メルマガ:仇花の記憶〜ショタやおい雑話〜
タイトル:仇花の記憶 08/01/10 159号  2008/01/10


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仇花の記憶〜ショタやおい雑話〜

第五巻壱回  ショヲトショヲトノススメ
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御機嫌よう。葡萄瓜でございます。
さて、つらつらと綴って参りましょうか。

つらつら見聞致しますに、ネット上のやおいBL
ショタ文章創作には凡そ短編や掌編が存在して
いない様に思えます。筆者か寡聞なだけなのや
も知れませぬが。

長編と言う作品形態は本を始めとする活字媒体
で読みますと非常に歯応えよく取り組めるもの
なのですが、これをそのままネットに持ち込み
ますと些か問題が発生致します。
例えば全てを一つの頁に収めようとした場合、
画面を上下にスクロールする段階で環境によっ
ては処理速度の極端な低下が発生したりします
でしょう。厚意で公表されている作品にも拘ら
ず、環境によっての受信差分が図らずも発生し
てしまう訳でございます。
事前に適切な改行が試みられていれば、そう言
う難点を乗り越えても読み易さは確保出来まし
ょう。
しかしながら、これが例えばWORDの様に行数字
数を設定したソフトで機械任せの改行を行い、
そのまま公開に至った場合少々厄介な事になり
ます。
作品閲覧の際に環境次第では上下スクロールだ
けでは無く時に左右スクロールも試みなければ
いけなくなるのです。
テキストエディタで人為的に字数を設定し改行
したものを公開に至らせたならばそう言う状況
も凡そ回避する事が出来ましょう。

ここで筆者は提案したいのですが。
ネット上で公開される創作の字数を少なくして
みる試みをやってみると、自己研鑽にも役立ち
閲覧される方にも優しい環境が確保できるので
は有るまいか、と。
我田引水となりますが、筆者は現在当メールマ
ガジンにおいて月一回二千字を上限とする小説
を配信しております。これも先述の考えに基づ
いての試みです。
二千字と一口に言うと短い様に思えますが、い
ざ書いてみようと試みると存外長いものです。
判り易い換算で言いますと、四百字詰め原稿用
紙五枚の空間です。一寸した読書感想文の長さ
と言う感じでございましょうか。
そこまで短く出来たら段々と字数を削ってみま
しょう。百字刻みを単位に考えてみましょうか。
筆者の試みでは五百字あればこの傾向の創作の
最低限は書ける様な気が致します。
要素を絞り込み、言葉に慣用句等も活用して短
く出来る様工夫し、起承転結の配分さえ工夫し
てやれば。起承転結といっても等分に字数を配
分しなくても良い訳です。流れとしての構成で
すので。
書きたい事は一行、と決めてしまうのも良いで
しょう。その一行の為に書いてゆくのだと。
ナニ?それは短歌じゃないか?
短歌と申しますか俳句に近い感じにはなりまし
ょうね。字数から考えますと。
そう、逆に言えば短歌俳句を膨らませて掌編に
すると言う事も可能なのです。

ケータイ小説と言う発展方法も良いかも知れま
せん。が、ここは一つ元々の小説の形態を試み
ても面白いかと。

さて、此度はこれにてとりあえず筆を擱かせて
戴きます。
今回は柄にもなく予告を致します。
次回配信分は通例の二千字の小説一篇ではなく、
五百字小説三篇を盛り合わせてお届け致します。
先ずは筆者自らの実験を供しましょう、と言う
事で。
では次号配信まで、御機嫌宜しゅう。
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仇花の記憶〜ショタやおい雑話〜
第五巻壱回 2008.1.10発行

文責:葡萄瓜XQO
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