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タイトル:[ep-update] 身もぼろぼろ、気持ちはちょっと。。。って弱気?  2004/09/04


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                  [[ e p - u p d a t e s ]]

                 edition: 4-Sep-2004

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こんばんは。
発行人しております、shi でございます。

さて、本当は火曜に発行しようと思ったのですが。。。
ep-book をお読みいただいた方にはご報告したのですが、
実は火曜の朝は予定外で新大阪の駅前のホテルにいました。

予定では中国地方の某都市でインターネット接続のちゃんとした
ホテルに泊まって発行する予定だったのですが、台風16号のおかげで
予約した飛行機は飛ばず、新幹線に急遽切り替えても新大阪までしか
たどり着けなかったのです。

ま、電車のなかで缶詰よりはましなのでしょうけどね。
いい経験でした。今後そこの出張は早朝便の飛行機で
日帰りで行くことに決めました(笑)

しかし、9月は金融機関は忙しいのは例年通りなのですが、
今年は閑散期のはずの5月からずっと忙しいので、もう頭の
中で、なにをどうしてどうなっているのかが。。。

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                                          危篤 

そろそろかと、心のどこかでは思っていたけれども、いざ連絡を受けるとやはり気が動転する。

90にもうすぐの祖母が入院した。
父曰く、医者がどういおうともう後はなさそうだ、と。
明日あって子供たちの写真を見せてこよう。
出来ることはそれくらいだろう。

祖母は母に「死んでも来ないでほしい」と行ったらしい。
母は電話越しに私に涙声でそういった。
二人の気持ちがそれぞれわかるだけに何ともいえない。。。

いつかはこんな日が来る、それは分かっていた。
それだけは分かっている。 

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                               -> "Word of the day"
<<<<<<<<<<<<<<<<<< Word of the Day >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

そうなんです。今年、子供たちの忙しさにかまけて
会いに行かなかったのが悔やまれる。。。

さて、旅行記。どうにか書いてみました。
<<<<<<<<<<<<<<<<<< diary >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
初の北海道旅行その2: 第一日目 : 釧路湿原から摩周湖、知床まで。

さて、釧路湿原展望台で北海道の自然の広さを感じ取った私たち一行は、 
「こんなところ、楽しくないよぉ」 
といいながら展望台に連れて行かれるよそのお子さんの言葉を聞き流しながら(そりゃそうだ。笑) 
再び車に乗り込み次の目的地を目指すことにしました。その目的地とは。。。 
摩周湖のそば、900(きゅうまるまる)草原でした。ここは、その名のとおりの 
広さと、曰く「720度の展望が楽しめる」ということで、子供たちの休憩と昼食もかねて、 
また、草原にいる牛、ということは絞り立てのおいしい牛乳を期待しながら立ち寄ったのでした。 

さて、展望よりなにより食事。 
何食べたい?「ラーメン」。。。確かに北海道はラーメンもおいしい。そうなんだけどさ。 
ということで、子供たちはラーメン、親はジンギスカンを楽しむことに。 
しかし、ここ以外もそうなのですが、ジンギスカンってなんでお肉が丸いんでしょうね? 
野菜含めておいしいのでいいのですが。。。 
お腹いっぱいになったところで次は展望台に上って 720度の展望を。。。確かに、 
周囲の一番の高台の建物の上からの展望ですから周りにある山々と広がる草原と、そこで 
草を食む牛や馬を。。。あれ?綺麗に刈り込まれた芝と旗と。。。ゴルフ場? 
そうなんです。ここにはパークゴルフ場が併設されていて、お盆明けとはいえ結構な 
人たちがパークゴルフを楽しんでいました。ところで、このパークゴルフ、北海道では盛んなのか、 
道すがら普通のゴルフ場と同じ位の数のパークゴルフ場をみました。 

さて、900草原を後にして、次に向かったのは摩周湖でした。途中、アイスクリーム屋などの 
看板があり、emichan を誘惑したのですが(単に交差点で曲がろうとしたときに、「あ、あの 
アイスクリーム屋に廻してくれるの???」と思い込んでました:-)、とりあえず我慢我慢。 

で、まずは摩周湖の第一展望台に到着して、「霧の摩周湖」を。。。すごくクリアー。 
はっきりと湖の真ん中に浮かぶカムイシュ島がみえる。。。どうも、朝霧のときなのでしょうか。 
前回の桜島の時同様「こんなにはっきり見えるのはめずらしいんですよ」という超間が良すぎるのか。。。 
しかし、摩周湖は、だいぶ切り立ったカルデラの底のほうにあるようで、よほど準備をしないと 
湖面にはたどり着けないような。。。でも、誰がどうやって「日本一の」透明度とかしらべるんだろう。。。 

ところで、第一展望台には「摩周ブルー」というオリジナル青いソフトクリームが。 
食べましたが。。。ミントの味がほんのりという感じで、なんと言ったらいいのやら(笑) 

車を先に進めると、今度は第三展望台が。ここは第一展望台とは違って無料の駐車場で、 
かつ、第一展望台から見たときの横からのながめをたのしめるのですが、とても天気のよかったことから 
摩周湖と反対側の谷の向こう側の屈斜路湖もはっきりと見えました。屈斜路湖も摩周湖に 
負けない位の深い青の湖面を日の光が照らしていました。 

ここで、運転手が交代。emichan が、摩周湖のある高台から降りて、国道391号に戻り、一路 
知床・ウトロを目指すのでした。 
途中、峠を抜け、森を走り抜け、小清水の街に入り街のスーパーに。 
ちょっとしたおやつに魚の骨せんべいと水分を買って、ウトロに急ぐのでした。 
なぜか?夕方 5時半出航の知床半島サンセットクルーズに間に合わせたいからなのです。 

ところが。小清水から斜里にはいったところで、私たちの3台前には観光バスが。。。 
これですごくペースが遅れる。私たちの後ろも段々車の列が。。。しかもウトロまでは 
ほぼ一本道。さてどうする? 
さすが北海道。少し経ったところで、前の一台が対向車が来ないことを確認してなんと3台抜き。 
じゃあ、うちも。。。と思って一台抜いてあとはバスだけ、というところで対向車が。 
とりあえず入れてもらい、もう一度。。。あ。また対向車が(苦笑) 
また入れてもらって、その次に三度目の正直で観光バスを抜いたのでした。そのとき、 
ウトロまであと10km。間に合うのか??? 

ウトロの町について、5時10分を回ったところ。 
観光クルーズのお店が数店並んでいるところに行って、聞いてみました。 
「サンセットクルーズしてますか?」 
一軒目はだめ。二軒目に入ったところ、ゴジラ岩観光さんはオッケーとのこと。 
じゃあ、お願いします、とお願いしようとしたところ、 
「ちょっと言いづらいのですが、今日は曇ってきているので、もしかすると 
 海に出てもサンセットが見られないかもしれませんので、ちょっと検討いただけますか?」 
なんて正直なんだ。 
「いやぁ、見られないときにクレームされるのもお互い嫌なものなので、見られない 
 可能性を了解していただいた方がいいものですから。」 
確かに。で、ふと海岸線を走っていたときの海の様子を思い出す。。。 
うーん、確かに水平線には雲が見えていたような。。。ま、明日にするか? 

ということでお断りして、取り急ぎその代わりの知床峠を目指すことにしました。 
ホテルにはあと1時間くらいで入ると連絡して、ウトロの町を抜けてさらに山の方に。 
途中知床自然センターを横目に、まだかまだかといくと。。。たどり着きました。 
知床峠。この先は羅臼、という看板も。車を止めてウトロ方面を見ると。。。なんとなく 
水平線に雲があるような。。。でも、ちょっと見づらいですねぇ。。 
で、今度は羅臼側をみると。。。あれ?あの島影は?あれが国後島か。 

子供たち、あれも日本なんだぞ(笑) 
そして、よこをふっと見ると、高くそびえる緑の山が。これが羅臼岳か。 
とうとう、日本の東端の方に来たんだな、という気分が 
# でも、最東端は根室でしたね。 

で、もっと暗くなる前にもどろうと、峠から来た道を行こうとしたら。。。あれ?しか? 
そうなんです。エゾシカが道路のすぐそばに。しかも2頭も。私たちがいるのも分かっている 
はずなのに、気にもしないで。。。と思ったら、少し車を進めたところには 
もっと山肌の草を食むシカたちが。そっか。あのシカは群れの一団を見守っていたのか。。。 

ウトロの町にはいる直前、ちょっと車が数台止まっているところがありました。 
もしや、と思って私たちも車を止めて車外にでました。 
そうでした。夕日台という名前のこの橋は、夕日がオホーツク海に落ちて行くのを見るのに 
知床峠よりも絶好のポジションだったのです。思わず写真を。。。 

さて、今夜の宿、知床グランドホテルにやっと到着。時間はもう7時近く。とりあえず風呂にはいって、 
その足で夕食に。席に着くと、旅行会社からのプレゼントの赤ワインが。 
飲まずにとりあえずエビスの生を二人で頼み、子供たちには「旅行中は兄弟喧嘩しないこと」を 
約束にジュースを。バイキング形式なので適当に肉から魚からラーメンから片っ端から 
取り分けて。。。魚のおいしいこと。肉の柔らかいこと。。。満足です(笑) 

さて、明日の朝5時半から早朝クルーズがあるので、それを予約してとっとと寝てしまいました。

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さてさて、このペースの遅さは今までどおり。ごめんなさい。
がんばります。はい。

さて、先週のレビューのご紹介です。

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 [借金国家から資産を守る方法 資産防衛のプロだけが知っている!  /前田 和彦]
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894511703/kikuyaasakusa-22

例えば、預金封鎖であなたの銀行口座のお金が引き出せなくなったとしたらどうしますか?
ついでに、100円を新しい1円に交換して、新しい円しか使えなくなったらどうしますか?

と言われたら、どうだろう。当然、円を持つリスクがあまりに大きいから持たない、
すなわち外貨、有り体にいえばドルを持つ、という判断になるのは当然だと思う。
となれば、それだけのリスクの顕著化がどうやって見えてくるかが問題だ。

しかし、日本に住む以上、円は必要だ。この国に生きる以上円で稼ぐし、円でものを買う。
そして、余れば円で貯めて明日に備えるのは当然だ。もしその前提で資産を守れなければ
この国では生きて行けない訳だが、この本ではどうだろう。円ベースでものを考えるな、
国を捨てろ、とまで言っている。Perpetual Traveler (PT) を目指せとまで言っている。

しかし、どう見ても、この本を読むであろう読者層に守るべき資産が大きすぎて
Private Banking にお世話になろう、という人はいないだろう。なぜなら、それだけの
資産があれば既に世話になっているだろうから。。。

(略)
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うーん、久方ぶりに「意味のない」本にであったような。
ま、何でもいいから形になるものを書いて本にすればいい、それだけでも
大変な作業なのだから。。。ということを地でいったようなかんじですかね?

<<<<<<<<<<<<<<<<<< financial talk >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

       [企業資産の流動化と信託について : 信託の出来ること、出来ないこと]

さて、前回信託というのは資産流動化の世界においては何でも出来る魔法の箱の
ようなご説明をしました。確かに、「出来る範囲」であれば何でも出来るのは
これに限った話ではないのですが、当然、何事も無制限に、という訳には行かないのです。

まず、信託が受け入れられるもの、の観点から見てみましょう。
「今のところ」、信託が受け入れられるものは「換価」や「評価」できる「財産権」に
限定されていて、大きく分けるとすると
- 金銭
- 有価証券とそれに類するもの
- 金銭債権(ローンやリース債権)
- 不動産
- 貴金属や輸送用機器などの動産の一部
というところでしょうか。

(略)
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                          -> "Finance"
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さて、仕事であちこちで話をしていると、結構
「信託法の改正ってどう思われます?」
という質問を受けることがあります。
それなりに感心をもたれている方がいらっしゃるんだなぁ、
という気持ちになって、ああ、信託ってのもそこそこに
市民権を得たのかな、なんて思いました。

<<<<<<<<<<<<<<<<<< Music Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

                [The Aubrey Mix - The Ultraworld Excursions / The Orb]
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000057O34/kikuyaasakusa-22

目を閉じて、もしくは部屋を真っ暗にしてこのCDを聞いてみましょう。
出来れば、仰向けに大の字で寝転がって。

いきなりの鶏の鳴き声から、揺れながら段々大きな音になって、女性の声が。
後ろにはリズムマシーンで刻まれるリズムとそれに微妙な頃合いでシンクロしていない
コードやさまざまなサンプリング。
段々体に浮遊感を感じ始めてくる頃だ。

もともと踊り疲れた体をいやす為の cihll-out room でかかる音楽でもあった
ambient はその源流にプログレシブロックを持つと言われている。そう。
変拍子や超絶技巧をもってよしとする、さもいえば、自己満足の世界。
それに対して、リズムマシーンという時を正確に刻む音をベースに、
サンプリングの多用と、DJ プレイと言う無拍子な超絶技巧と自己満足の世界を極める
と、無機的な音の重なり合いが自然界の音の集合のように癒しを与え、
時として麻薬的にすらなる、というのがアンビエントだろう。
しかも、クラブにいって、ばっちり決めてその感覚をフルに発揮した瞬間、
揺らぎの不安定さの中にあるchill-out の危うさに感じ入るところなのだろう。

(略)
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                    -> "Music Review"
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ということで、the Orb です。
といっても、アルバムごとにメンバーが異なるので
聞くアルバムごとにその色が異なるのが楽しいと
思うか、それとも一貫性が。。。ということになるのかが微妙な
ところですが、メインとなる Alex Patterson はかなり個性の
強い人なので、その意味では一貫性はある、んでしょうねぇ。。。

さて、いつものことながら、初志貫徹を目指したいのですが、
また来週も出張地獄、仕事地獄。
もしメルマガが出なかったとしても怒らないでくださいね。
できれば
「メルマガ来ないよ!」
というメールをくださるとうれしいかな。

ということで、出来たら来週の火曜にまたお目にかかりましょう。
ではでは。

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