メルマガ:愛するチームの為に We are Provincia!
タイトル:We are Provincia!(41) 「原点回帰」  2010/01/24


愛するチームの存続の為に We are Provincia! 第41号/2010.1.24
             「原点回帰」

 こんばんは。
 もういい歳だし、
 カルトな初夢からは卒業かなと思っていたのですが、小粒ですが
入荷しました。

 砂漠に裸足でぼーっと座っていたら、壁の上から学生服ビジュアル系
ロックバンドのドラマーが顔をのぞかせて、

 ペンキのシミがついているけれど、これを君にあげようと白いTシャツ
をくれました。

 白いTシャツの上に、白いペンキのしみ。。

 夢からさめた直後は、もうJ1昇格&残留なんて夢は捨てなさい。
 白旗あげなさいというお告げと思ったのですが、


  高2の頃の無心の境地で、戦いたまえ

   さすれば、J1どころかクラブW杯の壁だって越えられぬ

    いざ、しみが白くなるぐらい、無心で制服姿で?応援せよ

という啓示でした。

 こんなカルトなメルマガ、生まれて初めてだという方は、
http://caltio.tsukaeru.jp/magazine_index.html
の28番あたりから読むと、空気がつかめます。かな。


┌──────┐
│◆ 選手たち |
└──────┘

 サポティスタ
http://supportista.jp/2009/11/news14151357.html
で紹介されていた、元川悦子さんの『黄金世代』を読みました。

 文庫本以外の本は苦手なのですが、
 26人もの選手・監督のインタビューが、人それぞれで飽きなくて、

 少年の頃から取材し続けて来た稲本、小野、高原ら黄金世代に、もう一花
咲かせてほしいという思いが伝わって来て、一気に読めました。

 一番印象に残ったのは、黄金世代以降の選手たち。
 6つほど特徴が挙げられている中で、特に刺さったのは

 「いわゆる"いい子"が多いが、自主性は不足している」
 「自分の言葉で物事を説明できない」
です。
 
 「寅(とら)年ヘア」にした中田 翔や、寮に私服なしで来る菊池雄星
 のように、野球の方が個性的な選手が現れてますよね。
 マスコミが取り上げやすいだけなのかな。

 クラブの人がいくらプロモーションに力をかけても、
 「商品」(この言葉、抵抗あるけど・・・)である選手に魅力がとぼしいと、、、

 自分の言葉でなくても、フィールドで肉体で語れればいいのですが。。
 ユースだけではなく、成人した選手も。

 テクニックは下手でもいい、
 サッカーが好きという思いが、理屈抜きで伝わって来る。

 勝ってうれしいだけでなく、負けた悔しさもにじませる。
 下手でもプロとしてのプライドが感じられる。

 選手のことばかり書いたけど、
 応援してる様子から、勝つことだけを求めてスタジアムに来ているわけ
ではないことが、無党派層にもわかってもらえる。
 自分もためしに混じってみたいと、思ってもらえる。

と願望を連ねている間に、ニュースが飛び込んで来ました。

「G大改革!ファン無視なら罰走、2軍落ちも」
http://www.sanspo.com/baseball/news/100115/bsa1001150508004-n1.htm

 湯水のごとくお金のある巨人ですら、選手にマナーを仕込むなら、
 うちのようなしょぼいクラブは、さらにもう一歩踏み込まないと。。。

 『黄金世代』にあるように、
  毎月1冊本を読ませて、
  読書感想文をユース選手に書かせているクラブもあるようですが、
  そんな具合に、半ば仕込むしかないと思うのです。

 でも、クラブ側は人手が足りないだろうから、
 一般市民のお助け部隊ができて、選手協会とタイアップして、
 社会勉強?遊びの?プログラムが組めたらと思うのです。

 さらに、畑違いですが
 某ヘビメタバンド、決して売れ筋の曲ではないのに、
 年々会場のキャパが広く、チケットも早く売り切れるようになっていく。

 「先ほどからくどいけど、ほんとに皆さん、今日はほんと、ありがとうっ」
 といったコメントが曲と曲の間に繰り返しあって、その都度、言い方の
トーンが変わります。

 「こちらこそありがとう」「兄上〜」という声が観客からも生まれる。

 今日もバンドのメンバーを涙ぐまそうと、観客も燃えるんです。

 というわけで、
 試合後にスタンドに向かって、選手による長いMC。

 「今日来てくれた皆さんの、魂を一杯吸わせていただいたおかげで、
  勝てましたっ」

 「2流のサッカー選手でいたいとブログに書くと、めげないで下さいと
  メールをもらうんですが、その2流ではないんです。
  観客にもサッカーに酔ってもらい、私選手もサッカーの世界に酔う。
  そんな“2流”なんです」

 「まだまだみんなの魂、吸い足りねぇーなー」

 「DVDにしないで下さいというメールが来るんです。
  観たくないという人達は、買わなければいいじゃないですか」

 「何、おとなしくなってるんだようっ」
 etc


 それにしても なりたかったな サッカー選手

 MCを えんえんと はじけるや秋の月

 なんとか、オチにたどりつきました(^^)。 


┌──────────────┐
│◆ J&JFL公開アンケート |
└──────────────┘

 クラブが消滅してもおかしくないご時世なので、
 サポだって応援以外にも手伝いますよメッセージを発信したくなって、

 5年前に細々と行った、アンケート
http://caltio.tsukaeru.jp/j_sponser_ankeito2005.html
を再び行うことにしました。

 前回はスポンサー向けでしたが、
 今回はクラブ向けに。

 質問だけではなく、提案も投げかけます。

 たとえば、先ほどの選手がらみでは、
◇ユースの選手の育成について、サポにしてもらいたいこととして、
 どんなことがありますか?

 だけでは物足りないので、

 ユースのOB会を設けて現役選手と親睦を深めているクラブもあり
ますが、有料でサポも一部参加可能にしたり、会場ボランティアを
募っては、いかがでしょうか?

 ハーフタイムにチアリーダーが場内一周しているクラブがありますが、
 同じように旗を持って、ユースの選手が周ってみるのはいかがでしょう?

etc、うちのクラブが、あのクラブがやっていること、
   よそさんもどうよ?という提案付きアンケートです。

 リアクションは期待できないですが、
 こんな内容も盛り込んでとリクエストありましたら、
 今月中に送ってもらえれば、反映します。
 まずは全体の内容を知りたいという方は、お知らせ下さい。

 というわけで今年もちまちまと、原点を忘れずに、
 間違ってもキラーパスなんて出さずに、

 フェンスに向かって無心でドリブルです。

 皆さんだって、原点回帰イヤーですよ。きっと。

 この腐れメルマガに目を通していただき、

 ほ、ほんとに、ありーがとうー、ございますっ。


なまけ@つぶれてたまっか


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