メルマガ:わかっているのに逆らえない「心理トリック」
タイトル:わかっているのに逆らえない「心理トリック」  2005/08/18


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   わかっているのに逆らえない「心理トリック」 …[第4号]

                            (週刊)
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【 ご挨拶 】

人は、感情の動物です。
いくら、理性的に見えても、ちょっとしたトリックには
簡単に引っかかってしまいます。

ここでは、様々な実例やテクニックをお伝えしたいと思います。
そして、他人に操作されるでなく、
自分自身を良く知る手がかりとされてみてはいかがでしょうか。

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【人は見かけに左右される】

これは服装の威力を示すある実験です。
サクラの男性がきちんとネクタイを締め、コートを着ているときは
周囲の歩行者たちもつられて信号を無視することが多いのに対して、
作業着姿の場合は、周囲の歩行者たちがつられることはあまりありませんでした。

服装が他人に与える印象は、人々がその服装に持っている固有の先入観のため、
想像以上に大きいのです。

服装の先入観について、アメリカの心理学者の行なった実験があります。
電話ボックスの棚に、10セント硬貨を、すぐ見えるように置いておきます。
電話する人がボックスに入ったら、2分後にドアを叩き、「ここに10セントを
置き忘れましたが、ありませんでしたか」とたずねるのです。

この実験で硬貨を返してくれた確率をはじきだすと、
きちんとした服装をしている場合が77パーセント、
みすぼらしい服を着ているときは38パーセントだったといいます。
服装が人間心理に与える影響について、もう一つ紹介しましょう。

人間の心理には、そのときの気分が服装を決めるのではなく、
服装が気分を決めるといった傾向のあることが知られています。

制服はその一例です。
制服はその人にとって、もっとも安心して仕事ができるスタイルといえます。
別のいい方をすれば、制服を着ることで本領が発揮できるのです。

こうした服装の効果を最大限に利用したいのが、ビジネスにおける交渉の場です。
ここでは緊張した態度よりも、リラックスした態度で臨んだほうが、
相手にもよい印象を与え、話もスムーズにはこびやすいものです。
そのためには、着なれたもの、気に入った服装を利用するとよいでしょう。

とくに自分の一番気に入ったネクタイは、
制服と同じように、締めていることで安心し、リラックスできる効果があります。
また、ネクタイばかりでなく、自分が一番気に入っているハンカチ、
名刺入れなどの小物や下着、靴などでも同じような効果があります。

女性の場合ならば、ハンドバツグやアクセサリーなど、
自分のお気に入りのものを身につけることがポイントです。

さらに、うまくいったときのネクタイなり小物なりを覚えておいて、再び
同じような場面になったときには、それを使うようにすることも運を呼び込みます。

こうして、あなた自身のラッキー小物をつくっておけば、
大切なチャンスをうまく乗り切ることができるでしょう。


今日は、ここまで。
 

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