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============================================================ [[ e p - u p d a t e s ]] edition: 17-Oct-2004 ============================================================ こんにちは。 発行人しております、shi でございます。 さてさて、10月になればゆっくり出来る、なんて思っていたら 全然駄目です。9月よりちょっと落ち着いた程度で、また今週も 4時帰りなんてしてしまいました(泣) 本当に心の平穏って来るのか心配になってきました。 でも、その原因となる、熊手を取り替える酉の市ももうすぐです。 って、もうすぐ11月ってこと?早いですねぇ。 しかも、今の雇い主様とも付き合いが4年目に突入?? よく雇い続けてくれてます。。。感謝です。 さて、昨日はともの運動会でした。 例年通り、また会の運営のお手伝いをさせていただきました。 ということで、結構特等席で見てられる、というメリットもあるのですが、 今年はあまり走らせてもらえずなんだか消化不良。。。って子供の運動会 だから当然か(笑) <<<<<<<<<<<<<<<<<< Word of the day >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [親ばか] 実は昨日、ともの運動会があった。 彼女は、今年こそは、ということで、 4年ぶりにかけっこで1位を取り、 全員リレーでも (運もあったのですが) 1位でアンカーとして ゴールテープを切ることが出来た。 親としてもなんだかうれしい(笑) http://www.emichanproduction.com/ -> "Word of the day" <<<<<<<<<<<<<<<<<< Word of the day >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 子供の頃(だけじゃないか。。。)運動神経のつながっていなかった私の子、 というよりは 幼少の頃から快活でいらっしゃった奥様の DNA が支配しているのだろうか、 という位の運動能力。うらやましいなぁ。。。 さて、先週のレビューのご紹介です。 <<<<<<<<<<<<<<<<<< Book Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [タイムシフティング / ステファン・レクトシャッフェン] http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/414080310X/kikuyaasakusa-22 ここ最近いろいろな本を読み返している中で、一番じっくり読み返した、という 意味での再発見の多かった本はこの本だったように思えています。 確かにこの本のサブタイトルは、近年出た文庫本の「人生が楽しくなる時間活用術 」を 含めて、本の本質を捉えていないのですが(苦笑)、端的に言ってしまえば、物心ついて 初めての夏休みが位沢山の冒険や発見に満ちあふれていて、それが永遠に続くように思えるくらい 充実していた、という感覚をどうやって取り戻せるか、というのがこの本の主題。 言い換えれば、何らかの事情、例えば座っているだけでも苦痛な位のデスクワークは 身は入らないのでその意味で言えば苦痛は永遠に続くのでしょうけれども、そこには 自分のコントロールの全くない世界である為に受け身で惰性で流れて行く時間が存在して、 そのおかげで徒労に終わってしまう、という感覚、言い換えればストレス、のみを感じてしまう。 しかも、その自分でコントロールできないこと、というのが、過去の変えることの出来ない 事実を拒んでいる気持ち、とか、将来へのプレッシャー、といった、今自分がいるのに その「今」に気持ちを置くことが出来ない、というジレンマ。 で、あれば、時間を自分の気持ちの入る、「今」を掴むことが出来るならば、ストレスを 感じずにその瞬間を充実したものに変え、有効につかう、「今という時間をひきのばす」ことが 出来るのでは、というのがこの本の前半の目的なのです。 そこには、とはいえ、実は今まで読み返してきた本で言われていること、例えば、 オフィスに入って自分のその日すべきことのプランニングをまず誰にも邪魔されずに 行って、それに従って仕事を行っていく、だから、電話での「緊急だけど重要でない」用事には 「ノー」と言えないと駄目、といったエッセンスは繰り返されているのです。 そう考えると、 - 何に重きを置くかという判断と - その判断を貫ける意志 がきわめて重要になる、というのがよくわかります。 今の私には、とはいえ、火急の電話もメールも入らない、午後10時以降のオフィスが 一番気持ちを入れて仕事のできる環境、ということになるのかもしれませんが、 そういう環境を今後どれだけ通常の時間帯にも作り出すことが出来るのかが、 きっと日中の時間を「有効に使うことができる」ようになるかどうかのポイントに なるのでしょうねぇ。。。 http://www.emichanproduction.com/ -> "Book Review" <<<<<<<<<<<<<<<<<< Book Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> という話を書いたのが確か。。。夜中の4時。確か。 タイムシフティングというよりはライフシフティング、というところだろうか。 でも、朝の開始は変わらないんですよねぇ。。。 私の睡眠時間は??? <<<<<<<<<<<<<<<<<< financial talk >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [企業資産の流動化と信託 : 不動産と信託] さて、そろそろ個別の信託の用途について考えていきたいと思います。 まずは不動産からです。 不動産、と言った場合に、通常は土地とその上にある建物の所有権を 信託銀行の信託勘定に譲渡することになります。しかしながら、時として、 土地の所有権はなく、借地に建物を造り、その建物を信託したい場合、 というのもありますが、これも借地権をあわせて受けることになります。 さて、これらの不動産を信託受益権に仕立て上げることで、どうしたいのでしょうか。 端的に言ってしまえば、不動産から生じる将来のキャッシュフローを受益権という形で 第三者に移転することで資金調達したい、というのが目的です。たとえば、個人向けマンションの デベロッパーが土地取得のローンと建物建築の為のローンが1年程度しか出ない場合に、 そのローン返済の為に出口として土地と完成した建物を、新築マンションの賃貸と言う形での 運用を考えている投資家に売却する、といったものがあったり、昔よく見た、自社ビルを 信託譲渡するものの、自分たちはそこにテナントとして居続けることで将来のキャッシュフローを 担保して資金を調達したり、土地は取得できたが、建物の建築費が出ない、という場合に、 土地を信託して土地の代金を譲渡により取得して建物の建築費用にあてがう、といった開発型、 純粋に土地建物を購入するために一旦信託譲渡して受益権を売買したり、と様々です。 しかししかし、信託受益権にわざわざしなくとも売買は普通に出来るはずです。 なぜあえて受益権の形にするのでしょうか。 一番大きい理由は、不動産取引免許税の問題です。普通に土地の売買をした場合に比べて およそ半分程度の納税で済むことがコストの面でメリットとされています。 続いて、投資家の目から見た場合には土地のオーナーとしての責任の回避、というところが ありますが、経済的な責任、要はコスト負担や実際の不動産の運営は自分たちで行うことから あまりメリットとは言いがたいです。 あと、もう一つあるのは、前述にも関連しますが、受益権の形であれば、土地の実質的な売買が 簡単にできる、ということです。土地建物を現物で売り買いする場合にはその所有者の移転に ついて法務局での登記がかなり面倒になるのですが、信託契約が受け入れられるのであれば、 受益者の変更程度で手続きが済むので比較的手間がかからない、ということでしょう。 http://www.emichanproduction.com/ -> "Finance" <<<<<<<<<<<<<<<<<< financial talk >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ということで、資産流動化の各論にとうとう突入です。 最初は、近いところで 2003年問題とか騒がれた割に、むしろ 「六本木ヒルズ」や「汐留」のスポットの方に目がいってしまって ついでに賃料まで引き上がった感のある、不動産ですが、当然奥が深いです。 私も、久方ぶりの不動産なので、世界が変わってる。。。という気がしてなりません。 でも、面白いのでつい。。。 ちなみに、一緒にお仕事させていただく弁護士さんに 「いやぁ、不動産ってほとんどやってないのでよくわからないのですが。。。」 というと 「あれ?そうでしたっけ?」 と言われる私ははったりだけでやっている証拠なのだろうか。。。 <<<<<<<<<<<<<<<<<< Music Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [Space] この CD 、最初見た時にはジャケットの写真の作りがいかにも胡散臭そうな 感じだったけど、今は店の様相が変わってしまった、渋谷の Wave の店員さん 一押しだから、ということで買ったのを今でも覚えています。 ラベルをはがして中を見てもろくな情報もなく、単に Written and produced by Space for KLF Communications (J. Cauty) としかないので、買った時は 「ああ、Jimi Cautyのプロジェクトか」 くらいにしか思わなかったのです。でも、宇宙的な浮遊感を与える CD だなぁ、という 感覚が統治したという記憶がありました。 さて、それから10年近く経ち、いろいろ調べるとこのアルバム、実は Jimi Cauty と LX Paterson の仕事の結晶だったことが解ったではないですか。ということは、 結刻重い意味を持つアルバムなんですねぇ。でも、なんでそんなアルバムが こんなに胡散臭い見た目なの? 多分それは、 KLFでなく、 Orb でない、というところで出すには著作権に問題が。。。 というところなのではないでしょうか。 内容としては、各曲が太陽系の惑星の名前がついていて、いかにも「惑星」という 感じなのですが、CDとしては特にそれぞれに対してトラックが切られている わけではないので、実際に iTunes に落とした時も 39分で1トラックという 出来上がりでした。すごくポップに作っているところがあれば、アンビエント らしい部分もあり、一気に浮遊感を味わう 39分、という意味ではアンビエント ハウスとしてはいい出来のアルバムだと思います。 でも、問題は、実はAmazon でも見つからないのです。 ということで、また今では入手できない CD となってしまいました。 http://www.emichanproduction.com/ -> "Music Review" <<<<<<<<<<<<<<<<<< Music Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ということで、また、レアもののレビューになってしまいました。 実際にお聞かせできないのが辛いですよねぇ。。。 ところで、ちょっと不思議な話をひとつ。 だいぶ古い話になのですが、 http://www.8jyo.net/hbb-presents/ 八丈島の土地100坪と杉の木20本を3名様に。 但し、二年以内に家を作れる人限定とか… というキャンペーンがあったそうです。 しかも、Yahoo!BB が八丈島に来た記念で。 すごいよなぁ。。。って思った一方、 申し込んで当ってたらどうなってただろう、なんて。 広いお家に住めるんだよ、これで。いいでしょ>自分。 疲れてるんだろうなぁ>自分。 ということで、出来たら来週の土曜にまたお目にかかりましょう。 ではでは。 ============================================== ep-update: 発行人: shi http://www.emichanproduction.com/ メニューの "main magazine" でバックナンバーと 登録/解除をどうぞ。 melcup: 25部 melma!: 3部 emaga: 5部 Mailux: 0部 magmag: 5部 すきやねん!: 3部 メル天: 6部 ============================================== 本メルマガは転送は変更を加えない限り許可ですが、 あわせて、上記サイトからの購読をお勧めください。 |