メルマガ:不良中年・純愛ラプソディー
タイトル:不良中年・純愛ラプソディー  2004/11/30


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        ■ 不良中年・純愛ラプソディー ■ 
         ≪ 第30章・染野の正体 ≫
                                   2004.12.01
   

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2月27日マキから電話が入った
「今日早く終わる?お母ちゃんが質流れ市に行きたいって言ってるんだけど」
カズは丁度その日は早番だったので仕事が終わると染野宅に向かい、近くの道
路で待機していると染野と40代後半位の女性が現れた。
「あれ?今日マキちゃんは?」と聞くと、留守番してるから行かないと言った
らしい、それを聞いてカズは(人を呼びつけておいて勝手な女だ)と内心ムカ
ついたが、表情には出さずに普通に振舞っていた。

アスカと名乗るその女性はカズの事を「いい男だねー」「優しそうだねー」
などと誉めていて、染野は「そりゃそうだよ〜、でも惚れるなよ〜」と冗談を
言っていた。
買い物が済んで帰りに染野が「何処かでご飯でも食べていこうか?」と言った
がマキ抜きではつまらないので「マキちゃんが留守番じゃお母さんの所で飲ん
でいい?」と聞くとそうしようと言う事になり、染野はガソリンスタンドで燃
料を満タンに入れてくれた。

染野のマンションに行くとマキは一人淋しそうに携帯でゲームをしていて何処
となく元気がない様子だった。
四人で酒を飲み始めると電話が鳴りこれから人が来ると言うのでカズは帰るよ
うに言われて、今日もマキと一緒に泊まれると思っていたカズはそれからしば
らく水だけを飲んでいて、マキと帰ろうとすると染野はマキに
「あんたはまだいるんだよ!」と言われ、むっとした顔をして「私カズと帰る」
と言ったが染野に「いればいいんだよ!」と言われた。

「カズ、用が済むまで車で待ってて」とマキに言われカズは駐車場でマキを待
っていると、一時間ほどしてマキが現れ「ゴメンねー、別に私いなくてもいい
んだけどつまみを作れる人がいなくて・・・」と言った。
それから二人は長老の河で飲み直しをした。

「やっぱりカズ、私もう染野さんの所行かない」とマキは言った。
この日マキも質流れに行きたかったのだが染野に無理矢理留守番をさせられた
事や、染野とアスカが勝手にカズを食事に誘おうとしたこと、せっかく買い物
に付き合ったカズをいとも簡単に帰し自分は客の酒の相手をさせられた事など
染野の勝手な態度に腹が立って限界になったと言った。

染野はファッションマッサージを営んでおり、マンションは女性たちの控え室
や客が酒を飲む部屋として使っていると言う。
マキはそこで女性たちの食事を作ったり、つまみを作ったりして時には酒の相
手をさせられることもあったと言うが中には、あの女とプレイをさせろと言う
客もいるというがそれだけは拒んできた、そんなストレスも限界に達した。
渋谷ともそこで知り合ったのだという、なるほどそれで渋谷がマキの事に対し
て欲望を露わにしてきたわけだと納得した。
吉川がマキに会いたいと言って来た時も「金を払わなければ会わせない」と言
われ二万円を要求され、吉川はそれを払ったという、そんな汚いやり方も見て
きてつくづく嫌気がさした事もあったという。
「それにね、あそこにいると回りに染まって自分の品性まで下がりそうだし、
そういう世界のオンナと一緒に見られるのがイヤなのよ、ダンナともまだ籍が
入ってるし、もしあそこにいることが判ったら何言われるか解らないし、だか
らもう行くのやめる」と言った。

それを聞いてカズは大方の予想はついていたもののマキ自身が客を取っていな
い事に安心したが、やはりまだ全ての疑念を拭いきれてはいなかったが、
「そうだよねー、ガマンする事ないよ、全部話してくれてありがとう。
何となく感づいていたのだけどオレはもしかしたらマキちゃんってそういう系
の仕事をしていて自分の身体が汚れていると思って大切なオレを汚したくない
からオレとは寝れないのかな?って思ったこともあったよ、変に勘ぐって悪い
とは思ったんだけどね、本当の事を聞いて安心したよ。
でもマキちゃんはオレの前ではオレの知ってるマキちゃんだし、どんな人間で
あってもマキちゃんの心は信じてる事に変わりないから。
それに自分自身も昔は風俗系の女の子と何回か付き合った事もあるから色々な
女の子のタイプがいることくらい知ってるからある程度理解あるつもりだし、
でも実際マキちゃんがそうだったらどうだろう?今までとのギャップに一瞬悩
むかもね」
「ハハハ、カズあんた考えすぎだよ。でもそういってくれてありがとう」

それから二人はしばらく色々な話をした後、恋泥棒でカラオケを歌ってカズは
マキのマンションに泊まり、カズはいつも通りコタツで寝たが、やはりマキが
染野の所で何をしていたのかは気になって仕方なかった、もしかして渋谷とも
酒の相手以上のサービスがあったのだろうか?
だったらこれだけ親しい関係の自分と肉体的な関係がないのも悔しい。
でも今はマキの言葉を信じるしかないと思ってカズは苦悩していた。

翌日は寝不足で疲れたせいもありカズは部屋で早寝をしたあと夜中に起きて、
愛に飲みに行こうと思っていた。
以前ママが「カズくん私『赤い月』が観たいから今度行く時誘ってね」と言わ
れていたので、今日は愛に行き、翌日ママと映画の約束を取りつけようと思い
目覚ましをかけたが、結局目が覚めても気力が起きずにそのまま眠ってしまっ
た。

この頃のカズはちょっとズルい考え方をするようになってきた。
渋谷の一件以来、マキにいくら誠意を尽くしてもマキは目新しいものが見つか
るとカズを放置する部分が見えたのでそれならマキ一人に拘らずに自分もそれ
なりに他の相手を見つけて楽しく過ごそう、それでその中の誰かといい関係に
なれたらそちらをメインにしてマキとは単なる友達に戻ろう、その方が自分も
傷つかないから利口な生き方なのではないかと思った。

結婚しているのに汚い考えのようだが、カズは人一倍淋しがり屋で常に誰かに
かまって欲しいタイプであった。
心さえ繋がっていればそれだけでも満足なのだが、いずれにしろ今日子とは心
が離れてしまっているしこちらがどんなに誠意を持って生活費を送っても優し
い言葉もかけられないし気持ちが元に戻れる可能性は薄い、会社の給料は社会
的な対面を保ち人から後ろ指を指されないため、また離婚調停になった場合に
自分はキチンと家族の生活を支えていると有利になるためと割り切っており、
自分の生活は自分でサイドビジネスをして生計を立てていた。




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ここから話は全然別の話題になりますが
新潟中越地震に遭われた方には心よりお見舞い申しあげます。
その件についてカズとマキが会話した模様をお伝えいたします。

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≪ 特別編・義援金 ≫

カズが鳥道に行くとマキはすでに到着してグラスを前に準備して待っていた。
「お待たせー」と言うとマキはさっぱりした顔で笑いながら
「今日ね、新潟の地震と盲導犬の募金に寄付してきたのよ、金ないから千円札
をくずして半分ずつだけどね。
あんた、こうして私達のんきに飲んでる間にも寒い思いや辛い思いしてる人、
いっぱいいるのよ」と言った。

その顔がいつもよりすごく優しく見えてカズはジーンとした。
「マキちゃんって優しいんだね」と言うと
「当たり前じゃん!あんた人のどこ見て付き合ってるのよ?おっぱいとか腹ば
かり見てるんじゃないわよ」と照れ隠しに冗談を言った。

「で、私その募金の人に、一人一人の力は小さいけど皆で協力し合えば助かる
人だって沢山いるんだから、そういう人達の気持ちを大切にして頑張ってね、
って言って来たのよ。たいした募金してないのに偉そうにねー」と笑った。

「まさかカズ、あんたも当然募金とかしたでしょうね?」とマキが聞いたので
「うん、会社でしたけど、でも今のマキちゃんの話し聞いててなるほどなーっ
て思ったよ、オレもテレビとか見てて自分の親くらいの歳の人が辛そうにして
いたり、自分の同年代の人が家族を必死で守ろうとしている姿見て泣けてきた
もん、この人達のために何か力になりたいって思ったよ。
それでメルマガ読者にアピールしようと思うんだ、ただ募金を集めるだけだと
信用されないから、相手に何か少しでもメリットになる事を考えてるんだ」

それを聞いていたマキは
「カズ、あんたやっぱり偉いねー、私あんたのそういう考えが好きなんだ、
すごくいい事だよ、頑張りな」と目を潤ませながら千円差し出した。

「じゃ、これはマキちゃんからの募金としてそっちに早速使わせてもらうよ、
その代わり今日はオレ多めに払うから、マキちゃんのその気持ちがすごく嬉し
かったよ、ありがとう」と言ってそのお金を大切に預かった。

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前置きが長くなってしまいましたが、そのような気持ちで今回、
「男と女のウラ事情」というメルマガと共同で義援活動を行っていきたいと思
います。


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