メルマガ:キャバクラに見る心理学
タイトル:キャバクラに見る心理学  2005/08/15


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                            週刊
         【キャバクラに見る心理学】       
                            サンプル号
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みなさん、はじめまして、
発行人のまんちゃんです。

キャバクラって、行ったことありますか?

私も、何回か行きましたが、すごいですよ!
まさに、経済学と心理学の実践道場って感じです。

そこにあるのは単なる下心ではなく、「心の快楽」です。

人は、自分を肯定するものにお金を出します。
夢を見させてくれる関係にはまりこんでいきます。

この、メールマガジンはそういった
「人間心理と快楽」を満足させ、しかも利益を生み出す
キャバクラに迫っていきます。
 
みなさん、応援してくださいね。

それでは、サンプル号の発刊です。

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 ■目次

 1. 【人は誰でも、自分のことを認めて欲しいもの】

  
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【人は誰でも、自分のことを認めて欲しいもの】


皆さんにも経験のあることでしょうが、
初対面の人やあまり関係の深くない人と話をしているときに、たまたま
「郷里が一緒」とか「出身校が同じ」「趣味が同じ」などということがわかると、
一気に打ち解けたムードになることがあります。
これを、心理学では「類似性の動機づけ」と呼んでいます。

そして、この「類似性の動機づけ」は、強力です。
親近感というよりも一気に親密感を高める効果があるのです。

出会いのとき、
すなわちよい「第一印象」を残すべきアプローチ段階で、
お互いのこうした共通事項が発見できれば、もうしめたものです。
相手はあなたの事を「同士」ともいうべき特別の感情を持つようになるからです。
もちろんここまでうまくいかなくても、
その後の単純接触を繰り返す過程で、それにたどりつければいいでしょう。

人がなぜ、このような感情をもつかということを、
心理学では「自己証明の充足感」として説明しているのですが、
自分の好みや行動、あるいは自分の今寄って立つべき基盤といったものについて、
人は心の中で、常に正しいものであるかどうか確認したい欲求があり、
それを他者から否定されたり、無視されたりすれば、
当然、反発したくなるし、不安にもなる。

ところが、相手も共通の事柄を有していることがわかると、
自分の考え、相手への肯定感が、自尊心を満たし、心地よく感じるというのです。

したがって人は、そういう人と一緒にいることで、
安心感をもち、快適な気分になるがゆえに相手に好感をもち、
この状態が長く続くことを望むようになるというわけなんですね。

だから優秀なコンパニオンは、お客との会話の中の、どんなささいな共通事項も
見逃さないものだし、かなり強引に似ているところを強調します。

例えば、
「お客さん、もしかして関西の人?そうですか、大阪出身なんですか、わーっ、
うれしいなあ。懐かしい感じがするんです。」
「えっ?私は大阪出身じゃないんですけど、
高校時代に片思いで憧れてた先輩が、大阪から転校してきた人で、
その人が関西弁を話していたんだけれど、それがもう素敵な人だったんで、
それ以来関西の言葉を聞いただけで、なんだかうれしくなっちゃうの。
だからお客さんの声、最初に聞いたとき、あっ、もしかしてって思って
ドキドキしちゃったの」なんて具合で。

どうですか、あなた
こんな言われかたされたら、イチコロではないですか?



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■キャバクラに見る心理学
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 また、全ての事項について検証した訳ではありません。

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