メルマガ:いしきのかたち
タイトル:[いしきのかたち No.5 困ったことは起こらない?]  2004/12/03


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[いしきのかたち No.5 困ったことは起こらない?]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

斎藤一人さんは言う。

 困ったことが起きたおき、
 声に出して、自分自信に問いただしてみるのです。
 「私は本当に困っているのか」と。

僕は思う。
困ったことだらけではないか、と。

仕事をしても長続きしない。
お金もそろそろ底を尽きる。
何をすれば良いか分からない。
請求書はどんどん増えていく。
借金が増え始めた。
仕事の目処はたたない。
インターネットを使った仕事をしたいと思っているが、
すぐに収入には結びつかないだろうと思う。

困ったことだらけだと思う。
息が詰まる。
見ないようにしてる自分が見える。
焦っているくせに
落ち着きを払っている自分が見える。

どうすれば、困ってないなどと思えるのか。
一人さんは続ける。

 私自身の話です。
 私がここ何年か長者番付で事業家の中でトップになるようになって

 週刊誌が「斎藤氏は親の面倒をいっさい見ない」といった類の、
 いろいろな噂を聞くようになりました。

 でも、私はこれでも親の面倒は見ているつもりです。
 それなのに、週刊誌にそんな記事が載るものですから、
 私の家の近所の人から、
 「斎藤さん、親の面倒はみてあげたほうがいいよ」
 といわれてしまうのです。

 この言葉に、私は一瞬ムっとしてしまいました。
 「ふざけるな!」と思ってしまったのです。

 でも、よく考えてみると、私が「親の面倒を見ない」と
 近所の人から思われることで、
 私はいったい何に困るというのでしょうか。

 そんなことを思われても、私は三度三度のご飯を食べることが
 できますし、
 仕事のほうもとても順調にいっています。

 私の親だって、ちゃんとご飯は食べていますし、
 旅行にいったりして楽しく暮らしています。

 私に困ったことは起きていないし、誰も困っていないのです。
 そう思いなおしたら、いつのまにかくだらない噂も消えて
 無くなりました。

 私は思うのです。

 もし、あのとき、あの噂に対して 「困った」 とか、
 「そんなこと言われたくない」 と思っていたら、
 私は死ぬまであらぬ噂を立てられ続けていたでしょうし、
 私は永遠に困り続けただろうと。

ということは?
僕は「お金がなくて困った」といってるから、お金に困っているのか

お金がなかったら、ご飯を食べれなくなるではないか。
住む場所がなくなってしまうではないか。
凍えて、飢えて、死んでしまうではないか。
死んでも来世があるから、困らないというのか。
痛いのは怖い。寒いのは怖い。飢えは怖い。
怖いのは困る。
十分に困るではないか。
一人さんは、きっとお金が十分にあるから、
困ったことなど起きないと考えるのではないか。

 あなたは「困ったことは起こらない」という考え方について、
 私が成功したからそういう考え方ができるんだと思うでしょう。
 でも、そうではないのです。

 目の前の困ったことというのは、
 前段階の魂の波動が起こしたものです。
 これを解決するには、あなたの考え方を変えて、心を豊かにして、
 魂を向上させないと解決できないのです。

 魂を向上させることができなくて、何代にもわたって、
 「困った」と言い続けている人がいます。

 もういいかげん、
 あなたの「困った」も今世限りにしてみてはいかがでしょうか。

おわりにできるのなら、いますぐにでもしたい。
そうできないから、困っているのではないか。
色々試してきて、うまくいかないのではないか。
今度こそと言って、セミナーや情報や、本やみつけては
試しているのではないか。
それでもうまくいかないから、困っているのではないか。

 成功するには、 方法論 より 考え方 のほうが大事です。
 そして、その考え方の基礎として、
 あなたに最初に知らせたいものが、

 「 困ったこと は 起こらない 」

 なのです。


わかったわかった、分かりましたよ。
困ったことは起こらないんですね。
はいはい、分かりました。
100歩譲ってそうだとしましょう。

それで今の僕の現実を見てますよ。

今、僕は暖かい部屋にいて、今日もしっかりご飯を食べた。
昼間は家庭教師のポスター貼りの仕事をして、
報酬としてはだいたい8000円くらいかな。

一日中、大好きな車の中にいたし、
ラジオでジェイウェイブグルーブラインが聞けて
ご機嫌だった。

車に乗りながら
いくつかアイデアが浮かんで、それをすぐに書きとめる
ノートも用意してあって。

パソコンもあるし、
ネットワークにつながっているし、
まだ、カードも使える。

家も少なくともまだ1ヶ月はいられる。

そっか、まだ壱ヶ月ある。
この間に何か出来ないか。

そう考えるとわくわくするな。
1ヶ月で何ができるか。
面白いかも。

それでうまくいかなくても
まぁ、死にはしないだろ。

生きていればなんとかなるだろ。

気がかりなのは、付き合い始めた彼女に
今の現状を伝えていないことだけど、
相変わらず見栄っ張りな僕だから
こんな現実、伝えられずにいるけれど

でも、僕がどうなろうと彼女に迷惑をかけないし
その結果、彼女が離れて行っても
寂しさはあるけれど、死にはしないし。

そう考えれば
困ったことってあるのかな。

本当に
 本当に
  本当に
困っているのかな。

お父さんも家に来て欲しいみたいなことあるし
家はとりあえずはあるし
お母さんももしかしたら部屋においてくれるかもしれないし

生活保護という手もあるし

どうなんだろう。
困っているのかな。

本当に困っているかな。
もしかして、
大丈夫なんじゃないかな。
どうなっても
なにがおきても
ダメになることって
可能なのかな。
出来ないんじゃないかな。
出来たら逆に面白いんじゃないかな。
そういうのって
後からネタになったりして。

生活保護は車×だよ?
車なしでいける?

車なしでもいけると思う。
バスがあるし
歩けるし
他人名義にして、乗ってもいいわけだし。

どうなん?

 人間は何度も何度も死んで、また何度も何度も生まれ変わります。
 どうして人間は何度も生まれ変わるのかということを考えたとき、
 その目的はたった一つで、人間の魂のステージを向上させるためな
のです。

 では、いったいどういう形で私たちの魂のステージは向上するのか


 それはつね日頃あなたに困ったことが起きます。
 そのとき、あなたが

「本当にこのことで私は困るのだろうか。」

 と考えるのです。
 そして、本当は困っていない。
 困った出来事が、本当は困ったことではないと気がついたとき、
 あなたの魂のステージがあがるのです。

 困ったこと、それは、あなたの魂のステージを向上させる、
 神様からのプレゼントなのです。


お金がないこと自体が困るのではなしに
お金がないと見られて、人が離れて行くと思うことが
怖かったことに気づいた。
お金がないと思われることが、恥ずかしかった。

でも、大丈夫みたい。
お金がなくても、人とはいられる。

いてくれる人はいる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。