メルマガ:つるちゃんちのキュッヒェ in ドイツ
タイトル:つるちゃんちのキュッヒェ in ドイツ 第90号  2006/04/17


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《つるちゃんちのキュッヒェ in ドイツ》 2006年4月17日発行 第90号 

                       毎週月曜日発行
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つるちゃんちのキュッヒェへようこそ。


今日はイースター(復活祭)で祝日です。

ドイツ語ではオースターン(Ostern)といいます。3日前の金曜日にキリスト
が十字架にかけられて生き返った日なんだそうです。(嘘か誠か。)

昔、゛イエスさまが十字架にかけられた金曜日は、午後の3時まで断食をする!゛
と言っていた近所のおばちゃんがいましたが、今年も断食したのか気になる
ところです。でも゛断食したぁ〜?゛なんて聞いたら、゛信仰が足りな〜い!゛
と一蹴されそうなので、だまっていようと思います。


さて、先週の続き、つるちゃんのルーツです。

大学を退学する、という希望を撤回し、在籍してドイツ行きの準備を進めて
いきました。

クラシック音楽には、まあ、何事おいてもそうですが、国によってのカラー
というか、流派があって、響きの感じも違ったりします。

で、つるちゃんがこよなく愛した(今でも愛している)のが、東ドイツの音色!
なのです。いいんだな、こりが。(と、なまってしまったりする)

゛東ドイツなんてもう存在しないのに、東ドイツの音色とは〜?゛と、たまに
スルドイつっこみをしてくる人がいますが、その時には、゛東ドイツはもう存在
しなくても、つるちゃんの心の中には存在し続け、消えることはありません。゛
とか言って、゛心の中゛に逃げるあたり、つるちゃんのうやむやさ(ごまかし、
よくとればファンタスティック)が表れています。゛心の中゛に逃げれば、
だれも追いかけて来れませんものね。

まあとにかく、何がその゛東ドイツの音色゛なのかというと、言葉で言えば、
゛いぶし銀のような、どっしりとした質感のある音楽、とでもいいましょうか。
(ちびまる子ちゃんのくせに、好みはけっこうシブいのです。ホッホッホッ。)

つるちゃんにはこの音楽を追求するしかない!、と思いこんだのです。

思いたったら吉日、東ドイツに留学すると決めたので、もう恐いものなし。

その時に習っていた日本の大学のピアノの先生にも、゛東ドイツの音色゛は
いいんだ!と押しつけ、押し通し、最後のレッスンは、先生と意見が合わず、
先生が教室から出て行ってしまいました。゛規格品゛には合わなくなってしまった
というところでしょうか。

まったく生意気ですね。

当時のピアノの先生には、この場を借りてあやまりたいと思います。
女神のようだった先生、元気かな?

ってなことで、日本の大学時代は、少々ギクシャクしましたが、一方では、
着々と自分なりに留学の準備を進めていきました。
(ゴーイングマイウエイ)

っで、ともかく大学を卒業し、その年の8月からは、めでたく東ドイツ行きも
決まりました。

もう行くまでは大忙しでした。何が忙しいって、友人たちと会いまくりのため
です。本当によくもまあ、と思うほど毎日毎日スケジュールがびっしりです。
ピアノのスケジュールではないのがミソ。ムフフ…。

その当時の日記を読んでいると忙しくてめまいがしてきそうです。

親戚や周りの友人からは日本の風習、゛お餞別゛をたんまりもらい、(忙しい
スケジュールをこなした゛成果゛か?)、飛行機のチケットもトランクも
バッチリ、ドイツ行きをあと3日後に控えたというその日、東ドイツ大使館から
電話が…。


゛留学は延期になりました。゛


゛#?&%!¢$?∞!♂?§∴?¥゛←つるちゃん、言葉を失っています。

゛ナンデスパ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?゛

しばし無言のあと、疑問が浮かんできて、何で延びたのかと聞けば、
『理由は不明』。

東ドイツの文化庁が一方的に言ってきたとのこと。これぞ社会主義国。
これだから困るんだな〜。

しかし、大使館に文句を言っても始まらないので、ともかく飛行機などの、
もろもろのキャンセルに大慌て。

…何日かしてほとぼりも少しは冷め、街をうろうろしていると、友人たちに
会ってしまいます。彼らは言いました。

゛あれー、ドイツに行くんじゃなかったのー?゛

と聞くのは、数日前にお餞別をくれた人です。

゛え〜、ちょっと延期になったんです。゛

その人、けげんそうな顔をしていましたが、つるちゃん、なんと説明してよいか
わからず、うやむやの受け答えになりました。

少し経つと、どこからか、つるちゃんの噂が聞こえてきました。


゛留学サギ。゛

……………そんなんじゃないんだよォ〜。 ワ〜ン

こっちだって延びてショックなのに、サギなんて言われたら、身の置きどころ
がありません。まさに犯罪者の心境。

だれに相談すればよいのか、まわりには東ドイツに留学したことのある人なんて
いなかったので、目が点です。

つるちゃん、いったいどうなっちゃうのでしょう?

続きはまた来週〜。



それでは、、

  **今週のお料理**
  先週のキーマカレーによく合う、小麦粉をこねた主食、チャパティです。
  フライパンの中で生地がプクーっとふくれた時は、感激しました。
  職人になった気分でした。ほかにバターやはちみつ、ジャムなどを塗って
  食べても、もちろん美味。カレーと一緒でないと食べてはいけない、という
  わけではないです。
    
  ゛Chapati゛
  チャパティ   →チャパティ
  
  【材料】2人分
  小麦粉 3カップ
  水 4分の3カップ
  マーガリン 少々

   【作り方】
  1 分量の粉に、塩少々を加え、水を少しずつ加える。
  
  2 生地をまとめ、耳たぶくらいの固さにこねあげる。 
    (ミキサーでこねると楽)
  
  3 ピンポン玉の大きさの分量を手にとり、団子をつくり、麺棒などで
    1、2ミリぐらいに延ばす。打ち粉をふるとよい。
  
  4 油は引かないフライパンで焼く。

 

  できあがりー!
  簡単でしょ!? 




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ステキな一週間になりますように。
発行者:つるちゃん
  

★このレシピで料理する際の切り傷、やけどなどに関しての責任は
 負えませんので、ご注意ください。
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