から始まったMAMEW(マミュ)が、今では東京の美容界で知らない人がいないほどの人気ブランドになった。長年の研究で作られたメイクアップ製品は、やわらかで実用的な色彩がそろっており、独自の化粧グッズによって短時間で細やかなメイクを行うことができる。そして、女性たちにいちばん人気なのは、MAMEWが店内で行なっているマンツーマンのメイクレッスンだ。

ショップでのマンツーマンのメイクレッスンは日本では珍しくないが、MAMEWが若い女性たちをあっという間に惹きつけ、多くの有名ファッション雑誌にも掲載されるようになったのは、MAMEWの方法が独創的だったからだ。MAMEWでは、ただメイクの知識と技術を教えるだけではなく、顔の骨格や筋肉のつき方、目や鼻の大きさ、左右のバランスなどさまざまな要素を分析して、一人一人にその人だけの完璧なメイクをアレンジしてくれる。

レッスンの中で重要なポイントは、スタッフが顧客の顔の構造をきちんと測定し、アイペンシルで顔に点をつけていき、最後にすべての点を線によってつなぐというプロセスだ。縦横の線によって、顔は何十もの小さな四角形に分割され、これらの図形を比較することによって、顔の左右のバランスのゆがみが顧客自身にもはっきりとわかる。スタッフは専門家の目で顔の構造から問題を分析し、メイクによって顔をもっとバランスよく見せる方法を考えてくれる。そして適切なメイクを施し、さらに自分に似合った美しい色が加えられる。皮膚の色をテストし、自分に最も似合う色彩を見つけだせれば、メイクアップ製品を買うときに役立つばかりでなく、洋服を選ぶときにも参考にすることができる。

日本語ができなくても大丈夫。MAMEWは現在、池袋店、代官山店、吉祥寺店に英語の話せるスタッフを配置しており、池袋店には中国人観光客のために中国語が話せるスタッフまで用意している。メイクアップレッスンはいろいろな種類から選べるが、最もベーシックなコースは2回(計180分)で、顔の分析とメイクアップレッスンを行い、価格は10,500円だ。(劉詩音執筆)

MAMEW http://www.mamew.jp/mamew.html
  骨筋メイク体験ビデオ http://www.beaulife.jp/pe/movie_play_detail.php?id=4

マイナス5℃のアイスバー

スウェーデンにある氷のホテル「ICEHOTEL」が、日本に氷のバー「ICEBAR」をオープンした。この「ICEBAR」は「都市の中の北極圏」とも呼ばれ、毎年テーマを変えて登場する。年間を通して営業しているが、6月から9月までが最も人気だ。最近、西麻布からにぎやかな銀座に移転した。炎天下の真夏日に氷の世界で一杯やるのは、なかなかいい気分に違いない。

新しく開店した「ICEBAR」のテーマは「Purity with a Twist」。店内の温度は零下5℃で、壁もカウンターもテーブルも氷で作られ、店内にはさまざまな氷のオブジェが飾られている。これらの氷はピュアであることで有名なスウェーデン北部の川から取り寄せられ、冬に凍結した川から氷を切り出して日本に運んでいる。

行ってみたいという人は、予約をするのを忘れないように。店に入るときに3,500円を支払う。これには、服のレンタル料と1杯のドリンク代が含まれる。店員が防寒服とケープと手袋を渡してくれ、完全武装してから、ようやくバーに入ることができる。

ドアを開けると、まるで時空を飛び越えて夢のような氷の世界にやってきたように、一面が透明の輝く氷である。氷ではないものを探そうとするほうが難しいぐらいだ。飲み物を入れたグラスまで、氷で作られている。鮮やかなカクテルの色も、氷のグラスを通してみるとぼんやりとして神秘的だ。お客さんが冷たく感じすぎないように、この店のカクテルは多くがウォッカベースで作られており、他のバーに比べてアルコール度がやや高い。看板商品は、「ICEBAR TOKYO」、「CELEBRATION」、そしてグリーンティカクテルの「FRESH GREEN」だ。

「ICEBAR」の営業時間は、午後1時から明け方まで。氷を全部交換するために、毎年7日〜10日間休業する。店舗面積は約65平方メートルで、50名のお客さんを収容できる。所在地は、東京都中央区銀座8-5-15 SVAX GINZA 1F 予約電話は、03−6228−5022。(zhuoling執筆)

(C)2009 CARROZZERIA JAPAN CO., LTD.

「ICEBAR」 http://www.icebartokyo.com/index.html (日、英)

最新アニメ情報

世界からますます注目を浴びている日本のアニメに、この夏も新しい動きがある。まず、アニメファンが待ちに待った「REDLINE」が、ついに今月、スイスの映画祭でその神秘のベールを脱ぎ捨てる。また、日本アニメ界の巨匠・手塚治虫の作り出した「鉄腕アトム」がハリウッド版CGアニメとなって、初めてスクリーンで上映される。アトムの声は上戸彩が、天馬博士は役所広司が担当する。

REDLINE】小池健監督の「REDLINE」は、8月5日からスイスで開催される「第62回ロカルノ国際映画祭」でプレミア上映が行われる。「REDLINE」の製作には5年の歳月が費やされ、脚本は今、注目を集める石井克人が担当している。これはエアカーが四輪自動車に取って代わる未来の世界の物語。5年に1度の宇宙最速を競う「REDLINE」がまもなく行われようとしている。極限のスピードを追い求める主人公のJP、子どもの頃から表彰台に立つことを夢に見てきた娘ソノシーら、個性たっぷりの選手たちが、トップを目指してレースに参加する。だが、みんなが待ち望んだ「REDLINE」が開幕したとき、軍事国家ロボワールドが介入し、「REDLINE」はルールのないレースへと展開していく。この熾烈なレースの中で、誰が最後の勝者になるのだろうか?一般上映が始まるのは、2010年春の予定だ。

ATOM】人間とロボットがなかよく共存する空中都市メトロシティ。楽しく暮らしていた少年トビーが、事故によって命を落とす。父親の天馬博士は、わが子を生き返らせるために、友人の御茶の水博士が開発した新型エネルギーを使って息子を最新型のロボットとしてよみがえらせる。だが残念なことに、よみがえったトビーは、外見は変わらなくても、本当の人間ではなかった。疎まれたトビーは父親を離れ、一人でスラムにやってくる。ここで彼は優しい心を持つ旧式ロボットに出会い、たくましく生きる人間たちとなかよくなる。彼らとのふれあいの中から、トビーは真に生まれ変わり、アトムとして新しい人生を歩き始めるのだ。だが未来への希望でいっぱいになったアトムは、危機がゆっくりと近づいていることをまだ知らなかった……。上映は、10月10日から。(tata執筆)

(C)石井克人/GASTONIA/MAD HOUSE/REDLINE委員会
(C)2009 Tezuka Productions Co., Ltd.

「REDLINE」予告編 http://www.youtube.com/watch?v=5FOjm6pNO9c&hl=ja
  「ATOM」公式サイト http://atom.kadokawa-ent.jp/top.html

自宅で花火を!「家(うち)あげ花火」

夏の風物詩といえば花火。全国各地で花火大会が催されるこの時期だが、どの会場も混雑するし暑い。さらに虫が多かったり、おまけに不況で花火大会自体が中止になったり。しかも、外出を控えて家にひきこもる人が増えたりしている昨今、自宅で手軽に花火を楽しめるおもちゃが、セガトイズから8月1日に発売された。その名も、「家(うち)あげ花火」。

これは、LED光源を内蔵した6つのレンズで花火を投影する、一種のプロジェクターのようなもので、内蔵スピーカーからは、「ヒュ〜」や「ドーン!」といった臨場感あふれる打ち上げ音や観客の歓声も聞こえる、世界初の火を使わない花火なのだ。

花火のデザインは、大花火45種類(5枚×9セット)、小花火10種類の計55種類。さらに「花火大会モード」「花火師モード」「いつでも発射モード」という3つのモードがあり、「花火大会モード」では、日本伝統の打ち上げ方法の早打ち上げをはじめとし、単発打ち上げ、段打ち上げ、スターマイン打ち上げの4種類を楽しむことができる。「花火師モード」では、オリジナルの組み合わせで花火を打ち上げたり、また「いつでも発射モード」では好きなタイミングでボタンを押して大花火を打ち上げたりと、自由自在に花火大会の演出ができる。さらに、付属の手作り原版用カートリッジを使用すれば、子どもや好きな人の写真や手作りメッセージを打ち上げるなどのサプライズも演出可能。自分で絵を描けばオリジナルの花火も作れる。音量は4段階から調節でき、また別売のオプションとして、日本の代表的な花火大会である「隅田川花火大会セット」まである。

ホームパーティがてら、家での花火を楽しんで、家族や友人とのコミュニケーションをはかるもよし、恋人に愛を伝えるもよし、自作の花火作りに精を出すもよし。花火を見るという本来の目的だけでなく、それに付いてくる思わぬおもしろさまで楽しめるのが、「家(うち)あげ花火」の魅力といえるだろう。(亜遊民執筆)

「家(うち)あげ花火」公式サイト http://www.uchiage.com/#video_view

「一筆書き」のハンガー

衣服を掛けるときにいちばん困るのは、Tシャツなどの首まわりがハンガーによって伸びてしまうことや、クローゼットにかけておいたお気に入りの服が滑り落ちて、シワだらけになってしまうことである。「掛ける」ときも「はずす」ときも、ハンガーと服の間にちょっと面倒な摩擦があるのは、まるで日常生活の縮図のようにも思える。

自然のうちに生活に溶け込んでしまい、使ってみるとたちまちその機能が理解できる。外観は非常にシンプルなハンガーだが、普通のハンガーとは大きく違っている。この「HITOFUDE」という名前の流れるように美しい形のハンガーには、斬新なアイデアが込められているのだ。

使い方は非常に簡単だ。「一筆書き」を書くように、ハンガーを手に持って衣服の首のところに差し入れ、右に左にと服を滑らせればすんなりと収まってしまう。ワイシャツも、丸首Tシャツも、タートルネックのセーターも、キャミソールも、強くひっぱったりすることなく、ボタンをとめたままでも掛けることができ、落ちる心配もない。これまでの襟をひっぱったり、力を入れてハンガーを差し入れたりしていた苦労も、濡れた洗濯物が腕にまとわりつく面倒も、このハンガーがあればすべて解決する。

「HITOFUDE」はデザインにおいて、左右の重さと形のバランスを重視し、クリアな側面とつや消しの平面によって服が掛かっていないときの立体感と並べたときの透明感を出し、変化のある表情になっている。「一筆書き」のデザインによって力が一点に集中する問題を解決するために、弾力性のあるポリカーボネート素材を使用したので、耐久性も高く、屋外で使用しても色褪せたり変質したりしない。

また、「HITOFUDE」は子供服も簡単に掛けることができる。市販されている子供用のハンガーは過激な色が多く、子供部屋に掛けると落ち着かないが、「HITOFUDE」なら大人も子どもも同じように使えて、余計に曲がることもなく、落ち着いた色彩が楽しめる。

すてきなクローゼットに美しい流行の服を掛けても、使っているハンガーがよくなければ見た目が美しくない。優雅で快適なインテリアにとって、ハンガーは間違いなく重要なポイントといえる。「見える収納」も、クローゼットの中も、自然で調和の取れたものにするために、「HITOFUDE」はクリアー、クリアーブルー、クリアーブラックの3つの色を用意している。このように、日常生活の中で不可欠でありながら軽視されがちなハンガーを、デザインによってすばらしいものに変えることで、お気に入りの愛用品が生まれる。(姚遠執筆)

HitoFude[+d] http://www.plus-d.com/hitofude/ (日、英、独、伊、中)

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