めるまが・夢の峠 2004/10/09

メルマガ：めるまが・夢の峠
タイトル：めるまが・夢の峠 2004/10/09

－－－－－－－－－－－めるまが・夢の峠№１号－－－－－－－－－－－ ○巻頭のひとことパンパカパーン、ついに「めるまが・夢の峠」の発行にこぎつけました。私の文章を書きたいという夢を実現させながら、読者の皆さんのさまざまな形の夢がじつげんしていったらいいなあと思っています。少しずついいものにしていきますので、応援の程をよろしくお願い致します。１、「夢の峠」オリジナルエッセイ ①夢野かけるオリジナルエッセイ　　　　　　　　ぶらり見てある記・１　　　　　　－鳥羽を旅して－　つかの間の休日を利用して、三重県鳥羽を旅することにしました。久しぶりにゆっくり海が見たかったし、ここ何年の活動の原点である三重県・海の博物館に行ってみたかったからだ。　まず、泊まる予定になっている「海女の郷」という民宿のある国崎（「くざき」と読むらしい）へと一路むかうことにしたが、朝８時に私の住む愛媛県を出発して、国崎にたどり着くのが夕方の４時になろうとは、思いもしなかったので、ちょっと疲れた！！。　私が今回の旅で国崎にこだわったのは、海士潜女神社（あまくぐりめじんじゃ）というがあることを知り、是非とも訪ねて見たかったからだ。　やっとのことでたどり着いたバスを降りて、まばらな人影の浜をてくてくと歩き神社を訪ねた。この神社は戦後まもない頃まで、伊勢神宮に海産物を奉納する神事が行なわれていた神社らしいが、現在はそれも行なわれていないようだった。７月には大例祭があるらしいが、私が訪ねた９月時期はずれだったためか、だれも来ていなかった。社務所も閉まっており、「くぐりめじんじゃ」と呼ぶようになった由来にまつわるお守りが欲しかったし、この神社のことをたくさん聞きたかったのだがーーー。今度は大例祭のある７月にこようかな。　疲れていたのでもときた道を引き返し、「海女の郷」という宿を訪ねた。こういう宿に泊まるのは、やはりシーズンを外したほうがいいと思ったのは、これって一人前？とわが目を疑った豪華な船盛りがついた夕食を頂いた時（実に新鮮な魚に舌鼓を打った）と、翌朝この旅の一番の目的である海の博物館へ車で連れて行ってくれたときだった。　宿の人に御礼を言って別れ、海の博物館へ入った。前来た時も思ったのだが、じっくり展示を見るのなら３時間くらいはいるなあと思った。今回は２回目だったこともあり、鳥羽へ引き返すバスの時間の都合でかなり急いで見ることにした。　しかし、観覧する前に「志摩の海女」というビデオを見せてくれるので、それでなんか一番大事なところを見てしまえる気はした。常設展示の一番初めに、故・網野善彦氏の著書（私の記憶が「海民と列島文化」という本の一文だったと思う）が紹介されていて、感激！！。海の歴史・海洋問題のこと・様々な漁の伝統のことなどを順にじっくりと見ることができる。海洋問題のコーナーで地球の写真を見たときその地球が少し赤く見えてショックだったし、改めて海洋汚染等の問題について再認識することに。志摩の海女は、海に敬意をはらうことを忘れなかったから豊かだったのに、今は乱獲・海岸の埋め立て・汚染等の原因で魚介類の種類も量も激減していた。海への思いを決意新たにした。　博物館を後に鳥羽市内へと向かった。鳥羽湾めぐりをしたあと、岩田準一という作家の生家を資料館にしている「鳥羽みなとまち文化館」というところを訪ねた。岩田準一は画家であり作家だそうで、志摩の海女や舟遊女に関する民族研究に力をいれていたそうで、博物館で紹介されていたので是非とも文化館に立ち寄ってみたくなった。鳥羽はさまざまな作家にゆかりのある土地らしいが、岩田準一もこの地で、江戸川乱歩や竹久夢二とも交流を深めたそうだ。彼の主著である「志摩の海女」を手にすることができて、超感激！！海女のことが詳細に書かれており、じっくり読んでみたいと思った。岩田準一との出会いは、私が何について一番書きたいか、決意を新たにさせてくれ（つまり海のこと、特に海女のこと・海の民のこと）、とても有意義だった。　往復に一泊二日の約半分の時間をつかってしまうという旅ではあったが、うまい魚も食べれたし、久しぶりに太平洋を見ることも出来たし、なんか自分の原点に帰ることが出来たので、とても有意義な旅だった。 ②峠清太郎（「とうげ・せいたろう」と読みます）オリジナルエッセイ　このコーナーは、環境問題や平和の問題で思ったことを書きたいと思っています。　タイトルは「歴史世評」・「峠清太郎物申す」を予定しています。　今回は筆者取材中で、お休みです。２、峠の茶屋のコーナー（わくわくどきどき準備中！！） ①夢の峠で独り言　　ここでは、ショート・ショートで、日々思ったことを書きたいです。　　スポーツ・芸能評論みたいなことにもチャレンジしてみたいです。 ②峠の茶屋へいらっしゃい　　ここは読者の皆さんのご意見・ご感想や、できれば読者の皆さんにもどしどし投稿し　て頂いて、作り上げていきたいです。　　「街角いいとこ紹介」など、地域に根ざした話題がいいなあって思っています。　○おわりのひとこと　ごめんなさい。　尻切れトンボみたいになってしまいました。　夢野かけるオリジナルエッセイを書きすぎました。　長すぎると読んで頂いててしんどいかな？と思って、申し訳ないとは思いつつ、各コーナーの紹介に留めました。　いっぱいいっぱい書きたいことはあるんですけどねーー。　とりあえず今回はこれにて失礼致します。　ご意見・ご感想などをお待ち申しております。　ではでは。　

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。