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タイトル:■パソ付き■0093【バックアップのお話(3)】  2005/01/24


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 2005.01.24    ■□ パソコンとの付き合い方 □■

 Vol.0093      【 バックアップのお話(3) 】

 読者数:10,653名           発行者:PCパーソナル 碓井弘明
                      http://www.pc-personal.com

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 【目次】

 ■ 今週のテーマ 【 バックアップのお話(3) 】

 ■ 編集後記

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■ 今週のテーマ  【 バックアップのお話(3) 】
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 Cドライブには通常 Windows をはじめアプリケーションソフトなどのプログ
 ラムがインストールされています。プリンタやスキャナなどの周辺機器、イ
 ンターネット、無線LANなどのネットワーク接続の設定なども全てCドライブ
 に保存されます。ウイルスに感染してしまうのもCドライブです。つまりト
 ラブルが起きるのはCドライブということになります。

 Cドライブに保存されているプログラムはパソコンを動かすためのものです
 から、Cドライブは工場だと思ってください。パソコンにトラブルが起きた
 状態は工場が火事になった状態です。通常の仕事ができません。もし工場の
 中に生産した製品も一緒に置いてあれば、製品も一緒に焼けてしまいます。
 皆さんがパソコンで作った文書などのデータやデジタルカメラの写真などは
 工場で生産した製品です。Cドライブにトラブルが起きれば、最悪の場合、
 それらのデータを全て失うことになります。

 では、製品が工場ではなく別の場所に置いてあったらどうでしょうか。工場
 とは別の場所に倉庫があり、そこに製品が保管されていれば、最悪工場が火
 事になっても製品は助かりますね。パソコンでも同じ考え方が出来ます。工
 場にあたるCドライブにはプログラムだけを入れておいて、製品であるデー
 タは別の倉庫に保存します。この別の倉庫にあたるのがDドライブです。

 CドライブとDドライブは、通常一つのハードディスクを論理的に2つに分け
 ています。本来はWindowsなどのソフトをインストールする前に分ける必要
 があります。ハードディスク全体で40GBの容量があるとしたら、Cドライブ
 で20GB、Dドライブで20GBというように2つのパーティションに分けることが
 出来ます。部屋を間仕切りすることと同じですから、中に家具などが入る前
 に分けなければなりません。しかし、現在の状態はCドライブ一つであったり、
 Dドライブがあっても極端に容量が小さくなっていることもあります。

 パーティションを作成しWindowsのインストールから全てをやり直すことも
 出来ますが、それでは大変な作業になってしまいます。ある程度の知識も必
 要になります。そこで便利なソフトがあります。現在の状態のままパーティ
 ションを作成したり、サイズを変更することが出来るソフトです。パソコン
 ショップで「パーティション作成ソフト」と聞いてみてください。あるいは
 ネットで検索してみましょう。数種類のソフトが販売されています。

 このソフトを使用すれば、Cドライブ一つしかないものをCドライブとDドラ
 イブの2つに分けることができます。また、CドライブとDドライブの2つがあ
 っても、Dドライブの容量が少ない場合にそのサイズを広げることが出来ま
 す。まずパーティションをきちんと作り、Cドライブにはプログラムだけを
 入れて、データはDドライブに保存するようにしましょう。これがシステム
 のバックアップを行うための前準備になります。ただし、パーティションを
 作成したり、サイズを変更することはパソコンにとっては危険な作業になり
 ますので、ソフトの説明をよく読んでから行うようにしてください。他のユ
 ーティリティーソフトが稼動していると使えない場合もあります。

 初期設定でCドライブのマイドキュメントやマイピクチャに保存するように
 なっていることが多いですが、意識してDドライブに保存します。ソフトの
 「オプション」などのメニューには保存先をDドライブに変更することがで
 きるものもあります、メールのデータも通常ではCドライブですが、ソフト
 の設定で保存先をDドライブに変更することも可能です。
 まず、データの保存先をきちんと整理してください。

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■ 編集後記 
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 すいません。
 今回も遅くなってしまいました。
 問い合わせの電話が多く対応に追われていました。

 薬屋さんへ胃薬を買いにいったら、薬剤師のおばさんから
 「胃があるのわかりますか?」と聞かれ、
 「えっ、胃?あるんじゃないの・・・、取った覚えはないけど・・」」
 「普通は特に胃を感じませんが、おかしいときには感じるでしょう」
 「ああなるほど、ここにあるということは胃下垂じゃないね」
 などどおしゃべりをしてきました。
  
 ☆記事の内容に関係しないご質問には、時間の都合上お答え出来ませんので
  ご理解くださいますようお願いいたします。

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