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タイトル:[ep-books] やさしい人たちのお話二題  2006/01/07


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         [[ e p - b o o k s ]]

        edition: 7-Jan-2006

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発行人しております、shi でございます。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

emichanproduction.com
http://www.emichanproduction.com

で、毎週連載中のいろいろなビジネス関連の本を紹介して行きます、本メルマガは
発行人の知識と経験をもとにした、ビジネス本に対する
感想や批評などを、だいぶ言いたい放題に盛りだくさんで進めて
いこうと思っております。

さて、いろいろとこれを紹介しなきゃなぁ。。。と
思って読み進めているうちに、年を越えてしまいました。
なんと2ヶ月近くメルマガを放置してしまいごめんなさい。
blog
http://www.emichanproduction.com/nucleus/
は毎日書いているのに。。。

要は、毎日徒歩通勤に切り替えたので、本を読む機会を逸してしまっているのです。
健康を取るか、それとも知の栄養を取るか、なかなか難しいですねぇ。。。

なんて思っていたら、この正月に店番しながらも2冊一気に読んでしまいました。
しかも、当初読むつもりの本をそっちのけで(笑)

なので、2か月分のご無沙汰を解消すべく、今回は2冊まとめてのご紹介です。


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     [生協の白石さん]
http://www.emichanproduction.com/nucleus?itemid=377

気になっていて、読みたいと思っていた本を買って、
子供たちを実家に送る往復に読みきった本があるのです。
まさか、これを年初のレビューにするとは(笑)

はい、かの、USB アイテムで商品にすらなったIT戦士も一押しする、彼です。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0512/25/news001.html

まぁ、読んでみてわかりました。なんだ、有花ちゃん、自分でライナーノーツ
書いたからかい、というつっこみはさておき、
「こんな商品が欲しい!」
というお客様の声にどう答えるか、というコンセプトをベースに、どれだけ
お客様と対話が出来るか?という一つのケーススタディですよねぇ、これ。
でも、大事なのは、この手のフィードバックはもらって検討してそれで実行して
それでおしまい、になりがちなところを、そのフィードバックで、さらなる
フィードバックを引き出すにはどうすればいいか、というキャッチボールを
「どう続けるか」という、もっと重要なことを示してくれている、と感じたのは、
私だけではないはず。

そこには、関係ない事にもちゃんと回答を示して、「ちゃんと見てるから返してよ!」
という、自分には話をする気持ちがまずある、ということを示すのが一番大事なんで
しょうね。勉強になります。
私も書きっぱなしにならないように気をつけなきゃ(笑)

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え?この本読んだんだぁ。と思われた方、多いですよねぇ。
どこがビジネス本?という突っ込みも多いでしょう。

でも、今時のマーケティングを考えるには、やっぱり大事ですよ。
フィードバックをどれだけ取れるか、ということは。

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     [プチ生活保護のすすめ]
http://www.emichanproduction.com/nucleus?itemid=394

さて、私のここでの論調をご覧の皆さんにはよーく分かっていただいてる
とは思うのですが、

shiって、結構ケチ

でして、そのケチさ加減は自分の財布にとどまらず、国の財政にも
届かぬ声を上げているわけですが(笑)、
ちょうど年初の朝日新聞の一面を飾った記事に
「就学保護が 25%を超える」
とかなんとかいう記事だったと記憶していますが、要は何かというと、
現在の公立の小中学校へ通う子供の、全国平均で4人に一人が
公的補助を受けないと学校に通えない、という現状があるそうです。
その記事で一番印象的だったのが、全国平均は25%でしたが、
東京都はその平均を上回る率の補助を行い、市区町村レベルで
最悪なのが40% という数値を出した、私の実家のある足立区なのです。

過去の税金関連の私の記事を引っ張り出すまでもなく、
自治体による福祉政策のコストは税金でまかなわれているものであり、
となれば、例えば上記のような福祉政策を行うことというのは、
端的に言ってしまえば、税金という名前の富の再分配であり、
これは高額所得者に代表されるような、まじめに社会的貢献をすべく
働く人の労働意欲を削ぐものに他ならない、ということになるため、
その観点から見れば、こんなの受けているのは。。。というような
議論に突入しかねないのですが、その前に、その仕組みをちゃんと
見てからでないと、ある程度正しい見地にたっての議論が出来ないや、
ということで、こんな本を三が日の最終日に買って読んでみました。
この記事は、そのレビューです。

さて、本のタイトルは「プチ。。。のすすめ」と、最近の本にありがちな、
お手軽お気軽に出来るからやりなさいよ、という挑発/扇動的ではあるものの、
内容はその軽さとは裏腹に、かなりの量の法律の条文や実例をベースとして、
その申し込む側としては実際の手続きやそこに到るまでの準備の大変さ、
そしてその後の経過の負担をつぶさに説明することで、これが本当に
「人として最低限のレベルで生きるための」ラストリゾートであることを見せ、
運営する側としては、求めてきている人が本当に必要な人なのか、
それとも法制度上の隙間を狙って楽するために来ているのかを見極める
限界があったり、また、法的枠組みの結果救ってあげられる人とあげられない人との
差が生まれてきたり、という法制度的な構造的問題や実務的問題を綺麗に
まとめている、というところで、読んでいてすごく勉強になりました。

で、これを読んでいて、ふと思ったのが、ひとつは橘玲の黄金の羽根の拾い方
のような、法的に弱者とした人たちに対する救済策を逆手に取る生き方があるなかで、
こちらも、その法制度を深く理解したうえでどううまく使うか、というある種の
リーガルエンジニアリングという意味では同じであり、あとは、これを使うかどうかに
ついては処々の精神的なバリアーを如何に超えていくか、というところが
特に生活保護の場合には問題になるのでしょう。

もうひとつは、ホームレス、という生き方について、今の法制度上では
住所を持たないと生活保護が受けられない、という仕組みになっているため
彼らには保護することが出来ないことになっているのですが、その前提には
やはりやむにやまれずして保護せざるを得ない、という事態には
自ら住むところを捨てた人を含まない、ということ、もしくは、そうなる前に
保護を受けることで回避するか、のいずれかの選択肢を(暗黙のうちに)
国が提示している、ということでしょうね。
もしくは。。。その意味での国の保護を拒絶した人たち、とも捉える事も
出来るのでしょうか。。。

なんにせよ、これを見て保護される状況がどれくらいかはよくわかるので、
普通に生活している私たちは、少なくとも進んではこうなろうとしてはいけないし、
出来るだけならないように回避するように早めに手立てを取るべきだと、と
思うのです。そうすることが、少なくとも、この国を生活保護政策で潰さない
第一歩でしょうから。

<<<<<<<<<<<<<<<<<< Book Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

なんて、綺麗事かいてますが(笑)

生活保護を受けている人で、上記と照らし合わせると
本当はもらえないんじゃないの?

と思える人を知っているので、やっぱり行政って甘いのかなぁ、
なんて思い、そうすると税金払うのも馬鹿らしく感じてくる
という、いつもの亡国の徒モードに入るのですが、
とはいえ、申し訳ないのですが、そうやって国家にしがみついている
のも十分亡国の徒だと思わずにはいられないのですよ。。。


さて、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

80年代や90年代のポップスの紹介をする
ep-music 
http://melten.com/osusume/?m=18932&u=18931 
で、このところアンビエントハウスにドハマっていて

金融小話の連載、ep-finance 
http://melten.com/osusume/?m=18930&u=18931 
で、証券化って、という話と、お金に関するちょっとしたティップのコラム
をそれぞれ発行しております。

また、既発のきわめて個人的で、何でもありの
 ep-update 
http://melten.com/osusume/?m=18652&u=18931 
は、この3つをダイジェストを中心にいろいろアップデートしたことや
はみ出したネタなどをご紹介して行こうと思っております。

そして、発行人のもうひとつの顔、浅草のお土産屋のお兄さんとしての
浅草ガイド、  info-asakusa 
http://melten.com/osusume/?m=18835&u=18931 
も、ぜひご覧くださいね。


ところで。
shiの糧は皆さんのフィードバックです。
ぜひとも、読後の感想もお送りいただけますと幸いです。

また、Blogスタイルで復活した emichanproduction.com 
http://www.emichanproduction.com/nucleus/
にぜひ遊びにきてくださいね。

次回は、どうしても紹介しておきたい本、ちゃんと読み直して
紹介します。今の日本の金融の姿の一端は既に見えていたのですよ。。。

次回をお楽しみに。

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