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==☆☆☆ === ===☆☆☆ ==== ===☆☆☆ === ===☆☆☆ ==== ===☆☆☆ == アメリカ大統領に迫る！ (第２７号） ２００５年５月１２日 毎週木曜日発行 ==☆☆☆ === ===☆☆☆ ==== ===☆☆☆ === ===☆☆☆ ==== ===☆☆☆ == ★ 目 次 ★ 1【はじめに】 2【ファクトシート ヘイズ大統領】 3【ミニクイズ】 4【大統領はどんな人？】 5【ミニクイズの答え】 6【おわりに】 ＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊ 【はじめに】 北海道では雪が舞い、一部地域では積雪も……。とても５月と思えないような 陽気ですが、みなさん体調を崩さないようお気をつけください。今日は、史上 最も混迷した大統領選挙を経験した大統領が題材の『アメリカ大統領に迫る！』 第２７号をお送りします。 このメルマガは次のような構成になっています。 まず【ファクトシート】を見ていただき、今号で取り上げた大統領の任期中の できごと (アメリカと日本が主体) で時代背景をつかんでもらいます。 次にこの大統領について【ミニクイズ】を出しますので、その後の【大統領は どんな人？】を読んで答えを見つけてください。こんなこと知っているよ、と いう物知りな方は、あなたの知らなかったエピソードがないかどうか、【大統 領はどんな人？】をチェックしてみてください。 最後に【ミニクイズの答え】を確認したらおしまいです。 どうぞお楽しみください。 〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜 【ファクトシート ヘイズ大統領】 名前 ラザフォード・バーチャード・ヘイズ （Rutherford Birchard Hayes) 誕生日〜死亡日 1822年10月４日〜1893年１月17日 代・任期 第19代・1877〜1881年 政党 共和党 日本のできごと 1877年 西南戦争（西郷隆盛を擁する薩摩の士族が挙兵） アメリカのできごと 1878年 ドイツ系アメリカ人ベルリッツが語学学校を創立 1879年 エジソンが白熱電球を発明 世界のできごと 1877年 イギリスで第１回ウィンブルドンローンテニス選手権開催 ！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！ 【ミニクイズ】 南北戦争が勃発した1861年、３人の息子と身重の妻を残し、志願兵として 北軍に参加したヘイズとともに戦った、将来の大統領とはだれか。 (1) チェスター・アーサー (2) グローバー・クリーブランド (3) ウィリアム・タフト (4) ウィリアム・マッキンリー …………………………………………………………………………………………… 幼い頃の幸せだった記憶を辿ってみると…… ボーっと、いつまでも飽きずに空の雲の変化するありさまを眺めてました。 やらなくちゃいけないことが何もない、静かで穏やかな昼下がり…… こまねずみのような日常から抜け出して、この平安を取り戻せるかも ⇒ http://kiyoc.tsukaeru.jp/mako/ks/ ==☆☆☆ === ===☆☆☆ ==== ===☆☆☆ ==== ===☆☆☆ === ===☆☆☆ === 【大統領はどんな人？】 第19代大統領 ラザフォード・バーチャード・ヘイズ オハイオ州デラウェアで生まれました。農場とウイスキー醸造所を経営してい た父が亡くなった直後で、未亡人の母ソフィアは父の名ラザフォードと名づけ ました。病弱な乳児期を過ごして２歳になった時、７つ上の兄がスケート中に 溺れ死にました。７歳になるまで外遊び厳禁、９歳になるとようやく激しいス ポーツに参加できるようになりました。 聡明な姉ファニーがシェークスピアなどを紹介しました。二人は公立学校にも 少し通いましたが、商人だった叔父の援助で私立学校で勉強し、ラッドは1842 年にケニヨン大学を主席で卒業しました。しばらく法律事務所で見習いをした 後、ハーバード法律学校に通い1845年に卒業すると、叔父の住む町で事務所を 開きました。４年後にシンシナチに移って刑事裁判の弁護士として活躍を始め ました。 1851年に、大学を卒業したばかりの同郷のルーシー（９歳年下）に求婚し、翌 年の暮れに結婚しました。その後７人の息子と１人の娘が生まれています。弁 護士としては逃亡奴隷の弁護なども始め、1858年からはシンシナチ市の法務官 にも任命されています。 しかし南北戦争が勃発すると、３人の息子と身重の妻を残し、志願兵として北 軍に入りました。50回におよぶ戦闘に参加し、同じ部隊にいたマッキンリー （第25代大統領）に「いつもは温厚な紳士が、いざ戦闘となると恐るべき戦士 に変貌した。」と形容されました。義弟（医師）と行動を共にしたことも幸い し、何回かの負傷を乗り越えて生還しました。 戦後は連邦下院議員を経験した後、オハイオ州知事を３期務めました。1876年 の大統領選挙で共和党候補となり、民主党候補ティルデンとの一騎打ちとなり ました。選挙人票185（対184）、人気投票404万票（対428万票）となり、委 員会で４ヵ月に及ぶ検討の後、就任３日前に当選が確定しました。 大統領としては、南部に駐在していた軍隊を撤退させ、大規模鉄道ストに対し ては、軍の介入を回避、また中国移民の規制法には拒否権を発動しています。 ホワイトハウスでは妻の要望でワインとリキュールを排し、若い女性（この中 に将来のタフト大統領夫人を含む）を招いて気楽な会合を多く催しました。 1877年には銀婚式をホワイトハウスで祝っています。来客が余りに多くて、 大学から帰省してきた息子がバスタブをベッド代わりにしたほどでした。 人気が高まる中、当初の宣言どおり１期で大統領を引退し、故郷のフレモント に戻って、人種平等、教育、刑務所での更生にかかわる活動を行ないました。 1889年に妻を卒中で失い、その後は一人娘ファニー（親密だった姉と同じ名） と連れ立って活動しましたが、1893年に心不全で亡くなりました。葬儀には第 24代大統領クリーブランドやオハイオ州知事マッキンリーが参列しました。 ！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！◎！ 【ミニクイズの答え】 (4) ウィリアム・マッキンリー ヘイズの大統領就任から20年後、1897年に第25代大統領となっています。 (1) チェスター・アーサー（第21代大統領）は前線には出ておらず、(2) グ ローバー・クリーブランド（第22、24代大統領）はお金を出して徴兵を回避、 また (3) ウィリアム・タフト（第27代大統領）は戦争勃発時には幼児でした。 ＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊◇＊ 【おわりに】 最後まで読んでいただきありがとうございました。【大統領はどんな人？】の 部分はなるべく短くしようと、少々堅い文章になっているので読みづらかった かもしれません。 メルマガの作成にあたってはできる限りの調査をしていますが、誤りがありま したらお知らせください。また、『この大統領を取り上げてほしい』等の御要 望にもなるべく応えていきたいと思っています。 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ メルマガタイトル 『アメリカ大統領に迫る！』 発行人 エレノア ホームページアドレス http://suzuka.cool.ne.jp/eleanor26/ 問い合わせ先 uspresidentbio@hotmail.com メルマガ発行サイト メルカップ http://www.melcup.com E-Magazine http://www.emaga.com/ メルマガ天国 http://melten.com/ カプライト http://kapu.biglobe.ne.jp/index.html めろんぱん http://www.melonpan.net/ melma! http://www.melma.com/ Macky! http://macky.nifty.com/ MailuX http://www.mailux.com/ すきやねん！ http://www.sukiya-nen.com/ |