*草なぎ「実感わいてきます」
 主演映画「ホテルビーナス」(タカハタ秀太監督)が第26回モスクワ映画祭の新人監督対象の「パースペクティブ・コンペティション」部門で最優秀賞を受賞したSMAP草なぎ剛(29)が6日、都内で受賞記念会見を行った。
 銀色に輝く聖ゲオルギー像を抱き満面笑顔の草なぎは「皆さんにご報告することになり、改めてうれしさを実感しています」とあいさつ。オール韓国語のセリフ(日本語字幕上映)に加え、確かな演技力が俳優として高い評価を集めた。「監督がいうことをそのままやって、あとは編集の力で5倍くらい格好よくみえた。ぼくの力なんて微々たるもの」と“いい人”らしさがにじみ出た。
 仕事の都合で式典には出席せず、帰国便に乗り込む直前の空港で連絡を受けた草なぎは「今、改めて受賞の実感がわいてきます」とトロフィーを手に喜びの会見。木村拓哉、中居正広らメンバーからは「ボクの電話番号知らないんで」とお祝いの電話やメールはなく、7日に行われる「SMAP×SMAP」の収録現場で「直接自分で伝えたい」と語った。
 また、副賞はフィルム1万メートル(約30分撮影可能、250万円相当)でエグゼクティブプロデューサーのフジテレビ映画事業局亀山氏は「ぼちぼち3人で次作の企画を進めたい。またこのメンバーで映画を撮りたい」と続編製作に意欲を見せていた。同作は7月17日〜23日まで東京・池袋と大阪・梅田のシネ・リーブルで凱旋上映が決定。入場料は1000円。


*満足感アリ…香取慎吾「新選組!」中盤のヤマ場
 NHK大河ドラマ「新選組!」(日曜後8:00)に主演のSMAP、香取慎吾(27)、藤原竜也(21)、山本耕史(27)が6日、中盤のヤマ場となる「いざ、池田屋事件!」の18日放送を前に東京・渋谷区の同局で会見。香取は壮絶な立ち回りに「新選組をやってるんだ!と一番実感した」と満足感を口にした。
 池田屋事件は、新選組が歴史の表舞台に出る重要な出来事で「やっとここまで来た」と香取。浪士集団との斬り合いは撮影で丸2日、スポーツ中継で使用する「レールカメラ」を天井に敷き、上からのアングルなど、見どころいっぱい。本篇では20分にわたって展開。「朝から晩まで斬りっぱなし。でも皆の力で乗り切った」と近藤勇局長らしく胸を張り、「今後も、しまっていくぜ!という感じ」と、改めて気合を注入していた。
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