メルマガ:ファシズムの少女たち
タイトル:「ファシズムの少女たち Vol.3」  2004/09/29


_ファシズム_の_少女_たち__________

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2004/9/29(水)
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          「ファシズムの少女たち」  Vol.3

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‖目次‖

  ◎「ファシズムの少女たち」・『迎え』

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「ファシズムの少女たち」

『迎え』


締め切られたカーテンの隙間から見える
ガラスの向こうは、暗い。

夜になってしまったのだろうか、
雨戸を閉めているだけなのだろうか。

俺がこの狭い部屋に入ってから、どれくらいの時間が
経っているのだろう。

俺がビデオ屋で少女と出会い、そのままこの家まで導かれたのが
夕方だった。

この家に入ってからが、よくわからない。実感が無いのだ。

記憶だけは、はっきりしている。

ビデオ屋で会った里緒と名乗る少女に連れられるまま、何本かの
エロビデオと隠した妄想を抱いたままこの家に入った。

木造の古い家で、表札は掛かっていなかった、はずだ。

里緒は玄関の前で携帯電話をかけ、何か小声で話し、
その後俺に向かってにこやかに微笑んだ。「どうぞ」と。

玄関が開かれた。

俺は何か危ない場所へと足を踏み入れたのではないか。

まだそう怯える理性を残していた俺の前に現れたのは、
二人の少女だった。

「ようこそ」
と声が聞こえ一人の少女が俺の右頬に接吻した。

「ようこそ」
もう一人の声が聞こえ、そしてその少女の手が
俺の陰部をズボン越しに掴んできた。軽く。

俺の後ろから、これはおそらく里緒だろう、小さく、
柔らかい手が俺の左手を握ってきた。

俺の頬に当たっていた唇はそのまま少しずつ移動し、
やがて俺自身の唇へと当たった。

「ちょっと……」

俺は、小さく声を出した。
「ちょっと、何をするんだ。やめなさい」
そんなことを言うつもりは無く、俺の唇を動かすことによって、
少女の唇の柔らかさをより味わいたいだけだったのかもしれない。

少女の唇が少しだけ開き、そこから小さな、熱く、柔らかい
舌先が現れ、俺の口の中へと入り込んで来た。

少女の唾液の粘触にが俺を侵していく。
俺の全身の力が抜けていくのがわかった。

そこが境界線だったのだろう。

幼い少女たちに犯される、そんなことは在り得ない。
少しでも不快感を感じれば、抵抗すればいい。
支配されているようで支配しているのは、大人である俺だ。
そんな考えは、消え去った。


すぐに、俺の陰部は露出され、小汚い布団の上で
手足を縛られた。


俺の顔を見下ろしながら三人の少女が笑っている。

「わたしから」

そう言ったのは俺に接吻をした少女だった。

彼女は俺の顔の上へまたがった。
陰部はミニスカートの影で少し暗かったが、すぐにわかった。

彼女は下着を付けていなかった。

落ちてくる少女そのものの匂い、鼻がヒクつく。

彼女の膝が折れ、少しずつ、本当に、僅かな距離の刻みで、
無毛の秘肉が俺の顔面へと降りてくる。
視界が狭まる。俺の前には少女の、少女の陰部だけだ。

                          (続く)

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  発行・『濡れ場』(ポルノClimax)
  執筆・藤八臓・トウイ比呂美

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