メルマガ:愛するチームの為に We are Provincia!
タイトル:We are Provincia!(36) 「脱自治体頼み元年!」  2008/01/28


愛するチームの存続の為に We are Provincia! 第36号/2008.1.28
            「脱自治体頼み元年!」

 こんにちは。
 昨年は3日に初夢を見たのですが、今年は首尾よく元旦の朝方に見る
ことができました。
 大詰めの○回、ピッチャー・なまけ、バッター・某美人女性タレント。
 なまけ投手の9球目、チェンジアップ。某タレント打った。ホームラン。
 こともあろうに、女性タレントに打たれてしまいました。
 試合後のインタビューです。なぜあの場面で、スローカーブ&シュート
なんかを投げたのですか?

 だって、女性相手に剛速球なんて投げられますか。
 スローカーブ&シュートって、女性向きでしょ?
 打たれたけど本望ですよ。
 だって女性相手に〜
と何度かリフレインしてるうちに、その方とのデートに場面が変わるあた
り、初夢らしくておめでたかったです。

 で、このメルマガの夢占い的には、
 「怪我人続出の相手チームに情をかけたりせずに平常心で臨めば、
  再昇格間違いなし」
というお告げでした。 

 しかし、まさかあのお方が登場するとは。
 でも、仲間由紀恵や矢田亜希子が出て来るより、ある意味感動だよな。
 お茶してお話できるだけでも。どんな会話になるんだろう。
 いやはや、夢って鋭い。

 どういう風の吹き回しか読者の方が増えてるので、手堅く真面目にと
か脳裏をよぎったのですが、
 やっぱり今年も、空気を読まないドリブルをグランド片隅で、
 フェンスに向かってさせてもらいます。

 こ、こんなカルトなメルマガが初めてな方、
http://caltio.tsukaeru.jp/magazine_index.html
のVol9あたりから読むと大筋がつかめます、かな。


┌───────────┐
│◆ グッズ以上〜株未満 |
└───────────┘
 以前、「サポーター・クロニクル」という、各地のサポーターの活動
年表を作っていたのですが、
http://caltio.tsukaeru.jp/history.html

2004/2/13 水戸ホーリーホック、市民中心の支援持株会(理事長は日本サ
 ッカー協会参与)が、チーム運営会社の筆頭株主になったと発表
の続きを、久しぶりに更新してしまいました。。。

2007/4/23 市民持ち株会の副理事長が、水戸ホーリーホック社長に就任

 パッと見名実ともに市民クラブに成長した証と、素晴らしいオチのよう
ですが、むしろ持ち株会経由でのクラブ経営の獲得ではないかと、ネット
上で水戸サポの人達から出ています。

 このメルマガで取り上げたくなったのは、独特の規約です。
・株を1口しか持っていなくても、(副)理事長に選ばれればクラブの筆
 頭株主になれる。
・何度でも自薦可能
・理事長就任に異議ありの「ハガキ」が半分来なければ、ずっと続投
http://www.mito-hollyhock.net/motikabukai/kiyaku.html

 どなたが作ったのか知りませんが、これだけ巧妙な以上、
 簡単には変えられないようにできてると思うのですが、
 声を上げるだけでも大事かと。
 特にJリーグに対して、参与さんも一枚加わっているわけだし、
このままでいいんですか・まとまなルールにしたどうですかと。

 と、夏頃に書きかけていたのですが、どうも外に出す気持ちになれ
ませんでした。
 お固い話題だし、「人のふんどしで相撲をとる」のもと、、、。
 
 でもその後の監督人事を、
 「水戸が直面する市民クラブとしての理念の危機」
http://supportista.jp/column/column_detail.html?id=2
 「ごじゃっぺ社長、また暴走」
http://supportista.jp/column/column_detail.html?id=3
 「前田秀樹、水戸を去る」
http://www.football-teishoku.jp/cat10/cat11/
で知ると、やっぱり株式会社の株って恐いなと思うのです。

 一方で、前回の日刊ゲンダイの特集「Jリーグ崖ッ縁」を読むと、
 スポンサーを獲得できない地方のクラブでは、
 企業にスポンサーになってと営業活動をするのと同じぐらい、
 地元市民から観戦料+αを広く浅く集めるのが、自立する為
の前提かなとも思います。

 先ほども書きましたが、「株」ってお固いですよね。
 オフの時間は、頭を使わずにリラックスしていたいし。
 株でもめだすと
  クラブの根幹だから大事
  クラブのことはクラブに任せて、応援が原点でしょう。
とサポも2つに分かれがちなのも、この固さが大きい

 かといって、グッズは所詮グッズ、もの。たくさん買えば買うほど、
むなしくなりがち。
 会員制度もあるけれど、特典の中身がありふれてる。
 サッカーに限らず、タレントのファンクラブだってそうですが。。。

 「俺の私の人生の7割は、○○クラブとの道中だったな」
と、くたばるころに回想できる人が増えるような、
選手・チームだけでなく、○○クラブそのもののサポートに
身をぐっと突っ込みたくなるような仕組み。

 株のように会社の屋台骨に入り込まないまでも、
 一緒に地元のクラブを支えているよねという感覚
 連敗街道が続いても、クラブそのものに魅力が失せてきても、
 更新して出費したくなるような

 そんな、グッズ・会員以上、株主未満なものが何か生まれると、
 「自治体頼みの税リーグ」と揶揄されても痛くなくなるんです。
http://blog.livedoor.jp/zeileague/archives/51120326.html

 サポが余計な動きをしたことでおかげで仕事が増えちゃったよと
クラブの負担にはならないと、さらにベター。
 そのかわり、もう少し我々の声を実現してね。
 闇雲に選手入れ替えたり、理不尽な監督・コーチのすげ代えが
今後起きなければ、もっとカンパしますよ。
 みたいなスルーパスを、出したいんです。

 あくまで妄想ですが、
 ・OB会の元選手達にフットサルを教わる→授業料カンパ
 ・グランド整備ボランティア、選手のユニフォーム洗濯ボランティア
 ・ユースの選手に受験勉強の手ほどき
 ・引退した選手に、日ごろの営業マントークを伝授
 ・オフ、趣味の○○を希望する選手・OBやその家族に伝授
 ・人生相談〜愚痴の類を、聞いてあげる
 もっと選手が参加したくなるような、
 クラブの人達が自分達の手間が減ってありがたいと思ってもらえる
ような。
 
 それにしても水戸サポの「納涼漢祭り」「前田祭り」「国立前田祭り」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%8D%E6%B6%BC%E6%BC%A2%E7%A5%AD%E3%82%8A#.E5.89.8D.E7.94.B0.E7.A5.AD.E3.82.8A
(Wikipediaです。リンクが上手く飛ばなければ、キーワード検索でどうぞ)
 これぞ、プロヴィンツィアサポの醍醐味っ。
 この企画力、うらやましい。
 個性を発揮できるので、参加者が増えるのもわかります。

 お祭りはどちらかというと散財なので、クラブの経営体力のアップ
とはストレートに結びつかないでしょうけど、
 以前書いた、浦和レッズサポの「シトン」
http://www.jhf.or.jp/heart/urawasupporter.html
といい、+αの新たなヒントになりそうな気がします。


┌─────┐
│◆配分金  |
└─────┘
 ↑を書いているうちに気づいたのですが、、
 Jリーグから各クラブに支払われる配分金って、ほんとは下位の
チームほど手厚くもうらべきでは?

【Jリーグマネー情報】賞金:J優勝より仏リーグ17位
http://gendai.net/?m=view&g=sports&c=040&no=23999
によると、どの国も上位ほどたくさんもらえるようにしていて、
奮起を促しているようですが、そもそも、賞金がなくたって上位に
あがろうとするのでは?、

 弱くて残留できなかったけど、これで精をつけてJ2J3で出直して、
またJ1J2にチャレンジしなよと餞別に渡したり、来期は来期こそ
下克上をよろしくと、来期波乱含みなシーズンになる芽を育んでおいた
方が、盛り上がると思うのですけどね。
 せめて、一律同額にするとか。
 J1もJ2も、上位チームは毎年常連じゃないですか。

 もしこの試合は負けて、+1000万ゲットしようとする不逞なクラブ
が現れたら、それは社長さんさようならでしょう。

 それにしても、Jリーグの年会費4000万って一体、何のために
あるのだろう。


┌─────────┐
│◆水に流しちゃだめ|
└─────────┘
 
 「WELCOME NEW SEASON 2008 すべて水に流してね 2007」
http://www.yokohamafc.com/news/?n=1051

 そうじゃないんですっ、この業界は。
 流して捨てちゃだめっ。

 辛い昔があるか〜ら 私は〜
 昔があるから私は〜
 あなたとーとーとー 生きて行ける  ○C 前川清

 そうやって、歴史をないがしろにしていくから、骨のある主力がどん
どん外に出て行くんだっ。

 というわけで、
 来期も日本のどこかで、選手のバスを取り囲んだり、スタジアムに居
残ることが起きるでしょうけれど、
 起きない方がもちろんいいわけですが。
 起きちゃったら起きちゃったで、大切な記憶にしましょう。
 クラブが続く限り、きっと後々になって活きて来るんです。

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 引退した選手のうち、
◇サッカーの現場(監督・コーチ・審判)以外で働いている人で心当
 たりの方がいらしたら、ご一報下さい。取材打診してみます。
 とは言っても、以下のようなアンケートです。

[Q] 今の仕事に、サッカー選手時代のことが役に立っていますか?
[Q] サッカー関係の仕事にとらばーゆのチャンスがあったら、どんな
   仕事がしたいですか?
[Q] 生まれ変わったら、またサッカー選手を目指しますか?
[Q] サッカーサポ・ファンに何か一言

◇○○選手と名前を聞いても、サポの記憶にそれほどだった人も、人
 こそ歓迎です。
────────────────────────────────
 

 これだけ情報の氾濫してる時代だというのに、
  引退後は、○○な仕事に就こうと思ってます。
  この度、焼鳥屋をオープンしました。観戦帰りに寄ってね。
といったその後の音信が、野球もそうだけど出てこないですね。
 まだまだ、ベールに包まれていますね。


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