2009年7月17日第26号(通巻第178号)・FOR LADY ・
【photo by Kazuhiro Matsumoto】
MEASURE
IRON KETTLE

7/17(Fri) - 7/23(Thu)
Makiko Kaihatsu 「Dojoji-ANCHIN&KIYOHIME」
絵画

7/18(Sat) - 7/20(Mon)
WAVE TALE 「波展2・しずく・」
イラスト・サウンド・アクセサリー

7/18(Sat) - 7/20(Mon)
ログピユーザー有志「Fav」
イラスト・写真

7/18(Sat) - 7/23(Thu)
tale tip
ファッション・イラスト

→どちらもおもしろいサイトですね。ストレスがたまっている時に見たら、ちょっと助かるかも。(「ストレス社会を生き抜く為の3つのサイト」を読んで)【上海 momoko

←ネット全盛期には、無数の斬新な試みや人間的なアイデアが生まれ、互いに競い合っています。すばらしいサイトを選んで読者のみなさんに楽しんでいただくだけでなく、中国の開発者のみなさんの参考にもしていただきたいと思っています。インスピレーションがひらめくことを期待しています。

→ラジオで桑田佳佑の「TSUNAMI」を聞いたことがあります。言葉は少ししかわかりませんでしたが、そのメロディに大変感動しました。もう一度、彼の歌声を聞きたいのですが。【重慶 森林

←YouTubeに公開されているビデオと、中国語の歌詞を楽しんでください。

ALAYA

「カワイイ大使」が大活躍

日本のファッションやマンガが今、ヨーロッパで大流行している。昨年、スペイン・バルセロナで行われた「Salon del Manga」には6万人以上が来場し、今年7月、フランス・パリの「JAPAN EXPO」では、日本のアニメ、ゲーム、音楽などのポップカルチャーがヨーロッパ中から15万人を引きつけた。日本の独特なファッションについて、海外の若い女性たちの間では、英語の「ビューティフル」や「キュート」に近い意味の「カワイイ」という言葉で表現され、それが世界的なブームとなっている。

経済や政治以外でも外交を推進するために、外務省では、ますますさかんになる日本のポップカルチャーブームに注目している。昨年3月には、「ドラえもん」が「アニメ文化大使」に選ばれ、今年はさらに3人の「カワイイ大使」が任命された。ロリータ、制服、原宿系ファッションをそれぞれ代表する3人の女性が選ばれ、任期は1年とのこと。さて、どんな女性たちだろうか?

ロリータファッション界をリードする魅力あふれるモデル、青木美沙子さんの現在の職業は看護師で、休みの日や夜勤明けの時間を使って、写真モデルの仕事もこなす。「看護師は人のためになるし、やりがいがあって、自分が成長できる仕事です」と語り、看護師の仕事を辞めることは考えていないという。また、女優の藤岡静香さんは「制服コーディネートの魔術師」と呼ばれ、制服ブランドのコンサルタントも務めている。「すでに高校を卒業しているけれど、流行の制服を身につけるのはとても楽しいです。」さらに、古着を自ら加工して可愛らしさを発揮させる「原宿系ファッション」の代表、木村優さんは、バンド「PEEP★4U」(ピープフォーユー)のボーカリストだ。「母にはいつも『そんな服を着て』と言われるけれど、似合っていると思うからずっと着たいです。」

確かに、これまでさかんにPRされてきた「能」や「歌舞伎」などの伝統文化だけが、日本文化のすべてであるわけではない。3人の「カワイイ大使」には1年間がんばって、世界と日本の距離を縮め、世界中に日本文化という新しい風を巻き起こしてほしいものだ。

写真提供:外務省

青木美沙子のブログ http://ameblo.jp/ribbon-misa/  木村優のブログ http://ameblo.jp/kimura-u/
  藤岡静香のブログ http://ameblo.jp/fujiokashizuka/

日本各地、結婚式の意外な習慣

先日、「ジューンブライド」の季節にあわせて、親戚の結婚式があった。ごく普通の式だったが、そう思っているのは、当の本人たち(とその地元の人たち)だけで、他の地域から見ると風変わりな習慣と思うところも少なくないかもしれない。

代表的なのは、名古屋の派手な結婚式だろう。トラック何台分もの嫁入り道具を近所の人々に披露し、しかもトラックはガラス張りで、紅白の幕をつけてパレードする。さらに、集まった人々に向けて餅、饅頭、お菓子などを新婦の両親がばら撒くのは有名だ。

北海道の結婚式は、ご祝儀ではなく会費制がほとんど。1万数千円程度の会費で、発起人が仕切る習慣がある。それは北海道が日本各地からの入植者の集まりだから、というのと関係があるらしい。また東北の一部地域では、披露宴のお色直しが3〜4回あるという。

一昔前の山梨では、親戚、近隣者、友人などを何回かに分けて披露宴に呼んでいた。また沖縄では、披露宴に数百人を招待し、ステージ付きの会場で余興をする。最後は全員で、沖縄の伝統的舞踊・カチャーシー・を踊ってお開き。南方の風土にぴったりの陽気な習慣といえる。

さらに熊本では、結婚式ではないが結婚後に、新郎の実家から新婦の実家に「ブリ」を送る。そのブリが大きければ大きいほど・嫁さんブリ(振り)が良い・ ということにつながるという。また、引き出物が重ければ重いほどいい、という地域もある。重さは感謝の意を表すからだ。

これらの習慣は、古いものなので現時点では廃れているものもある。しかし、本来結婚式とは、夫婦を地域社会へお披露目する儀式なので、そのお披露目の場である「披露宴」を華々しく行うのは、日本のどこの地域でも共通していることだと言える。 (亜遊民執筆)

都道府県の結婚式風習 http://bouquet-toss.jp/XP/ct1101000000.html

日本のお笑い番組

日本のテレビのお笑い番組は、数え切れないほどたくさんある。どの時間帯も、どこのチャンネルでもお笑い芸人の姿を見かけないことはないぐらいだ。以前は、お笑い番組と言えば「落語」か「漫才」程度で、決まった服装や小道具を使い、笑わせ方も型どおりだったが、最近は人数も形式も自由で活気あふれるバラエティ番組が、日本人に大きな楽しみを与えている。現在、テレビの視聴率が特に高い人気番組をいくつかご紹介しよう。

エンタの神様】2003年4月から、毎週土曜日の22時から23時まで日本テレビで放映しているバラエティ番組。「お笑い第五世代」と呼ばれる陣内智則や次長課長などの人気タレントを集め、テレビのお笑い番組流行の先駆けとなった。最近は視聴率がやや低下しているが、今でもかなりのファンが存在する。

ザ・イロモネア】TBSで2008年4月から始まり、毎週土曜日の21時から22時まで放映。挑戦する芸人は「一発ギャグ」「モノマネ」「ショートコント」「モノボケ」「サイレント」の各ジャンルをそれぞれ1分間で演じ、観客から無作為に選ばれた5人のうち3人が笑ったら成功となる。5つを全部クリアし、最後の1つのジャンルで5人が全員笑うと、100万円の賞金がもらえる。

爆笑レッドカーペット】毎週土曜日の19時から20時に、フジテレビが放映する演芸中心のバラエティ番組。お笑いタレントは、入口か赤い床から登場し、1分ほどのショートスタイルのネタを演じる。終わると赤い床が動き、タレントは右から左へと舞台を去っていく。審査員が評価を行い、「笑」の電飾の数によって「小笑」「中笑」「大笑」「満点大笑」がつけられる。

爆笑レッドシアター】「爆笑レッドカーペット」の兄弟番組で、2009年4月から、毎週水曜日の22時から23時に放映。お笑いタレントがいつもとは違う相手と組んで、「爆笑レッドカーペット」とはまったく逆の長いコントを演じる番組で、3つのシチュエーションの中から1つを選んで演じるコーナーなどがある。

テレビのお笑い番組は、劇場まで足を運ぶ時間がない日本人に対し、仕事が休みで家にいるときにゆっくりくつろげる時間を提供していることで、日本のお笑い産業の中で、大きな地位を占めていると言えるだろう。

お笑い視聴室 http://owaraimiyo.gozaru.jp/

リラックマと優雅な夏の日を

今年の春、大きな話題になった「お外でごろん」のシリーズに続き、今回はリラックマがおうちから飛び出して、お空でリラックスする。花いっぱいの春に、草の上でゆったり横たわるリラックマには、大いに心がなごんだものだが、夏にぴったりのものと言えば、もちろん青い空と白い雲だ。「お空でリラックス」するコリラックマとキイロイトリ。のんびりくつろぐ彼らを眺めながら一緒に過ごせば、とても楽しい夏になるに違いない。

キディランドで行われるこの夏の特別イベントでは、リラックマのついたショッパー(ショッピングバッグ)を配布するほか、2000円以上の買い物をすると、先着でブックマーカー(しおり)をもらえる。3つの美しいデザインのブックマーカーは、1種類ずつ3回に分けて配布される。そのほか、キディランドでしか買えない4種類のオリジナルのぬいぐるみもあり、そのうちコリラックマの風船バージョンは色違いバージョンもあり、リラックマファンなら見逃せない商品だ。

リラックマの「お空でリラックス」イベントは、7月11日(土)から8月30日(月)まで、計52日間行われる。店内の限定商品としては、7月18日(土)には「あつめてぬいぐるみ うさぎのふうせん・ブルー」、7月25日(土)には「リラックマ人形焼」を用意し、人気の人形焼がリニューアルしてカスタードが入り、とてもおいしくなったという。

また、大阪にあるキディランド大阪梅田店では、7月18日(土)から8月12日(水)までの26日間、夏の特別イベント「リラックマ&サンエックス キャラパーク」が行われる。「リラックマカフェ」では、リラックマのケーキセットが発売(お持ち帰りOK)。また「キャラさがし」では、間違い探しのクイズを掲示し、回答すると、平日は先着300名、休日は500名にプレゼントがある。また、リラックマ大撮影会や、限定商品販売会なども開催。さらに、50万人の会員を持つ人気携帯サイト「いつでもリラックマ」とコラボして、来店すると週替わりで携帯コンテンツがプレゼントされるので、お見逃しなく。

(C)2009 SAN−X CO., LTD.ALL RIGHT RESERVED.
写真提供:KIDDY LAND宣伝部

キディランド http://www.kiddyland.co.jp (日、英)

爽やかに起きられるアラーム

満員の通勤電車で、オフィスでは長時間パソコンと向かい合い、家に帰れば家事や育児に奔走する。現代人は、忙しい生活にいつもいらいらしており、一日を締めくくる睡眠も気持ちよく取ることができない。日本人の5人に1人は入眠に問題があり、首都圏の成人の80%が睡眠について悩みや不満を抱いているという。

人の睡眠は約90分のサイクルがあり、毎晩何回か変化する。入眠後、浅い眠りから徐々に深い眠りに入り、時間が経つにつれてまた浅くなっていく。浅い眠りの時に目が覚めると、頭がすっきりして行動もスムーズにできるが、逆に深い眠りの時に起こされると、なかなか起きられない上に、起きてからもぼんやりして気分がよくない。それでは、どうしたら気持ちよく起きることができるだろうか?この人類共通の課題に、ついにすばらしい答えがもたらされた。それは、3年前にヨーロッパで発売されて話題になった「aXbo sleep phase alarm clock」である。

このaXbo(アクスボ)は、手首に巻きつける小型で軽いセンサーによって睡眠のリズムを測定し、気持ちよく起きられる瞬間を自動的に見つけ出し、ユーザが設定した時刻の手前30分以内で浅い眠りに入ったときにアラームが鳴る。センサーが測定した睡眠サイクルの記録は、パソコンに接続するとグラフにして見ることができる。ACアダプターには4種のコネクターが付いており、睡眠が不規則になりがちな海外旅行や出張でも安心できる。

aXboには3種類のリラクゼーションサウンドと、6種類のアラームが付いている。柔らかなメロディで夢の世界に入り(入眠を検知して自動消音する)、元気いっぱいの音で目覚めることができる。淡いブルーのバックライトには、疲れを癒す効果もある。夫婦やカップルで使えるように、センサーは2つ用意されており、それぞれの睡眠サイクルに合わせてセットすることができる。

これまでaXboは黒と白の2色しかなかったが、日本のユーザ向けに20種の色が開発された。気力にあふれて印象の強いレッド、未来志向でおしゃれなシルバー、元気いっぱいのひまわりのようなイエロー……、洗練された外観は、どんな部屋にもぴったりだ。

この小さな人工知能を備えたアラーム時計は、「IF Design Award」や「Red Dot Award」など、海外のデザイン界の最高の栄誉を受賞している。aXboの魅力は、ここにもはっきり表れていると言えるだろう。(姚遠執筆)

aXbo JAPAN http://axbo.jp/jp/

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