メルマガ:私を成功に導いた 心の習慣
タイトル:私を成功に導いた 心の習慣 3号 04/05/30  2004/06/03


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       ●○●  私を成功に導いた 心の習慣  ●○●

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【「やる気」の目覚めた子供の頃の私の体験】

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子供の心は素直です。明日嫌な授業があると思うだけで、前の夜から
心が暗くなるかと思うと、遠足の前の日はうれしくて眠れなくなります。

私は子供の頃はガキ大将でした。近所の子供達を従えて、
川に魚とりにいったときのうれしかったこと。
それにひきかえ大人に命令されて仕事をしなければならなかったときの
つまらなさを。子供心に同じ自分の心なのに、どうしてこうも
違うのだろうと、真剣に考えたことがあります。
案外と、私は自分の心を分析していたのかもしれません。

小学校に初めて登校した日のことでした。町内の神社に一年生から六年生まで
集まってから並んで学校へ行くのですが、
数人の上級生の胸に「級長」とか「副級長」というバッジが光っているのに
気付きました。その瞬間「自分も級長になりたい」という願望を持ちました。
なぜか自分でもわかりませんが、この願いは「そうしても級長になりたい」
に変わり、最後には「自分以外には級長になる人はいない」という
信念にまで育ちました。

本来、私は自分を密かに怠け者の一人ではないかと思っていたのですが、
級長になりたいという気持ちを抱いたとたん、人一倍勉強するようになり、
誰にも負けないよい子になろうと行動しました。不思議なことに、
こうしたことが少しも苦痛ではなく、いくらでもがんばれるのです。

書道の時間に落書きをして大勢の前でひどく先生に叱られ、
恥ずかしい思いをしたことがありました。
それで「よし、書道でも一番になりたい」と心に決めると、
またも不思議なことに、一ヶ月後に父が書道を習い始め、有名な
書道の先生が名古屋から来られるようになりました。
それで私も一緒に習うことになり、一年ほどすると県の特選を
受けるまでになりました。

また野球をすると、三振空振り、ボールは逃がすわで、
女の子達に笑われ、一週間もふさぎ込んでしまったこともあります。

その時、母が「何でもはじめから上手な人はいないよ。
ピッチャーの練習をしてごらん。きっと女の子も感心してくれるから」
と励ましてくれました。

「女の子も感心してくれる」という言葉が恐ろしいほど自分の心に
焼き付きました。早速、中学生の練習を毎日見に行き、コンクリートの壁に
向かってボールを投げ続けました。そして遂に町内の草野球で
ピッチャーで投げられるようにまでになりました。
中学になると野球部に入り、レギュラーでサードを守り、
野球が学生生活の大半を占めるようにまでになりました。
そして、とうとう高校三年の時、ピッチャーズ・マウンドに立つまでになったのです。

私のとって、この小さいときの三つの体験は、以後の人生に大きな自信を
与えてくれました。しかし、どうしてこの三つの出来事に限って
自分の望み通りになったのか、考えてみると不思議なことでした。
他人が見れば、野球の練習は結構きつい練習で、努力や忍耐が必要でした。
それが自分には少しも苦痛でなく、むしろ楽しいくらいなのです。
それでいて、いつのまにか目標を達成してしまっていたのです。

今日はこの辺で。

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