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タイトル:[ep-update] Amadeus, Amadeus, O-o-o Amadeus :-)  2004/02/26


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                      edition: 26-Feb-2004

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おはようございます。
発行人しております、shi でございます。

先日のみすけの風邪はA型でもB型でもない、ということで、
インフルエンザではなかったそうです。よかったぁ。。。

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                       [お酒]

飲むと酔っぱらって幸せな気持ちになれることがあるもの。

しかし、20代の前半では飲んで幸せにもなれなかったのに
飲んでいたのはなんでだろう。。。

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                                      -> "Word of the day"
<<<<<<<<<<<<<<<<<< Word of the Day >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


さて、CD review の三枚目は、Falco 三枚目にして
最大のヒットを生んだあのアルバム。
当時はCDはなく、またお金もなかった高校生だった
私は、初めて輸入レコードやという存在を知って
そこでレコードを買い、

             「歌詞カードがないんだ。。。」

と驚愕し、それ以来ドイツ語を学ぶんだ!という気持ちに
なったのを今でも覚えています。
# え?今は話せるかって? 

           Ich kan nicht Deutsche sprechen...

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                   "3" - Falco 

さて、1986年発表のFALCO 3枚目のアルバムであるこのアルバムでは
ブロデューサーをオランダのボランド兄弟に変えている。

このアルバムの先行シングルとしてリリースされているのが
アルバムの1曲目で FALCO 最大のヒットである "Rock Me Amadeus" である。
映画 Amadeus の公開をタイミングを同じくして、PV もファンシータキシードに
身を包んでオールドタイプのマイクに向かう、といった奇異をてらったことが
前面に出がちですが、ロブ&フレッドのボランド兄弟のディレクションと
ミキシングとで、Falco自身「最初は地味な曲だったのが思いがけない方向に
進んで行っ」た結果とみることもできるでしょう。

さて、実はアルバムに2バージョンあって、
1986年当初は前述のPVから取った写真を使ったジャケット、そして
隣にある通りの赤いバックに彼のサイン。前者では一曲目の "Rock Me Amadeus"
はサリエリバージョンといって、Falco自身は歌っているのは

Amadeus Amadeus, o-o-o Amadeus

だけで(笑)、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの
一生をまとめたボイスが「ラップ」される、という感じ。
最初にこれを聞いたときに、
「いやぁ、かっこいいんだけど。。。」
と思って7インチシングルを買いに行ったのを覚えています。
後者の、多分現在まだ売っているバージョンでは、シングル収録曲が
収まっているのでご安心を。
ちなみに、当時のはやりの先駆けか、当時1曲に5バージョンが出回った
のもこの曲当たりからではないでしょうか。

アルバム全体は、過去2作品に比べてかなりポップで明るく、
でもテクノやタンゴ、ヨーロッパらしい音をそこかしこにふんだんに
使った作りです。
特に、5曲目の"Jeanny" と6曲目の "Vienna Calling" は "Rock Me Amadeus"
のあとにシングルカットされてそれぞれヒットチャートをにぎわした。
"Vienna Calling" の12インチシングルでは、ウィーンの町をバスツアーして
最後に Falco のコンサートに連れて行かれる、という作りになっていて面白い。
また "Jeanny" はこの後これをもととした曲がアルバム収録曲で 2曲、
そして未収録曲で1曲発表されている。ちなみに、未収録曲は1998年以降に
ネットで mp3 で出回っております。

しかし、今よく聞き直すと、"America" では直接的に、そして "Maenner des Westerns - Any kind of Land" では間接的に、アメリカをやっつけている。
よほど1984年のニューヨーク進出失敗が悔しかったのだろうか(笑)

最初に出会った "Rock Me Amadeus" の強烈な印象とその後の深い思い入れを
含めるとどうしてもこのアルバムがFalcoの中でベストになるかどうか、という
中で、ベストトラックはという選択は実は10曲目の Its all over, baby blue 
ではないかと思っています。
実はこのアルバム以降 Falco はカバー曲を披露するのですが、このジャジーに
仕上げたボブ・ディランの名作は、彼の曲の中でベスト10に入るのでは、
と思っています。

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                                      -> "Music Review"
<<<<<<<<<<<<<<<<<< Music Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

さて、実は多分本邦初公開の音源をこのレビューで紹介しております。
だって、ネットで公開されていた物なのですが、日本人で当時まだ
追っかけていたのは Falcolist で知っている限りでは国内で私一人、
海外で一人くらいだったように。。。

よかったら聞いてあげてください。
この曲も本当にいい曲です。

では、また来週の月曜にお会いしましょうね。

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発行人: shi

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